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総合学習的題材

 課題例1)岩手の食の歴史

  米作り以前の食糧   米作りの始まり   米以外の食糧   奥州藤原氏と食

  改良された農具類   凶作と備荒食


小テーマ 米作り以前の食糧(竪穴住居ジオラマ)(出土動物骨類)(堅果類)(食糧加工の道具類)
展示位置 総合展示『岩手の夜明け』「縄文人のくらし」
分類展示『考古』「三陸の貝塚」「縄文時代の植物食」

現在の主食である米が作られる以前に、どういうものを食糧としていたかを調べる際の資料。食糧資源ばかりではなく、動植物の捕獲や採集・加工・調理の道具類を同時に調べることも可能。実物資料で視覚的に学習する効果のほか、遺跡や貝塚から出土する動植物遺存体から、当時の食糧が復元できることなどが学習できる。


小テーマ 米作りの始まり(石包丁)(籾痕土器)(土師器甑)(竪穴住居模型カマド)
展示位置 総合展示『岩手の夜明け』「稲作のはじまり」「集落と住居」

石包丁や籾痕土器から、弥生時代には県内で稲作が始まっていたことが説明できる。調理用の土器には甕のほか甑などがあり、煮て食べた場合と蒸して食べた場合があったことが説明できる。古代の住居に作られるようになったカマドや甑(こしき)から、調理方法の発展を考えさせることも可能。


小テーマ 米以外の食糧(さらし豆木簡)(一戸城出土雑穀類)
展示位置 総合展示『岩手の歩み』「古代の城柵」「豪族たちの動きと庶民」

米作り開始以後も、米以外の多様な雑穀類に依存していたことが学習できるもの。炭化して出土した豆、小豆、麦、蕎麦、稗が観察できる。


小テーマ 奥州藤原氏と食(柳之御所遺跡出土食関係品)
展示位置 総合展示『岩手の歩み』「柳之御所遺跡」

奥州藤原氏の食について、出土品から学習できるもの。漆塗りの椀、折敷と呼ばれてる器を載せる板のほか、箸を使っていたことが特徴。宴会用の使い捨て食器「かわらけ」や、トイレから出土する「ちゅうぎ」も展示。


小テーマ 改良された農具類(唐箕、千歯扱きほか農具類)
展示位置 総合展示『庶民のくらし』「農村の人びと」

江戸時代に発明された唐箕や千歯扱などが近年まで主要な農具として使われていたことから、機械化以前の稲作農業の基本形が学習できる。


小テーマ 凶作と備荒食(備荒食関係資料)(百姓一揆関係資料)
展示位置 総合展示『岩手の歩み』「凶作と一揆」

江戸時代後期には凶作が続き一揆が頻発したこと、凶作に備えて救荒作物の栽培が勧められたこと、トチノミ、シダミ、メノコなど、凶作の際の食糧の例などが学習できる。

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