1 地域情報化推進の基本的考え方

 

 本県では、平成11年8月に、21世紀の新しい岩手の姿を描き、その実現に向けた第一歩を踏み出すものとして、本県の進むべき方向や目標、さらに、その実現のための方策を明らかにする「岩手県総合計画」を策定しました。

   この計画では、「環境、ひと、情報」の三つの視点を21世紀の可能性の扉を開く鍵と位置づけ、岩手県総合計画の基本目標である「夢県土いわて」を実現するために必要な仕組みづくりや、重点的な取組みを、「岩手の未来を拓く先導的プロジェクト」として強力に推進していくこととしています。

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近年の情報通信ネットワークとマルチメディア技術の進展は、距離と時間、国や地域を超えて様々な活動に限りない広がりをもたらし、日常生活にも浸透し、社会構造を大きく変えようとしております。

また、インターネットなどの情報通信ネットワークを通じて、地域が、直接、世界と結ばれることにより、だれでも、どこでも世界の中心になり得る社会へ移行していくものと考えられます。

このような社会においては、国内外の文化・知識、情報、地域資源を目的に応じて結びつけることが可能になり、地域発展の仕組みづくりやそのような仕組みを活用した多様な個性や文化の創造が重要になってきます。

「情報の森づくり」プロジェクトは、こうした時代の潮流を背景として、情報化を積極的に推進し、県民生活の向上を図るとともに、内外のさまざまな情報の活用や、個性・特色を生かした質の高い情報の創造とその発信等により、新たな産業や文化を創出するなど、地域の活性化に結びつけていくプロジェクトです。

情報の森づくり」プロジェクトを推進するに当たっては、本県の公的サービスや情報ネットワークの現状等を踏まえ、次のような課題に対応した情報通信ネットワークを構築していく必要があります。

@ 急速に進歩するマルチメディアへの対応
A 県内どこでも質の高い公共サービスが受けられる環境の整備
B 災害への迅速かつ適切な対応
C 地域の日常生活やコミュニティ活動に役立つ情報の提供

D 市町村との緊密なネットワークの形成

E 低廉なネットワークの運営