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農林水産省プレスリリース


平成13年11月26日
農林水産省生産局畜産部


北海道におけるBSE患畜に関する情報(第2報)

1. これまでに講じた防疫措置

(1)  エライザ検査陽性となった翌日20日、宗谷家畜保健衛生所の家畜防疫員が出荷農場に出荷自粛を要請するとともに、同居牛の特定と原因究明に着手。

(2)  BSEが確定診断された21日夜、同居牛77頭について、宗谷家畜保健衛生所の家畜防疫員が出荷農場に家畜伝染病予防法第14条第3項の移動制限を指示。

(3)  22日、北海道はBSE(患畜)の発生を告示。また、当該農場からの預託牛(5頭)について宗谷家畜保健衛生所の家畜防疫員が出荷農場に家畜伝染病予防法第14条第3項の移動制限を指示。


2. 原因究明等のための調査の状況

 北海道は、患畜出荷農場等において患畜の履歴、母親、産子、同居牛等の特定及び健康状態の確認、購入された飼料及びその給与状況、動物用医薬品の投与の状況、その他動物の飼養状況等について調査を行っているところであるが、現在までに判明していることは、以下のとおりである。

(1) 出荷農場の飼養状況
 飼養牛77頭、うち自家産72頭、導入牛5頭
 内訳は搾乳牛42頭、乾乳牛6頭、育成牛21頭、哺育牛8頭
 この他、村内の預託牧場に育成牛5頭を預託。

(2) 当該牛の履歴等
 ホルスタイン種、雌、5歳7か月(平成8年4月4日生まれ)。

 北海道宗谷郡猿払村の酪農家で生産後、出荷されるまで飼育されていた。ただし、当該牛は平成9年5月20日〜7月23日及び平成10年5月11日〜8月4日の間、猿払村内の預託(公共)牧場へ預託されていたことが認された。

 廃用理由は「乳頭のろう管形成による漏乳」であり、BSEを疑う症状は確認されていない。なお、本牛は肉骨粉等を給与された牛約5,000頭には入っていない。全国全頭調査(9月)でもBSEを疑う症状は確認されていない。

(3) 患畜の母牛
 平成元年5月1日生まれ。
 平成10年3月28日に廃用牛として販売されたことを確認。
 母牛の状況及び産子等については現在調査中である。

(4) 患畜の産子
 出荷までに3産しておりその状況は次のとおりである。なお、出荷状況等は調査中である。
  ・平成10年9月4日、雄
  ・平成11年10月17日、雄
  ・平成12年11月30日、雄

(5) 出荷(移動)牛
 当該農場から出荷(移動)した牛で現在確認されている頭数は219頭で、このうち34頭が道外に移動していることが確認されている。出荷先等については引き続き調査中である。なお、道外移動牛については、千葉県へ2頭(7年生まれ)、岡山へ2頭(8年及び10年生まれ)が出荷されていることが確認されている。

(6) その他の動物
 鶏2羽と犬1頭が飼育されているが、鶏用飼料及びペットフードの使用は、現在までのところ確認されていない。

(7) 飼料
 当該農場で平成8年以降に購入されていた飼料については、北海道が調査を行っているところであり、当該牛に給与された配合飼料であって、現在までに判明したものは以下の8銘柄である。これらの飼料について、製造工場や原材料等の調査を引き続き実施しているところである。

 また、当該農場で購入されたこれら以外の飼料についても、引き続き調査を進めているところである。

  「ミルフードAスーパー」
  「ぴゅあミルクH」
  「ミルフードBグリーン」
  「ニューサンラッキー18」
  「ニューリード18」
  「パワーコーンS」
  「パワーエース75W」
  「お産前21」

(8) 動物用医薬品
 現在調査中であるが、現段階で患畜に使用されていた動物用医薬品として家畜共済の診療記録から7品目が確認されている。また、これ以外に当該農場では5品目の動物用医薬品の購入が確認されている。

(9) 肥料
 現在調査中である。


3. 患畜の焼却状況等

 19日(月)
 頭部及びSRMがと畜場において焼却された。
 なお、と畜解体時に使用した器具等は3%次亜塩素酸ソーダで消毒された。

 21日(水)
 内蔵(胃、腸)について、と畜場において焼却された。

 22日(木)
 留萌保健所のと畜検査員及び留萌家畜保健衛生所の家畜防疫員の立会の下で、枝肉、皮、内臓(筋肉部)、尾がと畜場において焼却された。

 23日(金)
 同日と殺された51頭分に係るはほ肉、アキレス腱、血管、血粉、乳房がと畜場において焼却された。

 24日(土)
 同じく肝臓及び四肢の脚がと畜場において焼却され、同日すべての焼却が終了した。



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