令和4年岩手県内の水稲の出穂状況(8月9日現在 速報)

ページ番号2005506  更新日 令和4年8月10日

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1 水稲の出穂状況

  1. 県内の水稲の出穂盛期(50%)は平年並の8月5日となりました。
  2. 8月9日現在の県全体の出穂割合は83%(平年差-11ポイント)となっており、終期(90%)の到達は平年より1~2日遅い8/10~11頃の見込みです。

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2 当面の技術対策 

(1)水管理

  • 登熟期は間断かんがいとし、夜間入水を基本とします。中干しが十分できなかった圃場では、落水期間を長めにとります。登熟前半に高温が続く場合は、根の活力維持のため、水の入替え頻度を多くします。
  • 早すぎる落水・過乾燥は、根の活性低下や茎葉の枯上りなどを招き、玄米品質の低下(白未熟粒・胴割粒の増加等)につながるので避けます。完全落水の目安は、出穂後30~35日です。

(2)穂いもち防除

 上位葉に葉いもちが見られる場合は、直ちに茎葉散布による防除を開始し、穂揃期1週間後まで7~10日間隔で実施します。

(3)斑点米カメムシ防除

 薬剤防除の適期は、穂揃期の1週間後です。なお、地域一斉に防除すると効果が高まります。

(4)刈取りに向けた準備

 適期刈取りがスムーズに行えるよう、収穫機械・乾燥施設の点検、利用計画の策定を行います。

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