大漁バンテン

大漁の時に漁師たちに配られる漁師の祝い着で、一般に万祝(マンイワイ・マイワイ)と呼ばれますが、三陸では長バンテン・ハンテン・カンバンなどともいいます。江戸時代から昭和30年代まで、静岡から青森にかけての太平洋沿岸の漁村における独特の習俗でした。
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エンブリの烏帽子(えぼし)

民俗芸能「田遊び」の一種、エンブリの烏帽子。豊作を祈る小正月の予祝行事が芸能化したもので、烏帽子をかぶり、エブリ(田をならす道具)をもったエンブリスリを主体として踊られます。主として八戸市を中心とする青森県三八地方からいわて県北地方にかけて分布し、岩手県内では軽米町小軽米など六ヶ所で伝承しています。
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権現さま(獅子頭)
  宮古市・黒森神社

岩手県地方では、獅子舞の獅子頭をとくに「権現さま」と称して、疾病災難よけの神様として信仰してきました。正月や神社の祭礼には、山伏神楽などの神楽衆に奉じられて各家を回り、悪魔退散、家内安全を祈祷する権現舞が踊られました。宮古の黒森神社には、南北朝時代から現在まで、20頭の獅子頭が保存されています。

オシラサマ(貫頭衣)

オシラサマは、旧家にまつられていて、養蚕の神とか目の神とかいわれ、気仙・上閉伊・下閉伊・九戸・二戸地方などに多く分布しています。30cmぐらいのクワの木などに人や馬の頭部を刻んだもので、1月16日や3月16日などに、主として女性たちが着物を着せて拝みます。その着物を頭にすっぽりとかぶったものが包頭衣、頭を出したものが貫頭衣です。
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馬ッコつなぎの藁馬

旧暦の6月15日、上閉伊・和賀・江刺地方などでは、「馬ッコつなぎ」という行事が行われています。藁で20〜30cmの馬を二頭造り、田の水口などに置きます。供物はウルチ米の粉を水で練ったシトギで、馬の口にくわえさせたり、傍らに供えたりします。遠野では、田の神がこれに乗り、作柄を見て回るといいます。