令和4年 岩手県内の水稲の生育状況(7月11日現在 速報)

ページ番号2005442  更新日 令和4年7月13日

印刷大きな文字で印刷

1 水稲の生育概況(7月11日現在 農業改良普及センター調査)

  1. 生育診断予察圃における7月11日現在の生育(県平均)は、草丈69.4cm(平年差+10.1cm)、茎数は508本/m2(平年比92%)、葉数は10.5葉で平年より0.4葉多い(表1)。
  2. 6月前半の低温により初期生育の遅れがみられたが、6月第4半旬以降の気温・日照時間は平年を上回っており、現在の生育は回復基調にある。

table12

fig_1

2 当面の技術対策

  1.  東北地方1か月予報(令和4年7月7日発表,仙台管区気象台)によると、向こう1か月の平均気温は1週目(7月9日~15日)が高い確率80%、2週目は平年並の確率50%、3~4週目は平年並または高い確率40%となっている。
  2. 現在、県内の水稲は幼穂形成期を迎えつつある。今後の1か月予報・週間天気予報に注意し、低温が予想される場合は深水管理、低温の恐れがない場合は間断灌漑とする。
  3. いもち病の感染好適条件が繰り返し発生していることから、葉いもちの発生動向に注意するとともに、発生を確認したら直ちに茎葉散布を実施する。また、斑点米カメムシの増殖源対策(畦畔草刈り等)を徹底する。

                              

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

農林水産部 農業普及技術課 農業革新支援担当(農業研究センター駐在)
〒024-0003 北上市成田20-1
電話番号:0197-68-4435 ファクス番号:0197-71-1088
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。