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草の根地域訪問「こんにちは知事です」(平成19年11月26日)

ID番号 N11750 更新日 平成26年1月17日

訪問団体名:和井内区(宮古市和井内)
日時:平成19年11月26日(月曜日) 9時30分から10時30分
場所:和井内ふるさと会館 農山村文化体験交流室

開会

大矢局長
それでは、ただいまから県政懇談会「草の根訪問地域訪問『こんにちは知事です』」を開会いたします。
本日は、急なお願いにもかかわらず、快くお引き受けしていただきまして大変ありがとうございます。私は、本日司会を務めます宮古地方振興局の大矢でございます。よろしくお願いいたします。

知事あいさつ

大矢局長
それでは、開会に当たりまして知事からごあいさつ申し上げます。

達増知事
皆様、おはようございます。今日は朝から『こんにちは知事です』ということで、まずは「おはようございます。知事です」でありますが、この町内会自治会あるいは旧村、今ではこういう小さい身近な地域をコミュニティーと呼んだりするわけでありますけれども、岩手のコミュニティー、これを県としてもしっかり守り、そして県の力、地域力を高めていくための基盤ともしていかなければならないということで、守るも攻めるもコミュニティーという考え方で、県としてもしっかりとコミュニティー政策というものを持っていかなければならないのではないかということで、岩手県のコミュニティー、まずコミュニティー100選という企画をいたしました。長い歴史のあるコミュニティー、また活動が活発なコミュニティー、また新しい独特の取り組みをしているコミュニティーなどなど、市町村と相談しながら選んで、そして県民に広く知らせていくという企画、その100選の最初の第一段階に選ばせていただきました和井内区の自治会でございます。そこをまず私みずからお邪魔しまして、コミュニティーの現状、いろいろな課題、そして将来の希望、そういった話をさせていただくというのがこの「草の根地域訪問『こんにちは知事です』」の企画の趣旨でございます。今日はその第1回でこちら和井内にお邪魔をしたところでございます。
このふるさと会館は、近くはよく通っていたのですけれども、入ったのは初めてでありまして、地域の活動の拠点として大変すばらしいところだなというふうに思いました。今そこで年表も拝見してきたのですけれども、古い歴史のある地域であり、昔は村として活動し、そして今は自治会としての活動も歴史があり、またスポーツ、文化など大変活発であるというふうに伺っておりますので、その辺のところを直接お話を伺いたいと思います。
なお、県としては県北・沿岸振興ということに力を入れております。これはせっかく地域資源に恵まれ、また歴史と伝統の中で大地に根差した、あるいは海に出ていく、そういう活動をしてこられた人材も豊富な県北・沿岸というところで、近年いまひとつ所得が伸び悩み、経済情勢、また社会的にも課題がある。そこを何とか県としても振興していきたいというのが県北・沿岸振興でございますけれども、この和井内がございます旧新里村、また田老町や川井村といったあたりは県内でもそうした経済的課題の大きいところでございますので、そういったところの現状と、そして克服する方向性など確かめ合うことができればと思っております。本日はよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

大矢局長
ありがとうございました。それでは、本日の出席者につきましては、お手元の出席者名簿をごらんいただきたいと思います。また、本日は県議会から伊藤勢至議員さんがお見えになっておりますので、ご紹介を申し上げます。

伊藤県議
おはようございます。

大矢局長
なお、和井内区様につきましては、ただいま知事からお話がありましたように「元気なコミュニティー100選」の団体として選定させていただいております。今日は懇談に入る前に、その選定証を知事からお渡ししたいと思います。よろしくお願いいたします。
(選定証交付)

団体員
地域一丸となって、これからも地域づくりに努めてまいります。どうぞ県知事さん初め関係の方々の和井内区の活動に対しまして、これからもご支援、ご協力、ご指導のほどをお願いいたします。
本日は本当にありがとういたしました。

懇談

大矢局長
それでは、早速懇談に入らせていただきますが、まず和井内区様から活動内容などにつきましてご説明をいただければと思います。

団体員
それでは、私のほうから活動の一端を申し述べさせていただきます。

大矢局長
どうぞお座りになって。

団体員
はい。和井内区と呼ばれるようになったのは明治22年、和井内村、刈屋村が合併してからだと思います。それが今日まで続いているのではないかと。それ以前は和井内村平沢区とか平片区になっていたのが合併して刈屋村和井内区、そして一番組から五番組になっておるものでございます。
皆さんのお手元にこういう資料あると思いますが、区のほうではこういう資料のように各種団体を取り入れた区の役員名簿をつくって活動しておるわけでございますので、中身は……。ここの中に専門部会となって体育部、地域振興部、ほとんどこの2部によって運営はしておるわけでございます。
そして、ここの役員に載っていない方で、区のほうでも大変お世話になって活動しておる方々がございます。それは小学生を中心とした和井内青雲太鼓の会、それから和井内中郡念佛踊組合、和井内清水獅子踊保存会、和井内リンゴ生産組合、清水平片集落ビジョン、和井内郷土料理研究会。和井内郷土料理研究会の会長さんの東舘さんは、今日は出席いたしております。
それでは、19年度の区の活動をお話します。5月の2日には定期総会、そして5月20日には和井内小学校との学区民運動会、これは小学校さんと実行委員会を組織して、この中にあると思いますけれども、実行委員会を組織して行っております。歴代の校長先生、教職員の皆さんの寛大さに支えられて、昭和50年代から現在まで続いております。

達増知事
和井内小学校は何人ぐらいですか、生徒は。

団体員
このときの運動会の資料づくりは先生方にお願いして、私たちは環境整備のほうをお手伝いすると、このようになっております。
6月24日、これは和井内区文化公演会、今年は漆原栄美子ショーを行ったわけでございますが、1年置きに区で公演会を行って、次の年は見聞を広げるために県内外に研修に出かけると、そういうような形をとっております。
資料にはございませんが、先ほど申し上げた和井内青雲太鼓の会、中郡念佛踊組合、清水獅子踊保存会を区長が呼びかけて8月の14、16、これは宝鏡院の境内、ここから500メートルぐらいのところにございますが、宝鏡院の境内で先祖代々の供養を兼ねて奉納踊りを行っております。
そして、9月16日には敬老会、これは今年第2回でございますが、敬老会を行っております。というのは、合併して初年度は市のほうでお願いしたのですけれども、昨年度から区のほうに予算をいただいて、昨年度は初めてなもので大変戸惑いましたけれども、今年は区の事業として予算も盛り込んでスムーズにできたかなと、こう思っております。
9月30日には第14回のスポーツ祭を和井内で開催しております。今年は参加者60名ということでございますが、今年は稲刈りとかいろんな行事がぶつかって参加者が少なかったわけでございます。
10月7日、これは新里村の時代から新里地区のスポーツ、レクリエーション、ここに参加させていただいております。おかげさまで和井内は成績がよいと褒められておるところでございます、手前みそではございますが。
何としても大きいのは11月の第1日曜日に行う和井内ふるさと収穫祭でございます。ここも実行委員会を組織して収穫祭を行っておりますが、ここで和井内リンゴ生産組合、清水平片集落ビジョン、それから和井内郷土料理研究会、そして和井内小学校、それから新里総合事務所さん、それから商店にも呼びかけて店舗を出してもらっているわけでございます。そして、収穫祭のメーンは何かといえば十割そばでございます。これは地元でつくったそばで、この地のそういう施設を使って食堂を開いて、そのときは、種まきから一切お願いしていると、そういう団体でございます。
第1回のふるさと収穫祭は平成14年、この会館のオープンにあわせて行ったわけでございますが、何せそのときは手探りの状態で、和井内小学校の校長さんも1つ悩み事があると。それは何かというと、小学校のタイムカプセル25周年記念の開錠の年であると。どこでそれを開錠したらいいのかと悩んでいたと、遊びに来ないかと言われて、小学校さんに遊びに行って、その話を聞いて、それであればふるさと収穫祭と一緒にお願いできないであろうかといったらば、迷惑をかけるからということでしたけれども、いや、そんなことはないと。小学校も、地域も一体とならなければ何もできないのではないかと。結局スケジュールの中にそれを組み込めば大丈夫でしょうということで、この間1回目の収穫祭とあわせて行ったわけです。それが大盛況で、そのときに岩手日報社さんもおいでになられて、来客数2,000名と発表していただきました。それで、第1回目が余りに盛況だったので、15年、16年は落ちるのではないかと、そういう心配をしたわけですが、15年、16年が少しずつふえたわけです。来客数がふえたので、これはいけるなと。
17年度は宮古市、田老町、新里村の合併の年でしたが、このときは驚異的にふえたのです。それは3,700名のときの広報より6万名のところに出す広報のほうの威力があったのではないかなと。これは本当に合併の最大の効果だったのだと、こう思っております。今年はまたそれから増えているという現状です。そして、今年を見ますと駐車場が少ないのです。そして、遠くから来ているお客さんは岩泉町、山田町、大槌町、一関市、この辺からも来ていただいております。それは何でわかるかというと、うちのほうでこういうカードをつくって、100円買ってもらうとハンコ1つ押して、1,000円買ってもらえば住所と氏名書いて抽選箱に入れる。それで、この方々がわかっておるわけですが、私は駐車場を回ってみましたら、それ以外に浜松、湘南、野田、宮城、秋田、岐阜、そういうナンバーの方もお見えでした。
収穫祭には出店者会議を設けて、それから終われば今度は反省会。これは、収穫祭だけではなく、反省会を持つのは運動会もスポーツ祭も同じです。そうでないと参加型になって、なかなか前に進まない。参画型であれば皆さんが発言できるから、よりよい地域づくりができるのではないかとこう思っております。
今まで19年度とり進んできたのが大体そこで、これから冬期間は何をやるかというと、地域講座、これは新里地域に生涯学習センターというものがございます。そこの方々といろいろ相談して、これから3月いっぱいまでには3回ぐらいの地域講座をやると。それで、昨年度も3回行ったのですが、資料を最後のほうに付しておりますが、これは第2回の講座でございます。これは、宮古の市民生活部生活課の方にお願いして、ここでお話をしております。それで、昨年度ここでお話しいただいたことが平成21年、または22年から取り組めるのではないかなと思っております。
大体このような活動をしておりますが、何と言っても収穫祭が大きなもので、これを地域住民が頭で覚えたのではなかなか進まない。やはり体で覚える。ようやく体で覚えたので、今度は次の段階に進むべきかなと。ただ、収穫祭はもう限界かなというのは駐車場がないし、いろんなものをつくる施設がないのです、和井内には。豆腐とかみそ、こういう施設があればまだお客さんに対応できるのですけれども、これがない。
それで、20年は無理ですけれども、21年ごろから5月に山菜祭り、これは規模を小さくして、今からどれくらいそのときの山菜が出るのか、そういうのも調査しながら21年か22年にはできないのかなと、そう思っております。
それから、和井内でそれに加えて何があればいいのというのですけれども、それはグリーンツーリズム型のものがなければならないのではないかと。
それで、一番いいのはここから西へ行った安庭ノ沢という所がございます。そこには住民一人も住んでいません。6キロ行ったところに老人憩いの家がございます。そこが余り活用されていない。それから300メーターぐらい手前に広場がございますので、夢ですけれども、キャンプ場をつくって、魚釣りができて、それから憩いの家から2キロぐらい奥へ行くというと見事な滝があるのです。それを見ながらぐっと林道を登って行くと標高1,319メーターぐらいかな、あの境のところに、堺ノ神岳というすばらしいところがありますので、それにつながる活動ができれば和井内ではいいのではないかなと、こう思っております。私のほうからは大体以上でございますが、ぜひ皆さんからも何かいろいろご意見があると思いますので、その辺はよろしくお願いいたします。
以上です。

大矢局長
それでは、ここからは自由な形で意見交換ということなのですけれども、1人ずついろいろ。

達増知事
そうですね。

大矢局長
料理研究会の方からよろしくお願いいたします。

団体員
私のほうからは、特にこれといってあれなのですけれども、さっき区長が話したように、研究会の立場としてお願いできればと思っているのが、やっぱりみそをつくったりとか、だんごをつくったりというような施設がありますと私たちも年間を通じた活動ができたり、あとはどんどん高齢化社会になっておりますので、やっぱり今ここで豆しとぎもつくらせていただいていましたけれども、昔の食べ物を高齢者の方たちは食べたくなるのではないかなと思いまして、そういうときに声がけをしながら、こういう作ったものを持って回ったりすれば後期高齢者への支援にも役立てるのかなと考えております。
以上です。

団体員
どうぞ、この豆しとぎを。大丈夫、食べられると思いますから。

達増知事
おいしいです。
では、部落長の方から。

団体員
実は、私は農業なものですから、若干そういうカラーも含めて報告したいと思いますが、区長が区の行事全体について話されましたが、この中でも区長みずからが非常に力を入れているのがふるさと収穫祭ということでございます。区としても、ここにあるように、この住民の人口の5倍、6倍の人口が1日だけですけれども、おいでになるということになればかなり区長が力を入れるのもそのとおりだなと思っております。
それで、この中で定住人口よりも交流人口の拡大で、むしろ手っ取り早くそっちのほうの拡大で振興を図るというムードがありますから、そういう意味でこの行事というのは合致しているのだろうと思いますし、その中で、やっぱりまだ弱いのが今区長も、東舘ツカ子さんもお話しになりましたが、加工施設がないということが1つだと思います。
それからもう一つは、やっぱりそれ以前にここで生産する、この地域で生産する野菜なり、あるいは生産物なりというものを販売できればなと、こう思っています。むしろそのことが販売品を媒体として交流がより密度の高いものになるのではないかなと、こう思っているわけですけれども、そこで高齢化というのはこの地域だけの問題だけではないし、共通する問題だと思いますが、そういう中で、例えば農業生産対策について見れば、今国でやっているような集落20ヘクタール、個人4ヘクタールというような経営体を積極的に育成するというのも、これもすばらしいことだと思います。しかし、一方ではその編み目を倍にも4倍にも細かくしても、なお網から漏れる部分がある。まさに、この地域はそういう地域なわけですので、そういう意味では言うなれば経営としての生産対策である農業から、あらゆる意味で福祉としての福祉的な農業というようなものの組み立てが必要ではないのかと。高齢者の方々は、それに生きがいを持っておられます。ここでも軽スポーツが非常に盛んでして、そういう生きがいを持っておられるし、あるいは川で釣りをなされる生きがいを持っておられる方もありますし、それはそれで非常に結構なのですが、一方では生きがいの一部に生産する喜びをさらに加えて進めることも一つではないのかと。
先ほどお話しした産地力というか、産地の力というような流通の中での位置づけではない意味で、福祉的な立場からの生産活動的なものの推進を図れればなと思っていたのです。そいつは、その辺はご存じのとおりこのような地形ですから、農家でいっても大体100%兼業農家だと。それから、耕地面積も0.5ヘクタールぐらい平均するとそんな面積だと思います。そういう中では、当然専業農家ということはあり得ないわけでして、そういう意味で福祉的な農業生産を通じてふるさと収穫祭を盛り上げたい。あるいは区長も触れられているようなグリーンツーリズムの展開なりというものが図れればなと、そんなムードづくりをしたいなと、できればこんな願いを持っております。
以上です。

大矢局長
副区長の方。

団体員
女性が副区長というのを認めていただいたのは10年くらい前だったと思います。やっぱり区の中の実行部に女性もやっぱり必要ではないかと周りから声をかけていただいて、それを認めてくださった住民の皆さんへの感謝をしながら副区長ということで、区長の支えになるようにやっているわけですが、元はというか、婦人会の会長をしておりました。婦人会というのは、今は宮古市と合併しまして、宮古地域婦人団体協議会というふうになりましたけれども、地区、地区の行事には参加して、できるだけ皆さんの、女性の立場から声を立てていかなければいけないなと思いながらやっております。
それで、私は婦人会もそうですけれども、消防の協力隊のほうもやっておりましたので、道路がすごく、救急の場合に、救急車を呼んでも、今はいいですけれども、雪の場合になると来ていただく時間というのがすごくかかるものですから、救急の場合でなくてもそうですけれども、道路が一番何とかしてほしいなと思うところです。
あとそれから老人というか、施設がすごく足りない、将来的には逆に老人のほうは少なくなってきて、入れ物のほうだけが多くなって、老人が少なくなってくるというところもあると思うのですが、現在は入れる入れ物が……入れ物という言葉はうまくないですけれども、そういうものがないということで、すごく今悩んで、お年寄りのたらい回しというか、そういうのがすごく多くなっているという話を聞いていますので、そういったことの働きかけを側面から今やっているところです。
以上です。

団体員
和井内で書記をやらせていただいています。よろしくお願いいたします。
今回知事さんは1回目ですよね、コミュニティーで来ていただいたというのは。

達増知事
はい。

団体員
後ろを見ていただいても、テレビ局さんやら、県議会議員さんも来ていると思うのですが、旧新里村ということで、今は合併して3年目になるわけですが、新里村から今度は宮古市の和井内ということで、新里村と言うときには和井内、刈屋、茂市、蟇目、腹帯と。「おまえさんどこですか」と言われて、新里の和井内でございますと、これで大体通ったのです。ですが、今は宮古市和井内ということで、当然中央が茂市にあったものが宮古市の中心街ということで、どんどん、どんどん行政的にもそういったものも遠くなっている感じを受けるのです。よかれということで合併したと思うのですが、やはりこのままでは、先ほど区長さんのあいさつにもありましたけれども、和井内区という地域が高齢化も進んでおりますし、埋没してしまうのではないかということで、本当に和井内区は和井内小学校14名初め保育園まで含めて地域一丸となってPR活動を含め一生懸命頑張っております。
それに対しまして、区ですから、当然縦割りで行っているわけですけれども、組織というのは。何せお金がないです、ぶっちゃけ問題。先ほど区長からも報告があった11月の第1日曜日に行っている和井内ふるさと収穫祭、これ第1回目は本当に手づくりでした。次に控えている田越さんが進行部長ということで先頭で指揮をとっていただいて、本当に若い人たちから年寄りまで準備から、物がないわけです、お金もないわけです。旧新里地区の、今は新里総合事務所という形になるのでしょうが、そういった職員の方々のご努力もあって、まず1回やってみるべと、だめならやめるべと、そういった形で始まったのがこのふるさと収穫祭だったのです。そのときに大きかったのは、メディアさんに取り上げていただいて、日報さん、来場者が2,000人ということで、こんなちっちゃい地域でもみんなが協力し合えばできるのだと。ですから、それから徐々に、徐々にふえてきて、今年度も天気に恵まれたということで3,000人と。今どきなかなかないと思うのです。私はいろんなイベントにも携わってきています。旧新里地区では10月の第3日曜日に新里祭りという大々的なイベントがあるのです。これはもともと商工会青年部がちっちゃいお祭りから始まったものが今は大きくなって、今は来場者が1万人を優に超すと思うのですが、下刈屋地区というところの体育館のところで、これは東舘さん、何年だべね。私は司会やってもう25年になるから、司会もそろそろ引退なのですけれども、やらされていて。舞台の上から見るのが一番わかるのです。場所の移動、二、三年したらまた元の場所でやっているのですが。ピーク時に比べますと、やはり今は7割、8割ぐらいでしょうか。いろんなところの地域のイベントも重なるという部分もありますけれども、やはりこういった難情勢といいますか、こういった厳しい経済状況の中で、そういったことに使う。見には来ますけれども、特に出店者の方から聞こえてくるのはお金を落としていかない。先ほど東舘さんのほうからも出ましたけれども、年寄りの人たちも昔のようになるのではないかと、需要とニーズですよね、そういったものをピンポイントでこういった和井内ちっちゃい地域でもできるのだよということで頑張ってきていました。
とりとめもない話をしてしまったのですが、他の方がしゃべる時間がなくなるもので、この辺でやめたいと思いますけれども、最後に1つだけ、知事さん、岩手日報さんに、こういうふうにコピーですけれども、載っています、29団体に選定証を交付ということで今日は第1号で、いっぱいメディアの方を連れてきてくださいまして、本当にありがとうございます。いいPRになったと思います。そこの中で、国や県の助成で積極支援すると新聞に載っていますので、そこら辺のところ。さっき言ったとおりお金がありません。もっともっと大きくしたいと思いますけれども、その辺のことで国や県さんがついていただければ、この認定証が紙切れだけではなく、きちんと県も応援するのだというような姿勢を、特に大事業ですので、ここに支援すればほかの地域も、ああいうふうに支援してくれるのだということで活性化になるのではないかと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。
以上です。

団体員
和井内区の地域振興部長でございます。よろしくお願いします。
私の担当といたしましては、和井内地区の地域の活性化になるようにということで、和井内区の文化公演会と11月の、今年は第6回ですが、和井内ふるさと収穫祭、これの担当に任命されて悪戦苦闘で頑張っているところであります。それなのですが、さっきのとおり、菅野さんの言ったとおり軍資金がなくて、本当に何ともならない状態で始めたふるさと収穫祭で、そしてお年寄りの方にはお祭りやって、お金もないのに区に迷惑をかけ、赤字こさえてかまけすものだなとしゃべられて、地域一丸となってやれば何とかなるのではないかということで、第1回目の和井内ふるさと収穫祭をやりまして、やったところ、今度年寄りの人たちが昔の和井内が、お祭りですごかったということで1回目の反響をいただきまして、そこで私も苦労が報われたというか、よかったなと思いました。今年で第6回となりまして、年々徐々に人もふえて定着していってくれればいいなと思いまして、いつもなのですが、新里総合事務所の地域振興課さんにお世話になってご支援していただいて、2年前から宮古市地域創造基金もお願いしていただいております。大分お祭りもやりやすくなりまして、何とか定着させたいなと思っています。そんなところです。

達増知事
お話ありがとうございました。和井内ふるさと収穫祭というのは、本当に地域の皆さんで頑張ってすばらしいイベントを続けてこられたと思います。
それで、伺っていて、合併でやはり来場者がふえたということで、交流人口拡大していくという、交流を進めていくには合併というのがやはり効果があるのだなというふうに思いました。
一方で、行政の観点からすると、ちょっと行政が遠くなるような感じというのはあるのだと思いますけれども、いろいろ交通、通信、インターネットなどが発達して、それで行政のほうも距離はあっても今まで以上に密接なことができるような環境になってきたからこそ合併ということができるようになってきたのだと思うので、そこはいいところを伸ばし、課題を克服するような格好で合併体制が進んでいけばいいのではないかなと思いました。
和井内というのは、まず名前がいいと思うのです。これは首都圏の人とか、日本中の人にとって和井内という名前は印象に残ると思います。そういうアピールに収穫祭はすごくいいと思います。
この岩泉線というのも結構バックパックを背負った若い人が駅で列車を待っているのを見たことがありますし、列車といえば最近は有名な列車の引退ということで、かなり全国から鉄道ファンが来ておったみたいですけれども、結構全国にアピールできる可能性はあると思いますので、グリーンツーリズムなどは県のほうでいろいろ進めたいと思っていますので、ちょっとこれはいろいろ工夫をしたいなというふうに思いました。
あと念佛踊りや獅子踊りとあと太鼓もあるのですね。そういう郷土芸能というのは本当にすばらしいと思っていまして、県のほうでは今度文化芸術振興基本条例というのを来年2月県議会に出す予定で、そういう地域の郷土芸能などのそういう文化の振興ということにも力を入れていこうと思っていまして、そういうのも県外、首都圏とか、そういうところへのアピールにつながると思っていまして、そういうところにも力を入れようと思います。そういう交流がふえる中で、できるだけ地域の農産物とか、山のものが植えられるという、そういう場を拡大して、また普段生産しているものの評判も高まるように、そういうのをブランド戦略と言ったりするのですけれども、そういう生産物のイメージアップで、また評価を高めていく、知名度を高めてふだんの生産の成果もより高所得につながるような工夫を進めていきたいと思っています。
小規模、0.5ヘクタールということで、県全体の平均の半分ぐらいなのだと思います。小規模だと、やはりビジネスとしての農業というよりは、ライフスタイルとしての農業、先ほど福祉的なとおっしゃいましたけれども、そういう側面も農業にはあるということは、これは行政もビジネスとしての農業だけを見ていくのではなく、やはり生活としての農業というのも見ていかなければならないというふうに思っておりますので、そこもしっかり気をつけていきたいと思います。
あと区長さんがふるさと収穫祭についてでしたが、参加ではなくて参画だという話をされたのは、その違いというのは準備の段階、企画の段階からどんどん意見を言ったり、一緒につくるというところから……。参加だとでき上がったところにただ来るみたいな。そうではなくて、作っていくところから一緒にやるという意味で参加ではなく、参画ということだったのでしょうか。

団体員
そうです。そうすると、ただでき上がったところに参加してくださいというと、やはり一人一人みんな違いますから、そうすると意見を述べる場がない。それよりは実行委員会作って、その段階から皆さんからご意見をいただけばだれも不平不満はない。不平不満が残れば、なかなかいい事業は……。

達増知事
それは地域振興部長さんもそういう話し合いの中心になっていたのだと思いますが、時間はかかって、手間暇もかかるかもしれませんけれども、でも行事そのものの完成度は高まるのでありましょうし、やっぱりそういうやり方のほうがいいのでしょうかね。

団体員
やっぱり知恵を出し合って、何とか祭りに持っていかないとうまくないものですから。

達増知事
そういうのは言うはやすし、行うはかたしで、なかなかやりたくてもできない地域が多いのだと思います。ですから、そういうのをちゃんとやっているというのはすごいことだと思います。これは本当に自慢できることだと思います。

団体員
先ほど副区長が言いましたけれども、女性として区の役員に参加したのは恐らく副区長が初めてだと思います。11年前に私が区長になったときに、人口が多い女性を外すということはどうかと思う。やっぱり女性の意見も聞かなければならない。私は何からそれを考えたかというと、家庭から考えたのです。母親の役割と、それで女性を入れて、執行部の女性は2名、2名でやっています。

達増知事
昔は地域というのは産業の場だったと思うのです。林業があって、また農業もあって。ですから、そういうところは男中心だったのかもしれないのですけれども、21世紀に入って、地域はまずは生活の場というのが大事なので、女性の参画がないとそこはやっていけないのだと思うのです。そういう生活の場として確立していけばこそグリーンツーリズム的なことにも発展して産業面でも活性化につながっていくということだと思いますので、そういう男女共同参画的なやり方というのは非常にいいのだと思います。
山のことも、最近になって木材価格が上がってきたりとか、また原油高で世界中で燃料になるものは何でも高くなってきている。小麦とかなんかもバイオエタノールとかで高くなっていまして、木材というのもだんだんに、今は材木の材料としての価値が見直されてきているのですけれども、燃料として、これはまきから始まって、バイオ的な新燃料、新しい自然燃料という道もいろいろ研究進んでいますので、そういったことも視野に入れて、山のほうの集落というのを県としても大事にしていかなければならないと思っています。そういう生活の場がなくなってしまうと、山に入って仕事をするというベースがなくなってしまいますからね。ですから、今すぐにはなかなか山の商売には難しいところが多いわけですけれども、まず何とか歯を食いしばって守って、守るべきところは守ってという将来の希望につなげたいなと思います。

団体員
先ほど私が申し上げましたのは、安庭ノ沢のグリーンツーリズムを述べました。これは、我々ではできないのです、当然お金もかかるし、市役所さんと相談しながら。市長さんもそういうことには積極的なのです。言うなれば創造基金、3市町村同じ1億円ずつ、10年間で1億円ずつ公平に出してもらえたので、大分地域づくりが進むし、そういう考えを持っておりますので、これから相談して、その点を整備できればなと。恐らく宮古市さんも財政厳しいと思いますけれども、この辺のご支援をよろしくお願いします。

達増知事
はい。

団体員
実は、今創造力に入れない自治会活動の外というか、枠外でのいろんな活動についてご理解をいただいて大変ありがとうございます。やっぱりこの地域は、少なくても国の平均的なレベルなり、県の平均的なレベルから見ても数倍、数十倍の網の目の細かい、政策をしていただかなければ残っていけないという地域です。それはいろんな社会資本も含めて全体的に道路もそうだし、産業もそうだし、ある意味では学校の規模だって先ほど話したとおり20人にならないということなものですから、今回のコミュニティーを通じて非常に幅広いコミュニティーという考え方から見れば、全般的にこういう地域の振興が、知事さん力を入れておられる県北・沿岸地域の振興につながるのだろうと思いますので、そういう意味では機会があったらばひとつお寄りいただいて、いろいろ私たちのお話しする機会を設けていただければ大変ありがたいと思います。ありがとうございました。

団体員
こっちとはちょこっと離れますが、先ほど和井内小学校、ただいま14名と言いましたが、過疎化で子供らが少なくなっているわけです。それに対して、やはり地域の宝、ひいては国の宝というのは子供だと思うのです。そういった部分で、県さんの対応といいますか、知事さんは目が届かない部分だと思うのですけれども、3年前に合併ということで旧新里が宮古市に合併して、そこによって村子連というのがあったのです。子供育成会、歴代あったものなのですが、そこら辺の役員やっていまして、そこで県子連というのがあるのです。県子供育成会ということで、これ合併に伴って消滅していたはずです。県からの補助金もある程度来まして、それによって旧新里地区5地区集まって夏休みなりなんなりに交流を持ってやれるぐらいの基金が来ていたのです。それによって、代表者を選んで、当然県の岩手県にかかわらず、県子連の役員という形で行っては情報を持ってくる。こういったところがあったはずなのですが、若いお父さん、お母さんたちとか、そういう方たちがメーンなのです、PTAですから。そういった方たちが県レベルを見てその地域に持って帰るというのは大きいことだと思うのです。やっぱりそれによって親も育っていくというような、そういった部分がなくなっているはずなのです。ですから、先ほど言ったとおり、私たちはどうでもいいというわけではないですけれども、やはりこれから先、地域を担っていく、国を担っていく、そういった部分で子供たちの活動が衰退してきている、そういった活動がね。県のほうの予算がカットされてきている。こういった現象もあるとは思うのです。和井内の子供たちが物すごい忙しいですよ、さっき言ったように太鼓もあったり、土曜日、日曜日はPTAとかいろんな行事があるわけですけれども、やはりそういった県とのつながり、岩手県全域での全体の集まりとか、子供たちの代表でそういったものにも県の企画あれば行くわけですけれども、そういったものが今多分途切れている状態だと思うのです。私が3年前に事務局やったときに、引き継ぎのときにそれがなくなってしまいましたから。復活していれば申し訳ないのですが、やはりそういった部分。合併になってそれも何十年も歴代やってきているわけです。合併になった途端終わりかいと。これが別に続いていれば私も別に何もないのですけれども、そういった部分で県のほうからも予算も来ない。イコール旧新里地区で子供たちが集まったところで料理を作ったり、川遊びしたり、そういった交流会も当然なくなるのです。そういった部分がちょっと不満でした。特に弱者ではないですけれども、高齢者もそうですけれども、私が携わっているときにはそういった子供たちの関係のほうで、上からカットされてきたという経緯もありましたのでね。

達増知事
旧新里の旧村間というか、自治会間の子供の交流が昔はあったのが今はないわけですか。

団体員
今は多分やっていないと思います。予算がないですから。

達増知事
事実としてやっていないのですか。

団体員
やっていないですね。新里は5地区ずつとしては……

達増知事
宮古市としてはどうなのですか。

団体員
多分やっていないと思います。

達増知事
過去やっていたのはどういう交流ですか。

団体員
地域間交流といいまして、県子連から2万円ちょっとの予算です。

達増知事
具体的には何をやっていらしたのですか。

団体員
地域の村子連の役員さんたちが集まりまして、今年は何やろうかと。

達増知事
子供は何をやっていらしたのですか。

団体員
お料理をつくったり、自分たちで料理を作って、お母さんたちとお昼食べたり、そのときにあとは……

達増知事
それを今はやっていないですか。

団体員
ないです。地域名人たちに竹とんぼづくりだとか、あとはいろんなコミュニケーションとか、遊び方ですね、そういったものを1日かけてやったのですが、今はないです。

達増知事
地域名人というのは和井内ではないどこか刈屋とか中里の人が……

団体員
そうです。刈屋、茂市とか、そういう人たちに講師としてお願いをしています。

達増知事
そういうところは何か工夫をしなければならないかもしれないですね。和井内の近くの地域のそういう人から子供を育てるというのが大事だということですね。

団体員
大事だと思うのです。私もまだ小学校いますけれども、竹とんぼとかを自分でつくって喜んでいますよ。やっぱり自分でつくったものというのは大事にするではないですか。どこかの店に行ってあれ欲しい、これ欲しいと言って買って歩く今の子供たちって……親も悪いでしょうけれども、与え過ぎていますから。二、三日も遊べばもうというような感じですけれども、自分たちでつくったものは大事にしますしね、そういった交流がちょっと途切れているのがちょっと寂しいというか、原因も私はわからないですし、その経緯もわからないですけれども、やっぱり上から削られたから、下が今行われないような状況ですのでね。そういうところも耳を傾けていただければと思います。

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