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弱視斜視再来について


1、弱視斜視再来とは

弱視・斜視の患者さんを診療する特殊外来です。

対象となるのは、これから訓練・治療(手術)・経過観察を必要とする患者さんです。

原則として毎週木曜日午後に診療を行います。

一部視能訓練士による訓練・検査を火曜日に行います。

斜視:外斜視・内斜視を主体にした眼の位置の異常。眼の動きの異常も一部含みます。

弱視:何らかの原因で視力の発育が阻害され、低視力になっている状態を言います。一般的には眼の器質的(構造的)異常のないことが条件です。

「社会的弱視」:何らかの眼疾患で視力障害(失明も含む)を来たした状態。当再来の「弱視」とは違った意味で使われる言葉です。

弱視・斜視の患者さんは子供が中心になります(0歳から中学生)。低年齢の子供ほど検査に対する集中時間が短く、検査が困難です。患者さんの数が増えたこともありますが、混雑する午前中の外来では、満足な検査診療が出来にくいため、この様な再来を設けております。同じような子供の患者さんが集まることで、検査により集中しやすくなり、検査がスムーズに進むことが期待できます。

2.経過観察の期間

 斜視の種類・弱視の種類によっても変わりますが、経過観察は長期間になることをご了解いただきます。小学卒業時、または中学卒業の時期まで、あるいはそれ以上となる場合があります。

通院間隔は、訓練期間中・手術前後では1ヶ月程度。経過観察期間は年に1回から4回程度です。

3、他の病院での診療(新患の患者さんへ)

 県内では岩手医科大学付属病院や県立中央病院でも弱視斜視の再来があります。県外では斜視を得意とする大学病院や眼科病院もあります。より上級の又は大規模病院での診療を希望される患者さんは遠慮なくお話ください。紹介状をお書きいたします。

4、セカンドオピニオン・転居時の対応

手術など治療に際してセカンドオピニオンを希望される方にも紹介状をお書きいたします。受診される病院は希望の病院を申し出て頂きます。紹介後そのまま紹介病院で診察・治療を受けて頂いても、勿論かまいません。

<>診療途中で転居される場合は、判る範囲内で弱視斜視を専門診療している眼科を紹介いたします。転居が決まった時点で早めに御連絡ください。

5、視能訓練士について

 眼科外来スタッフは医師、看護師、視能訓練士の3種類の医療職員で構成されています。視能訓練士は一般になじみの少ない職種名です。しかし当再来では大変重要な役割を持っていますので少し説明します。

 視能訓練士は眼科検査一般を担当するのが仕事です。弱視・斜視の患者さんに対しては各種の検査を行い、状態を評価して、訓練・指導に携わります。眼科検査技師等と呼ばれてもよさそうな職種ですが、訓練士と言う呼称がついているのはそのためです。歴史的にはこのような斜視や弱視の患者さんの検査・訓練をするのが本来の仕事とされています。看護師とは根本的に違う職種です。弱視・斜視の患者さんが受診した時、主に担当するのは視能訓練士になります。

外来では看護師(看護婦)さんはナースキャップをかぶっています(薄水色のズボンタイプ白衣を着ている時はナースキャップをかぶらないこともあります)。当院で視能訓練士は一般的に普通の白衣を着ています。


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