農業女子グループ「いちのせきドライ加工研究会」の取組を紹介!

ページ番号2003432  更新日 令和3年3月12日

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 様々な農産物のドライ加工に関しての試作や情報共有を行う「いちのせきドライ加工研究会」の活動を紹介します。

 令和2年度に発足した同会では、ドライ加工に興味があるものの、個人としてはなかなか挑戦できずにいる一関市内の農業生産者がつながり、互いに情報交換をしながら、実際の試作等に取り組んでいくことを目的にしています。

 初年度は、「幸せ創る女性農林漁業者育成事業」を活用して、トマト、きゅうり、エディブルフラワーの生産者を中心に、複数品目の試作加工等に取り組みました。

 ご紹介する画像は、令和2年度に試作したものです。大成功だったトマトチップス、成功とは言えなかったポポーやオクラ、さらなる加工を加えての商品化を目指しているドライエディブルフラワー等。実際にドライ加工をして実感したのが、ドライ加工商品には「見た目は良いけど味はイマイチ」逆に「味は良いけど見た目はイマイチ」というギャップが多々発生すること。プラスのギャップは良いのですが、マイナスのギャップになってしまった時に「ドライ加工する意味・ウリ」を改めてメンバー同士で考えることになりますが、そこで気づくことも多々ありました。そうした「ギャップ」を情報として蓄積し、同じような志をもつ市内農業女子の情報拠点にもなっていけるよう、今後も前向きに取り組んでいきます。

(文:一関農林振興センター)

ポポー
「ポポー」のドライ加工試作前後。ドライ化するタイミングや切り方・皮の有無で味が大きく左右されることがわかりました。
トマト01
見た目は上出来だったオクラとトマトのドライチップス。トマトは味も大成功でしたが、オクラは正直美味しくありませんでした(笑)
トマト02
大成功したトマトチップスをアイスにトッピング!見た目はもちろん、アイスとの相性もバッチリでした。
フラワー01
アイスにドライエディブルフラワー入りのお塩をトッピング。味は良いのですが、もう少しエディブルフラワーのボリュームを増やし、華やかさを加えたいなと検討中。
フラワー02
ドライエディブルフラワー入りのフレーバーティー。見た目の印象通りの味にすべく、ドライラズベリーも加え、メンバー一同大満足の味に♪

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