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牛ふん堆肥中のクロピラリドが原因と疑われる園芸作物等の生育障害の発生への対応について(平成29年6月 一部改正)

ID番号 N51973 更新日 平成29年8月22日

クロピラリドとは

 クロピラリドは、海外で牧草、トウモロコシ等に使用されている除草剤で、日本では使用されていません。クロピラリドは分解が非常に遅く、輸入粗飼料を給与された家畜の排せつ物や堆肥に残留します。  

 国内各地でクロピラリドが残留した堆肥の使用が原因と疑われる植物の生育障害が報告されていますので、被害防止に向けて、下記により対応いただくようお願いします。

 なお、クロピラリドは家畜や人に対する毒性は低く、輸入粗飼料に残留したクロピラリドが原因となって、家畜自身やその畜産物を摂取した人に対して健康被害をもたらすことはないと考えられています。

クロピラリドが原因と疑われる園芸作物等の生育障害の発生状況について

 クロピラリドによる生育障害の現れ方は品目によって異なります。平成17年以降に農林水産省に報告されたクロピラリドが原因と疑われる生育障害の発生事例は13県で39件となっており、うちトマト、ミニトマトの育苗及び施設栽培が21件と最も多く、次いでスイートピーの施設栽培が7件、エンドウ、ピーマン、トウガラシ、ナスの育苗が7件となっており、露地栽培における事例は報告されていません。

輸入飼料中及び堆肥中に含まれるクロピラリドについて

 平成28年度に農林水産省が行った実態調査では、輸入粗飼料のみならず穀類やその加工穀類(小麦ふすま、大麦ぬか)にもクロピラリドが含まれていることが認められ、特に肥育牛由来の堆肥は、乳用牛由来の堆肥に比べ濃度が高い傾向が認められました。

畜産農家の皆様が行う対応について

1 以下の方に牛ふん堆肥を販売・譲渡する際は、特に情報を共有するとともに、可能な範囲で生物検定を行いましょう。

(1)トマト(ミニトマト)の育苗および施設栽培を行う方

(2)エンドウ、ピーマン、ナスの育苗を行う方

☆情報

 「牛ふん堆肥は、クロピラリドが含まれている可能性があり、使用に当たっては作物の種類や施用量等に留意する必要がある」こと(以下共通)

★コスモスによる簡易な「生物検定」の方法

2 上記以外の方への譲渡や自牧草地への堆肥の施用については、施用量を遵守しましょう。

 牛ふん堆肥は土づくりに欠かせないものです。クロピラリドが原因と疑われる被害事例の多くは比較的軽微なものであり、露地栽培での被害事例はありませんので、施肥基準等に即した施用量を遵守しましょう。

堆肥等製造・販売業者の皆様が行う対応について

1 以下の方に牛ふん堆肥を販売・譲渡する際は、特に情報を共有するとともに、可能な範囲で生物検定を行いましょう。

(1)トマト(ミニトマト)の育苗および施設栽培を行う方

(2)エンドウ、ピーマン、ナスの育苗を行う方

2 上記以外の方へは、施用量を遵守するよう伝えましょう。

 牛ふん堆肥は土づくりに欠かせないものです。クロピラリドが原因と疑われる被害事例の多くは比較的軽微なものであり、露地栽培での被害事例はありませんので、施肥基準等に即した施用量を遵守しましょう。

培土・堆肥の販売業者の皆様が行う対応について

1 以下の方に牛ふんを含む培土や堆肥を販売する際は、特に情報を共有するとともに、可能な範囲で生物検定を行いましょう。

(1)トマト(ミニトマト)の育苗および施設栽培を行う方

(2)エンドウ、ピーマン、ナスの育苗を行う方

2 上記以外の方へは、施用量を遵守するよう伝えましょう。

 牛ふん堆肥は土づくりに欠かせないものです。クロピラリドが原因と疑われる被害事例の多くは比較的軽微なものであり、露地栽培での被害事例はありませんので、施肥基準等に即した施用量を遵守しましょう。

耕種農家・育苗業者の皆様が行う対応について

1 以下の方は培土や堆肥の情報を確認しましょう。

(1)トマト(ミニトマト)の育苗および施設栽培を行う方

(2)エンドウ、ピーマン、ナスの育苗を行う方

 培土や堆肥を買うときは、原材料に関する情報を提供元に確認し、提供元が生物検定を行っている場合は、結果の提供を求めましょう。

 検定結果がなく、牛由来堆肥を使用せざるを得ない時は、生物検定を行い、安全性を確認してください。

 トマト、ミニトマトの施設栽培での堆肥施用は牛ふん堆肥の施用量をなるべく低減するとともに、土壌と良く混和しましょう。

2 上記以外の方は、堆肥の施用量を遵守しましょう。

 牛ふん堆肥は土づくりに欠かせないものです。クロピラリドが原因と疑われる被害事例の多くは比較的軽微なものであり、露地栽培での被害事例はありませんので、施肥基準等に即した施用量を遵守しましょう。

クロピラリド関連情報の詳細について

クロピラリド関連情報や各対応の詳細については下記のサイトを参照頂きますようお願いします。

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このページに関するお問い合わせ

農林水産部 農業普及技術課 技術環境担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5652 ファクス番号:019-629-5664
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。




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