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草の根地域訪問「こんにちは知事です」(平成20年2月13日)

ID番号 N11744 更新日 平成26年1月17日

訪問団体名:佐比内金山太鼓保存会(紫波町)
日時:平成20年2月13日(水曜日)18時00分から19時00分
場所:紫波町立佐比内公民館

開会

宮舘局長
皆さん、こんばんは。大変お待たせいたしました。ただいまから県政懇談会「草の根地域訪問『こんにちは知事です』」を開催させていただきます。
本日は、佐比内金山太鼓保存会の皆様には、お集まりいただきまして大変ありがとうございます。また、県議会の熊谷泉先生、そして高橋昌造先生には、お忙しいところありがとうございます。また、紫波町の高橋副町長さん初め、役場の皆様には大変ありがとうございました。心から感謝を申し上げます。
私は、本日の進行役を務めさせていただきます盛岡地方振興局の宮舘と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

知事あいさつ

宮舘局長
それでは、開会に当たりまして、達増知事からごあいさつを申し上げます。

達増知事
皆さん、おばんでございます。県政懇談会「草の根地域訪問『こんにちは知事です』」という企画でございますけれども、これは県のほうで今年度補正予算で事業を始めました「元気なコミュニティ100選」という、岩手の町内会、自治会、あるいは地域の団体、ざっと数えて約3,700ほどあるのですけれども、この3,700のコミュニティを改めてアンケートをとったり、いろいろ調べたりしまして、それでいわゆる限界集落と呼ばれるような過疎で大変なところ、どういうところ困っているかとか、あるいは逆にいろんな厳しい条件の中で頑張って、本当に地域の力を、地域力を発揮している、そういうところはどこか、そういうのを調べて、県全体の力を高めていこうという事業でありますけれども、そういう中で元気なコミュニティ100を選び、県民みんなでそれを情報共有して、お互い参考にしようということでやっているその100選にこの佐比内金山太鼓保存会が選ばれまして、その「元気なコミュニティ100選」に選ばれたところをあちこち訪問して歩いております。行ったところがないところが多いのですが、佐比内はしょっちゅうお邪魔をしておりますし、また金山太鼓の皆さんは紫波町内の行事や、さらには東京や大阪や、岩手を宣伝して歩くところにも一緒にいらしていただいて、参加をしていただいて、本当に有名ですし、有名であるがゆえに実は知らないことも多かったりしますので、きょうは改めて力の秘密、人気の秘密を伺いたいと思ってやってまいりました。熊谷、高橋両県議にもいらしていただいていまして、ぜひ地域の力を岩手全体の力にもつなげていきたいと思いますので、きょうはよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

宮舘局長
それでは、本題に入る前に、ただいま知事からご紹介がありました、「元気なコミュニティ100選」に選定されました佐比内金山太鼓保存会に選定証をお渡ししたいと思いますので、どうぞそちらのほうへお願いいたします。

達増知事
選定証。佐比内金山太鼓保存会様。貴団体は、地域の創意と工夫を生かしたすぐれた活動により、地域の活性化に寄与しており、他の団体の模範になることから、「元気なコミュニティ100選」として選定します。平成19年12月26日、岩手県知事達増拓也。
おめでとうございます。

宮舘局長
大変おめでとうございました。

懇談

宮舘局長
それでは、ただいまから知事との懇談に入らせていただきますが、まず最初に佐比内金山太鼓保存会様から、これまでの活動内容などにつきましてご説明をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

団体員
皆さん、おばんでございます。改めましてありがとうございます。それでは、私ちょっと緊張していますので舌足らずのところありますけれども、みんなからフォローをお願いしたいと思います。
それでは、佐比内金山太鼓を限られた時間で紹介をしたいと思います。佐比内金山太鼓、金の産金のほうでも歴史は結構古く、岩手でも最も古い産地であったと言われております。金がとられた時期ですけれども、約390年前となってございます。その当時は1万3,000人という人口であったようですけれども、今現在は1,202人ということで、10分の1になってございます。まず、金鉱が掘れて、砂金がとれたという歴史を背景にした形で佐比内金山太鼓という名前をつけてございます。この歴史をまず大事にしようというところもありますし、この太鼓につきましては小学校の新校舎落成記念として子供たちに何かを贈ろうということで考えられまして、普通の記念またはそういうものであれば贈って終わりであるということで、太鼓を贈って文化をつくっていこうじゃないか、子供たちに文化を贈ろうということで佐比内金山太鼓が誕生いたしました。
この佐比内金山太鼓の発表の場として、毎年金山祭が行われております。開催から今年で20回目となるわけでございます。まず発表の場として保育所の園児からシルバーまで皆さん太鼓をたたいております。出演者になってございます。みんな総出でたたき手となって出演してございます。
この金山祭の運営ですが、実は寄附金というものは全然取っておりません。どのように運営しているかというと、草刈りということで、彦部川というものがこの近くにございます。そこの草刈りを青年部中心にやっており、県からの草刈りの労務費を全部この金山祭に充ててございます。それで運営をしてございます。この草刈りをやっていく上で環境保全にも一役買ってきていると。そこで、魚ですね、ヤマメ、イワナ等も徐々にふえてきていると。あと、祭りを盛り上げると同時に郷土愛を養っているということにもつながってきてございます。
それで私たちは、佐比内金山太鼓の若衆という部分で主立って活動してございますが、活動を始めてから県内外含めて600回を超える公演を重ねてございます。全国の太鼓フェスティバルを初め、川徳の初売り、結婚披露宴、多数のイベントにも出演してございます。いしがきフェスタもです。最近では、この間やった東京のいわて牛フェアにも行ってございます。
次に、海外公演も2回ほど行ってございまして、2002年にはニューヨークに行っております。同時多発テロの追悼コンサートということで行って参りましたが、これは自主公演に近い状態で、お金を自分たちで集めて行ってきたものでございます。初の海外公演をまず成功させたと。2回目のオーストラリアですけれども、紫波町の姉妹都市でありますクイーンズランド州のスタンソープ市で行われましたフェスティバルに参加をしてございます。
あとは、公演、ホールを使った公演をしてございまして、10周年にも田園ホールで行い、次の年はナックスホールにおいても発表をしてございます。最近では、2007年の3月4日に田園ホールで20周年の記念コンサートを開催してございます。
それで、現在の部員の構成でございますけれども、男性9名、女性9名、あとは公演のたびの女性スタッフです。そのうち、佐比内地区外から5名参加してございます。練習は週2回、火曜日と金曜日の夜に小学校の体育館をお借りしてやってございます。出演の依頼については、現在、年に約13回と年々減ってございますけれども、活動しているという状況でございます。
保存会の将来をどう描いていくかという部分ですけれども、佐比内小学校でも太鼓習得が授業の一部に入ってございますけれども、経験を積み重ねた卒業生が現在若衆につながってございますが、全部ではございません。ですので、何人かが地元に残って、継続的に会を形成してほしい。そして、地域に根差した活動を今後も続けたいというのが願いです。地域の活性化は各地の共通課題でございますけれども、どうしていくかというところは、行政の予算や補助金を期待せず、まず自分たちで動くべきだと。金山祭は第1回から寄附をいただいておりません、堤防の草刈り等の経費をもとに開催しています。ですから、無から有を生み出すことが大事ではないかということです。
最後にまとめにいってしまいますけれども、金山太鼓は今音を響かせて20年ということですけれども、伝統芸能としてはたかが20年という形で、まだ認められておりません。ですけれども、佐比内を拠点に、写真を見てごらんのとおり、子供たちから大人まで受け入れられているというのが見られると思います。太鼓と地域のかかわり合いは、地域の中に暮らしのテーマがある限り、文化の音、若人を集って頑張っていきたいなということで締めたいと思います。以上ですけれども、時間いいでしょうか。
以上でございます。

達増知事
無から有を生み出すというのは、きのう私が県の20年度予算の記者発表のときに、これからはそうでなくてはならないというふうにしゃべったせりふで、けさも幾つかの新聞に出ているのですけれども、まさに岩手全体がそうでなければならないと、それを先取りしてやっているという、すばらしいと思います。
伝統芸能に入るか入らないかということもあるかと思いますが、少なくとも文化、地域文化ではありますので、県は今度の2月議会に文化芸術振興基本条例というのを出して、伝統芸能はもちろんですけれども、地域の文化、芸術全体を振興していこうというふうにしていますので、金山太鼓は当然その中に入ってくると思います。

宮舘局長
ありがとうございました。ひとつではお座りになってください。
それでは、これから自由に6人の方々から、これまでの取り組みとか、それからご苦労されている点とか、いろいろ思いをお話しいただきたいと思いますけれども、まず副会長さん、いかがでしょうか。どうぞざっくばらんに、お座りになって結構でございます。

団体員
私、副会長をやっております。一番私たちの悩みと申しますのは、後継者問題です。太鼓は保育所から小学校、中学校、高校まで教えているのですけれども、何せ地元に仕事がないものですから、もう都会のほうに行ってしまうということで、なかなか後継者がなくて困っております。私の考えでは、盛岡あたりでもいいですから就職口があれば、それこそ盛岡と佐比内では30分ほどで通えますので、後継者がたくさん出るような地域にしたいなと思っておるのですけれども。
それから、今大きなイベントを申し上げましたけれども、そのほかに何年前かちょっと忘れましたけれども、スケート国体が岩手で開催された年がありまして、そのとき今の皇太子殿下が来県されまして、その前夜祭に金山太鼓が選ばれ、皇太子殿下の御前で、グランドホテルでしたか、公演をさせていただいております。それから、三陸博にも出させていただいております。
以上で私のほうから説明は終わらせていただきます。

宮舘局長
ありがとうございました。いろいろ悩みもあるということですけれども、活動をしっかりやっていただいているということで。
それでは、名簿順にいきます。次の方お願いします。

団体員
小学校でいつも金山太鼓のほうにお世話になっております。創立110周年を記念して創設されたということなのですけれども、学校という範疇にとどまらず、地域の中の学校という佐比内地区の皆さんの気持ちの象徴のようなものだと思っています。今は小学生のほうだけではなくて、ずっと年配の方まで取り組んでおりますけれども、学校のほうは太鼓の指導だけではなく、演奏する会場へ行くときの太鼓の輸送とか、そういうふうな形でもさまざまな形でお世話になっております。
今どこの地域でもお年寄りが元気でリーダーシップをとる、これは悪くはないのですが、佐比内のお年寄りというか、年配の方は自分たちがリーダーシップとれるのだけれども、指導しながらも若い人を立てて、ある程度自由にやらせて、これは私の感じなのですけれども、そして締めるところは締めると、そういうような形でうまく連携がとれているのではないかなと、それがすごく感心しています。それが逆に子供たちのためにもそういう関係がうまく働いているのかなと思っています。

宮舘局長
ありがとうございます。それではお願いします。

団体員
私は、金山太鼓の発足以来ずっと裏方といいますか、事務方を務めまして、今ここの公民館長をやっておるわけなのですが、この中で発足した次の年から金山祭というのが発足したわけです。それは、地域の者が一堂に集まって交流できるものと、太鼓ができたのでそれを中心にやろうじゃないかということでできたわけでございますけれども、ここ20年で、今のところ盆の14日にやりますので、相当な人手が出ております。ただ、これをやりながら私一番よかったなと思うのは、今お話あったとおり、少子高齢化が相当私らのところも進んでおるわけでございますけれども、その中で高校生というのは地域の催し物にもほとんど参加しないのですが、この金山祭だけは全部高校生が出てきて運営等参加していただいております。ですから、それからこの高校生たちが1人でも2人でも地域に残っていただければなというふうな感じで私らは見ておるものでございますので、ずっとこれを続けていきたいなというふうに考えております。
以上でございます。

宮舘局長
ありがとうございました。
それでは次は、演技部長さん、お願いします。

団体員
私は、発足当時から太鼓を打たせていただいております。小学校の新築記念ということで、子供たちにやらせたいという当時の教頭先生と校長先生が頑張っていただいて、地域の方々が一丸となってつくった太鼓なのですけれども、そのときに子供だけではなく大人もやろうと声をかけてくださいました。そのときのスタッフの中に私の亡くなった父親がいまして、おまえもやれと。そのころは、和太鼓なんていうのには一切興味がなかったのですけれども、都南太鼓がうちの師匠のような感じで指導をうけ、初めて練習を見に行ったときに音階のないただの打楽器がこんなに腹に響くものなのかというのを目の当たりにし、それからもうとりこになってしまいまして20年やっています。うちの家内も一緒に始めて、今は娘もやっていますけれども、20年続けてくる間にはやはり中だるみといいますか、マンネリ化といいますか、活動がうまく波に乗らなかったりした時期もあります。その時々においてイベントがあったり、新しい曲をつくったりしながら、自分に活を入れながら今まで続けて来ましたし、周りのみんなからもかなり支えられて頑張ってきたなと思います。
あくまでも創作太鼓をうたっておりますので、伝統芸能というにはまだほど遠いものでありまして、これからもっともっと頑張って、私らが死んでも打ち続けられる曲が1つ残れば、それが伝統芸能になっていってほしいなと思っていたりしますけれども、まず20年やってことし私48歳になりますが、どこまで現役を続けていけるかというのが1つ私の課題にしております。やっている中で若者たちをいっぱい集めてもっといいチームにしていきたいなと思っている次第ですので、高校生がなかなか就職先がないとか、若者が集まらないとか、悩みを今まで皆さん言っていますけれども、太鼓を通じて若い人が少しでも……今はよその地域からも何人か来ていただいてチームつくっていますけれども、ぜひ地元のみんなもいっぱい集まって、もっともっと盛り上げていければ佐比内もよくなるのではないかなと思っておりますので、今後もよろしくお願いしたいと思います。

宮舘局長
ありがとうございました。
20年というのは、昭和62年に創作発表会されて、そしてさっきのあれですと2007年の3月に創設20周年記念のをやって、ことし20回目というふうにおっしゃっていましたね。祭りは1年後から始まっているということですね。わかりました。
それでは、次の方お願いします。

団体員
私も創設当時から打ち手として参加しておりました。現役を引退しましてからは高齢者の指導に回っています。佐比内は幼稚園から小学生全員、中学生全員、高校生から若衆になります。そのほかには親子の組、それから高齢者、シルバー太鼓もございます。若い人たちだけが太鼓をたたいて、これはちょっと不公平だなと思って、老人クラブに声をかけましたところ、大変に喜んでくれました。佐比内は、紫波町でも一番高齢化が進んでいる地区でございます。それで、何とか元気なお年寄りを一人でも多く、今は老人の医療費も大変になってまいりましたので、何とか太鼓で元気なお年寄りを一人でも多くしたいなと思って、これからも指導に頑張っていきたいと思っております。ありがとうございます。

宮舘局長
ありがとうございました。もう現役というか、あれはやっておられない、指導のほうに回っておられるのですか。

団体員
1期生だけで太鼓を打つときは私もたたきますが。

宮舘局長
それでは、最後になりますけれどもお願いします。

団体員
では、私のほうから、先ほどの関連した話もありますけれども、私は途中から入った人間でございまして、4年ぐらいたってからかな、入ったのですけれども、ちょうど中だるみのあたりに入った人間でございます。ですので、私も太鼓への興味が全然ないまま入ったわけですけれども、今情報社会ですのでいろいろ入ってきまして、プロの和太鼓集団とかいろいろ見てきたわけですけれども、やっていくうちに一発の音で人が集まるというか、そういうのにちょっと魅力を感じました。私は結構記念公演とかさまざま企画のほうを担当させていただいてきたのですけれども、企画するほうもなかなか人集めるためにはどうするかと結構苦労もあるのです。企画書つくっても人が集まって協議しますとなぜか壊されるというような、その壊されるのが快感になってきたりもしていますので、壊されるようにつくるように最近はしているのです。いずれおもしろいように企画し、次々という感じで皆さんと手あかをつけながら祭りをつくっていくというのがつながっている要因ではないのだけれども、いいことではないかなと思っています。他地域でも小さい子供たちにも握手を求められて、握手をしてきているのですけれども、その創設当初の目的がつながっているのかなと、太鼓で人と人がつながってきているのだと。ただ、後継者問題いろいろございますが、そのつながりの間の長さが短くならないと、そこをやっぱりいかに、今いろいろな機械も、メールとかもいろいろありますけれども、やっぱり手と手がつながる瞬間をつくっていくのが継続につながっているのかなと思ってございます。
以上です。

宮舘局長
一通り話を伺いましたが、知事はもう既に写真にあったように、おいでになってわかっていると思いますけれども、今のお話伺って何かございましたらお願いします。

達増知事
この20周年記念公演のプレーヤーの中に、サネット・スコーグランドさんがいるのですけれども、これはどこの国の人なのでしょうか。

団体員
テキサス州、もう帰ってしまいましたけれども。

達増知事
アメリカ人。

団体員
はい、そうです。

達増知事
あと、金山祭のときには高校生が来るという話、高校生というのは、佐比内小学校を卒業したこの地元出身の、今高校生ということなのですね。

団体員
はい、そうです。高校も、今佐比内の子供たちも全部、同じ学区内の高校に行かなくて全部盛岡市に行きますので、どうしても地域に集まるというのは少ないのです。この祭りだけは必ず集まってくると。

達増知事
いいですね。そういう中から、若衆は高校生以上ということで、高校生から入ってくるわけですよね。

団体員
そうです。

達増知事
あとは、小学校はみんなやるのですか。

団体員
全員やります。低学年、高学年に分かれているのですけれども、演奏曲も別々です。

達増知事
こういう公演に出たりする小学生というのは選抜されて。

団体員
いえ、全員です。高学年全部出ます。

達増知事
ああ、そうか。高学年全員になるのですね。なるほど、なるほど。これは、授業時間にやるのですか、それとも何か課外活動としてやるのですか。

団体員
一応授業、あるいはちょっと、例えばこの前公民館祭りというのがありまして、そこに低学年が出て、授業のほかに少しプラスして練習をします。

達増知事
太鼓の練習はどこで練習をしているのでしょうか。

団体員
佐比内小学校の体育館をまず借りて、どのチームも借りてやっています。

達増知事
若衆の週2回というのも佐比内小学校の体育館でやるわけですね。

団体員
そうですね、太鼓が皆同じなのです。全員同じものを使っています。ですので、時間帯がずれるような形で。

達増知事
ふだんは佐比内小学校に置いてあるわけですね。

団体員
通常小学校に置いてあります。

達増知事
それで小学校はいつでも、練習できるということになっているののですね。

団体員
毎年紫波町で消防演習が河川敷でありまして、それに小学校、毎年出ています。雨が降らない限り。

達増知事
太鼓は幾つあるのですか。

団体員
いろいろ合わせて30個、あとは大きいのが2個です。

達増知事
あとは後継者が悩みということで、やはり仕事場の確保、これはやはり県としても県民所得向上、雇用の場の確保、そして人口流出に歯止めをかけるというのを、この19年度も含め4年間の主要目標にしておりまして、やはり地元に仕事をふやしていくということをいろんな手を使ってやっていこうと思っていまして、それは盛岡広域のところもやはりどんどん仕事をふやしていくように頑張っていきたいと思います。

団体員
よろしくお願いします。

宮舘局長
まだ何かお話ししなかったことでぜひ言っておきたいというようなことないでしょうか。まだ若干時間ございますが。

団体員
今回佐比内金山太鼓1団体だけのようですけれども、我々県の太鼓連盟の事務局もやっています。

団体員
団体は今現在46団体ございます。ただ、地域に根差しているところ、チーム的にやっているところ、さまざまなのですけれども、それが100選に入ればオーバーしてしまいます。私たちはたまたまのきっかけで今回選ばれてございますけれども、ほかにもいろいろありまして、きっかけがあれば本当に、県のホームページに芸能しか載っていませんが、私たちもピックアップしていただければ何かのきっかけに結びます。そのちょっとしたきっかけだけ欲しいなというのが要望でございます。

達増知事
四十幾つでしたっけ。

団体員
46団体ですね、うちのほうに登録になっているのは。

団体員
ただ登録になっていないのもございます。

達増知事
去年初めて陸前高田の太鼓フェスティバルに行きまして、そこで郷土芸能、伝統と、あと創作をかわりばんこにやるではないですか。なるほど、両方あるのだなと思いまして、それぞれのよさもあるので、伝統は伝統で大事なのですけれども、創作的なほうもやっぱり文化芸術として振興していかなければと思っていますので、そうですね、太鼓連盟さんといろいろやっていきたいと思います。

宮舘局長
あと何かご要望とかご意見とかありましたら。

団体員
その太鼓連盟の話で申しわけないのですが、ことし宮古のほうで、宮古の振興局を通じまして補助金をいただいたのですが、我々太鼓団体は地域でいろんな活動をしているのですが、どうしても活動の場というか、発表の場というのがなかなかないものですから、活用するには大きい劇場で発表会を開きたいという考えがあるのです。そのときにやっぱりどうしても資金という話になりますので、私らも2回ほどいただいていますので、県のほうにもいろいろそういう補助金があるようでございますので、できればそういう事業、あるいは事業に出される補助金が宣伝いただければなと思っているのですけれども、そういう団体に周知していただければ大変助かるなと思っておりますが。いろいろつてを頼っていただいているのですが、みんなに周知なれば県北から県南まで太鼓団体ありますので、そうするとその資金を利用できるなという感じがしておりますので、何とかその辺ご宣伝よろしくお願いしたいわけなのですが。

知事所感

宮舘局長
あとはよろしいでしょうか。そろそろお時間でございますので、それでは最後に知事から総括で所感をお願いしたいと思います。

達増知事
佐比内金山太鼓の歴史とか、あとふだんの練習の仕方、またお祭りのやり方とか、今まで知らなかったことで、今日改めて知ることができたことがたくさんありますし、またこうして皆さんとざっくばらんに話をする中で、いろいろ悩みとかそういうところも感じることができまして非常に有意義だったと思います。いろいろ大変なところ、また試行錯誤たくさんあるのだと思いますけれども、そういったところに全力で当たって乗り越えることが本当に地域の力になるし、また文化、芸術としてもレベルの向上ということにつながっていくと思いますので、ぜひ岩手を代表するもの、文化芸術、そして地域活動の一つとして、これからもどんどん頑張っていっていただきたいと思います。今日は本当にありがとうございました。

金山太鼓演奏

宮舘局長
大変ありがとうございました。それでは、懇談はここで終わらせていただきまして、皆様から太鼓の披露をしていただくということでございますので、ご準備をよろしくお願いしたいと思います。

団体員
まだ準備の途中ですけれども、「灼熱」という曲を打たせていただきます。この曲は10周年のちょっと前なのですが、金山祭というイベントのために地域の若者からお年寄りまでが一丸となってこの祭りに協力してくれる、その熱い思いをしたためた曲のつもりでつくりました。創作太鼓ですからいろんな音がありますけれども、見ていただければわかるかなと思います。
せっかくですので、余りこういう機会はないと思いますから、知事にちょっとだけ太鼓を打っていただこうかなと。こちらへどうぞ。モデルを1つ今出しますので。足は大きく開きます。このようなスタイルですね。腰を痛めないように。大体左を前に出します。そして、実際打っていただくわけですが、右、左、同じぐらいの力を入れて……。ドンドンただ打つだけではおもしろくないと思いますから、スローから速くして、デンデン、ドドン、ドンというのをやってみます。ちょっと見本見せます。
写真撮りたい方はどうぞ。

団体員
意外に簡単にやってしまわれたので、ちょっと期待していたのですけれども。
それでは、曲を打たせていただきます。狭い部屋でこの人数でたたきますからかなりうるさいと思いますので、辛抱なさってお聞きいただきたいと思います。
(太鼓演奏)

達増知事
大変ありがとうございました。お疲れさまでした。

閉会

宮舘局長
見事な太鼓、大変ありがとうございました。それでは、以上で懇談会は一切終了させていただきます。

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