花みごろ 令和5年2月
令和5年2月の花のみごろや植物の様子をご紹介します。
令和5年2月27日
「エンゼルランプ」「ヨウラクツツアナナス」「ネコヤナギ」をご紹介します。
エンゼルランプ(展示場所:花の館温室)
ベンケイソウ科カランコエ属の多肉植物です。ベル型の花を下向きに咲かせます。
始めは色が淡いのですが、開花が進むにつれて色が鮮やかになります。花きセンターではオレンジ色、赤色のエンゼルランプが楽しめます。花は3月中旬まで楽しめます。


ヨウラクツツアナナス(瓔珞筒アナナス)(展示場所:花の館温室)
パイナップル科の植物です。赤紫、青、緑の配色がとても個性的で美しいです。満開ですので花を楽しめるのは3月始めまでとなります。

ネコヤナギ(展示場所:深沢紅子野の花花壇)
場内を歩いていると、枝にフワフワとしたものをつけた植物を見つけました。よく見ると、ネコヤナギでした。
ネコヤナギはヤナギの一種です。名前の由来は、やわらかい銀白色の毛におおわれた部分がネコの尻尾を思わせることから。冬から春にかけて開花することから、春を告げる植物として古くから親しまれています。

展示場所

その他
2月の始めにご紹介した「ジンチョウゲ」が満開になりました。温室に入るとジンチョウゲの香りがふわっと漂います。花の香りは3月始めまで楽しめそうです。

令和5年2月14日
「原種シクラメン」「クリスマスローズ」をご紹介します。
原種シクラメン コウム(展示場所:花の館温室)
コウムは代表的な原種シクラメンです。一般的に鉢で楽しむ豪華な印象のシクラメンより、花が小ぶりで自然のままの姿を楽しみます。花も葉も丸みを帯びた形をしていて愛らしい印象です。
つぼみがたくさんありますので、花は3月始めまで楽しめます。花が咲き終わって種ができると、茎がくるくるとコイル状になる様子も楽しいです。


クリスマスローズ(展示場所:花の館温室)
屋外にも植えていますが、温室の中でひと足早く咲き始めました。うつむきかげんに咲く姿が印象的な植物です。下から花をのぞいてみると隠れていた花の顔が見えてまた新鮮です。
花きセンターではピンク系のクリスマスローズが楽しめます。花は4月始めまで楽しめます。

展示場所

その他
3月3日は女の子の健やかな成長を祈る節句、ひなまつりです。旧暦の3月3日は桃の花が咲くころであったため、桃の節句とも呼ばれています。花きセンターでは、花の館温室ホールに雛人形を飾っています。撮影者も飾り付けに参加しましたが、久しぶりに雛人形を間近で見ることができ、とても温かな気持ちになりました。
お祝いの際に用意する食べ物の「ひしもち」「ひなあられ」の色にはそれぞれ意味があります。
桃色は魔除け、白は清浄(清らかでけがれのないこと)、緑は健康という願いがこめられています。

令和5年2月6日
花の香りを楽しめる「ジンチョウゲ」、ベル型の花が可愛らしい「カランコエ ラウヒー」をご紹介します。
ジンチョウゲ(展示場所:花の館温室)
花の香りを楽しめる香木です。12月につぼみが色づき始め、2月に入りようやく花が咲き始めました。三大香木(さんだいこうぼく)のひとつです。2月末頃まで楽しめます。
三大香木(さんだいこうぼく)
三大香木とは、香りの強い花を咲かせる木で、夏のクチナシ、秋のキンモクセイ、春のジンチョウゲをいいます。花きセンターではこの三大香木を花の館温室に植えています。季節ごとに花の香りを楽しめます。
カランコエ ラウヒー(展示場所:花の館温室)
ベンケイソウ科の植物です。ベル型の花を咲かせます。日を増すごとに花のオレンジ色は色鮮やかになっていきます。ギザギザした細い葉も特徴的です。2月下旬頃まで楽しめます。


展示場所

その他
花の館温室の北緯40度温室で、土の中から青々とした芽が出ているのを見つけました。

屋外の様子
一面銀世界の日々が続いています。真っ新な雪の上にまた可愛らしい足跡を見つけました。
このページに関するお問い合わせ
岩手県立農業大学校 教育部 研修科(花きセンター担当)
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電話番号:0197-43-2107 ファクス番号:0197-43-2108
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