花みごろ 令和4年8月19日

ページ番号2005513  更新日 令和4年8月19日

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サルスベリ画像
(画像:サルスベリ)

暑い日が続き、虫の声も相変わらず盛んに聞こえています。
場内ではサルスベリ、ギボウシ、ノリウツギが見ごろです。
今回は、屋外の様子と温室の植物をご紹介します。
(撮影日:令和4年8月16日)
場内案内図
(花きセンター場内案内図)

屋外

季節を彩る植物

サルスベリ

幹がつるつるで動物のサルでもすべる落ちることから名づけられました。花きセンターではピンク色や紫色を楽しむことができます。県道159号線沿い、深沢紅子野の花花壇の2カ所で見ることができます。8月下旬まで楽しめます。

 


サルスベリ画像
青みががかったピンク色のサルスベリです。

サルスベリ画像
鮮やかなピンク色のサルスベリです。

サルスベリ画像
サルスベリの幹です。幹の表面を触るとつるつるとしています。

ギボウシ

暗い印象の日陰を明るくしてくれるカラーリーフです。葉に特徴があり、光沢のあるもの、マットな質感のもの、しわが目立つもの、斑入りなどがあります。現在は花も楽しめます。花は白色、紫色、ピンク色などがあります。宿根草見本園、深沢紅子野の花花壇の2カ所で見ることができます。


ギボウシ画像
深沢紅子野の花花壇のギボウシ。伸ばした花茎に紫色の花を咲かせています。風と共にゆらゆらと揺れる姿が涼やかです。

ギボウシ画像
拡大した画像です。紫色の花を次々と咲かせています。

ギボウシ画像
宿根草見本園のギボウシ。花茎が短い白色のギボウシです。大きく青々とした葉をしています。

ノリウツギ

アジサイ科。開花期はアジサイより遅く、円錐形に咲きます。数十メートルに渡って咲く姿は圧巻です。8月末頃まで楽しめます。

ノリウツギ画像
花は遠くから見ると白花に見えますが、近くで見ると淡い緑色をしています。

姿が愛らしい植物

コキア

こんもりとした丸いフォルムと秋に紅葉する姿が人気の植物です。
6月の花みごろ情報でもご紹介しましたが、展示を管理棟軒下のほかに露地圃場でも始めました。露地圃場のコキアはまだまだ小さく可愛らしいです。管理棟軒下のコキアは80センチ程に生長しています。
モフモフとしたフォルムがなんとも愛らしく、葉がとても柔らかいのでぜひ触ってみてください。

コキア画像
露地圃場のコキアです。草丈が40センチ程の小さなコキアがギュッと集まって可愛らしい姿です。

コキア画像
管理棟軒下のコキアです。草丈が80センチ程になり、一株がとても大きく迫力があります。

エゴノキ

5月~6月に直径2cmほどの花が鈴なりにぶら下がって咲き、開花後は小さな実をにつけます。エゴノキは花の館温室の駐車場北側、深沢紅子野の花花壇の2カ所に展示しています。
実がなり始め、下から見上げるとたくさんの実がなっている様子を見ることができます。


エゴノキ画像
コロンと丸みを帯びた実がたくさん生っています。

エゴノキ画像
6月上旬に咲いたエゴノキの花です。花の館温室の駐車場北側のエゴノキは花がピンク色です。

エゴノキ画像
6月上旬に咲いた深沢紅子野の花花壇のエゴノキの花は白色をしています。

花壇

モデル花壇

ブロックごとに花の風景ががらりと変わります。9月頃まで楽しめます。


モデル花壇画像
サルビア、ビンカが咲くブロックです。

モデル花壇画像
アンゲロニア、トレニアが咲くブロックです。

南花壇

花壇の中央部に宿根草を植えており、メドーセージが咲いています。


メドーセージ画像
「メドーセージ」
シソ科。黒い萼(ガク)と深い青色の花がとても美しいです。草丈は1.3メートル程になります。花はすらっと伸びた茎に縦に連なるように一方向に並んで咲きます。8月下旬まで楽しめます。

展示温室周辺

スモークツリーが咲いています。


スモークツリー画像
「スモークツリー」
ウルシ科。ふわふわした花に見える部分は、花が咲いた後の花柄が伸びたものです。
名前の由来は、開花後の花柄が煙がたっているように見えることから。8月末頃まで楽しめます。

深沢紅子 野の花花壇

レンゲショウマが咲き始め、オトコエシが満開です。秋の七草のオミナエシは見ごろが終盤となりました。

秋の七草とは

春の七草は食して無病息災を祈るものに対して、秋の七草は草花の美しさを鑑賞します。
 秋の七草は、萩(ハギ)、桔梗(キキョウ)、撫子(ナデシコ)、女郎花(オミナエシ)、藤袴(フジバカマ)、葛(クズ)、尾花(オバナ)です。花きセンターでは、葛を除く植物を深沢紅子野の花花壇と周辺に植えています。
現在はキキョウ、ナデシコ、フジバカマの開花が終わり、オミナエシは見ごろが終盤となりました。ハギの開花はまもなくです。


オミナエシ画像
「オミナエシ(女郎花)」
オミナエシ科。秋の七草のひとつです。

オトコエシ画像
「オトコエシ(男郎花)」
オミナエシ科。上記のオミナエシ(女郎花)に似た姿で、小さな白花を咲かせます。名前の由来はオミナエシに比べて茎や葉が大きく強壮な感じがすることから。

レンゲショウマ画像
「レンゲショウマ」
キンポウゲ科。細長く伸びた茎の上方にほんのりと紫に色づいた花を咲かせます。透き通るような花に思わず見入ってしまいます。

温室

花の館温室

グロッバウィニティ画像
「グロッバウィニティ」
ショウガ科。赤紫色の苞と黄色の花弁の色がエキゾチックな印象です。花弁は弓なりに上に伸び、先端に星がついているようなユニークな形をしています。

展示温室


ドラゴンフルーツ画像
「ドラゴンフルーツ」
サボテン科。8月のはじめに花を咲かせ、その後に実をつけました。ドラゴンフルーツの花は夕方から翌朝にかけて咲き、一夜で枯れます。果実は表面にゴツゴツとウロコのような突起があります。果実は熟すと果皮が鮮やかな赤色になります。

このページに関するお問い合わせ

岩手県立農業大学校 教育部 研修科(花きセンター担当)
〒029-4501 岩手県胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1
電話番号:0197-43-2107 ファクス番号:0197-43-2108
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