農業女子グループ「結のこころ一座」の取組を紹介!

ページ番号2003255  更新日 令和3年2月26日

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 「結のこころ一座」は一関市大東町で未活用の地域資源「くろもじ」の利活用により、地域活性化を図ることを目的に令和2年4月1日に結成された団体です。

 「くろもじ」は近くの山林に多く自生しています。枝を折ると爽やかな香りがします。そんな「くろもじ」をお茶にしたいと思いました。

 令和2年度に県の「幸せ創る女性農林漁業者育成事業」を活用して、先進地である山形県小国町に視察研修に行き、採取時期や乾燥、裁断方法、くろもじ茶の淹れ方を学んできました。その後、各地のくろもじ茶を飲み、味、香り、色を比べてその最適なお茶の枝の裁断方法等を研究しました。そして、ティーパックの内容量、水の量、煮出す時間など、試行錯誤を重ね、自分たちオリジナルのくろもじ茶が完成しました。香りもよく、きれいなピンク色に仕上がりました。パッケージデザインも「岩手大東のお母さんたちが手作りした贈り物」というメッセージを発信する温かいものになっています。

 今後は、手軽に飲めるようなお茶の淹れ方を研究しつつ、産直や道の駅での販売だけでなく、SNSで情報発信し、首都圏等に向けた販売も検討していきます。また、入浴剤や消臭剤等の開発、販売も視野に入れて活動していきます。

(文:一関農林振興センター)

くろもじ01
煮出したくろもじ茶をカップにそそぐ様子
くろもじ02
くろもじの花
くろもじ03
くろもじ茶
くろもじ04
山形県小国町への視察研修
くろもじ05
くろもじ茶パッケージデザイン

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