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草の根地域訪問「こんにちは知事です」(平成20年9月9日)

ID番号 N11736 更新日 平成26年1月17日

訪問団体名:特定非営利活動法人ハックの家(田野畑村)
日時:平成20年9月9日(木曜日)15時50分から16時50分
場所:特定非営利活動法人ハックの家

開会

田山局長
それでは、ただいまから県政懇談会「草の根地域訪問『こんにちは知事です』」を開催いたします。
本日はお忙しい中、準備をいただきまして、ありがとうございます。
私は、本日の進行役を務めさせていただきます宮古地方振興局の田山でございます。よろしくお願いいたします。

知事あいさつ

田山局長
それでは、開会に当たりまして知事から一言ごあいさつを申し上げます。

達増知事
ハックの家の皆さん、こんにちは。県政懇談会「草の根地域訪問『こんにちは知事です』」ということで、岩手県といたしましては県の仕事がうまくいっているのかどうか、これを確かめるためには草の根の地域や団体がそれぞれきちんと仕事や暮らしがうまくいっているか、それを確かめながら、そして足りないところがあれば教えてもらいながら仕事をしていきたいと思いまして、岩手の町内会、自治会のような地域コミュニティ、またこのハックの家のような地域に根差した団体へ、アンケート調査などしまして、その結果、これは岩手のみんなに中身を知らせて参考にしてもらうのがいいというところについては元気なコミュニティ100選というのに選びましてみんなに紹介しているのですが、このハックの家も元気なコミュニティ100選に選ばれていまして、ぜひ直接見て話を聞いて県の仕事の参考にしたいと思いまして、きょうはお邪魔をしました。きょうは大変天気もよくて皆さんの日ごろの活動について伺うのにちょうどいい日なのではないかと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

懇談

田山局長
それでは、早速懇談に入らせていただきます。まず、ハックの家の皆様から活動内容の概要などにつきましてご説明をお願いしたいと思います。
どうぞ。
( ハックの家の紹介ビデオ上映 )

達増知事
ハックというのはハックルベリー・フィンのハックなのですね。

団体員
はい、そうです。

田山局長
それで、施設もみんなその登場者の名前になっているわけですね。

達増知事
トムとか。

団体員
はい、ここのしおり、ここの中にちょっとご紹介が。

田山局長
では、よろしいでしょうか。
それでは、懇談に入っていきたいと思いますけれども、まず最初に皆様からの自己紹介を兼ねて1人2分ぐらいでお名前と活動の内容あるいは活動していてご苦労なさったこと、いろんな思いがあると思いますけれども、一言ずつお話しいただきたいと思います。
理事長さんからお願いします。

団体員
知事さん、ご苦労さまでございました。ありがとうございます。
限られた時間でございますので、簡略にお話を申し上げます。
知事さん、きょうは初秋のこの上なしという天気のときに知事さんのお出ましいただきまして、本当に私どもうれしく思いますし、関係者の皆さんとともに心から歓迎を申し上げます。
知事さんには毎日毎日分刻みのお仕事を、新聞などで拝見して大変だなと、そう思いますので、知事さんには十分ご自愛いただきまして、岩手の発展のためにお力をいただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
ビデオは大分カットして本当に主なところだけ映しましたが、このように通所社員一人一人がこういうものをつくったわけでございます。そうしているうちに自立支援法という法律ができまして、こんなのでは国では面倒見ませんよと、こういうことになりました。
それでは大変だということで、知事さんのほうに何とか補助金をいただき、続けて作業所を運営したいなと、そういうことでお願いしましたら多額の補助金を知事さんからちょうだいをいたしました。2,000万というすばらしいというか、多額なお金をいただきまして、このとおりの立派な施設を、田野畑にすればいいほうです。盛岡市とか北上市などに比較にはなりませんが、いずれそういうことでございまして、通所社員が現在21名でございますけれども、急増しない限り当分この施設で運営できると思います。
改めて知事さんに御礼を申し上げて、私のごあいさつを終わりたいと思います。
ありがとうございました。

田山局長
ありがとうございました。
では、施設長さんから今自立支援法のお話しもありましたけれども、自立支援法になってどういうところで苦労されているのか、その辺も含めてお話しをいただければありがたいなと思っていました。お願いします。

団体員
ここの運営の責任者です。どうぞよろしくお願い致します。きょうは本当にありがとうございます。自立支援法で研修の度にいろいろと変わっている部分があって、何が何だかわからないまま活動した1年半でした。賃金アップ、自立という大きな課題に力が入りすぎて、たとえば薬を飲まなくなった人もまた薬を飲むことになったり、職員にも負担をかけたと思います。それで振興局の方からいろいろアドバイスいただきながら、やっぱりハックの家はハックの家らしく運営して行こうと思います。
それから、不登校の子供たちをお預かりしたことがあります。無事に中学校を卒業して就職あるいは専門学校と進んで行った経緯もございました。そのことは私たちスタッフがケアーしたのではなくハックの家の通所者の純粋な心だったと思います。
現在は、成人した引きこもりの人を2人預かっていますが障がい者にも該当しない、一般就労は難しく、受入れ先がないのが課題です。問い合わせは結構あります。
それからハックの家のまわりの環境作りだと思います。裏山を整備し、癒されるような美しい山にして行きたいと思います。そうすることで地域の人達、村外からも訪れてくれる事を期待します。幸いにしてハックの家には開所当初からベリーの会(ハックの家を支援するボランティア 100人位)がありますので心強く思っています。その発起人がこちらにいますけれども。
今後とも、行政と民間が一体となった障害福祉、地域作りを進めて行きたいと思いますので宜しくお願い致します。

田山局長
ボランティアの話が出ましたので、次の方、続いてお願いします。

団体員
私は一ボランティアで気軽にかかわっているのですけれども、きょうはせっかくのチャンスなので、一県民として話をさせていただきたいのですが、ちょうどハックを始めた10年ぐらい前なのですけれども、商工会青年部で活動したころ、県の担当の方が岩大の先生とか会社の経営とか知っている人を呼んでくるから、みんなで情報交換できるサロンをつくらないかという話を提案したのです。行政の方は、ちょっと言い方が悪いかもしれませんが、先に事業があったり、先に予算があったりして、その説明から入ってくるのですけれども、そのアイデアをぽんと、つまりゼロからやろうではないかということですごい新鮮な思いで話を聞いたのを覚えているのですけれども、今回知事さんがこうやって草の根のことをまたもう一歩踏み込んで、県知事直轄の営業マンの部署をつくってその営業マンは営業マンですから、直接出向いて地域とか、団体とか、こういうところに行って、何か困ったことがないかとか、いろんなノウハウを持っていって即断できる予算も持っていって、そうやって動いていくとなって、もっともっといろんな情報が入ってきたり、あとどうすればいいのかわからないような団体もたくさんあると思うのです。そうすると勇気づけられるのではないか、気軽に相談できるのではないかなということをちょっと前から思っていました。ボランティアの話とはちょっとずれるのですけれども。
以上です。

田山局長
次の方に伺いたいのですけれども、ハックの家にかかわってきた中でどういうことが一番思い出があるのかなというあたりを伺えればありがたいのですが、お願いします。

団体員
私は、身体障がい者を持つ家庭です。身体障がい者を持つ家庭というのはなかなか世の中にしょっちゅう引け目を感じるような状態が非常に多いですけれども、このハックの家が出て、ハックの家にお世話になるようになってから非常に家庭的に明るい感じ、そういう気持ちになりました。やっぱりこれからお願いしたいことは、底辺の我々にはなかなか日が当たらない部分が多いので、身障者に限らず生活弱者というか、そういった者に対する少し明るい日の光を当てていただけるような世の中が欲しいなということなのですが、ひとついろんな面があると思いますけれども、よろしくお願いしたいと思います。
以上でございます。

田山局長
続いて、次の方、どうぞお願いします。座ったままどうぞ。

団体員
私は田野畑村手をつなぐ親の会の会長をやっておりました者です。このような立派な施設も補助金でつくっていただいて、本当に感謝しております。ありがとうございます。
おかげさまで自宅から子供も通える施設がありまして、本当に助かっております。なければうちにいて多分ごろごろ、ごろごろしていると思いますけれども、ここの施設長のおかげで何とか来れるし、頑張ってやっております。
あとバスがあるのですけれども、村民バスに乗って8名ほど来ています。あと鉄道で野田とか普代からも通所しております。今のところはそんなわけですけれども、ひとついいことか悪いことかわかりませんけれども、うちの子がバスに乗って財布を落としたのです。バスの運転手さんが気がついて、後からうちまで持ってきてくれたのです。大したものだなと思って感謝しました。
できればこれから、我々も年とるし、子供たちも残っていくので、後々グループホームも欲しいなと思っておりますので、その辺もよろしくお願いしたいと思います。
簡単ではございますが、終わります。

田山局長
最後になりましたけれども、次の方、どうぞ。

団体員
では、私は元職員ということでこういう場にお招きをいただきまして、ありがとうございました。今、皆さんのように言えればいいのですけれども、ふなれですので、メモ書きしてきていますので、それをちょっと読ませていただきたいと思います。この場にそぐわないところがありましたらご容赦お願いします。
私は、ハックの家が開所当時、スタッフの一人としてお手伝いしていました。それで、私はこういうのをちょっと持ってきたのですが、これは当時私が担当していたハックの家通信です。12年間大切にしまっておいた通信を昨晩懐かしく読んでみました。12年前といえば施設長さんのあふれる熱意のもとで当時は6名の所員、スタッフ数名のスタートでした。それこそ手探り状態、何もわからないまま汗を流し、涙を流しながら一丸となってスタートしました。開所から早いもので12年が経過ということですが、ここにもありますけれども、スタート時の夢、ぬくもり、愛がいっぱいの初心を忘れるべからずだと思いますので、その原点ともいえる、さっきスライドにもありました、それを見て、当時が懐かしくて感動してしまいましたけれども、水産会社から受注していた、今も継続しているようですが、その当時の仕事として木枠づくりでしたか、水産で使う。そういうのを皆さんで、それこそのこぎりとか金づち全く手にしたことがないことを皆さんで手にまめをつくりながらというか、四苦八苦しながら仕事をしたのがスタートで、その原点ではないかと私は思っています。
この12年の歩みには、スライドで見ましたようにさまざまな取り組みに知恵と努力を積み重ねて地域の福祉施設として画期的な、すごいさま変わりをして前進しているハックの家に正直驚きました。拍手を送りたいと思います、本当に。
ただ、今は施設長さんも言いましたように、今は制度の改正に伴って自立支援法絡みで、以前のような音楽活動とか、陶芸とか、レクリエーションなどを楽しむ時間がとれないのが現状で、これが多分悩みの一つではないかと思います。これはどこの施設でも抱えていることだと思います。でも、ここまで歩みを続けているハックの家は地域の中で福祉のより好ましい発信拠点として現在22人の利用者が生き生きと楽しく活動、作業できるようハックの家ならではの特色を打ち出して充実した施設として歩んでいってほしいと思います。
以上です。

田山局長
まとめていただきまして、ありがとうございました。今、皆さんからお話を伺って、障がい者の方が利用できる施設が少ない地域でこういう施設を運営、スタートさせる、ノウハウもないところでスタートさせてきたというこのご苦労を伺うことができたと思っております。ありがとうございました。
次に、自由懇談に入りたいと思いますけれども、まずこのパンの紹介をお願いいたします。

団体員
先ほどパン屋で召し上がったのは田野畑牛乳だけで練った食パンで、一応それがうちの売りにはなっていますけれども、今あるのはバターロールで、もちろん田野畑牛乳も入っていますし、あと田野畑の卵とかそういうのを使ってやっています。このバターロールは村内の宿泊施設にも朝の朝食で使っていただいているので、それなりに自信はあるので、どうぞ召し上がってください。
中のフライのほうなのですけれども。

団体員
最近の作品ですけれども、イカネギマヨネーズということで売れています。

田山局長
皆さん、召し上がりながら。

達増知事
これおいしいですよ。

田山局長
今一通りお話を伺いましたけれども、何か補足されたいことがあればご自由にどうぞ。

団体員
知事さんにお願いです。というのは1年に1回ぐらい奥様と来ていただければと思います。

田山局長
私のほうからちょっと伺いますけれども、裂き織の材料集めなんかに苦労されていると思うのですけれども、その辺はいかがですか。

団体員
最初は苦労しました。5年ぐらいは赤字でした。その後トントンぐらいになって、少しずつ付加価値をつけて買っていただくようになったり、あるいは県内から問い合わせがあったとか、東京から問い合わせがあったとか。それから、高田、釜石、それから盛岡、そういうところからの一品ものとして、50ぐらいつくっても1つぐらいしかできないという難しいものですけれども、それにあえて挑戦しながら厳しく、優しく、そういう感じで売るようになってから東京のほうとか、大阪とか、京都のほうから知り合いがボランティアがいるのです。ただ、ここに来るボランティアということではなくて、お願いして1年に1回の朝市とかで古着を安く買ってもらう。それから東京にいるのですが、当初始まったころからいろいろなデザインだとか、設計とかという、そういうふうに応援してくださる人がいて、その方が1カ月に二、三回ぐらいはデザインを書いてくれたりとか、そういう応援をいただいております。
ただ、そこに来るまでには、自分たちも挫折したのですが、いろんなことがありましたけれども。

達増知事
NPO法人の道を選んだというのは、やはりハックの家らしさ、そういうらしい活動をやっていくためには特定非営利法人という位置づけがやはり好ましいという判断だったのでしょうか。

団体員
はい、そうです。それで、私も理事長も大分高齢になってきましたので、若い人たちも若手を育てなければいけないというので、若手の意見を大分取り入れて、それでそういうことにしました。それはちょっとした背伸びだったので、ちょっと無理なのではないかと、まずNPO法人から、それから社協のカサの下に入るとか、老人ホームのということも耳にはしたのですけれども、作業所の雰囲気をそのままに個性を生かしていきたいというみんなの意見でそうなりました。

団体員
司会をしていただいている振興局長さん、私が最後のほうで1分だけいただくような時間で、どこでもない知事さんのほか今日ここにお集りの皆さんに簡単なクイズを差し上げたい。1分だけいただける時間があればお願いをしておきたいと思います。

田山局長
最後でよろしいですか。

団体員
知事さんの所感をいただく前の最後のほうに残していただくようにお願いしたいと思います。

田山局長
先ほどパンづくりだとか、わら草履づくりの風景が映っていましたけれども、地域の皆さんとの接点というのはそのほかに何かあるのでしょうか。さっき子供たちがパンづくりしていましたね、それから皆さんでわら草履づくりやっていましたが、地域の皆さんとの交流の場というのはそのほかにもあるのですか。ハックの家さんとして。

団体員
あとは中学校とか小学校ですね、学校単位で総合学習の中ですとか、それから25、26日と始まるのですけれども、中学校の職場体験とか、それからたまに婦人会とか、まだまだその辺は地域とのコミュニケーションということに関してはちょっと足りないなと。自由にどうぞと言っても、ハックの家では一体何をどんなにしているのかというのがわからなくて、行っていいものかどうかというのも聞こえてきますので、待っているのではなくて、みんなで出向こうとか、それこそそういう呼びかけをしようとか、そういうふうなことを進めなければだめかなと、そんなことを考えております。

田山局長
ハックの家さんとして、今後はこういうことがやりたいなということがあれば皆さんからお話し伺いたいなと思うのですけれども。

団体員
2年ごとか、私も余り詳しいというか、勉強不足なのですけれども、1年ちょっとNPO法人でやってきてパン工場、水産加工のほうは自立させるため、給料、賃金を高くもらうための場所、それからこっちのほうは地域活動支援……ちょっと忘れましたが、昔のデイサービスみたいな、そういうふうな形の中と2つに分けるのがいいかなと、そういうふうに考えております。
今までで5人自立者が生まれました。それで、普通にお給料いただいて就職していますので。それから、来春4人自立させることができます。それから、その次ももう一人、もうちょっと先かなと思いながら、余り無理せずに、それで老人ホームのところに実習に行かせたりとか、そういう実習先が1カ所に定まらないでいろんなところにあればいいなと、そんなことを考えながら自立できる子は普通に自立させたいなと。そういうふうに2つに分かれてやっていくのが望ましいかなと。
そして、展示会が出ていましたけれども、そういうことを1年に1回は続けながら、これもボランティア組織がなければとてもとてもできないことですけれども、何人かボランティアの人たち見えていましたが、そういう力をおかりしながら村内外からいらしていただくような……。不便です、僻地です。けれども、そこを生かすものを若手のほうに移して外回りから応援していくようにしたいなと、そんなことを考えております。問題はたくさんありますけれども、まず一つ一ついろいろなところに相談しながら。

田山局長
先ほどグループホームも先々はというお話しありましたけれども、そのほか何かありますか、希望とすれば。

団体員
我々も高齢化してきますし、通所所員も足腰が悪くなってきているし、冬道なんかバスで通うのも、やっぱりバスの乗り継ぎがありまして、その辺を考えてやらなければならないしなと思ったり、朝夕は結構温度も下がるので、その辺を少し、だんだんみんなも年とってくるなと思って、その辺をよろしくお願いいたします。

団体員
それはもうつくっています、ひとり暮らしなのでつくってほしいと。一人でいるのはガスとかそういうのが危ないのでということで、それができなければよその施設にという話もつい最近あったのですけれども、地域で何とか見ようと。そうしたら日中活動はあっちで頼むとか、そういうことで今進めています。そうしたら、地域の人たちも、じゃということで協力をいただいて、とてもいい体制にはなったなと。

達増知事
そうですね、それで分担すればいいのですものね。

団体員
はい。グループホームというのは本当にここにぶら下がっている問題に思っているのです。ここと、それからパン屋のところで800万ぐらいの借金しているのです。でも、それはみんなで相談して長期で大丈夫、やれる、みんなで頑張ろうということで村のほうからも補助していただいたのですけれども、そこを3年ぐらいちょっと少し施設をつくるのはやめて、そして中身を充実して、それからというところかなと、そんなことをスタッフと話しております。

田山局長
そちらの方はどうですか、将来の夢というのか、期待というのか。

団体員
ボランティアという言葉は、私の場合は余りそぐわないと思っております。サポーターと言いたいと。先ほどの方がおっしゃったように地域の人が気軽に来れるようになると来やすくなる、私はこれだったらできる、私はこれだったらできるという集まりがすごい大きな力になって、ボランティアと呼ばれると責任みたいなものを感じて、それよりは応援隊、サポーターとしてこれからもかかわっていきたいですし、そういうサポーターがいっぱいふえればいいなというふうに思っております。やっていて自分も楽しくやっています。

田山局長
そちらの方はいかがですか。

団体員
私の個人的なこと、家庭のこともちょっと触れながら。私も子供が障害ある子供がいまして、それで私もここ開所当初1年ちょっとぐらいお手伝いしていたのですが、家庭の事情で盛岡のほうへ8年余り住んできたのですが、それで子供をそちらに入所させていろいろ私も実際に現場で子供をお願いしながら感じたこととか見ておるのですが、今グループホームに触れて、今までは収容型の施設のようで、今まではそうなのですけれども、これからはもう収容型から自立支援法とかも絡んできて、グループホームへ移行させる動きが、私が子供お世話いただいている施設でもいろいろ国とか県とかの補助をいただいてグループホームとかもできているみたいなのです。
うちの子供は重いので、そういうのはまだ無理みたいですけれども、親の心情としましては、やっぱり皆さんが抱えているように年をとっていきますし、本人も年をとって、そういうときに安心してお願いできる……。グループホームというのは収容型というよりは家族的な雰囲気で生活、皆さんの地域でそういう本質的なところが違いますので、そういうところを私たちも望みたいのです。だから、田野畑のハックの家さんも今は通所ですけれども、通所している人たちも年とってきますし、親御さんたちも年とってくれば、そこには本当に大きな問題が出てくるような気がします。だから、やっぱりグループホームというのはこれからの時代は絶対必要な施設になってくると思っています。私もそれが悩みです、親として。

田山局長
皆さん高齢化という大きな問題がありますね。いかがですか、今のお話しに対しては。

団体員
ずっと考えてはいますけれども、まだ話すだけでいるのですが、出来得ることであれば久慈にあって、宮古にあって、ちょうど中間の田野畑にそういったものがあれば、普代とか野田方面から来れるようなそういう場所になればいいなと考えております。親が年をとっても安心して地域で暮らせることを願っています。

田山局長
振興局としても地域産業の振興と並んで安全、安心な暮らしの実現というのが一番大きな課題になっておりますので、また今後ともよろしくお願いしたいと思います。
では、理事長さん、最後の1分をどうぞ。

団体員
ありがとうございました。それでは、お約束の1分だけでクイズを知事さん他全部の方々に。余り県政懇談会などでクイズが出たことはないと思いますので。

達増知事
初めてです。

団体員
南北に長い日本の国土でございます。東京から一番遠いところはどこだと思いますか、おわかりの人は教えていただきたいと思います。

田山局長
時間が遠いという意味ですか。

団体員
時間も含めて。

田山局長
何か言おうとしていることがわかりますよね。

団体員
どうも時間を聞かれてちょっとわかられたような気がしますが。東京から北の稚内まで40分だそうです。それから、東京から沖縄までも40分、東京から田野畑に来るまでには公的機関を順調に使って7時間。そうしますと稚内、沖縄より3時間。それは順調に来てそうだそうです。東京から高速道で来れば9時間ぐらいかかるそうです。そういうところでございます。局長さん、わかられたようで。

田山局長
済みません、邪魔して。

団体員
実は今も東京にもチベットがあるそうです。恐らく知事さんはご存じだと思いますが、そこは公的施設が遠いためにその区のチベットと言われているのだそうです。それから、もう一つチベットがあるそうです。その一つは東京の某村だそうですが、自然が豊富で、今でもイノシシが出る。やはり東京のチベットと言われているそうですが。ところがその村が東京で一番人気があるそうです。
ここでは、イノシシは出ないのですが、クマは結構出ます。いずれ自然の宝庫が今にあるチベット、私はそう思います。できれば日本の奥座敷。昔から田野畑は日本のチベット、名実ともにチベット、現在もそうですが、それで、日本の奥座敷にしたいなと。東京都の某村とチベットの縁を結びたいなとも思っています。もし知事さん仲人して頂けるならお願いをしておきます。
いずれそういう時間でございますが、この間岩手、宮城の地震がございましたし、岩手北部の地震がございました。私の家はそんなに立派なうちではありません。50年もたっているのですが、皿一つも壊れません。どこか高い山から道路に落石があったようですが、ほんとうに安全なところでございます。ですから、奥座敷にふさわしい田野畑村だなと、知事さんもよくクイズのことをお忘れにならないで、こんなクイズも出たなということで、いつも田野畑を思っていただければ大変ありがたいです。長くなりました。

達増知事
ありがとうございました。

団体員
一言、今地震のお話が出ましたので、お願いを申し上げます。というのは、岩泉平井賀普代線という県道があるのですが、地震災害によって今交通をとめているようです。この復旧については多分陳情があると思います。

達増知事
切牛のところですよね。

団体員
と思いますけれども、その道路に並行して切牛から島越へ、幅員3.5の舗装道路なのですけれども、それに最短距離で100メートルから百五、六十メーター、結構勾配が出ると思いますけれども、つなぐ方法があると切牛の漁師の方々は非常に心配しないで島越から漁に出られるということですので、心にとめておいていただいて、地元あるいはほかのところからお願いに行くと思いますから、そのときにはよろしくお願いいたします。

知事所感

達増知事
チベットは世界じゅうから人気があって、チベットで何かあれば世界じゅうの人が心配するような、そういう人類全体にとっての世界的な中心地ですので、あとはあるSFアニメで地球連邦政府の首都はチベットのラサにあるということになっていまして、地球政府をチベットに置こうという話になっていますから、田野畑の日本の首都が田野畑にあっても本当はいいはずの精神的な中心地になれるところだと思いますので、県としても、私はよく職員に言うのですけれども、職員が岩手を守らなければだめなのだけれども、岩手の人を守る、岩手の大地や海を守る、岩手の心を守る、それもやっぱりやらなければだめなのだぞと言っていまして、ちゃんと人を守る、大地、海を守ると同時に、心も守っていかなければならないと思っております。それは当然田野畑を守らなければならないということにもなっていくと思います。
あと話があった知事直属の営業部隊については、予算についてはやっぱりそうですね、ここの2,000万円は知事がプレゼントしたわけではなく岩手県民からいただいているわけなので、岩手県民の税金の使い方については慎重なチェックとかを入れるプロセスが必要なので、なかなか現場でえいっと決めるわけにはいかないのですけれども、私は4,500人くらいになりますが、県職員全員を知事直属だと思っていまして、一人一人知事になりかわってちゃんと県民に接するようにと、そして暮らしや仕事がよくなるように、そしてまた知事の仕事というのは知る事に尽きると言っているのですけれども、知事という漢字は知る事と書くからなのですが、岩手が今どうなっているのか、どこでどういう人が困っているのか、それを知ることができれば仕事は大体片づいたようなもので、あとは困っている人のところに何をすればいいのかということを決めてやっていけばいいので、そういう意味で職員一人一人がちゃんと知事になったつもりで自分の担当の部分というか、それぞれ宮古振興局の、例えば農業普及担当であったとしても、それは農業の専門的なことだけではなく、農家、農村、そしてその周りの人たちの暮らしとか全部をわからないと仕事にならないわけで、そういう意味で職員一人一人が知事になったつもりでちゃんと地域を歩けというふうに言っていますので、どんどんとつかまえては教えたり、あるいは引っ張り出したりとか乗り込んだりしていただいてもいいと思いますし、県民のための職員ですから、県民の側からどんどん利用してもらえればいいと思います。
きょうもそういう大きな前進として、ハックの家がさらに充実していくことを希望してあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。

田山局長
ありがとうございました。

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