令和4年岩手県内の水稲の出穂状況(8月4日現在 速報)
1 水稲の出穂状況
- 県内の水稲の出穂始期(10%)は平年に比べ1日遅い8月2日となりました。
- 8月4日現在、県全体の出穂割合は45%(平年差-9ポイント)となっており、出穂盛期(50%)は8月5日頃の到達の見込みです。
2 当面の技術対策
(1)水管理
- 出穂期は、浅水管理とします。
- 登熟期は、間断かんがい(数日間隔で湛水・落水を繰り返す)とし、夜間入水を基本とします。
- なお、登熟前半に高温が続く場合は、根の活力維持のため、水の入替え頻度を多くします。
(2)穂いもち防除
- 上位葉での葉いもちの発生(穂いもちの伝染源となる)が、平年よりも多く発生しています1)。
- 上位葉に葉いもちが見られる場合は、直ちに茎葉散布による防除を開始し、穂揃期1週間後まで7~10日間隔で実施します。
(3)斑点米カメムシ防除
- 本年の斑点米カメムシの発生量は「やや多」の見込みです2)。
- 薬剤防除の適期は、穂揃期の1週間後です。なお、地域一斉に防除すると効果が高まります。
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農林水産部 農業普及技術課 農業革新支援担当(農業研究センター駐在)
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