花みごろ 令和4年12月
令和4年12月の花のみごろや植物の様子をご紹介します。
令和4年12月26日
香りを楽しめる花「ルクリア」「オンシジウム・オーニソリンカム」をご紹介します。
ルクリア(展示場所:花の館温室)
前回、もうすぐ開花とお知らせしていたルクリアが咲き始めました。花に顔を近づけるとフワッと香りがします。別名「アッサムニオイザクラ」と呼ばれ、優しいピンクの花色がサクラを連想させます。花は3~4センチ程。つぼみがたくさんありますので、花は1月中旬頃まで楽しめます。
オンシジウム・オーニソリンカム‘スティンキーピンキー’(展示場所:展示温室)
花茎に2センチほどの小さな花が多数咲く洋ランです。花に顔を近づけると砂糖のような甘い香りがします。1鉢しかなく満開に近い状態ですので、花の香りを楽しめるのは1月の三連休までとなりそうです。
展示場所

これから開花予定の植物
ジンチョウゲ(展示場所:花の館温室)
花の香りを楽しめる木で、三大香木(さんだいこうぼく)のひとつです。つぼみにうっすらと色がついてきました。
屋外の様子
花きセンターの場内は12月中旬から銀世界です。人の足跡に混ざって小動物の足跡も見つけました。雪が降ってこそ出会える景色です。


令和4年12月14日
「ストレリチア レギーネ」「スノードロップ」をご紹介します。
ストレリチア レギーネ(展示場所:花の館温室)
南アフリカ原産の植物です。オレンジ色の萼(ガク)と青色の花びらがとても鮮やかです。その姿が極楽鳥(ゴクラクチョウ)に似ていることから、別名「極楽鳥花(ゴクラクチョウカ)」と呼ばれます。開花期は長く、3月頃まで楽しめます。開花する様子をご紹介します。





スノードロップ(展示場所:花の館温室)
東ヨーロッパが原産地の植物です。花は純白で下向きに咲きます。12月始めにご紹介した時はまだつぼみの状態でしたが、花が咲き始めましたのでご紹介します。花は1月中旬頃まで楽しめます。

展示場所

その他
もうすぐ開花する植物をご紹介します。
ルクリア(展示場所:花の館温室)
ほんのりと芳香がする花です。別名「アッサムニオイザクラ」と呼ばれ、桜の花びらに似た花を咲かせます。現在、コロンとした丸いつぼみをつけ、その姿が愛らしいです。うっすらとピンク色に色づき始めています。
令和4年12月6日
まるで氷の花のような「シモバシラ」をご紹介します。
シモバシラ(展示場所:南花壇)
シモバシラは、シソ科の植物で、茎の片側に白い釣り鐘状の小花を咲かせます。
名前の由来は、開花が終わって枯れた茎の根元に霜柱ができるところから。
花は9月に開花し、開花が終わって地上部は枯れています。12月6日の朝、茎の根元に霜柱ができる様子を見ることができましたのでご紹介します。


根から吸い上げられた水分が枯れた茎からしみだし、冷たい空気にふれて凍っていくことで作られていきます。横方向に少しずつ押し出されて広がっているのがわかります。


展示場所
令和4年12月2日
「ヒメフヨウ」「スノードロップ」をご紹介します。
ヒメフヨウ(展示場所:花の館温室)
メキシコに分布する植物です。花が十分に開かず、めしべが花びらの外に出ているのが特徴です。2月末頃まで楽しめます。


スノードロップ(展示場所:花の館温室)
東ヨーロッパが原産地の植物です。純白の花が下向きに咲きます。花茎はこれからまだ伸びるのですが、現在の姿が小さなろうそくのように見え、とても可愛らしいのでご紹介します。開花までもうすぐです。
展示場所

その他
場内を歩いていると、花が咲いている木を見つけました。こんな寒い時期に花が咲く木があったかと近づいてみると、「子福桜(コブクザクラ)」が開花していました。鉛色の空に白色の花が遠くからでも際立っていました。
春の桜のように華やかに咲くイメージとは違い、小雪が舞う中、静かに咲いていました。つぼみもありました。


春と秋(10月~12月)に花を咲かせる八重咲の品種です。花の館温室駐車場の北側にあります。
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