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草の根地域訪問「こんにちは知事です」(平成21年5月21日) 懇談記録

ID番号 N11727 更新日 平成26年1月17日

訪問団体:北リアスゆとり旅観光ガイドの会「チームけさった」
日時:平成21年5月21日(木曜日)13時05分から14時00分
場所:道の駅のだ 観光物産館ぱあぷる

開会

東大野局長
1時15分からという予定でお集まりいただきましたけれども、皆さんお揃いですし、時間が早いのですけれども、始めさせていただきたいと思います。
ただいまから県政懇談会「草の根地域訪問『こんにちは知事です』」ということで開催させていただきます。
本日は、私どものほうから申し出いたしましたことを快く引き受けてくださいまして、どうもありがとうございます。また、会場を提供していただいておりますぱあぷる様の皆様にも心から感謝申し上げます。私、本日進行役を務めさせていただきます久慈の地方振興局の東大野と申します。よろしくお願いします。

知事あいさつ

懇談会の様子1

東大野局長
それでは、開会に当たりまして知事からごあいさつ申し上げます。

達増知事
皆さん、こんにちは。県政懇談会「草の根地域訪問『こんにちは知事です』」という企画でございます。これは、コミュニティ100選というのに選ばれたところを中心に私がお邪魔している企画なのですけれども、今回は昨日、今日と県北移動県庁という企画をやっておりまして、特に県北広域圏内のいろんな活動をされている、地域振興に貢献されている皆さんのところにお邪魔して現状を伺い、またこれからの地域振興のあるべき姿を一緒に考えたいということで、こちら「チームけさった」の皆さんとの懇談にお邪魔したところでございますので、よろしくお願いいたします。
また、県は今、新しい長期計画、10年計画の策定をやっているところでもありますので、そういう将来の岩手の姿に役立つお話も伺えればと思いますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。

東大野局長
ありがとうございました。では、会長さんのから一言お願いします。

団体員
では、私から。私たちの会の名称は、北リアスゆとり旅観光ボランティアガイドの会、「チームけさった」です。私は、会長を務めています。会員の紹介の前に、私から一言ごあいさつ申し上げます。
諸情勢の厳しい中、このように懇談の場をつくってくださいました知事様、久慈振興局長様、また職員の方々、本当にご苦労様でございます。本日は、会員5名で臨んでまいりましたが、身に余る思いでございます。どうか最後まで懇談が出来るよう、よろしくお願い申し上げまして、私からのあいさつといたします。

東大野局長
どうもありがとうございます。普段お考えのことをざっくばらんに知事におっしゃっていただければという趣旨ですので、緊張なさる必要は一つもなくて、むしろ普段どおりであればあるほど知事は喜ぶと思いますので、よろしくお願いします。

懇談

懇談会の様子2

東大野局長
それで、早速ですけれども、懇談に入らせていただきますけれども、まず「チームけさった」について、どんな活動をしているか、その概要を説明していただければと思います。よろしくお願いします。
※power point 資料で説明

団体員
では、「チームけさった」の活動を紹介します。これは、私たちが活動している風景でございます。「なもみ」あり、北限の海女ありでございました。
「チームけさった」の活動方針、設立目的、ガイドの会は久慈地域の観光振興を図るため、久慈地域の歴史、文化、自然の資源を観光客に紹介するとともに、会員相互の研鑽と親睦を図ることを目的としております。
平成18年度の活動記録です。私たちは、会員15名で設立しましたが、今は22名になって、「なもみ」の実演、海女のガイド、そういうのを列車内で活動しております。
平成19年度の活動記録、これは私たちがいろいろあちこちにキャラバンで行った風景が出てくるはずです。これは秋田のなまはげに…、次です。これは、打合会を22名で年に何回かやっておりますし、二戸地区とも、それから九戸村さんとも、いろんなことで交流しております。そして、去年は八戸三社大祭に久慈からも岩手は元気ですという横断幕を持って出席いたしました。

達増知事
私も行きました、行きました。

団体員
ありがとうございます。「チームけさった」の活動内容です。久慈地域の伝統文化の紹介と観光、1、2、3、4とありますが、私たちは観光ボランティアのガイドを学んだり、よそと交流をし合って研鑽しております。
これは活動風景、清掃の風景です。年に2回から3回ぐらい、久慈広域を回って清掃しております。
これは、本当の実演の場所でございます。これも北限の海女の、小袖海岸でございます。
これは、私たちの活動している風景でございます。これはもうほとんど列車内ばかりでございますので、やりづらいこともあったり、楽しいこともあります。
活動の様子です。これは1月15日の夜に行う、この地方に伝わる小正月行事なのです。

達増知事
暗くしてやるのですね。

団体員
はい、暗くしてやります。列車内も電気を消します。まず、悪いわらしがいないかとかと脅して、子供たちを戒めて、いい子に育てようという目的がなもみなのです。
実演風景でございます。これは、専門学生さんたちが取り組んだのでございます。
これは、八戸のキャラバンで私たちが行った、山口社長も……学生さんたちもすごく足を運んでくださいました。
これは、下安家大橋でございます。

達増知事
大人用にもこれはあるのですね。

団体員
はい。大人には大人なりの言い方があります……。
喜んでくださいますよ、お客さんは。

達増知事
そうですね……。
「チームけさった」の名前が載っていましたね。

団体員
変わった衣装、あれは秋田のなまはげ館に行って、そこで私たちが自信つけたのです、これでやれるという。私たちは、久慈に残したいことは、文化、伝統を残したいのであります。
八戸へ行ったときの、私たちは岩手は元気ですの横断幕を持って……。
秋田のなまはげ館、九戸城址、そっちを私たちも、研修に来て交流を深めております。それとともに、私たちは養成講座を受講しております。豆腐ひきもやって、これは九戸村に行ってやったのです。このように皆さんと交流して、写真を写したり。
問い合わせは、北リアスゆとり旅観光ガイドの会、「チームけさった」、久慈広域観光協議会でございます。随時募集しております。どうぞよろしくお願いいたします。
これで私の事例発表は終わります。

東大野局長
大変ありがとうございました。今、チームの活動概要を教えていただいて、これからこういうことをやってきたとか、こういう感想を持っているとか、あとこうあってほしいとかというような内容の懇談のほうに入らせていただきたいと思いますけれども、一回口を開かないと緊張が解けないと思うので、自己紹介を兼ねながら、今、紹介はしていただいたのですけれども、自分として活動はこんなふうなきっかけで入ったとか、こんなふうな活動をしていけばいいなというふうに考えているとか、その他特に言いたいこと等お話しいただければいいなと思います。その後、意見交換というような段取りで進めさせていただきたいと思います。
それで、最初、会長さんは、今、説明したばかりですので、隣の方から自己紹介かたがた……座ったままで。座ったほうがしゃべりやすいと思うので。

団体員
私、生まれは宮古でして、長いことこっちにお世話になっているものですから、久慈地区は非常に年間通してあまり変化がない気候で、過ごしやすいというので、非常に気に入っていまして、それでこちらに家を設けまして大分経ちます。それで、何か地区に恩返しというか、お手伝いはないかなということでしたら、たまたまけさったというか、観光ガイドの会の講習がありまして、それを受講して、最初から携わらせていただいております。今後もできるだけ長く続けてまいりたいと思っております。よろしくお願いいたします。

東大野局長
会長さんは一番最後にしますか。

団体員
いや、私でいいです。私から。

東大野局長
いいですか、では会長さん、お願いします。

団体員
私がしゃべらなくては、やっぱり何か皆さん肩に重い荷をおんぶしているようですから、私から申し上げます。

東大野局長
では、よろしくお願いします。

団体員
私は、この会の設立に当たって、観光ガイド養成講座というのが、いの一番にあった時に、私はちょうど出稼ぎで関東に35年も勤めて帰った時に、その前から久慈にも何かがなければと私は常に頭にありました。それで、久慈は何もしていないなと思った時に講座があって、私は、よし、これで私の人生を皆さんに何かの形で恩返ししたいなと思ったのがきっかけで、そして講座を受けて、まずこういう会の、会長というのは私は机のことについてはもう全然ゼロでしたけれども、やれば出来るなと思ってやって、そしてなもみもやってみましたけれども、これはちょっとうちのほうでいいか悪いかというときに、2年目にして秋田のなまはげ館に研修に行きました。そこでもって自信をつけました。というのが、秋田のなまはげ館ではその場所でもって、列車が動くわけではないし、安定した場所で演技ができるでしょうし。私たちは列車の揺れるところで、女の方にも男の方々がいないときには、「なもみ」の衣装をつけて仕事をさせております。それで、その自信がやっぱり見るところを見て、研修するところを研修したほうがいいなと思って、私は常に研修には、いの一番に手を挙げて研修に取り組んで、出来ればもう本当に皆さんに私は支えられておりますけれども、私もそれなりに燃え尽きるまでは頑張りたいなという一心でおります。

東大野局長
どうもありがとうございます。

団体員
私は、会員の方には、悪い会長と思うかもしれないども、私はなるべく安全の管理をして、情けのある言葉を、とにかく私たちは客に対する人間ですから、もう笑顔はとにかく何よりの賜と思っております。

東大野局長
ありがとうございます。では、次の方、よろしくお願いします。

団体員
よろしくお願いします。入ったきっかけは、踊りの仲間で練習しているうちに、こういうのがあるからと言われて、誘われて入ったのですけれども、どこで何しゃべっていいか、何をやっていいか分からなくて、そうしているうちに何とか…、「なもみ」をかぶっているときはいいけれども、何かお面をとると恥ずかしい。でも、1回や2回重ねているうちに自信がついて、何とかやれるかなと思ってやっています。そういうところです。今でも、だからしゃべることは全然。人前でしゃべったことないから、言葉はちゃんとできないけれども、いろんなのをやることについては自信が出てきました。そういう次第です。

東大野局長
懇談も衣装をつけていたほうがしゃべりやすかったでしょうか。

団体員
お面をつけたほうがいいです、顔が見えないから。

東大野局長
ありがとうございます。次の方、お願いします。

団体員
きっかけと申しましても、私は年もとっていることから、ボランティアでスクールガードを始めたのですよね。スクールガードを始めて4年になるのですけれども、防犯の関係からスクールガードを4年間ずっと続けておるわけです。朝7時から生徒たちが通るまで、8時までやっておるのですけれども、1時間。そういった活動をすることによって、どうせボランティアやるのだったら、こういうこともいいではないかということで会長さんに勧められ、そしてこの道にまた入って、これがまた楽しいのですよね。私もすごくこういう会を好きなのですね。もともとそういった関係で、いろんな人方に恵まれて、いまだにこうしてお世話になっているわけでございます。

東大野局長
どうもありがとうございます。次の方

団体員
私は、入ったきっかけは、年寄りで何も分からないけれどもと言っていましたけれども、盆踊りぐらいだったら観光客に、出来ることだったら応援したいと思いまして、それをきっかけに入りました。

東大野局長
どうもありがとうございました。それでは、今までの一通りご説明とか聞いて、知事のほうから。

達増知事
今朝の新聞だったかに、なまはげがユネスコ無形遺産候補になるとかというのが書いていまして、なまはげ文化というのはやっぱり世界にも自慢できるようなもので、なまはげというのが有名にはなっていますけれども、そういうなま何とか、「なもみ」というのもなまはげともともと同じような言葉で、何かあちこちにそういうのはあるそうですからね。

団体員
はい。それも私たちもなまはげ館に研修に行ったときに、もともとはやっぱりこの辺と同じ「なもみ」だったそうですが、それが自然にいつかのうちになまって、そして秋田の男鹿ではお金を儲けるのが上手ですから、やっぱり何か名前を変えてという、それでもう。伝統はそんなにこの県北、沿岸地方よりも特別古いわけではないのです。設立がもうそんなに、平成になってからでしょう、あれは。平成2年でしたか、なまはげという名前つけたのは。

達増知事
もともとは「なもみ」だったのですね。

団体員
もともとは「なもみ」と、向こうの館長さんたちと会ってお話しして、よく聞いてきたのですが、北緯40度の線でいくと、あそこも北緯40度でしょう、男鹿も。普代までの線を結んだところに鬼の面をかぶった人がいるのではないかなと私は想像しているのです。

達増知事
本当にどんどんこれから全国的にも、あるいは外国にも知られていくと思うので、「なもみ文化」はすごい大事だと思いますよ。それを列車の中で見てもらえるというのはすごいいいですよね。

団体員
まず、知事さんに一つ私からお願いしたいことがある。年に1回でいいですから、南回りでも北回りでもいいですから、岩手県を一回りするようなことも考えてください。私はもう生きているうち、そういう夢を見て頑張りますから。

達増知事
それは、鉄道でということですか。

団体員
はい、鉄道で。そういう企画も、例えば何月は、冬の時期、寒い時期が一番いいですけれども、1月のいつの日には一関まで、次は今度は八戸も回って盛岡付近、花巻付近までというように、そういう構想も私は、ああ、そういうのもあっていいな。それがお互いに県南、県北の交流の場にもなると私は思っておりますが。

達増知事
線路は繋がっていますからね。

団体員
はい、線路は繋がっていますので。

達増知事
それで、JRさんの企画列車で北山崎をと、東北線から山田線を通って北山崎まで行くとかありましたけれども、ああいうのはすごいいいですよね。三陸鉄道とかJRとかをまたいで行ったり来たりできると。

団体員
まず、なもみで、一周は出来なくても盛岡ぐらいまではどうぞお呼びしてください。私は、是非。

達増知事
そうですね。「仲良くしていだが」とか言いながら、盛岡のほうに来ていただいて。そういう交流は、すごくいいと思いますね。

団体員
交流するとやっぱりいろんな、上辺ばかりではなくて、人間が和を取り持つのはやっぱり交流して、どんなにいい考えを持っても話してみなくては分からないです。

東大野局長
これまで一番長い方は4年間……

団体員
はい、私が設立当時で。

東大野局長
活動してきて、実際に列車の中で活動して、いろんな方とお話ししたりなんか、してきていると思うのですけれども、何かその中で感じられていることを。

団体員
お客さんは、まず12月の末のほうから2月いっぱいまでは県内からも来るのですけれども、いろんな方向から来るのです。岩手県ではなくて。特にも観光シーズンになって、もう、これから秋までは関東よりも関西の方が多いのです。それで、だんだん私も自分をさておいて言うわけではないけれども、高齢者とか、体の不自由な人が多いのです。だんだん、だんだんと。去年は10人いたら、今年はもう20人という、だんだん、だんだん体の不自由な人が多いです。高齢者が多いのです、旅行に来る方は。言葉にも何も不自由はありません。私は普通にしゃべっていると、だからよく皆さん、お客さんが、もっと方言を使いなさいと。

達増知事
やっぱり、むしろそうなのですね。

団体員
もっと方言を使いなさいと。せめて盛岡あたりのように、だなはんとかという、そういう言葉も使いなさいとか言ってくださいますけれども、私はそれよりは普通にしゃべっているほうが通じるなと思っていますし、いろんな交流があって、もう本当に気に入った方たちは写真も一緒に写して送ってくれますし、お手紙も来ます。私は、その手紙とか写真が来たたびに観光案内所のほうには持っていって、これが来たよとかと出しておるのです。皆さんにお見せしなくては、私ばかり持っているのではまずいかなと思って、だからやっぱり一に会を仲よくして、取り持っていくのが大切だなと思って。

達増知事
観光もやっぱりそういう触れ合いのある観光というのが求められているのでしょうね。

団体員
はい。

達増知事
行った先々、土地の人たちと思い出がつくれるような観光。

団体員
はい、一番それが、思い出をつくれるようにしてあげたいなと思って。だから、私はいつもよく言うのですよ、お客さんには。私はお金もありませんよとかと冗談も言うのですね。でも、列車に一緒に乗ったら、私はあなたたちを見守ってあげますよという気持ちを常に伝えるのは。だから、あんたたちはにこっとしなさい、にこっとしなさいと、私はいつでもそれは常にもう、にこっとしなさいというのは口癖で言っております。

東大野局長
私なんか机の上で物を考えることが多くて、いつも怒られるのですけれども、その中で観光に行ってもやっぱり皆さんのような方がいないと、その地域をよくわからないで、ただただ書き物上のだけ通り過ぎるみたいなのを感じるのですけれども、実際には観光客の方とやりとりしていて、観光客の人たちは実際どう思っているのですか。

団体員
私たちの活動が今のところ3年、4年、三陸鉄道さんを主体にやらせてもらっている関係もあるのですけれども、車内ですので、非常にお客さんと近い、こういうふうにもう近いものですから、非常に喜んでもらって、県内の方たちでも、県外はもちろんなのですけれども、県内の盛岡なり宮古なりでも我々の活動を親身に声かけてきたり、非常にいい感じでやらせてもらっています。やっぱり近いという。

東大野局長
距離が。

団体員
ええ、距離が近いというのが一番かなと思っておりました。

達増知事
そこは、ステージで何か出し物をやって観客席から見るというの以上に、すぐそばの触れるところまで寄っていくわけですからね。実際引っ張ったりとかしていましたね、さっき。

団体員
そうです。皆さんともう、なもみの出番で行って、列車を往復して帰った途端に面をはいでもう皆さんと握手したり、いろんな食べ物の話をしたりとか、お客さんがここへ座って少ししゃべりなさいと言うのだけれども、そこばかりではなくて、皆さんに同じにやってやらなければならないから、なかなかその時間が。1両35名から45名になると、本当にもう3人ぐらい乗ったって、話がもう皆さんに行き届かないのですよ。だから、そこをやっぱり、何だ、俺達のところには来てくれないかなと思う人もあるでしょうけれども、一番最初から手を挙げた人に行って話をしたり、常に冗談を交えて私は言うのです。三陸鉄道の社長に成りかわりましてなんて私が言うと、皆さんが大きな拍手を下さりまして、私は社長でもないのに社長にかわりましてなんて……

達増知事
それはオーケーなわけですよ、もうどんどんやっていただいて。お墨つきですから。

加藤地域振興部長
会長に成りかわりと、会長ですから。

達増知事
お墨つきでありますから。

団体員
やっぱり社長というのが四苦八苦しているのに、私は列車に乗って社長に成りかわりましてありがとうございますというのは、常に私たちは、もう私も三陸鉄道の社員みたいな感覚で言っていますから。

東大野局長
今の活動をやられてきていて、例えば、ほかの県、どこでもいろんな形でボランティアガイドをやられているのも見てこられているのかなと思いますけれども、自分たちはこれからこういうふうにやっていくのに挑戦していきたいなとか、そういうとこら辺は何かないですか。

団体員
挑戦ではなくて、やっぱり客を引くには何かイベントも、例えば今考えているのは来る12月になったら、出発式には久慈の駅で何か民謡と手踊りぐらい一つは出し物をしてお客を引きつけようとか、そういうことも考えております。

達増知事
手踊りできる方はたくさんいらっしゃるわけですよね。

団体員
今、民謡の会の設立準備にかかっております。

達増知事
ああ、いいですね。

団体員
正直言って、本当にすごく好きなのですね。みんなそうなのですけれども。去年はここの駅前で600人ほどのお客さんを、お盆に「ナニャドヤラ」をここで踊りました。お客さんが来たところに。結構皆さん協力してくださいました。

団体員
そういったのが、私たちの一番の楽しみなのですね。

団体員
それで、盆踊り、「ナニャドヤラ」は大野、軽米、二戸まで出ていって、一緒に太鼓叩いたり、このお母さんが太鼓も叩きます。「ナニャドヤラ」の太鼓も叩きますから。だから、イベントを交えながら、「なもみ」の活動も海女の活動も、やっぱりそうなってくると、ああ、おまえたちが活動しているのだ、俺も入りたいなと。だから、うちの会はどっちかというと活動できる人は年のとった人が活動しやすいのです。もう仕事が第一線を終わった人たちが。まだ会員も若い人はいますけれども平日ですから、お仕事しておりますので。

達増知事
あとガイドの講習も受けて、それで何か名所旧跡案内みたいなのも習っているのですか。

団体員
はい、全部岩手県沿岸のほうは、宮古から八戸のほうまではそういうのを講座の勉強もしておりますし、もちろん二戸さんとか九戸さんたちのいいところはもう研修に行って交流して、久慈でも今年になってから一度二戸さんで取り組んで、三十何名様おいでくださいました。そういういろんな交流の場をつくるなんていうのは、そうするとそれがやっぱりそのときに三陸鉄道さんに乗って、高田まで行って帰ってきました。それが少しでも活性になればなと、私の考えとすれば思っております。

達増知事
いろんなそういう名所旧跡、見どころもガイドブックで読んで分かるだけではなく、土地の人に聞いて、ああ、やっぱりそういうのはいいのだなと分かると、また行きたくなると思うのですよね。

団体員
はい。

達増知事
ガイドブックにもいろいろ載って、そういう本を買ってくる人もいるのでしょうけれども、地元の人に聞くと、ああ、やっぱり行こうという気になると思いますよ。

団体員
そうですね。例えばガイドブックにもある下安家大橋で、列車では流してそのまま行くでしょうが、私たちは列車がそこで1分間停車したときにサケの稚魚をここの水槽では2,500万匹育てますよというのを私は皆さんに伝えております。それは流しておりませんが、その細かなところまで、そして稚魚が大きくなって帰ってくるときにどれぐらい帰ってくるか、パーセントまで。2%しか、100匹に2匹しか帰ってこないのですよと言うと、どこ行くのでしょうかと言うけれども、それは沖へ出るまでに食われたりなんかして、2%がいいほうなんだそうです。それまでお客さんに細かく説明してあげるのです。それをどこから聞いてきた、あなたと言うのでしょうけれども、そこのふ化場の場長さんに行って、ちゃんと聞いています。

達増知事
生情報をとって、いいですね。

団体員
そのように細かく、例えば安家洞でもそうです。もう日本最長ってどのぐらいのキロ数があるとか、これから何キロぐらい先なのですよとかと関心持った人には細かく砕いて説明してあげると、すごく感動してメモしてくださる人もあります。

達増知事
ちょうどテレビの「なるほどザワールド」みたいな感じで、行った先々でそういう豆知識を聞けるというのは、すごく喜ばれると思いますよ。みんな嬉しいし、覚えて帰って話の種にもなりますしね。

団体員
そうですね。三陸海岸のいいところは、私は久慈なのだけれども、やっぱりできたら大船渡あたりまでは、気仙沼のほうまでは自分で把握していなくてはならないなと思って私もいろんなのを勉強しておるし、私は小さい頃、岩手県を一回りして、建築業だったから、私は大工でしたから、それで終戦後の大工でしたから、学校とか病院も木造で、私は岩手県を一回り、大きな病院、一関でも陸前でも、そっちのほうを全部一回りしているものですから、大体その地域の感覚は知っておりましたので、その点については平泉なんか私はもちろんずっとずっと前から知っておりましたけれども、去年は平泉の文化遺産登録にも私たち久慈のボランティアの会からも行って応援してきましたけれども、残念でしたけれども、今後はまた頑張って……。

達増知事
ちょっと遅れるだけですよね。

団体員
はい、頑張りましょう。

達増知事
再来年には登録されるように。

東大野局長
普段活動を皆さんしていて、我々、例えば県でも市でも結構なのですけれども、こういうことに手をかけてくれれば、自分らはもっと元気に活動できるのになとか、感じているところありませんか。

団体員
そうなのですよね。やっぱり皆さん喜んでくれたり、また何か生き生きするような感じがして、そういうことにもうちょっと力を入れてみたいとか、いろんな意味でやっぱりそういうこともありますね。

東大野局長
例えば仲間を増やすためにボランティアの養成講座の回数をもっとふやしたらいいのではないかとか、何かそんなことありませんか。

団体員
もうちょっと工夫したら、たくさんの人が入ってきて、もっと楽しみが出るのではないかとかというふうなことはやっぱり思いますね。

団体員
そのためには、久慈には無料と言えば悪いのですけれども、集まる場所がなかなかとれないし、どこか空き家でも貸して週に1回ぐらい集まって会議するとか、そういう場所が久慈には私が見たところ有料のところだけで。私たちはボランティアですから、営利を目的だと金をぽんぽん出すのですけれども、そういう所がないから、何をやりたくても、まず私の考えとすればそれが一番の難点なのです。

団体員
はっきり言って、もっと久慈の人方、上に立っている人方がもう少し力を入れてくれたらなというふうなところがもうちょっと欲しいなというふうな感じがするのですよね。

団体員
私は久慈の人間で、久慈を悪口で言うのではないのですけれども、二戸さんあたりを見ると、そういうのがすごく。よそは良く感じるでしょうが、自分の家庭よりもよそがいいなと見えるのでしょうけれども、やっぱり何かこう。野田を見たって、普代を見たって、二戸さんを見たって、大野さん、洋野町、あの辺だってうまくやっているなと思うけれども、久慈はそういうところがいまいち何か欠けているのですよ。それはいつでも感じます。私は、今ではなくて、もう50年も60年も前から感じております。

東大野局長
何かって、どんな何かでしょうかね。

団体員
何かって、そういう施設を……

団体員
すべてなのですよね。

団体員
私はすべてとは言いませんけれども、何かもうちょっと。迫力がないというのですかね。久慈の人たちは頭がいいから、私は頭いいと褒めますよ、一つは。確かに物の初めはうまいです。後が続かないのが久慈なのです。生まれて物心がついたときからで言えば、もう半世紀以上私は生活しているものですが、物の企てはうまいのです。ただ、後が乗らないのですよね。だから、よそはそうではないのです。最初はもう小さいのだけれども、どんどん、どんどん広がっていくのがよその、そこがちょっと私はずっと前から不思議に思っていることです。

達増知事
やっぱり人がどんどん集まってくるとか、あと繋がっていくとか、そういう工夫をする必要があるのでしょうね。やっぱり繋がりづくりですね。

団体員
私たちだけでイベントやろうとか、そういうことをしてお客さんを呼ぼうとしたって、やっぱりトップに立っている人がもうちょっとあれをしてもらえればなと常に感じております。私たちを引っ張り上げるようにしてもらいたいのですよ。

東大野局長
今もメンバーは少しずつでも増えていっているですか。

団体員
少しずつ増えております。だから、私もいろんな呼びかけて、一緒に踊ったりなんかする仲間同士ですから、では、俺達も加わって協力してあげますとか。私も今年の秋頃から、後継不足ですから若い人も育てなければならないので、まず列車に乗って孫たちでも引っ張り出して後継づくりにとも、私も今それも考えております。私だけで終わったのでは、鉄道はどうのこうのと言う前に、やっぱり私たちがしっかりしていなくては。

達増知事
子供さんも動いている列車だから、なかなか危ないので、安全性も気をつけなければならないのですけれども、でも子供たちもいろいろ参加できるとまたいいですね。

団体員
そうですね。子供はもう体が自由に動けるものですから、年とったじいさん、ばあさんよりはまず。

達増知事
そうですか、かえって大丈夫。

団体員
小学生のほうがかえって安全です。

達増知事
頼りになるかもしれない。

団体員
はい。

達増知事
観光客からすると、その土地の子供と触れ合うなんていうのもできるとすごいいいと思うのですよね。普段は学校がありますから、なかなかあれですけれども。

団体員
冬休みの時期にでも駆り出したりなんかして、そういうのも子供たちに面白みを、興味を持たせながらやっていくと、後継も何とか出来そうだなと思っております。

達増知事
さっきお餅つきで、何か子供が餅ついている写真があったのですけれども。

団体員
いや、子供ではないのですけれども。小さいから、私が子供に見えたような……私です。

達増知事
子供ではなく、そうでしたっけ。

団体員
私は、こんな冗談するほうですから、気にしないでください。餅つきとか、そういうのは一戸さんに行ったときに、豆腐ひきとか、昔のひき臼でもって豆腐ひいたり、杵でもって餅ついたり、今の子供たちはそういうのを見たことがないですから、もう出来たのばかり食べるから、そういうのを好きがるのですよ。

東大野局長
やっぱり地域の中で、それこそ山形とかに行ってそういう豆腐づくりとか何づくりとか経験したのって、普段の活動にはやっぱり役立つ……。

団体員
そば打ち体験もやりましたし、そういうことをやっています。私たちの会でも研修会を開いて。

東大野局長
それは実際に列車の中で「なもみ」をやったり、お客さんたちと、観光客の方と接したときにやっぱり違いますか。

団体員
やっぱりいろんな例えば小正月行事って何だったというと、この辺では女の方の年取りとかと昔は、1月15日は。それでもってミズキ、木の枝に赤いおだんごを刺して飾りつけをして、その晩に「なもみ」が登場して、「泣くわらしはいないか」とかと、ガタガタ、ガタガタ戸を叩いたりなんかして。何でなもみがあったかという、やっぱりそういうのを、伝統行事なのだよというのを教えると、お客さんがすごく満足してくださるのです。ああ、こういう地方ではそういうのがと。今だったらテレビもあるし、映画も何でも見られるのですけれども、昔はもう何もない時代ですから、本当にそれがお楽しみの時代だったらしいです。

東大野局長
若干まだ時間があるので、皆さんで、「なもみ」の活動に限らず、ご質問とかも含めてございましたら。手短に一言ずつ何かお願いします。

団体員
私としては、先ほど何か支援というあれがありましたのですが、県内にも各地区観光地があるわけですが、そこに当然ボランティアガイドというのもあるのでしょうから、自分たちのところだけ良ければいいというわけにいかないでしょうから、ネットワークをつくって、常に情報を交流出来るというか、交換出来るような形の支援の方策を考えていただきたいと。研修会なりなんなりでもあれでしょうし、そういうことを今後考えていただければと思います。

東大野局長
会長はどうですか。

団体員
今までしゃべったように、別にこんなにご要望は私はございません。ただ、私が会長である以上はやっぱり責任は、皆さんの安全を保ってやらなければならないし、それはいつでも覚悟しておりますし、知事に対しては何もああしてけろ、こうしてけろと私は要望はございません。

東大野局長
ご要望でもご質問でも構いません、この際ということで。

団体員
別にしゃべることもないけれども、会長さんが一生懸命なので、何とか頑張っていきたいと思います。

東大野局長
次の方。

団体員
やっぱり、さっき私話したのが一番あれだと思うのですよね。例えば大野あたりを見てもやっぱり素晴らしいなと思うのですよね。だから、もう少し久慈でもこういったことにも支援していただけるような方向で、上の人方にこういうことを伝えてほしいなというふうに思います。

団体員
私はまだ1年目ですから、皆さんと一生懸命勉強して……

東大野局長
決意表明でも……

団体員
これから頑張りたいと思います。

達増知事
三鉄は、私も携帯電話のストラップは、「さんてつ君」をつけて歩いていて、いろいろ人に見せて歩いていますし、あとは知事室には三鉄のポスターを貼って、その時その時の新しいやつをちゃんと貼るようにしていて、あちこちから知事室に来たお客さんにちゃんと三鉄というのを知ってもらうようにしていました。
最近は、久慈ありすさんという、そういうキャラクターも流行っていて、彼女の色紙も漫画家の人に描いてもらったやつを知事室に飾っていまして、久慈ありすは、うちの嫁だと、こう言って宣伝しています。

団体員
ありがとうございます。知事さんも大変でしょうが、体一つしかありませんから、大切に頑張ってください。

達増知事
ありがとうございます。

閉会

東大野局長
そうしましたら、懇談会はこの辺で終わらせていただいて、あと物産館の中を見させていただきます。

団体員
はい、どうぞ。

東大野局長
皆さんの活躍の舞台の三鉄にという段取りで。

団体員
あれですが、知事さんも野田のほうに手を振って歩いてください。皆さん、知事さんを見たくて待っているでしょうから。

達増知事
はい。では、今日は本当どうも、大変ありがとうございました。

東大野局長
それでは、皆さんありがとうございました。

団体員
言いたい放題のことばっかりですみませんです。

達増知事
ありがとうございます。

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