《奥州》地域のより高品質な生乳生産に向けて~「乳房炎ワクチンのモデル実証」と「乳質改善研修会」の開催~
奥州農業改良普及センターでは、今年度、地域経営推進費事業として、若手酪農家2戸を選定し、7月から関係機関と連携して乳房炎ワクチンのモデル実証を行いました。
本実証では、当ワクチンの接種により、乳房炎の症状緩和やバルク乳体細胞数の低減効果が確認され、費用対効果もプラスの結果を得られました。
そこで、本実証結果の報告と技術普及を図るため、2月3日に「乳質改善研修会」を開催しました。当日は、普及センターからの報告とともに、全農いわての土生川氏を講師に招き、乳質改善に向け、泌乳生理や搾乳手順など丁寧にご指導いただきました。
研修会には、関係機関を含め約30名が参加しました。参加者からは、数多くの質問があがり、ワクチンモデル実証と乳質改善について高い関心が伺えました。また、実証農家2戸からは、「今後も継続して使用したい」と評価を頂いています。
普及センターでは、今後も地域の高品質な生乳生産のため支援を続けていきます。


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