令和4年 岩手県内の水稲の生育状況(6月23日現在 速報)
1 水稲の生育概況(6月23日現在 農業改良普及センター調査)
- 生育診断予察圃における6月23日現在の生育(県平均)は、草丈33.8cm(平年差-3.7cm)、茎数369本/m2(平年比87%)、葉数8.0葉で平年より0.1葉少ない(表1)。
- 東北地方1か月予報(令和4年6月23日発表,仙台管区気象台)によると、向こう1か月の平均気温は、高い確率が70%であり、期間の前半は気温がかなり高くなる見込み。
2 当面の技術対策
1. 生育は平年に比べやや遅れているが、各品種とも中干し実施可能な茎数(目標穂数の8~9割)に達しつつある。7月上旬は降雨が多く田面が乾きにくい傾向があるため、下記の目安を参考に、例年降雨日の少ない6月下旬(概ね6月25日頃)から中干しを開始する。
【中干し開始の目安】
m2あたり茎数:「ひとめぼれ」420本、「金色の風」「銀河のしずく」350本、「いわてっこ」内陸390本、県北・沿岸370本前後
2. 葉いもちの発生に注意し、発生を確認したら直ちに茎葉散布を実施する。また、斑点米カメムシの増殖源対策(畦畔草刈り、本田内雑草の防除等)を徹底する。
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農林水産部 農業普及技術課 農業革新支援担当(農業研究センター駐在)
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