BSEトップへ
農林水産省プレスリリース


平成13年11月21日
農林水産省生産局
畜産部衛生課   


牛海綿状脳症(BSE)確定診断の結果について

 11月19日、北海道のと畜場で処理された牛について、帯広畜産大学においてウェスタン・ブロット法による確認検査を実施した結果、本日午前、陽性と判定された。
 当該牛については、本日夕刻に開催された「第2回牛海綿状脳症(BSE)の検査に係る専門家会議」において、BSEであるとの確定診断が下された旨の連絡が厚生労働省からあった。

 当該牛について、現時点で把握している情報は以下のとおりである。
 (1)農場所在地:北海道宗谷郡猿払村
 (2)飼養規模:ホルスタイン種77頭飼養の酪農家
 (3)当該牛の概略:ホルスタイン種、雌、5才7ケ月(平成8年4月4日生)
 (4)当該牛の導入元・給与飼料状況等
   @導入元:自家出産
   A給与飼料等:現在調査中

 当該牛がエライザ検査で陽性となった段階から、家畜保健衛生所においては当該農家が飼養している同居牛を既に監視下においており、それらの移動・出荷の自粛を要請してきたが、本日BSEであるとの確定珍断が行われたことを受けて、家畜伝染病予防法に基づき、移動の制限を実施している。

 現在、当該牛の同居牛等の追跡調査、当該牛の飼養農場における飼料の給与実態の調査等に着手しており、感染原因や感染ルートの解明を進めることとしている。
 また、同居牛等のうちから疑似患畜を特定し、BSE検査を行い感染の有無を確認していくこととしている。

 なお、当該牛に係る特定危険部位及び頭部については、既にと畜場において全て焼却されており、と体についても、全量がと畜場内に保管されており、BSEであるとの確定診断を受け、全て焼却される予定である。





農林水産大臣談話

新たな牛海綿状脳症(BSE)陽性牛の発見と対応について

平成13年11月21日
農林水産大臣談話 

 先月18日以降、と畜場に搬入された全ての牛について、BSE検査が実施されているところですが、これらの牛のうち、今月19日に北海道のと畜場に搬入された1頭につきまして、本日開催された「牛海紳状脳症に関する専門家会議」において、BSEであるとの確定診断の結果を得られた旨厚生労働省から報告を受けました。

 この牛につきましては、BSE感染性のあるとされる特定危険部位である脳、脊髄、眼、回腸遠位部はもちろんのこと、全ての部位について、適切に焼却処分されることとなつており、決して市場に出回ることはないよう措置されておりますので、ご安心ください。

 農林水産省といたしましては、当該牛がエライザ検査で陽性となつた段階から、家畜保健衛生所において当該農家が飼養している同居牛を既に監視下においており、それらの移動・出荷の自粛を要請してきております。本日の確定診断を受けて、家畜伝染病予防法に基づき、移動の制限を実施しているところであります。

 また、直ちに、同居牛等の追跡調査や給与飼料の調査等に着手しており、感染原因や感染ルートの徹底究明に全力を上げてまいります。

 なお、今回、新たにBSE感染牛が食用として出回ることなく発見されたことは、先月18日以降のBSE全頭検査体制が有効に機能してきたことを示すものと言えます。
 農林水産省としては、引き続き、厚生労働省や都道府県と連携しつつ、食肉等の安全の確保と、国民の皆様の不安の解消に万全を期してまいります。


追跡調査結果(第2報)
BSEトップページに戻る