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ギャバ(GABA)生産能のある乳酸菌を発見!有用代謝産物を含有した機能性食材の開発に期待

ID番号 N7892 更新日 平成25年12月26日

糖を発酵させ、多量の乳酸を生産する細菌である「乳酸菌」。チーズ、バター、ヨーグルトなど多くの発酵食品に利用されていますが、県内の発酵食品の中から、特定保健用食品として成分表示が許可されているアミノ酸「ギャバ(GABA)」を生産する乳酸菌が発見されました。北里大学海洋バイオテクノロジー釜石研究所の志津里部長らの研究成果です。
北里大学海洋バイオテクノロジー釜石研究所は、世界屈指の海洋微生物コレクションと微生物培養技術を有していますが、微生物による発酵技術を地域産業の活性化につなげようと、乳酸菌に着目し、県内の発酵食品から330株以上の乳酸菌を収集しました。
収集した乳酸菌について生育温度や酵素活性等の分析を行った結果、機能性物質であるギャバを生産する乳酸菌を発見しました。
この乳酸菌の産業応用として、三陸沖で漁獲されるイサダに注目し、乳酸発酵によるギャバ含有イサダ食品素材の開発を行いました。まず、イサダの乳酸発酵に最も適した乳酸菌を選抜し、培養条件を決定しました。また、ギャバはグルタミン酸を原料として生成されますが、高効率にギャバを生成させるには高価で品質の良い昆布などを添加する必要があったので、イサダ自身からグルタミン酸を遊離する技術を開発しました。
これらの研究成果により、高濃度にギャバを含有するイサダ食品素材を、より低コストで生産する技術に道が開かれました。
健康志向が強まる中、ギャバを含有する食品は、特定保健用食品として許可され、多くの製品が市場に出されています。また、本県のイサダの水揚げ量は全国第一位ですが、加工方法に限りがあり、これまで食品化技術の開発には様々な困難がありました。今回、ギャバを高濃度に含有したイサダ食品素材の開発に一定の目処が立ったことは、県内の様々な食品素材の付加価値向上につながるものと、関係者の注目を集めています。
なお、本研究は、岩手県による「平成20年度海洋バイオ応用化研究支援事業」及び釜石市による「釜石市創薬プロジェクト研究支援補助金」を利用して行われたものです。

このニュースは下記のメディアでも報道されました。

  • 朝日新聞 平成21年6月4日(火曜日)22面
  • 岩手日報 平成21年6月10日(水曜日)1面
  • 岩手東海新聞 平成21年6月10日(水曜日)3面
  • 河北新報 平成21年6月19日(金曜日)22面

お問い合わせ

研究開発、新製品開発のシーズに関すること

北里大学海洋バイオテクノロジー釜石研究所(志津里部長)
〒026-0001 岩手県釜石市大字平田3-75-1
電話:0193-26-6622
ファクス:0193-26-6592
電子メール:yshizuri@kitasato-u.ac.jp

研究会、施策に関すること

岩手県商工労働観光部科学・ものづくり振興課(大越、阿部)
電話:019-629-5251
ファクス:019-629-5549
電子メール:AB0005@pref.iwate.jp

イサダの写真

イサダの粉末写真

このページに関するお問い合わせ

政策地域部 科学ILC推進室 科学技術担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5251 ファクス番号:019-629-5339
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。




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