花みごろ 令和4年12月

ページ番号2006230  更新日 令和4年12月27日

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令和4年12月の花のみごろや植物の様子をご紹介します。

令和4年12月26日

香りを楽しめる花「ルクリア」「オンシジウム・オーニソリンカム」をご紹介します。

ルクリア(展示場所:花の館温室)

前回、もうすぐ開花とお知らせしていたルクリアが咲き始めました。花に顔を近づけるとフワッと香りがします。別名「アッサムニオイザクラ」と呼ばれ、優しいピンクの花色がサクラを連想させます。花は3~4センチ程。つぼみがたくさんありますので、花は1月中旬頃まで楽しめます。


ルクリア画像


ルクリア画像


オンシジウム・オーニソリンカム‘スティンキーピンキー’(展示場所:展示温室)

花茎に2センチほどの小さな花が多数咲く洋ランです。花に顔を近づけると砂糖のような甘い香りがします。1鉢しかなく満開に近い状態ですので、花の香りを楽しめるのは1月の三連休までとなりそうです。


オンシジウム・オーニソリンカム画像


展示場所


場内案内図
「ルクリア」は、花の館温室の北緯40度温室に展示しています。「オンシジウム・オーニソリンカム’スティンキーピンキー’」は、展示温室の中温区に展示しています。

これから開花予定の植物

ジンチョウゲ(展示場所:花の館温室)

花の香りを楽しめる木で、三大香木(さんだいこうぼく)のひとつです。つぼみにうっすらと色がついてきました。


ジンチョウゲ画像


屋外の様子

花きセンターの場内は12月中旬から銀世界です。人の足跡に混ざって小動物の足跡も見つけました。雪が降ってこそ出会える景色です。


花きセンター屋外の様子画像
撮影日は青空が見え、張り詰めた冷たい空気の中にも清々しさを感じました。

花きセンター屋外の様子画像
降り積もった雪の上に可愛らしい足跡を見つけました。
 

令和4年12月14日

「ストレリチア レギーネ」「スノードロップ」をご紹介します。

ストレリチア レギーネ(展示場所:花の館温室)

南アフリカ原産の植物です。オレンジ色の萼(ガク)と青色の花びらがとても鮮やかです。その姿が極楽鳥(ゴクラクチョウ)に似ていることから、別名「極楽鳥花(ゴクラクチョウカ)」と呼ばれます。開花期は長く、3月頃まで楽しめます。開花する様子をご紹介します。


ストレリチアレギーネ画像
上部が少し裂けて、オレンジ色の萼がうっすらと見えています。

ストレリチアレギーネ画像
オレンジ色の萼が出てきました。

ストレリチアレギーネ画像
萼が立ち、青色の花が出てきました。

ストレリチアレギーネ画像
萼と花が次々に立ち、色鮮やかです。

ストレリチアレギーネ画像
外の雪景色とは対照的に南国ムードが感じられる風景です。

スノードロップ(展示場所:花の館温室)

東ヨーロッパが原産地の植物です。花は純白で下向きに咲きます。12月始めにご紹介した時はまだつぼみの状態でしたが、花が咲き始めましたのでご紹介します。花は1月中旬頃まで楽しめます。


スノードロップ画像
純白のランプのように見えます。

展示場所

展示場所マップ
花の館温室に展示しています。花の館温室は3つの部屋に分かれていて、「ストレリチア レギーネ」は亜熱帯温室に、「スノードロップ」は北緯40度温室に展示しています。

その他

もうすぐ開花する植物をご紹介します。

ルクリア(展示場所:花の館温室)

ほんのりと芳香がする花です。別名「アッサムニオイザクラ」と呼ばれ、桜の花びらに似た花を咲かせます。現在、コロンとした丸いつぼみをつけ、その姿が愛らしいです。うっすらとピンク色に色づき始めています。


ルクリア

令和4年12月6日

まるで氷の花のような「シモバシラ」をご紹介します。

シモバシラ(展示場所:南花壇)

シモバシラは、シソ科の植物で、茎の片側に白い釣り鐘状の小花を咲かせます。
名前の由来は、開花が終わって枯れた茎の根元に霜柱ができるところから。
花は9月に開花し、開花が終わって地上部は枯れています。12月6日の朝、茎の根元に霜柱ができる様子を見ることができましたのでご紹介します。


シモバシラ画像
南花壇で白花が咲いたように見える場所を発見しました。

シモバシラ画像
近づいてみると、シモバシラの茎の根元に霜柱ができていました。
根から吸い上げられた水分が枯れた茎からしみだし、冷たい空気にふれて凍っていくことで作られていきます。横方向に少しずつ押し出されて広がっているのがわかります。

シモバシラ画像
まるで氷の花のようです。雪が積もると埋もれて見ることが出来なくなってしまいますので、貴重な光景です。

シモバシラ画像
9月に開花した「シモバシラ」の様子です。風が吹くと白花が柔らかく揺れる素敵な植物です。

展示場所


展示場所画像

令和4年12月2日

「ヒメフヨウ」「スノードロップ」をご紹介します。

ヒメフヨウ(展示場所:花の館温室)

メキシコに分布する植物です。花が十分に開かず、めしべが花びらの外に出ているのが特徴です。2月末頃まで楽しめます。


ヒメフヨウ画像
花は鮮やかな赤色です。

ヒメフヨウ画像
めしべが花びらの外に出ているのがわかります。

スノードロップ(展示場所:花の館温室)

東ヨーロッパが原産地の植物です。純白の花が下向きに咲きます。花茎はこれからまだ伸びるのですが、現在の姿が小さなろうそくのように見え、とても可愛らしいのでご紹介します。開花までもうすぐです。


スノードロップ画像


展示場所


展示場所マップ
花の館温室に展示しています。花の館温室は3つの部屋に分かれていて、「ヒメフヨウ」は亜熱帯温室に、「スノードロップ」は北緯40度温室に展示しています。

その他

場内を歩いていると、花が咲いている木を見つけました。こんな寒い時期に花が咲く木があったかと近づいてみると、「子福桜(コブクザクラ)」が開花していました。鉛色の空に白色の花が遠くからでも際立っていました。
春の桜のように華やかに咲くイメージとは違い、小雪が舞う中、静かに咲いていました。つぼみもありました。


子福桜画像
画像では上手くお伝え出来ないのですが、肉眼で見ると、寒々とした鉛色の背景に花の白さが際立っていました。


子福桜画像
「子福桜(コブクザクラ)」
春と秋(10月~12月)に花を咲かせる八重咲の品種です。花の館温室駐車場の北側にあります。

このページに関するお問い合わせ

岩手県立農業大学校 教育部 研修科(花きセンター担当)
〒029-4501 岩手県胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1
電話番号:0197-43-2107 ファクス番号:0197-43-2108
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