花みごろ 令和4年7月26日

ページ番号2005468  更新日 令和4年7月27日

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モデル花壇画像
(画像:モデル花壇)

セミの声が盛んに聞こえる季節となりました。
6月に植え替えをしたモデル花壇が色鮮やかになり、様々な花色を楽しめるようになりました。
目に入ってくる花色に力強さと元気をもらえます。
今回は、屋外の様子と温室のユニークな植物たちをご紹介します。
(撮影日:令和4年7月25日)

場内マップ
「花きセンター場内マップ」

屋外

モデル花壇

植え替えをしてから約1か月が経ちました。
小さかった花苗も日を増すごとに大きくなり、遠くからでも様々な花色がわかるようになりました。黄、ピンク、青、紫、赤の花色が9月頃まで楽しめます。
植えている花の一部をご紹介します。


ジニア画像
「ジニア」
発色の良い黄色い花は、遠くからでも目を惹きます。

メランポディウム画像
「メランポジウム」
キク科。花は小さいのですが、秋にかけて株がこんもりと大きくなります。

トレニア画像
「トレニア」
丈が低く、たくさんの花を咲かせた姿は上から見ると花の絨毯のようです。

アンゲロニア画像
「アンゲロニア」
オオバコ科。茎は直立して生長し、縦に連なるように花を咲かせます。
暑さに強く、気温が高くなる夏の時期に花を次々と咲かせます。

サルビア画像
「サルビア」
青色のサルビアです。風が吹くと青色の花が揺れて涼やかな印象です。

宿根ロベリア画像
「宿根ロベリア」
キキョウ科。深みのある赤い花色が美しいです。

深沢紅子野の花花壇

秋の七草であるキキョウやオミナエシなどが咲いています。

秋の七草とは

春の七草は食して無病息災を祈るものに対して、秋の七草は草花の美しさを鑑賞します。
秋の七草は、萩(ハギ)、桔梗(キキョウ)、撫子(ナデシコ)、女郎花(オミナエシ)、藤袴(フジバカマ)、葛(クズ)、尾花(オバナ)です。花きセンターでは、葛を除く植物を深沢紅子野の花花壇と周辺に植えています。現在は、キキョウ、オミナエシが開花しています。


キキョウ画像
「キキョウ」
秋の七草のひとつです。日本の伝統色に「ききょういろ」があります。キキョウの花の色に由来し、青紫色です。

オミナエシ画像
「オミナエシ(女郎花)」
秋の七草のひとつです。日本の伝統色に「おみなえしいろ」があります。オミナエシの花の色に由来し、明るい緑味のある黄色です。
長く伸ばした茎の上部が分岐し、黄色の小花を咲かせます。

マツムシソウ画像
「マツムシソウ」
マツムシソウ科。名前の由来のひとつに、マツムシが鳴くころに咲くことから名づけられたとあります。緑の中にひっそりと咲く白花が涼しげです。

コムラサキ画像
「コムラサキ」
シソ科の落葉低木。初秋に紫色に色づく実が印象に残る植物です。葉の脇から伸びた花軸に小さな花が咲いています。

コムラサキ画像
「コムラサキ」
花を拡大してみると、小さな花がまとまって咲いているのがわかります。

ウバユリ画像
「ウバユリ」
ユリ科。草丈は約1メートルで、茎の先端に数輪の花を横向きに咲かせます。ラッパのような形です。 花色は薄い緑色で、花びらの先端や内側の奥の方に赤褐色の斑点があります。

宿根草見本園

ソリダゴ、ワレモコウ、ヒメヒマワリが咲いています。8月中旬まで楽しめます。


ソリダゴ画像
「ソリダゴ」
キク科。長い花穂が放射状に伸びて黄色の小花を咲かせます。少し離れたところから見ると黄色のグラデーションで色鮮やかに見えます。

ヒメヒマワリ、ワレモコウ画像
「ヒメヒマワリ、ワレモコウ」
画像手前のオレンジ色の花がヒメヒマワリ。奥の背丈の高い赤色の花がワレモコウです。

ヒメヒマワリ画像
「ヒメヒマワリ」
キク科。ヒマワリをひと回り小さくしたような花を咲かせます。八重咲きです。

ワレモコウ画像
「ワレモコウ」
バラ科。枝分かれした茎の先端に約1~2センチの花穂をつけます。花は穂の先端から咲き始めます。
拡大してみると、花穂の先端から小さな花が開花している様子がわかります。

屋内

展示温室

温室に入ると、ふわっと花の香りに包まれます。
香りを楽しめるヤエサンユウカ、インドハマユウ、洋ランのマキシラリアをご紹介します。

香りを楽しめる花たち


ヤエサンユウカ画像
「ヤエサンユウカ(八重三友花)」
キョウチクトウ科。花は八重咲きの白花で、夜から朝方にかけて香りを漂わせます。

インドハマユウ画像
「インドハマユウ(印度浜木綿)」
ヒガンバナ科。太い茎を伸ばしユリのような花を咲かせます。一輪が大きく香りもします。1週間ほどで花は散ってしまいます。

マキシラリア画像
「マキシラリア・テヌイフォリア」
ラン科。花はとても小さくて色も地味なのですが、香りのギャップに驚かされます。1鉢しかないのですが、この香りで存在感を出しています。ココナッツのようなとても甘い香りがします。

洋ラン

洋ランの最盛期は冬から春にかけてですが、個性的な花姿の洋ランが咲いています。

 

ブラッサボラ・ククラタ画像
「ブラッサボラ・ククラータ」
下垂性の洋ランです。花びらがとても薄くとても繊細な印象です。

ブラッシア属画像
「ブラッシア」
萼片と側花弁が細長く伸びる個性的な印象のランです。スパイダーオーキッド(蜘蛛蘭)とも呼ばれます。

エンシクリア プリスマトカーパム画像
「エンシクリア プリスマトカーパム」
花びらに茶色の斑点が入る洋ランです。

エアープランツ

葉から雨や空気中の水分を吸収する着生植物。


チランジア画像
「チランジア」
葉から雨や空気中の水分を吸収して生きる不思議な植物です。土が必要ないので置いたり吊るしたりと色々な飾り方ができます。

ベゴニア

ベゴニアは様々な種類があり、花きセンターでは木立性ベゴニア、根茎性ベゴニア、レックスベゴニア、球根ベゴニアを展示しています。開花の最盛期を迎えています。


球根ベゴニア画像
「球根ベゴニア」
ベゴニアの中でも大きくて豪華な花を咲かせます。
ベゴニアエリア画像
ベゴニアは、花だけでなく葉も観賞価値が十分にあります。花の時期が終っても美しい葉を鑑賞できるのがベゴニアの魅力です。葉の色、模様、質感が様々です。光沢があるもの、マットなもの、ベルベットのような触感など見て触れて楽しめます。

このページに関するお問い合わせ

岩手県立農業大学校 教育部 研修科(花きセンター担当)
〒029-4501 岩手県胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1
電話番号:0197-43-2107 ファクス番号:0197-43-2108
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