県北農業研究所に果樹園が誕生しました!

ページ番号2011742  更新日 令和7年5月12日

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 県北農業研究所では、令和6年度に県北地域の気候に適した果樹の高品質安定生産技術の開発等を推進するため、新たに果樹部門が設置されました。これに伴い、早期に試験研究を推進するため、果樹苗を不織布ポットで大苗に養成するとともに、果樹栽培に適した園地の造成を実施しました。

 園地の造成にあたり、果樹は水はけの良い土壌が適していることから深耕などの排水対策や、土壌診断に基づいた土壌改良、樹を支える支柱も1本1本挿すなど、準備を進めました。そして、4月下旬から定植を行い、この度果樹園が完成しました。不織布ポットは、数カ所切り込みを入れれば、そのまま定植できるため、植え痛みもなく、順調に生育しています。

 果実が成るのはまだ先ですが、この果樹園において、優良品種の選抜や省力栽培技術の確立などの試験研究に取り組んでいきます。

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果樹の定植作業の様子
(令和7年4月28日撮影)
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まっさらな畑が立派な果樹園に
(令和7年5月2日撮影)

 

 

 

 

 

 

 

 

(県北農業研究所 果樹・野菜研究室 主任専門研究員 柳本 麻衣)

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