《盛岡》サイレージコンクール活動を支援！

　滝沢市の花平ホルスタイン同志会では、会員農家が生産した牧草やデントコーンのサイレージを持ち寄り、成分や発酵品質等を比較し優秀者を表彰するサイレージコンクールを開催しています。

　官能検査や成分分析は、民間種苗会社が実施し、普及センターではデータのとりまとめと評価を同志会と協力して行っています。

　例年、コンクールの表彰後には、会員に加え肥料会社や試験研究機関等の関係者も加わり、研修会を開催しています。本年度は新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、研修会は規模を縮小して実施しましたが、コンクールへの出品点数は、過去5年で最も多い44点と会員の意欲が表れた取組となりました。

　研修会では、関係機関からの情報提供の後に、前年度の長雨の影響により、デントコーンの生育が悪かったことから、気象条件の悪い年でも収量・品質を確保できるよう、土壌分析結果と施肥量や時期の確認、畑の作り方等の意見交換を行いました。

　今後も地域の生産者が主体的に議論し、前向きに活動していくよう、支援していきます。

会員から集めた粗飼料の官能検査を行い分析へ

コンクールの表彰後は研修会を開催