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草の根地域訪問「こんにちは知事です」(平成21年6月2日) 懇談記録

ID番号 N11725 更新日 平成26年1月17日

訪問団体名:夏屋ろばた塾
日時:平成21年6月2日(火曜日)10時00分から11時05分
場所:夏屋地区集会施設

開会

田山局長
それでは、ただいまから県政懇談会として「草の根地域訪問『こんにちは知事です』」を開催いたします。
本日は、私どもの訪問のためいろいろ準備をしていただきましてありがとうございます。私は本日の進行役を務めさせていただきます宮古地方振興局長の田山でございます。よろしくお願いいたします。

知事あいさつ

懇談会の様子1

田山局長
それでは、開会に当たりまして知事から一言ごあいさつを申し上げます。

達増知事
皆さん、おはようございます。今日は、このようにお集まりをいただきましてありがとうございました。村長さんにもおいでいただいて、どうもありがとうございます。
県政懇談会「草の根地域訪問『こんにちは知事です』」といいますのは、県のコミュニティ活性化政策の一環でコミュニティ100選というのを選ばせていただいておりますけれども、そこで選ばれたところを中心に岩手県の中でも他のコミュニティの参考になるような取り組みを進めているところを取り上げまして、ほかのコミュニティの参考にしていただく、あるいは県外にも宣伝をしていく、そういうところにお邪魔をいたしまして、活動の最先端の話でありますとか、またご苦労されているところとかを伺って、県政の参考にもしていきたいという企画でございます。
今日は、普段の「こんにちは知事です」と違いまして、沿岸移動県庁という企画の一環でもございます。今日と明日泊まりがけで沿岸広域を、この夏屋から始まりまして岩泉から田野畑に出て、それからずっと最後は陸前高田まで行く、そういう企画なのですけれども、特に沿岸振興という中で、いろんなお話を伺えればというふうに思っております。
もう一つポイントがございます。それは、昨日県の総合政策審議会から県の新しい10カ年計画、新しい長期計画の中間答申が出たところであります。今、夢県土いわての総合計画、12年計画がございますけれども、その次の長期計画ということで、昨日の中間答申では、「希望郷いわて」という新しいスローガンのようなものも提案いただいたところなのですが、今後10年のこの岩手のあるべき姿、それは暮らしや仕事の現場、草の根の地域の中から見つけていかなければと思っておりますので、そういう岩手の長期計画に絡んだヒントもいただければと思っております。
私の先祖は、達曽部の地名から名字を達増としておりまして、達曽部の部を取って達曽、最初は達曽部の達曽だったのですけれども、ひいじいさんの代で曽というのを増える、増やすという字にしまして、何か画数をふやすと画数の運勢がよくなるとかいって、本当にそれがうまくいったのかどうかはよくわからないのですけれども、本当にこの山の中、沢のほとりに行きますと非常にDNAが活性化される感じがして気持ちがいいのですけれども、ぜひ皆さんからお話をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

田山局長
ありがとうございました。
皆さん、先ほど伺ったらば、知事とこういう形でお話しされるのは初めてだということだったので、少しかたくなっていらっしゃる方もおられるかなと思いますけれども、知事はこの道路は何回かもうお通りになっているのですか。

達増知事
いや、ここに来たのは初めてですね。

田山局長
ああ、そうですか。選挙のときにこの辺の道路を走ったということはなかったですか。

達増知事
ちょっと街頭演説をぱっとやったくらいでありましたけれども。

田山局長
どうぞかたくならないでお話しいただきたいと。
また、県の地域振興部の加藤部長が出席しておりますけれども、この4月に総務省からの出向でございますけれども、以前川井村の短角牛を丸焼きで食べたことがあるという経験がおありだそうですので、よろしくお願いいたします。

懇談

懇談会の様子2

田山局長
それでは、早速元気なコミュニティ100選に選ばれている夏屋ろばた塾の活動について、塾長さんからご紹介をお願いしたいと思います。

団体員
それでは、知事さんにはお忙しいところ来ていただきまして、本当にありがとうございます。
夏屋地区におかれましては、ろばた塾というのはかなり昔から組織されておりまして、この塾というのは夏屋集会所の中で、特にもそれに二重にかけたような中で酒を飲みながら何でも話せる会ということで組織いたしまして、その中で話ししたのが、一番の大きい話が中山間直接支払制度によって、ここに大体130万ぐらいの補助金が出るのですが、この時限立法5年間で650万のお金がここに入るよと、それをどう使うかでここの地域がどう変わるかというのはそれにかかっているのではないかということをみんなと話し合いましたところ、では下には産直もあるし、それを活用した所得につなげる方法は何かないかと言ったら、若い人たちが、それでは山菜やろうということで、それで始まったのがウドとか、あとはウルイとか、それからフキ、それから行者ニンニクというふうな形で栽培用の苗を、中山間モデル事業の支払い制度でもらったお金2分の1の共同作業分の中で購入をして、無料配布をして始まりました。
そして、始まったところ、生で売るだけでは限界があるということで、加工しなければならないのではないかということで、宮古の普及センターのご指導を得ながら加工品に取り組んで、そして加工するのにはある程度の面積が必要だということで、村に単独事業の建設をお願いして、そして始まっております。
それを契機に変わったのですが、やはり一番最初の住民が変わる、こういう田舎が変わるというのはすごく大変なことなのですが、昔、岩手県の事業で「風の人の派遣事業」というのがありまして、この事業に取り組んで、県立大学の山田先生をお願いをして、そしてここでKJ法で地域がこれからどうしていけばいいのかということを模索したときに……

達増知事
KJ法。

団体員
ええ、KJ法で……資料ないかな。そのときに、年寄りから若い人からみんな集まって意見を出し合って、そして班を編制して発表して、そしてそれをどうすればいいのかという、そういった話をしたときに、高齢者の方々が大学の教授と酒を飲みながら話ししたら、大学の教授というのはもっと難しい人だと思ったら、大したことないな、おらのほうがいろんなことを覚えているのだと……

達増知事
それはそうなのだと思いますよ。

団体員
ところが、高齢者の話しをする人は、山田先生にいろんなこと聞かれることに対して昔はこうだ、こうだというのがものすごい新鮮なわけですね、山田先生は。そういう話をして、やはり我々も、おれらも、ただここにいただけで何も知らないと思っていたのはそうではないということのかかわりがものすごい地域の考え方を変えました。それからの取り組みというのは、ものすごくみんなが協力的になりまして、今いろんなことをやって、中山間では下閉伊初めてのモデル賞を受賞して、そして加工施設をつくった、ふるさとコンクール優良賞もらって、その次はみんなでそういったものを助けていこうということの中には、隣にいますけれども、スノーバスターズが評価されて、県の福祉協議会から除雪機の助成をいただいたり、そういったことが盛り上がってきて、そして最後は岩手県、農林水産省の活力あるむらづくり大賞がうちのほう1件だけ受賞して、そういったことで今、大変盛り上がっております。
それで、この間も岩手大学の岡田教授が奥さんとここにいらして講演していただいたのですが、岡田先生は森林関係で大体もう5年以上この地域に入って、いろんなことを調べていただいて、卒業生には卒業論文に夏屋をテーマに書いて、それが評価されて全国を講演して歩いている学生もいるのですけれども、そういったことでみんなが一つのものに向かって、今、内舘村長が誕生しましたけれども、事務局長をやっている当時から話ししていたのは、やはり今、合併問題が出ていますが、うちのほうでは10年も前から合併の話は出ていたのです。というのは、するかしないかではなくて、そういう時代が来たときに我々はこの地域は自立していこうと、どこと合併しようといいではないか、行政は。ただ、それとは関係なく、ここは自分たちの生きるすべをつくるような形で自立していこうという発想で始まって、今年は村の小さな自治推進事業のハード事業でもって、500万の限度の事業があるのですが、それに今、設計書をつくっておりますが、ここの緑幹線道路、岩泉へ行く道路、ここから釜津田まで20分で行けますので、ここの峠にものすごい、知事がこれから岩泉越えていくコースのようですが、途中見てもらえばわかりますが、去年、一昨年ですか、桜を300本植えまして、今年もまた200本植えるところです。そして、そこで今度は山が何十年か前に全部切ったところですから、紅葉がものすごくきれいになります。ここで仮に宮古市と合併しても、下閉伊で宮古市の中でこれだけの紅葉を見れるところはないだろうということで、今度は前もってお祭りを企画しようということで、今年紅葉祭りをこの頂上でですね。そのためのハード事業で峠の茶屋と、それにエコトイレをつけて、そしてお祭り広場を造成しようということで今、設計しておりまして、そういったことにあわせて今度は工房の中では菓子工房の、保健所さんにお願いをして、峠の茶屋で土日あたりなんか、ここでつくったいろんな菓子を販売しようと、そして産直にも出そうというふうな考えをしております。
こういったことが評価されて、山田先生がこの間来て話しをしたのですが、地域の人たち四十何人集めたところで、あなた方は常日頃、普段やっていることがほかの地域ではできないことをやっているのです。だから、ちょっとしたことを、あなた方がいつもやっていることは何気ないことでしょう。でも、それをまとめることがほかの地域では並大抵のことではないのです。ですから、あなた方は川井村にとっても最高レベルのところでいろんなコミュニティ事業をやっておりますよということを一生懸命言ってもらいまして、そうすればみんなも、ああ、そうなのかなという感じで、そうすれば次のステップでお願いをしたとき、またそれに協力的だというところがいいところかなと、そんな感じで今やっております。

田山局長
ありがとうございました。
では、自己紹介を兼ねて、出席者の皆様から1人3分くらいで自分の活動されていることをお話しいただきたいと思います。その後知事からコメントをいただきまして、またあとは自由にお話し合いをできればと思っております。
では、順番にお一人ずつ自己紹介を兼ねて活動していらっしゃるような内容をお話しいただきたいと思います。

団体員
地元で働いております。今はスノーバスターズの隊長ということでやらせてもらっています。
スノーバスターズに関してなのですけれども、平成18年度に設立をいたしました。設立内容としては、17年度ですか、大雪に降られまして、そして屋根から落ちた雪が軒先に薪を積んでいるものですから、それがすっかり雪で覆われてしまって、ひとり暮らしとか老人たちがその薪をとれないということになりまして、当時は地元、この夏屋地区の消防団が除雪をいたしました。それで、いや、これでは今から過疎化、老齢化も進むし、どうにかしなければならないということでスノーバスターズを設立しました。
今は内容としては、大雪に見舞われることも多々あります。それで、そんなときはみんなに招集をかけて、防火水槽とか、あとひとり暮らしのところとか、あとこういう施設なんかは除雪をしてもらっています。そんなところです。

田山局長
ありがとうございました。
では、次の方お願いします。

団体員
はい。仕事は、地元で働いています。会長、事務局長の言葉により働いて応援しています。
以上です。

田山局長
よろしいですか。では、次の方、お願いします。

団体員
今日はどうもありがとうございました。私は、地元で働いているわけですが、何せ夏場は放牧という重大な仕事を仰せつかっておりますので、なかなか皆さんと一緒にこうして地域のあれに加わることはそんなにできないのですけれども、会長から声がかかれば何とかして力になろうかと思いながら、日頃頑張っているところでございます。
以上です。

田山局長
ありがとうございました。では、次の方、お願いします。

団体員
よろしくお願いします。人前では余りうまいこと言えないから、みんなに合わせて団結して、何でもやれるところはやろうかなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

田山局長
次の方、お願いします。

団体員
私は農業やったり、あとは造林、林業関係やっております。これも長年やっていることですけれども、言うことになれば切りも限りもない、古いから。古いことからいっぱいありますけれども、こんなもので、次の人によろしくお願いします。

田山局長
非常に皆さん短いお話だったわけですけれども、塾長さん、何か活動で補足したいというようなお話をいただければ。

団体員
そうですね。スノーバスターズといえば、雪というイメージがあるのですが、それ以外にここは薪のストーブなものですから、煙突の管理とか、そういったものが危ないものですから、そういったものの掃除をやってやったり、あとはうちの前の木が伸びてきて折れるとけがするのではないかというふうなことがあれば、それに行ってみんなで切ってやったり、あとは環境整備とか、いろんなことに力をかしていただいておりますし、それからみんなこういったところで話をするということはなかなかなれていないものですから、そのかわり仕事を頼むと黙々とやるというような感じで、常日頃。そのかわり25度をたしなむと、かなり口も走ります。

達増知事
ああ、25度で。

団体員
ここは、水田と肉牛と、あと村でやっているシソ、それからリンドウ、それからシイタケ、その辺が産業としてやっていますね。

田山局長
鹿踊りのお話がなかったように思いますけれども、鹿踊りのお話も紹介していただければ。

団体員
鹿踊り、ここの原点となれば鹿踊りではないかなと思っています。結局鹿踊りというのは、覚えた人が亡くなればみんな持っていくのですよね。ですから、いかに後継者に伝承していくかということが大事で、今ここで470年ぐらい経っているのですが、この鹿踊り、昔は農家の長男でなければ教えなかったのです。二男坊に教えると、ここに残らない、どこにか行く。どこかに行くと、いろんなもの持っていて、自分たちで創造してつくるのではないかという、そんな危惧を持ってですね。ここに巻物があるのですが、ですからここから伝承されていったのが釜津田には釜津田の鹿踊りというの、これも本家、かまどになって、かまどになっているのですが、そういうところがいっぱいあるのです。その郷土芸能を、夏屋鹿踊り伝承というのを今、若い人たちがやっておりますけれども、何とか昔の踊りの半分ぐらいしか今はもう踊れないのですよね。ですから、それを覚えたやつだけでも伝承していこうということでまとまって、そして保存会が、ここ全戸加入の保存会がありまして、そして修復なんかのときには何百万とかかりますから、そのときは保存会長にお願いして寄附行為をしてもらったり、あとは県の主催の事業とか、そういったのにもかなり、あとは三陸博にも行ってきましたし、あとは盛岡でやった全国食パラにも出演しております。そういったところに出演しながら、これから今度は子供たちに何とかして興味を持たせようかなということで、今日の出席者の息子さんも呼んで、踊らせているのですけれども、練習しているのですけれども、これを何とか一つのものにまとまった形の中で、それにほとんどお祭りになれば郷土芸能を踊って、意匠をとって、子供たちの焼き鳥を売ってとか、お祭りを盛り上げるためにみんなが一緒になってやっております。

田山局長
県南のほうでは「シシオドリ」と言いますよね。

団体員
はい。

田山局長
こちらでは「シカオドリ」、その辺の何か違いがあるのですか。

団体員
ちょっと分からないですけれども、幕張り系では「シカオドリ」というのをほかでは「シカ」と言わないですものね。ただ、うちの巻物を見ると、「シカオドリ」も「鹿」という字ではないのですよ。「シノハナ」と書いて「シカ」と読むとか、分からないような形で書いているのですよ。

田山局長
「シノハナ」というのは。

団体員
そういう名称で書いて、そして本当は「シカオドリ」だよというのが巻物の中にはね。ですから……

達増知事
一子相伝で秘密に伝えていくような工夫がしてあるわけですね。

団体員
歌の中に「君が代」があるのです、国歌が。それが「君が代」は、何番というのないのかわからないのですけれども、3番ぐらいまで書かれているのです。それが踊りの歌の中で、そういうすっかり「君が八千代に」というのがありますね。

達増知事
もとは古今和歌集だったか、新古今和歌集だったか、平安時代にさかのぼる歌詞だそうですからね。だから、明治、国の国家に採用される前から伝わるところには伝わっていたのだと思いますね。

田山局長
一通り活動のお話をいただきましたので、知事からコメントをお願いします。

達増知事
鹿踊りは非常に私も興味を持ちました。県も郷土芸能には力を入れていきたいと思っていまして、一昨年に、成立したのは去年ですね。去年の2月議会で岩手県文化芸術振興基本条例というのをつくりまして、改めて岩手の文化芸術を振興しようということを決めたのですけれども、重点を置く柱の一つが郷土芸能でありまして、その発表の場をふやすとか、あと団体間のネットワークを強化するとか、あとはDVDとか、そういう保存の面を強化するとかということを始めているところであります。
郷土芸能の原点は、人と自然が出会うところに神様が宿るという、そういうまさにお祭りの重要な一部分で、それはもう地域を守り、そして地域の中で生きていこうという、そういう思いが結晶化されているのが郷土芸能ですから、郷土芸能が続いていくことというのがコミュニティを、地域を存続させることとイコールだと思いますので、そういう地域振興の観点からも郷土芸能は大事にしていかなければならないということで、文化芸術振興基本条例というのは、教育委員会ではなくて地域振興部の所管になっていまして、地域振興の一環としての郷土芸能ということには、県もしっかり応援していきたいと思っています。
それから、元気なコミュニティ100選に選ばれるようなコミュニティ、私もあちこちお邪魔したり、また話を聞いたりするのですけれども、うまくいくコツは、やはり街や都会の人たちとの交流をうまくつくっていくことですよね。その点、夏屋は大学教授を初め、そういう街や都会の人が訪れて、そしてこちらのほうからも積極的に道の駅のところに出ていくとか、あとは桜を植えたり紅葉祭りですか、そういうまちや都会の人たちと交流する仕掛けを積極的につくっていっているというところがすごいと思います。やはりまちや都会の人たちとの交流なしには、地域の特に過疎地的なところのコミュニティを維持していくのは難しいご時世なのですけれども、そこのところが非常にうまくいっているのだと思います。
それから、先ほど塾長から合併時代を見据えて自立する地域を目指すというのは、本当に素晴らしい目標だと思います。やはり基礎自治体である市町村というところが行財政力を持ってやっていかなければならない中で、合併というのは必要になってきているのですけれども、ただ合併して市町村が大きくなったときに心配されるのが地域切り捨てにならないかということですので、そうやって合併していくということと地域コミュニティの自立力を高めるというのは同時に進んでいかないとうまくいかないのですね。むしろ夏屋のようにそれを先取りして、合併よりも先に自立を自覚してやっていくということは、コミュニティにそういう自立力があるからこそ合併に向けてスムーズに話が進んでいくというところもあったと思いますので、そういう広く川井村の未来、そして大きくなっていく宮古市の未来のためにもそういう地域の自立ということで、そういう流れをしっかり支えているということは、すごい貢献されているなと思いました。
まずは以上です。

田山局長
ありがとうございました。
では、後半に入りたいと思いますけれども、先ほど知事からは今、県が今後10年を見据えた長期計画を策定中だというお話がございました。また、皆様からは、峠茶屋のお話、あるいは菓子工房のお話、あるいは桜の植樹のようなお話もありましたけれども、今後この地域をこういう地域にしていきたいとか、あるいは今後の夏屋ろばた塾でこういう活動をしていきたいというような将来に向けてのお話も伺えればありがたいなと思っていました。
お願いします。

団体員
今までやってきていることを基本に、若い人たちにそれを引き継いでいってやっていこうと。これからやはり日曜日のこのコースがライダーがすごいのです、30代、40代のツーリングが。

達増知事
でっかいバイクに乗っている人たちですよね。よく見ます。

団体員
だから、ハーレー軍団とか、そんなのがすごい音で来るのです。ですから、これから地域で言っているのは、今までは花壇をつくろうとか、いろんな、やはり自分の家の環境整備もやっていかなければないぞと。裏だから人に見られないということではなくて、やはり表からも裏からも環境をきれいにして、そしてやっていかなければならない。たまたまここにウッティという加工所が、木材の集成材工場が川内工場というのがあるものですから、今までは農家の長男坊がここに残りたいが、働ける場所がないということでみんな出ていく。それが最近ウッティが出たことによって働く場所ができたということで、Uターンができているのですね。今、小学校に通っている子供たちがウッティの子供さん方が1クラス半分以上というふうな現象もあるのです。ですから、子供が少子化、少子化と言っているときに、スクールバスがここに来るのですが、この夏屋地域から結構小中学校になれば人数乗っていくのですよね。ですから、いい現象だなと思っておりますので、この若い人たちが我々農家、林家というふうな形で生活してきたものも一つの仕事を持ちながら、奥さんとその中で共存しながら事業を進めていければなと、そういったことを今後やっていこうかなと。
そして、たまたまここには中国から来ているお嫁さんもいるし、四国から来ているお嫁さんもいる。ですから、中国から来たお嫁さんをこの間はギョーザの作り方の先生に頼んでやったら、ここのお母さん方が買ってきて詰めようとしたら、その人はそんなもの要らないと言って、こねて、すっすっ、すっすっとやってつくってもらって、そうしたらおいしく作るコツはあるのだよと、そういったことを教えられたり、一時期産直のレストランに供給したのです、ここでギョーザを作って。ところが、注文して持っていくというのは、生のものを、作ったばかりのやつを持っていくものですから、なかなか大変だということで、途中でちょっとやめていましたけれども、注文されればいつでも作れるような状況にはありますけれども、今後そういったことで若い人たちがお祭りをここで、お盆のお祭り、帰省客を交えてやるのですが、地元の若い人たちが自分たちで楽しいことをしているのではなくて、出ていっている人たちが帰ってきたらば、あれ、何だこれと、変わったなと言われたら、次の年来たときにまた違った意味で、いや、何かふるさとに来るのもものすごい変わったなというような、そういうイメージを持たせるような形で、ふるさとを自分で、うちの田舎はいいよというふうな。さっき皆さん車で来るとき感じたかどうかわかりませんが、村道はほとんどが道路の脇を刈るのが村で刈っているのですよね。ところが、ここは自然に自主的にきれいに、ほとんど生い茂ることがないのです。

達増知事
すごいきれいでしたね。本当、県管理の国道も今あちこちすごいことになっていて、私もちょっと恥ずかしがりながらあちこち走っているのですけれども、きれいでした、ここは。

団体員
だから、草が生えると缶も投げられるのですよ、飲んだ缶も。ところが、きれいだとごみが投げられないのです。

達増知事
そうですよね。

団体員
ですから、これも自主的に、刈れと言ったわけではないのだけれども、村から言われているわけではないのだけれども、自主的にもう自然にだれかが刈ると、ああ、刈らなければならないと次に次に次々とこう、だからそういった連携というのが一つのここのよさではないのかなというふうに思っていますけれども。せっかく来ていますから、補足何か……。

田山局長
前局長として。村長さんの立場を超えて、前局長としてコメントがあれば。

佐々木元治
ここでは事務局やっていますので。

内舘村長
きょうは知事さん、本当にありがとうございます。このろばた塾のきっかけは、先ほど塾長から話があったとおりなわけですけれども、たまたま宮古地方振興局でレインボーネットワークということで地域づくり活動をやっておりまして、その中にこの当地区から5名の若い方々に参加していただきました。それが一つのきっかけになって、最初はグリーンツーリズムを試行的にやろうということで3軒の家に泊まっていただいて、管内のいわゆるレインボーネットワークのメンバーの方々も一緒に、県の方々にも参加いただきましたし、あとはいろいろな体験活動を行ったのが一つのきっかけです。
それを踏まえて、岩手県立大学の山田先生とか、いろんな方々と関わりを持ちながら、そしてまた今現在は岩手大学の岡田秀二先生に来ていただいて、あの方は林学の専門の方でございますし、岡田先生の奥さんが村で今小さな自治の振興アドバイザーということでお手伝いをいただいております。

達増知事
そうだ、そうだ、よろしくと言われていました。土曜日に遠野の森林の感謝祭でご夫妻に会いまして、一緒にひっつみを食べながらおしゃべりしたのですけれども、今度夏屋に行くそうですね、と奥さんから言われて…。

内舘村長
私が小さな自治の振興というのを始めたのは、その理念といいますか、考え方はここの活動にあるのです。これが私の考え方の一つのベースになっているのですね。やはり自分たちができることは自分たちでしよう、そして地域で協力してできることは地域でやると。そのことによって、行政経費等々が無駄がなくなっていく。また、その地域が集まることによって、お互いに悩みとか、いろんな考えていることを交流し合うことによって、これからの活力につながっていくというように思っています。
そういった意味で、当地区は山菜栽培をやっていますけれども、村で今年度本格的に全村的に山菜の栽培振興ということで、取り組んでおります。これもおかげさまでシソの取引先である岐阜漬物さんが買いますということでして、今、外国産から国内に全部シフトしているということもありまして、それに向かって当地区でも取り組んでおりますし、当地区では加工場も持っていますので、そういった意味では大変いいことではないかなというように思っていますし。
あとは、ここは国有林がないのですね、夏屋地区は。峠まで民有地なのです。そういったことが一つの大きなこれからの発展の可能性を持っていると思っています。私は山村問題をちょっと考えながら、いずれここに永続的に住み続けるためにはどうすればいいかというのは、やはり先ほど塾長さんがお話ししたような考え方を持って、やはり自立であろうと思っています。そこで生活できる、そういう糧をつくっていかなければ、この山村は森林も崩壊してしまいますし、そういったところに取り組んでいくべきであろうかなというように思っております。
その中で郷土芸能の鹿踊りを舞ったりする中にも、やはりお互いがいい形の中でまちづくりができていけばいいのかなということで、次のステップに今現在進まれようとしているということがいいことだなというように思っています。特に紅葉祭りなんかは、他の人たちとの交流という意味で大変いいことだなと思いますので、村としても支援していきたいということで取り組ませていただいています。

田山局長
ありがとうございました。ところで、テーブルの上に出ているお菓子の説明をお願いしたいのですが。

団体員
これは地元のひゅうずという。あとこっちは、産業公社さんのですね。

達増知事
産業公社の黒豆きんつば。

団体員
黒豆きんつばです。

団体員
原料は村で、川井村の農家でつくっているきんつばですね。

達増知事
ひゅうずをいただきます。

団体員
ここで山菜等に取り組む中で、基本は小規模多品目ということにこだわっているのです。一つのものを1反歩、2反歩となると、それだけ専門的にかかって、薬を散布しなければならない、いろんなことありますので。ところが、1畝ぐらいずつだったら片手間でできる。そのかわり薬を使わなくても防除できる、薬注防除ではなくて、それこそ手の余りかからないでやれる。それでも40人が集まれば4町歩になるよ、そうすれば一つのブランドになるよというような形でやっておりますので、これが一番いいのかなと。行者ニンニクなんかももう1畝、1畝、1畝とみんなしてやっていると、かえって。
ですから、行者ニンニクもこの間盛岡市長さんが試食しながら、藪川でやると言っていましたけれども、あれの栽培につけて、みんながなかなか増やすことができなくているのですよ。ここにも行者ニンニクやっているのを青森、秋田、福島、毎年視察に来るのですよね。でも、なかなか肝心なところは我々も何十年かかってやりましたから、一生懸命研究してみてくださいと。

達増知事
人気がどんどん高まっていますからね。

団体員
そうですね。

達増知事
あちこちでつくりたがっているところだと思います。

団体員
この間大学の先生3人来て、東北農試の先生方が3人来て、やはりこれちょっと根を掘って見せてくれないかと言われて、掘ってみたら、やはり専門家ですから、専門的なことを言いながら、わかったと。これは塾長、ほかの人には掘って見せないほうがいいぞというような。

達増知事
秘密がそこにあるので……。

団体員
すごく評判がいいですね、行者ニンニクは。昔は山に行けば無尽蔵にあったのですけれども、今はほとんどないですから、採取、掘られて。

達増知事
何か本当高級料亭とかでも出したりするみたいですからね。

団体員
要望とすれば、知事さんにせっかくコミュニティ100選に選ばれて、その方々の名簿を見るとものすごいいいアイデアがもらえるのですよね。ですから、そういったものがこれからますます基本となって進んでいけばいいのですが、ところがこういったところが一番大変なのが、一番最初のきっかけが、ほとんどの人たちが働こうとするときに金銭的な余裕がない、それにつまずくのですよね。ですから、ほとんど最初はボランティア、ボランティアでいいけれども、やはりボランティアにも限界が来ますので、できればコミュニティ100選に選ばれたその団体の対応した事業、ソフト事業でもいいですし、何でもいいですから、100選に選ばれた団体が使える一つの事業としての事業費を計上してもらえばものすごくいいのではないかなと私は思います。

達増知事
今は既にある事業を紹介するという形で、いろいろお手伝いをしているのですけれども、そうですね。何かそういう工夫をちょっと考えてみましょう。

団体員
せっかく指定されていましたので、それに恥じないような形で何とかほかにも発信していけるような実績をつくっていきたいなという気持ちがありますので。

田山局長
先ほどスノーバスターズのお話がありましたけれども、今後やっぱり地域として高齢化が進んでいくわけですけれども、スノーバスターズの活動の継続についてはどうお考えですか。

団体員
これはやっていかなければならないことではないかなと思いますね。ますますこれから高齢化が進んできて、もうひざが痛い、腰が痛い。近年の雪は一気に何十センチも積もりますから、それなので、もう年とった人たちが動けないですものね。空き家も増えていますし、たまに帰ってくる、土日に帰ってくる人たちのところもちょっとあけておいてやらなければないような思いもありますし、私たちももう年をとってきますけれども、もっと年をとってくる人がいっぱいいますので、やっぱりこれは続けなければ大変になってくるのではないですかね。

田山局長
スノーバスターズの後継者といいますか、新戦力のほうはどうですか。

団体員
新戦力は若い消防団、地元の消防団が主になってスノーバスターズをやっていますので、若い人たちがまだいますので、その人たちに後継していけば、まだ当分の間は大丈夫ではないかなとは思います。

団体員
それに加えて、今年度新規事業で村のほうで村内四十何カ所に除雪機の購入があるのです。ですから、各地域に、公道ではなくて、各個人のうちの道路の除雪というのが大変だということで、ですから村にそれぞれの団体が申請する形になっておりますけれども、うちのほうはもう組織ができているものですから、簡単なのですけれども、そういったのもこれから管理していかなければならないので。でも、20代の青年もいますので、まだまだ大丈夫かな。

田山局長
両側の皆さんのご発言が少ないのですけれども、将来この地域はどういうふうな地域になっていけばいいなというようなお話があれば。あと何でも結構ですけれども。

団体員
ここは短角ではなくて褐毛ですから、褐毛の話がいいのでない。

団体員
牛とでは話しするのだけれども、人中で話ししたことがないから、なかなかしゃべれないのです。

田山局長
まず、その褐毛というのが何かというお話から。

団体員
褐毛というのは、熊本県でやっている日本赤牛、それがここらでは褐毛と言っていますけれども、そうだよね、村長さん。そういうことです。

田山局長
短角と大きく違うのは、どの辺が違うのですか。

団体員
色も違うども、褐毛のほうがおとなしいです。年とった人たちには最適です。

田山局長
夏山冬里でやれるのですか。

団体員
はい、それやっています、今。。

佐々木元治
肉質も短角よりいい。

団体員
ずっと上です。黒和牛の次のランクになっているのかな。そういうふうになっているようですけれども、なかなか去年の売買は余り良くなかったです。

田山局長
では今、さっきもお話ありましたけれども、夏放牧していて、その管理が大変なわけですね。

団体員
管理も大変なのですけれども、売買するとき安いのが一番大変でないかな。まるっきりだったからね、去年は。何せ購買者が余り来ないから。赤牛を買ってくれる人が余り来ないのですよね。農協さんと1人だけなのですよね。仲買人みたいなのが入っているみたいで、そのために頭数も少ないから、たたかれるのです。

田山局長
家畜市場に出さないで……

団体員
いやいや、市場に来るのだけれども、市場に来る人が何か仲買人みたいな人が来ているみたいなのです。はっきりはわからないけれども。そんなような傾向だから、農協さんとボタン押すのが1対1であれば、1回かぶせられると農協さんも次は押せなくなるからね、こっちだからね。

田山局長
買い取りのときにですね。

団体員
顔色うかがっている時間がないから、渡せばすぐ、振り向けば終わっているから。何もかにも速いですから、物すごい速いです。市場はもう戦争ですよ、農家の人たちは。何とかなればいいけれども。

田山局長
褐毛をやられているのはこの辺だけですか。

団体員
はい、この辺だけですね。夏屋地域が主です。

田山局長
阿蘇のほうから。

団体員
もとは阿蘇から秋田に来たのだかどうかわからないけれども、うちらは導入したのは秋田から導入しました。

内舘村長
これはちょっとつけ加えますけれども、平成3年のガット・ウルグアイ・ラウンドで、もう1万、2万の子牛価格だったのですね、短角が。これではだめだということで、もう畜産を全部廃業にしようかというぐらい悩んで、集落で決断した結果が夏山冬里方式で草地適性のある畜種がないかということで、この阿蘇にいる赤牛を導入しようと。しかも肉質もいいと、ある程度和牛なので飼いやすいというようなこともありまして、そこから導入をいたしました。
そしてまた、家畜導入事業も県のほうの農政部長さんをこの場所にご招待をいたしまして農政部長さんのほうに直接要望しまして、そして県の家畜導入事業に認めていただくようにして、その導入事業を活用しながら飼養頭数を確保していただいたと。最高145頭までこの地域におったのですが、今は高齢化して75頭ぐらいまで減っておりますけれども、そういったような経緯がございます。

達増知事
うまくブランド化的な、認知度が高まって高く売れるような工夫ができるといいですよね。短角と黒毛系のブランド戦略みたいなのはねらっているのですけれども、短角もニーズに対しては足りていないところもあるし、短角と同じように自然の中でエコに育てられていて短角よりおいしい牛肉というのは、うまく消費者側に伝われば、少しでも高く売れるようなふうにできる可能性はあると思うので、ちょっとそこは工夫をしてみましょう。

田山局長
他の方、いかがですか。

団体員
何と申したらいいのか、分からないな。

田山局長
例えば地域の山菜とってやまびこ館や産直に出しているのですか。

団体員
私は出していないです。もう私は農業とか林業関係、造林関係一本だからね。

田山局長
今、木材はどちらかに出しているのですか。

団体員
木材でなく、普段は造林関係、造林の間伐だね。杉の四、五十年ぐらいたっているところを間伐しています。それも搬出のいいところであればいいけれども、なかなか細道なものだから、切り捨てなのですよ。こんな大木なんかもう厚いところから切って、それを束ねて寄せて、そういう……。

田山局長
山の中に間伐したやつが搬出できなくて残っているわけですね。

団体員
結構使い道のできる太い木なのですね。それを森林組合でやらせて……。

田山局長
造林は人手なんかはうまく集まるものですか。

団体員
ところが、若い人たちはなくなったものだから、年寄りだ。おらみたいなメンバーが大体。

達増知事
全県共通の問題ですけれども、間伐がなかなか進まないで、また間伐できても間伐材の利用というところまではなかなか。でも、これが本当間伐材が利用されて何ぼか稼げる、それでも稼げるというようになると若い人たちも働けますからね。

団体員
山も地形の悪い山だから、道路つけるにも大変なものだからね。もったいない。

田山局長
出てくれば、ペレットでもチップでもいろいろと活用できる事業がね。

達増知事
そこは農林水産部に今いろいろ研究をさせているところでありますので、何とか活用して地域の活性化につながるようにしていきたいと思います。

田山局長
隣の方はいかがですか。

団体員
私は、農業だから大体似たようなものだね。

田山局長
今年は山菜はどうでしたか。

団体員
山菜、まだあれだね。5月だからもうあれでないの、草が生えて見えなくなっているのでないの。

田山局長
何か今年は山菜が豊作だったと聞きましたけれども。

団体員
いや、山を焼けないから、余りいいのが出ないのですよ。昔は山を焼いて、ワラビでも何でも太いのが出たの。今は皆細いので、苦いようなワラビ。いいところもあるけれども、やっぱりワラビの場合は山を焼かなければだめなの。

田山局長
山を焼けないというのは、人が集まらないと、集まれないということですね。

団体員
集まれないというより、今は怒られるのだものね、消防署に。火つけたと、漏らしたら大変。許可を一々とったりなんかして、しまいには焼かないほうがいいとなってくるのだもの。

団体員
これからの山菜は、山に行けばタケノコとか、それこそ行者ニンニク、あんなのがあるかもわからないけれども、あとはウルイとか。山に行けば。あとは過ぎたのでないですか。

達増知事
ダイオキシンの問題とかあって、山焼いたりというのは原則禁止みたいになっていると思うのですけれども、何か山菜の生産、そういう生産の一環としてのそういうのについてはちょっと検討してもいいところですよね。ダイオキシンについては、大分慎重に全面禁止的な体制にはなっているのですけれども、その辺ちょっと生産ということとのあんばいで、いろいろ検討したほうがいいかもしれません。

加藤部長
しっかりと体制も組まないと、最近の山焼きは危ないというか、いろいろ事故もありますからね。その辺、バスターズとか。

達増知事
事故はまずいですけれどもね、春の山火事はちょっと大変ですから。

団体員
毎年焼いているところはあるのですよ。

田山局長
ええ、ありますよね。

団体員
小国のほう。

田山局長
ええ、いまだに。

団体員
やっぱり毎年焼いているから、それ以上火は漏れないみたいですね。

達増知事
そうか、そうか、管理して焼くのはあるのですね。

田山局長
そうですね。

団体員
許可をもらって焼いているようです。

団体員
そうしたって、焼くといったって、雪あるうちに火つけるのだものね、まだ上に。だから、焼けるけれども。

団体員
この辺はもう一瞬に消えるから、たちまち火は漏れていくのでないかな。

団体員
あとは夏屋の植樹祭なのですけれども、今月予定している。これは夏屋の部落と、あと川井の西小学校と地元に小学校があるのですけれども、そこと合同で今度やることになったのです。どうしても植樹祭をやるなら一緒にやらせてくださいということで、校長先生のほうが。それで、今月……。

達増知事
いいですね。

団体員
ええ。ちゃんと名前のプレートをつけて、植えた人の名前をつけて、その子たちが大きくなったら来て見れるかなという思いもいたしまして。

達増知事
やっぱり親御さんや周りに森林やっている人がいないと、なかなか子供のころ接する機会がないですものね。そういうの、すごいいい企画だと思います。

田山局長
いかがですか。急遽ピンチヒッターの出席で、ちょっとまだ心の準備ができていないかもしれませんけれども。奥さんはこの料理つくったりして出しているのですか。

団体員
奥さんが欲しいのです。

田山局長
ああ、そうなのですか。失礼しました。まだやっぱり地域には独身の方は多いですか。

団体員
多いです。

田山局長
先ほど中国からお嫁さんに来た方のギョーザの話ありましたけれども、このお菓子つくったり、産直に出したりするのはやっぱり女性の力だと思いますけれども、女性の皆さんは今日はご出席がないのですけれども、女性にかわってどうぞ。

団体員
その中国の人たちも一緒になって、いろんなアイデアを出しながら、そんな立派な、ハイカラなものではなくて、スローフード的、懐かしいなというふうなものが特にもおいしいものを追求したら業者にはかないませんから、ですからやはり昔食べたおばあちゃんがつくってくれたものとか、そういったものに、漬け物もそうなのですね。アミノ酸が入ったようなうまみ成分を増やしていくという、そういったものは余り売れないのですよ。塩だけの第一塩蔵加工で調製した漬け物が、ああ、懐かしい、この味というものがすごい好まれるのですね。ですから、漬け物でもあそこの産直の棚に並べておくと4日目にガスがたまって膨らんでくるというと、これが欲しいのだ、これは防腐剤入っていないねと。ですから、そういった傾向にありますから、特にも最近、ことし産直前で山菜祭りやったのですけれども、去年と大幅に客層が変わったのです。多分1,000円効果なのかなと。

加藤部長
ETCの。

団体員
ええ。客層が物すごい変わりましたから、ですからこれからはそういった考え方でもって加工品なんかつくっていけばいいのかなというふうな感じを持っています。

達増知事
何か掘り出し物、自分たちだけが知ってるみたいな、自分たちだけが買って食べているみたいなのがすごい好まれると思うのです。どこでも買えるとかというのではなくですね。

団体員
そうですね。ここはまちの人が来てものすごい感動するのですけれども、イタヤカエデの大木が道路沿いにあるのです。春の紅葉と、イタヤカエデの花が咲いたときにはあれをものすごい感動して見られていくのですけれども、我々が見ると何も感動しないのですが、ほかの人が来ればもうものすごいので、ですからああいったものも一つのここの秋のお祭りをやったとき、春はこういったイタヤカエデの花が見れますよというふうなものを一つの観光の目玉としてやっていけばいいのかなと。

達増知事
そうですね。ファンの人たち、ファンができて何回も来る、違う季節にまた来るみたいにするといいですよね。

団体員
今はインターネットでちょっと流せば、もうすぐ反応しますからね。

達増知事
そうですよね。そういうところは、本当今の時代だからできることですものね。

団体員
特にも村は今、光ファイバーを全戸配信になって、今年中に終わるところですから、そういったものを大いに利用してやっていかなければならないなと思っています。

田山局長
先ほど佐々木塾長さんから峠茶屋の話もありましたけれども、今後このろばた塾での活動をどういう方向に持っていきたいというようなお話があれば伺って最後にしたいと思いますけれども。

団体員
やはりろばた塾というのは、年老いた人たち、高齢者から本当に若い人、時には子供を交えた形で、幅広いところでの今後のこの地域の良さというものをみんなで話し合って、そして子供たちの意見も真剣に聞くという姿勢で今後取り組みながら、今後のこの地域がどのようにしていけばいいかというのを模索していきたいと思っていますし、そしてまたろばた工房についても母さんたちが一つの自信を持って、我々はこういったものをやっているのだよとほかに示せるような形でこれからも進めていきたいなと、そういうふうに思っています。

田山局長
どうもありがとうございました。

知事所感

田山局長
では、知事から最後にコメントをまたお願いしたいと思います。

達増知事
本当にいろんな賞を総なめにしているこの夏屋地区でありますけれども、実際に直接お話を伺って、今までの取り組みの実績、蓄積、さらに将来に向けていろいろ手を打って活動しているところ、いろんな話を聞くことができて大変参考になりました。
岩手全体のコミュニティ政策に大いに参考になりますし、またこの夏屋が盛んになっていくことが実際に岩手全体が将来希望ある県になっていくその代表としてもやっぱり夏屋には頑張っていってもらわなければなと思いましたので、県のほうでいろいろ支援できることについては本当支援していきたいと思いますので、振興局のほうとも常に接触していただいて、いろんなことを協力し合ってやっていけるように、これからもよろしくお願いしたいと思います。今日はありがとうございました。

閉会

田山局長
では、今日は皆さんお忙しいところありがとうございました。また、貴重なご意見大変ありがとうございました。
これをもちまして、県政懇談会「草の根地域訪問『こんにちは知事です』」を終了させていただきます。どうもありがとうございました。

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