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「がんばろう!岩手」意見交換会(平成29年3月10日 産業技術短期大学校)

ID番号 N54340 更新日 平成29年4月6日

日時
平成29年3月10日(金曜日)10時30分から11時50分

場所
産業技術短期大学校 本館棟2階 大教室

参加者(敬称略)

・ 参加者(敬称略)
 鈴木  智大 (メカトロニクス技術科 2年)
 中村 雄太郎 (電子技術科 1年)
 熊谷  朋哉 (建築科 2年)
 山尾  美雅 (産業デザイン科 1年)
 菊池  晃弘 (情報技術科 2年)
 津内口 航司 (水沢校 生産技術科 2年)
 武蔵  賢欣 (水沢校 電気技術科 2年)
 高橋  伸弥 (水沢校 建築設備科 2年)
 高橋  拓人 (産業技術専攻科)

・ 県側
 知事、盛岡広域振興局長、秘書広報室長

・ オブザーバー
 産業技術短期大学校 千葉 則茂 校長

 

 

開会

保室長
 皆さん、おはようございます。ただいまから県政懇談会「がんばろう!岩手」意見交換会を開催したいと思います。
 今日は、「モノづくりを通じたふるさと振興」ということをテーマに県立の産業技術短期大学校の学生の皆さんにお集まりをいただきました。卒業式なども控える中で、大変お忙しいところをどうもありがとうございました。私は、今日の司会を務めさせていただきます県の秘書広報室長の保と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

知事あいさつ

懇談会の様子1

保室長
 それでは、開会に当たりまして知事から一言お願いいたします。

達増知事
 皆さん、おはようございます。この県政懇談会「がんばろう!岩手」意見交換会というのは、それぞれの地域あるいはそれぞれの分野で活躍している県民の皆さんの生の声を知事が直接聞いて、それを県政に反映させることを目的に開催しています。今日は、「モノづくりを通じたふるさと振興」をテーマにここ、産業技術短期大学校にお邪魔し、今日は水沢校からも来てもらっておりますし、県民会館では産技短展が始まっていますけれども、皆さんにいろいろ話を聞きたいと思います。
 ものづくりやそれに関連する技術、技能というものは世の中の人たちの生活を支え、経済を支え、またその生活や経済をより高めるという非常に大事なものであります。皆さんは、まだそれぞれの分野で駆け出しみたいな気持ちでいるかもしれませんけれども、実は最先端のことを学んでいて、年上の人たちはまだ余り知らないような新しいことに既にどっぷり浸かっていたりもします。技術とか技能とか、日進月歩で進歩しているような分野においては、若い人たちのほうが得でありますから、新しいものを身につけ、早い段階からそういった新しいものをベースにスタートしていけるということですので、今日はそういう中での経験とか、ビジョンとかを伺いたいと思いますので、よろしくお願いします。

保室長
 それでは、今日は産業技術短期大学校の千葉則茂校長先生にもご出席をいただいておりますので、一言ご挨拶をお願いいたします。

千葉校長
 千葉でございます。県政懇談会意見交換会、本大学校を選んでいただきまして、大変ありがとうございます。
 本大学校は、一般の大学とは少し異なり、カリキュラムが非常にハードで毎日正味6時間の授業をこなしてございます。また、課外活動として各種競技会やコンテストに向けた活動を中心に行っておりますので、そのため学びに費やす時間が非常に多くて、外部には震災復興とかに貢献する活動がちょっと見えないぞと思われているかもしれません。ただ、本大学校の学生は非常に県内就職に対する希望が多く、他の大学と比べますと県内就職率の非常に高い学校でございます。このようなこともあり、本大学校の取り組みの視点としましては、ものづくり人材の育成を通じて震災復興、地域創生に貢献するということを掲げております。
 今日のテーマであります「モノづくりを通じたふるさと振興」というのがまさにそのことでございます。今日は、私どもでも普段聞くのがちょっと難しいといいますか、正面切って余り学生に聞くことのないテーマでございますので、そのようなことについて学生の考えを聞かせていただくというチャンスもいただきました。大変ありがとうございました。挨拶にかえさせていただきます。

保室長
 どうもありがとうございました。
 それでは、ここで本日の進め方について簡単に御説明いたします。この後、私から皆様方お一人お一人を御紹介いたします。その後は、今日のテーマに従いまして、皆さんからこれまでの活動の中でさまざまテーマに沿ってお気づきのこととか今後の抱負、そういったことについてお話いただきたいと思います。最後のほうには、自由に御発言をいただく懇談の時間も設けていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、私のほうから所属とお名前をご紹介してまいります。
 まず、この短期大学校のメカトロニクス技術科2年の鈴木智大さんでございます。

鈴木智大
 
よろしくお願いします。

保室長
 電子技術科の1年、中村雄太郎さんでございます。

中村雄太郎
 よろしくお願いします。

保室長
 建築科2年の熊谷朋哉さんでございます。

熊谷朋哉
 
よろしくお願いします。

保室長
 産業デザイン科1年の山尾美雅さんでございます。

山尾美雅
 よろしくお願いします。

保室長

 情報技術科学2年の菊池晃弘さんでございます。

菊池晃弘
 よろしくお願いします。

保室長
 水沢校の生産技術科2年の津内口航司さんでございます。

津内口航司
 よろしくお願いします。

保室長
 同じく水沢校の電気技術科2年の武蔵賢欣さんでございます。

武蔵賢欣
 よろしくお願いします。

保室長
 同じく水沢校の建築設備課2年の高橋伸弥さんでございます。

高橋伸弥
 よろしくお願いします。

保室長
 最後に、産業技術専攻科、これは2年終わった後の専攻科でございますが、高橋拓人さんでございます。
 
高橋拓人
 よろしくお願いします。

保室長
 それから、県からは達増知事のほかに、盛岡広域振興局から浅沼局長が出席しております。

浅沼局長
 よろしくお願いします。

保室長
 それから、千葉先生どうぞよろしくお願いします。

千葉校長
 よろしくお願いします。

保室長
 それから、皆様方に今配っていただきましたけれども、飲み物とお菓子を準備してございます。お召し上がりながら進めたいと思いますが、このお菓子は、地元のお菓子ということですので、局長のほうから説明をお願いします。

浅沼局長
 このお菓子は、ご当地矢巾の障がい者の皆さんが就労していますあさあけの園で製造したロールケーキイチゴになります。生地の原料、小麦粉も県産の南部小麦を使っていますし、クリームに入っていますイチゴは、これも町内で障がい者の方が就労していますフォレストファームというところで栽培したイチゴになっております。そしてまた、コーヒーについてもブラジル産の豆ではありますが、あさあけの園で丁寧に焙煎したものでありまして、障がい者の施設等でいろいろアレンジしたものということで召し上がっていただきたい。
 ロールケーキ、コーヒーともあさあけの園、やはぱーくから北のほうに徒歩5分のところに店舗がありますので、そこでも販売、飲食もできます。そのほかの商品もいろいろ取りそろえていますので、皆様も時間があいたときに立ち寄っていただいて、味わっていただければいいかなと、そういう意味でも今日はゆっくりと味わっていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

懇談

懇談会の様子2

保室長
 それでは、進行のほうを進めさせていただきたいと思います。
 最初に、自己紹介を1分か2分程度でお一方ずつお願いしたいと思います。
 席の順番で鈴木さんのほうからお願いします。

鈴木智大
 
メカトロニクス技術科2年の鈴木智大です。
 私は、紫波町出身で、高校は矢巾町にある不来方高校出身です。私はエコラン部という自作のマシンの燃費性能を競う大会に出場するサークルに所属しています。幼いころからものづくりが好きだったので、本校に入学しました。将来は、人の生活の役に立つものをつくりたいという考えから、矢巾町にも工場を置くバルブを製造している企業に内定をいただきました。よろしくお願いします。

保室長
 よろしくお願いします。ありがとうございます。
 それでは、次に中村さんお願いします。

中村雄太郎
 電子技術科1年の中村雄太郎と申します。
 出身は宮古市で、現在電子技術科で電子に関することを日々の講義や実験、実習、またそれに伴ったレポート、製作を通じて学び技術を高めています。将来は岩手県内の企業に就職し、この学校で学んだことを生かしたものづくりを行って貢献していきたいと考えています。今日はよろしくお願いします。

保室長
 よろしくお願いします。
 では、熊谷さんお願いします。

熊谷朋哉
 建築科2年の熊谷朋哉です。出身は陸前高田市です。
 大工として陸前高田市の復興に携わるという目標を持ってこの産業技術短期大学校に入学しました。産業技術短期大学校では、建築分野について広く学ぶことができ、充実した2年間を過ごすことができたと思います。また、若年者ものづくり競技大会や岩手県若年者技能競技会などへの参加を通して大工技能の向上を図ることができたと感じています。若年者ものづくり競技大会では銅賞を受賞し、目に見える形で技能の向上を感じることができました。春からは地元の建設会社に内定をいただいており、復興に携わることができます。今後は陸前高田市の復興に携わり、自分のできることを行動していきたいと思っています。本日はよろしくお願いします。

保室長
 よろしくお願いします。入賞おめでとうございました。

熊谷朋哉
 ありがとうございます。

保室長
 では、山尾さんお願いします。

山尾美雅
 産業デザイン科の1年の山尾美雅です。私は盛岡市出身で、盛岡市立高校出身です。
 高校2年生のころに印刷物や広告物に興味を持ち、産業デザイン科に入学しました。現在私はウエブコースといって、インターネットでウエブサイトをよく見ると思うのですが、そのウエブサイトをつくるデザイナーを目指して日々勉学に学んでいます。校外で開催されているイベントなどにもよく参加して、この間は岩手ADCというイベントがあったのですが、そこにもイベントのスタッフとして参加し、これから岩手を支えていけるようなデザイナーになるように勉強しています。今回はよろしくお願いします。

保室長
 よろしくお願いします。
 それでは、菊池さんどうぞ。

菊池晃弘
 自分は菊池晃弘といいます。情報技術科2年です。
 情報技術科は、JAVAプログラミングでしたり、組み込み授業でしたり、さまざまな実践的な授業を行っております。自分は4月から東京のほうでプログラマーとして就職いたしますが、出身が釜石で、小学校、中学校、高校まで釜石中学校、釜石高校と進み、産業技術短期大学校に進学しました。週末や、長期休暇の際には釜石に戻ってふるさとを感じ親しみを持って暮らしています。今日はよろしくお願いします。

保室長
 ありがとうございます。よろしくお願いします。
 では、津内口さんお願いします。

津内口航司
 私は久慈の出身で、久慈東高等学校から現在の学校に進学しました。
 久慈では、もともと情報科にいたのですが、直接的なもののものづくりをしたいと思って、現在の生産技術科に入りました。生産技術科では金型や機械加工、制御技術などの勉強を行っています。私は、国家資格である普通旋盤2級や3次元利用技術者検定試験の準1級、機械検査の2級などの検定に合格しました。こういった検定を通して、充実した2年を送ることができました。また、現在は滝沢市にある株式会社ミクニに内定が決まり、4月からは新入社員として頑張りたいと思っています。今日はよろしくお願いします。

保室長
 お願いします。
 次に、武蔵さん。

武藏賢欣
 私は工業高等学校出身で、今の電気技術科に進学しました。電気技術科では電気、電子、情報、主に電気工事について学んでいます。4月からは東北電力に内定が決まったので、東北から支援できるように頑張りたいと思っています。本日はよろしくお願いします。

保室長
 ありがとうございます。よろしくお願いします。
 それでは、高橋さんお願いします。

高橋伸弥
 出身は八幡平市で、水沢校に入学しました。先日は技能五輪全国大会の表彰の知事表敬訪問の際は大変お世話になりました。ありがとうございました。
 高校は盛岡工業高校で、建築デザイン科に入学し、さらに建築物に欠かせない建築設備を学ぶために水沢校建築設備科に入学しました。2年になって、4月の初めから10月まで技能五輪全国大会の配管職種に向けて練習してきました。その中で、ものづくりの楽しさだったり、いろんなことを学んだので、これからもものづくりに携わる仕事をしていきたいと思っています。今日はよろしくお願いします。

保室長
 ありがとうございます。
 では、高橋さんお願いします。

高橋拓人
 現在は産業技術専攻科に所属しております。紫波町出身の高橋拓人です。
 私は、昔からものづくりに興味があり、高校は岩手県立盛岡工業高校に進学し、当短大のメカトロニクス技術科に進学して機械系と、その機械を制御する制御系の技術について学んでまいりました。その後、さらに生産、ものづくりの現場に近い知識、品質管理の技術であったり、現場改善のことであったり、そういったより現場に近い知識を知るために現在所属しております産業技術専攻科にさらに進学してまいりました。
 また、私は自分のスキルアップのために各種資格試験の受験及び若年者ものづくり競技大会への参加を行ってきました。残念ながら今年の若年者大会では結果を残すことができなかったのですが、大会に出るために取り組んできたことは決して無駄ではなかったと思うので、今後に生かしていきたいと思っております。
 就職はトンネル工事用の建設機械を整備しておりますレンタル会社に内定をいただいております。その会社は、日本におけるトンネル工事で使われている機械のレンタルのシェア50%ということで、岩手の内陸と沿岸をつなぐ復興道路のトンネル工事にも使用されているということもありまして、自分も間接的にではありますが、機械の整備をすることで岩手の復興に貢献していきたいと考えております。本日はよろしくお願いします。

保室長
 どうもありがとうございました。皆さん、御卒業を控えてさまざまな会社に内定されて、大変おめでとうございます。これからいよいよ社会に羽ばたくというところでございますけれども、今日は「モノづくりを通じたふるさと振興」ということがテーマでございますので、ここからはお一人3分ぐらいのところでこれまで活動に取り組んでこられてのさまざまなお考えですとか、これからの抱負ですとか、あるいは岩手がふるさとという方でございますので、これからこういうふうになってくれればいいなと、このようなことも含めて1人ずつお話を伺っていきたいと思います。
 すみませんが、また鈴木さんから、今度は2人ずつ区切りながらいきたいと思います。鈴木さんお願いします。

鈴木智大
 私は、本校で毎年開催されている小学生を対象としたものづくり教室に2年連続で参加しました。私自身小学生のころに友人と一緒に本校のイベントに参加して本棚をつくったことがありました。そのときに感じたものづくりの楽しさや感動を今度は教える側の立場となって子供たちに伝えたいと思い、参加しました。
 昨年度は先輩の足を引っ張らないようにすることに必死でしたが、今年度は逆に先輩として1年生をリードするとともに、来てくれた子供たちに楽しんでもらい、少しでもものづくりのすばらしさを知ってもらえるよう仲間と計画を練りました。
 当日来てくれた子供たちはとても元気があり、好奇心旺盛でした。楽しそうに取り組み、笑顔で帰っていく姿は私たちを参加してよかったなというような気分にしてくれました。
 中高生になると部活や勉強で忙しくなりますが、幼いころは時間がたっぷりあるので、機会さえあればそのようないろいろな経験をすることができると思います。その経験は、将来いつかどのような形になるかわかりませんが、どこかで役に立つと思います。私自身、幼いころに経験したいろいろなことがこれまでの人生の多くの場面で役に立ってきたと感じています。子供たちがいろいろな経験をし、学ぶことができる環境づくりを私たち若者が率先して行い、盛り上げていくことで地域の活性化にもつながると思います。
 私は、3月で卒業しますが、4月からは社会人としてまた別の形で地域にかかわっていきたいと思います。
 以上です。

保室長
 ありがとうございます。
 では、中村さんお願いします。

中村雄太郎
 私は今1年ということで、これから就職活動が始まるというところに立っています。就職活動をするに当たって、私は岩手県内の企業就職を目指しており、将来的に地元である宮古のほうとかで仕事につきたいと考えているのですが、どうしても盛岡や北上などの都会に比べるとよい条件の職場というのがまだどうしても少ないように感じています。
 岩手振興ということで、岩手県全体を振興させていくためには都市部だけではなく、岩手県全体の沿岸などを通じて多くのところでやっていく必要があると思います。それに関して人口というものはとても大事だと思うので、沿岸部にそういったよい条件の企業などが立地することによって、県全体としていい方向に持っていけるのではないかと考えています。それに関して、10年、20年後を見据えた道路などの整備や、そういった企業立地を進めてほしいと考えています。私自身も県内企業に就職し、まずはしっかりと県内の盛り上がり、盛り上げに貢献していきたいと考えています。

保室長
 ありがとうございました。
 では、知事のほうから今の発言を踏まえて。

達増知事
 鈴木智大君は、自分も小学生のとき、ここでものづくり教室に参加して、それがその後の進路にも影響しているということで、いい経験をしたなと思います。それで、今度は立場が逆転して、今の子供たちにそういう指導をしているというのは非常にありがたいことであります。世の中全体が少子化であり、子供一人一人が大変貴重な存在なので、地元になれ親しんだり、いろいろな将来につながる新しいことを知ったり、またできるようになったりというのはとても大事なので、これからもその調子でお願いしたいと思います。
 そして、中村雄太郎君は、宮古市のあたりにはコネクタをつくっている工場とか、そういう集積がある程度あります。最近の工場や企業の立地は交通の便のいいところに立地するという傾向があり、宮古のあたりはまだちょっと不便なところはありますが、でもコネクタのような小さい部品であれば、ある程度輸送に手間暇がかかっても余り影響がないということで、そのような小型のものの生産であれば今でも既に宮古に立地できているというところがあります。今復興道路、沿岸を縦に貫く高速道路、高規格道路がどんどんできていて、再来年の2019年ラグビーワールドカップに間に合うように釜石を中心に宮古以南は仙台まで大体つながる予定でつくっています。そしてそれに追いつくように釜石花巻間や、宮古盛岡間の道路も急いでつくろうということになっていますので、宮古はどんどん便利になっていきます。復興道路がどんどんできることを見越して、来年から宮古と北海道の室蘭の間にフェリー航路が開通することになっており、宮古から室蘭を窓口にして北海道とのつながりも強化され、また北海道のものが宮古から高速道路で仙台や東京方面にも運ばれるとか、流通の一大拠点になるので、県としてもそれにあわせて新しい企業の誘致とか、今ある企業の発展などに取り組んでいるので、期待してほしいと思います。

保室長
 ありがとうございます。
 それでは、次に熊谷さんからお願いします。

熊谷朋哉
 今私が地元の復興について思っていることですが、陸前高田市の復興には若者の力が必要になってくると思います。陸前高田市に限らず、震災からの復興には若者の力が必要になってくると感じています。これからの陸前高田市をつくっていくのは若い世代だと感じますし、私たちの世代が復興させなければならないのではないかと思っています。
 私は2年間地元を離れ、矢巾町に住んだのですけれども、月に1度ほどのペースで地元に帰る機会がありましたが、その地元に帰るたびに目に見える復興を感じていました。地元では、陸前高田市を愛する市民の方々だけでなく、県内外から多くの方が復興に携わっていました。その光景を見るたびに自分たちの町を復興させるのは、そこに住む自分たちなのだと強く感じました。しかし、まだまだ若者にできることは少なく、表に立って行動することも難しいと思います。若い世代が復興に対する考えとか、まちづくりについて話をできるような機会が増えてくればもっと若い世代が復興に携わることができると思います。なかなかその実感が湧かなかったり、目に見える結果がなければ自信を持って行動することが難しいと思います。ですので、復興に携わることができているという実感を得ることができるような機会がもっと増えてくれば若者がもっと復興に携われるのではないかなと思っています。
 以上です。

保室長
 ありがとうございます。
 それでは、引き続きまして山尾さんお願いいたします。

山尾美雅
 私は、小学4年生のころから9年間バレーボールを続けていて、その中でコミュニケーション能力であったり、いろいろな方とお会いする時の支えられているという実感など、そういうものをデザインのクライアントの方とのやりとりの中でやっていくことが大事だと思います。私たちのコースでウエブコース、グラフィックコース、プロダクトコースと分かれておりますが、各コースの中でクライアントとのやりとりを大切にしています。
 知事は漫画に力を入れているとお聞きしたのですが、そのほかに岩手県のお土産やいろいろなもののパッケージなどにも力を入れたり、ウエブサイトでのPRにも力を入れていけば私たちの年代のデザインをしていきたいと思っている若者の活躍する場が増えていくのではないかと思っています。
 以上です。

保室長
 ありがとうございます。
 知事いかがでしょうか。

達増知事
 熊谷朋哉君は陸前高田市出身で、陸前高田市の復興にも貢献したいということで、大変いいと思います。若者の力が復興に必要というのは、本当にそのとおりで、陸前高田市も非常に大きな被害を受け、復興に時間がかかっているのですけれども、ほかより時間がかかっている分、ものすごい工事がたくさん行われていて、完成の暁には目を見はるような最新のまち、全国有数、世界にもほかに余り例がないような安全で、そして経済活動や、社会生活でも非常に進んだまちになります。まず今は早くそういうまちをつくるということが大事なのですけれども、そのような基盤を活用しながら高速道路もできて、隣の大船渡への移動がものすごく早くなっていますし、さらに遠くのまちにもすぐ行けるようになってきており、かさ上げしたところにできる新しい市街地もそれを使いこなしていくと大勢の人を集めたりとか、いろいろなものを発信したりできるようになると思います。
 それから、先週の日曜日に高田松原津波復興祈念公園の着工式に行ってきましたが、東日本大震災被災地、北は青森から南は茨城、千葉あたりまでの中で一番大きな公園になり、全国、あるいは海外から東日本大震災の祈念公園のどこか1カ所をということになれば選んでもらえるような、規模も大きく、内容もレベルの高い公園ができるので、それをどう活用していくかというのも今後の大きいテーマになると思います。そういったことを若い人たちがまず情報を共有することが大事ですし、今後の方向性についても議論をしながら共有できていけば一緒に行動できるようになっていくと思います。県もいろいろな若者の集まる機会、若者会議とか、若者文化祭とかやっていますが、今後も引き続きそのような場づくりも工夫していきたいと思いますので、頑張りましょう。
 そして、山尾美雅さんはバレーボールの経験で得たコミュニケーション能力をデザインの力に生かそうということですが、社会人の仕事はおよそ全てチームプレーなので、デザインというのも本当にそのとおりだと思います。自分自身の中のクリエイティビティーを発揮する部分もあるのですけれども、特に産業デザインはクライアントさん、ひいては消費者の皆さんとか、世の中の人たちとのつながりの中でつくっていく、みんなでつくっていくものなので非常にいいと思います。
 県のほうでも岩手の農林水産物やその加工品というのは非常にレベルが高くておいしさとか、品質とかで全国有数、世界に通用するものがあるのですけれども、パッケージがいまいちというのは、私もそういう問題意識を共有しているところでありまして、既にいろいろパッケージについて都会の消費者のイメージと地元の生産の現場のイメージをうまくつなげるような仕事をしている人たちもいます。あと三陸鉄道のデザイン、ロゴマークとかは、産技短の学生さんにつくっていただいたものもあって、そういう先輩方にも大分直接お世話になっている岩手県なので、ぜひ山尾さんにも活躍してもらえるようにしていきたいと思います。

保室長
 ありがとうございます。
 それでは、次に菊池さんお願いします。

菊池晃弘
 自分は、鈴木さんも先ほど話していらしたのですけれども、ものづくり体験教室を情報技術科でも行っており、1年生と2年生のときに参加をしました。うちわや缶バッジをつくったのですが、2年とも子供達がたくさん参加してくださいまして、子供好きだというのもあるのですけれども、お互いすごく楽しくつくることができたと思います。
 話は変わりまして、自分は出身が釜石だと先ほど申しましたが、釜石は鉄のまちやラグビーのまちと言われていますけれども、実際に帰ってみるとほとんどが山と海なのです。その山と海を生かした事業も行っているのですけれども、6年前実際に3.11で津波を経験したというのがありまして、そこからどれだけ釜石がよりよくなっていくかというのは、やはり地元もそうですし、岩手だけではなくて日本全体の問題だとも思っております。情報技術科という、自分はそういう立場ですが、先ほどの知事のお話にもありましたが、情報共有でしたり、メディアの力はばかにできないものなので、自分から発信していく、データは色あせないので、色あせないものを扱って風化させないように自分たちはしていけるのではないかと思っております。
 あと子供やお年寄りが岩手は多いと思います。東京のほうでは、保育所がないなんていう話をよく聞きますけれども、それならば子供やお年寄りが住みやすいまちにあえてつくっていったらいいのではないかと思います。釜石の海宝漬おいしいので、どうぞ皆さん食べてください。
 自分からは以上です。

保室長
 ありがとうございます。
 それでは、津内口さんお願いします。

津内口航司
 まず、私は検定試験に先生方の指導もあって合格することはできたのですけれども、まだまだ無駄なところとか、スキルの向上を目標に頑張っていきたいと思っています。その中で、生産技術科の設備なのですけれども、少し古くなってきたところもあり、使いづらいというところではなくて、そのものが使えなくなったりとかするので、見直しがあるともう少しいい勉強ができるのではないかと考えています。
 話は変わるのですけれども、この先岩手で自分は生活していくのですけれども、地域活動に積極的に参加していきたいと思っています。そのときに若者がどうやったら残ってくれるかということを考えると、自分もそうだったのですが、沿岸とか、例えば久慈とかだと働く場所というのが少し少ないように感じて、周りの地域に出ていってしまうということが多くて、既にやっているとは思うのですけれども、企業誘致とかも必要だと考えています。また、学校に入るということで岩手県の学校、また岩手県に就職するということを前提に学費の負担軽減などの制度があると岩手県で頑張っていきたいという方もいると思うので、必要なのではないかなと考えています。
 自分からは以上です。

保室長
 ありがとうございました。
 それでは、知事のほうから。

達増知事
 菊池晃弘君は情報技術科ということで、そういう情報の関係は地元釜石に貢献するのにもいろいろ役立つのではないかと思います。釜石は沿岸を縦に貫く道路と釜石花巻で内陸とつなぐ道路の結接点になっていて、そういう交流や流通の拠点として復興のその先も発展の可能性があります。そういう流れを見越してどんどん釜石港のコンテナ取扱量も増えて、釜石港から国内あるいは外国に荷物を出すというのが増えているし、いろいろな企業の流通センターとか、事業所が釜石に増えているところです。
 釜石が山と海というのは全くそのとおりで、それだけ豊かな水産資源とか、豊かな森林資源にも恵まれていますから、子供やお年寄りにとって住みやすいまちにしていくのにもいい場所だと思うので、ぜひぜひそういうところも将来のまちづくりを考えていってもらえるといいなと思います。
 津内口航司君は、検定試験にたくさん合格しておめでとうございます。ミクニさんも大変いい会社なので頑張ってください。学校の設備については、それはいろいろ県のほうでも実態を把握して工夫してまいりましょう、情報の共有というあたりからきちっとやっていきましょう。
 沿岸、久慈のあたりは働く場が少ないというのはそのとおりなので、まず企業誘致などでさらに増やすということもやっていきますけれども、オール岩手の中でまずは働く場所、交通もどんどん便利になっていくので、岩手を広く使って、あとは八戸のほうも含めてそういう広い中で生活や仕事を組み合わせながら親や親戚、友達との交流なども広い広域の中でまず組み立てていければいいと思っています。
 あと学費負担の軽減については、来年度から奨学金返済支援事業を国の方針もあり全国的に立ち上がってきていて、岩手でもスタートさせるのですが、まだ対象になる人や分野というのが限定されているので、やってみながら拡大したりして実質的に岩手に残るとか、あるいは岩手に戻ってくる、やってくる人が増えるようにしていきたいと思います。

保室長
 ありがとうございます。
 それでは、武蔵さんよろしくお願いします。

武藏賢欣
 今日に向けていろいろ考えてきたのですけれども、前に6人いて、言いたいことを全部言われてしまいましたが、これまで技能検定の電気機器組み立て2級と第1種電気工事士を取得して企業に内定いただいたわけですが、勉強していく中で安全が一番大切だと思いました。また、学生会や寮長などリーダーシップを発揮してきましたので、企業で人の上に立つ立場となって頑張っていきたいと思っています。
 働く場所についてはというか、ふるさとの振興は今ILCが、北上山地が候補に挙がっていて、そのILCが来ればグローバル化や技術者が増えるので、雇用も増えて岩手県全体が潤うのではないかと考えています。
 以上です。

保室長
 ありがとうございます。
 それでは、高橋伸弥さんお願いします。

高橋伸弥
 水沢校に入って設備のことを勉強してきた中で技能五輪全国大会に向けて練習してきたわけなのですけれども、練習していく中でものづくりの難しさだったり、楽しさはすごく実感しています。そして、その中で岩手県からの支援もあり、大会では敢闘賞をいただいたわけでありますが、無事入賞することができたので、これからの若者にもものづくりに対する思いというのは大きく持ってもらいたいと思うし、技能五輪の練習も簡単ではなく、お金もかかることなので、岩手県からのバックアップも今後もよろしくお願いいたしたいところです。
 私は大工職につくのですが、8月の台風10号で岩泉に私の祖母の家がありまして、実際に被災して東日本大震災もそうですが、被災した町にも大工として携わっていければいいなと、復興としてできることがあればやっていきたいと思いますし、出身は八幡平市なのですが、地元も盛り上げられるような何かできていければいいと思います。10年後、20年後、岩手に住んでいて、岩手がいいなとか、そういう思いになれるように頑張っていきたいと思っています。
 以上です。

保室長
 ありがとうございました。
 それでは、知事から。

達増知事
 武蔵賢欣君は、東北電力という立派な会社に入って、人がたくさんいる大きい会社ですから、鍛え上げたリーダーシップというのが非常に役に立つと思います。組織の中で働いていくときにはかちっと役割分担されて、まず自分がやるべきことをきちっとやるということがあるのですけれども、それはほかの人が何をやっているのかというのをある程度知っておくことが非常に大事です。県庁の中でも時々そういう話をするのですけれども、大きい組織になればなるほど自分のやることだけしか見ていなくて、それだけしかわからないなど、役割分担をやっているとうまく動かなくなってしまうことがあります。隣の人が何をやっているかとか、隣の部署が何をやっているかとかがある程度わかると自分のやるべきことというものにもより集中して、また効率的に仕事ができるものなので、ぜひそういう感覚でやってもらうといいと思います。
 電気ですので、やはり安全第一というのはそのとおりだと思います。電気というのは、これからも生活や経済、産業のあらゆる場に関係していき、インターネットだとか、人工知能やロボットだとかというのは全て電気で動くのでありましょうから、ますます必要性は高まり、重要性も高まると思うので、ぜひ活躍してほしいと思います。ILCというのもものすごく電気を使う施設でもあるし、ILCができていくこととも関連して活躍してもらえればと思います。
 そして、高橋伸弥君は技能五輪敢闘賞、改めておめでとうございます。技能五輪のことをいろいろ考えてもらっていて、やはりあれは岩手の若い皆さんが技能を向上させていこうということのシンボルになるようなものなので、県も引き続き力を入れて取り組んでいきたいと思います。
 岩泉のほうに台風の後に行ったということで、ものすごく大きな被害が出ていて、人口1万弱の町村にあれだけ大きな被害というのはなかなか例がないことなので大変なのですけれども、その復旧・復興のかなりの部分は家を直したり、再建したりするということです。温暖化の影響で気象が荒くなって、突然な集中豪雨などによる災害が増えていますが、大工職というのはそういういざというときに本当に期待される、役に立つ職種だと思います。また、平時にあってもリノベーションとか、リフォームとかが昔とはまた違った新しいタイプのものがどんどんはやってきているので、そういう生活の向上や地域社会の発展のためにも新しい時代にふさわしい大工職というのが求められていると思うので、ぜひ頑張ってください。

保室長

 ありがとうございました。
 お待たせしました。最後に、高橋さんお願いいたします。

高橋拓人
 最後にしてはうまく話せないかもしれないので、ちょっと不安なのですが、私は今後の抱負について述べさせていただきます。
 それは、自分も働いていく上で仕事をするのは大切なことなのですが、さらに自分より年下の若者に、仕事に興味を持ってもらえる、夢を持ってもらえるような活動ができればいいなと思っております。
 私の内定先はニシオティーアンドエムという会社なのですが、建設機械のレンタル、整備を行っている企業で、私がそういった機械に興味を持つようになった理由としましては、私が幼い頃祖父が役場に勤めていまして、冬に除雪作業で除雪車というか、大型の機械に乗っていまして、それで自分もその機械に触れ合うことがあり、そこからこういう機械を使う側であったり、つくる側になりたいという思いをもちまして、機械系の学校に進むようになりまして、ものづくりに興味を持つようになりました。そこで、若者に夢や目標を持たせる機会は大事だと思っておりまして、自分も働く立場になったら若者に目標を持たせることをやっていきたいと思っております。
 岩手県内には世界に誇れる技術を持っている企業もありますので、そういった企業の宣伝であったり、地域の人でもなかなか実は知らなかったよということもあるので、地域の人に知ってもらう活動がより多くなれば岩手の若者も地元にあるこの企業すごいなと興味を持って勤めたいというようになってくると思うので、岩手に人材を残すという点でも宣伝活動が大事だと思っております。
 また、私の内定企業でも今問題になっているのは技術の伝承で、入ってくる若者が少ないということで、せっかくの技術を伝承できない、または今知識を持っている人が年齢を重ねて辞めてしまって、技術の伝承ができていないということがありますので、せっかく岩手の高い技術を持った企業があるのに技術の伝承ができないから会社を辞めてしまうというのはもったいないことだと思うので、若者にそういう技術に興味を持ってもらう機会を設けてもらいたいと思っております。
 私からは以上となります。

保室長
 ありがとうございました。
 では、知事から。

達増知事
 高橋拓人君の自分より年下の若者にも夢や興味を持ってもらうようにしたいというのはありがたいことであります。そうやってどんどん次の世代、次の世代というふうにものづくりへの興味関心や、技術の伝承などそういうものが伝わっていくように県でもやっていきたいと思います。
 県内企業について余り知られていないというのはそのとおりなので、県もいろいろ宣伝には工夫をしているのですけれども、もっともっと努力と工夫を重ねていきたいと思います。いい会社がいっぱいありますし、地元就職という選択肢をもっと早い段階から若い人たちに知ってもらえるようにしていかなければと改めて思います。
 技術の伝承はそうですね、ILCもつくると決まればトンネル工事も盛んに行われるようなものなのですけれども、理系分野とか、科学や技術というものに県民の皆さんに広く関心を持ってもらえるように、ILCというのは一つのきっかけとしていい材料だと思っているのですが、県としてもいろいろと工夫をしてそのような方向に持っていきたいと思います。

保室長
 ありがとうございました。
 ここまで一通り順次皆様からお話しいただいて、皆様方のこれからのさまざまな抱負、取り組みたいことをお話しいただき、知事からは県のお話もありましたけれども、皆様の社会人の先輩といいますか、大先輩ではあるのですけれども、その中での経験から様々アドバイスもあったと思います。そういうことをぜひこれから生かしていただければ大変ありがたく思います。
 これまでは皆さんのお手元に用意した何を言おうかなということであったと思いますけれども、まだ時間もございますので、一通り終わったところで言い足りなかったとか、知事にこの際何か聞いてみたいとか、そういうことがもしあれば自由にここからはお話しいただきたいと思いますが、どうですか。

菊池晃弘
 先ほどいろいろな方からILCのお話があったのですが、ILCとはリニアコライダーのことで合っていますよね。
 自分が高校生のころ、釜石高校がSSHになったので、茨城のほうに加速器を見に行ったのですが、すごく大きいのです。そこでは施設内を自転車で移動しなければいけないくらい広かったのですが、ILCが実際に建設となった場合にはどれほど時間かかるのでしょうか。

達増知事
 10年と言われています。ただ、それは30キロの長さの直線トンネルを掘って、その中に機械を据え付けてやるのに10年ということなのだけれども、今20キロぐらいからスタートさせコンパクトにまずつくって、だんだん大きくしながら、さらに発展させていくというアイデアを研究者の皆さんが言っているので、10年より短くなるかもしれません。

保室長
 では、皆さんは就職が決まられた方も、これから1年生から2年生になる方もいらっしゃいますけれども、どちらかというと今日のメンバーの皆さんは県内で就職をして、これから地元を盛り上げていこうというような気持ちの方が多いというように受けとめました。さっきお話あったみたいに、まだまだ働く場が少ないからたくさん企業が来てくれればいいというお話が複数の方からもあって、それは今すぐということではないにしろ、私たちもいろいろ努力をしているところなのですけれども、まだまだ県内の企業が知られていないのではないかとか、そういうことのお話もありました。具体的にこういうふうにしたらもっと、例えば皆さんのお友達の中には、本当は県内に就職したいのだけれども、ちょっといろいろあってやっぱり県外にみたいな方もいらっしゃると思うのです。だから、今のこの状態で、もう少しこういう工夫をしたら、もう少し県内に残ってくれるのではないかなというようなことを思っていることがあれば、この際どんなアイデアでも気づいたことでもいいのですけれども、お話しいただくといいなと思いますがどうですか。

武藏賢欣
 そうですね、アーティストを呼んで音楽活動とかやれば若者が集まってくるのではないかなと思います。

保室長

 なるほど。芸術とか、音楽とか、そういうことで地元を盛り上げていくといいのではないかと。

武藏賢欣
 そうです。

保室長
 他にはどうですか、もう少し地元をPRすればいいのではないかという話もありましたが具体的にこんなことあればいいなみたいな話がもしあれば。

高橋拓人
 自分が内定企業を知ったきっかけは、本校に企業が出向いて下さって企業紹介していただいたときに興味を持ちましたので、人によっては企業の紹介というのがあっても、場所が遠かったりすると行くのはちょっと面倒だなとかと思ってしまう学生さんもいるので、できれば学校主催の企業紹介というのがもう少し活発、多く機会があれば県内企業にもっと興味を持って就職したいなと思う学生が増えると思っております。

保室長
 なるほど。他にいかがですか。

菊池晃弘
 先ほど高橋拓人さんが企業の問題の話で、技術の伝承というお話をされたと思うのですけれども、釜石は山も海もありまして、海の人、漁業に携わる人が技術の伝承という話もそうなのですが、海の仕事を継いでいく人がやはり少なくなっているというお話がありまして、そういう漁業というのはやっぱり学校で習わないものですので、学校で習わないもの、人から人に継いでいくものというのを、例えば釜石とかだと海の仕事なんかをより紹介してあげれば釜石の中で働く人が増えていく。そういう地元で行っている仕事をそれぞれの市が行っていけば全体として岩手に残ってくれる人が増えるのではないかと思います。

保室長
 なるほど。もう少し地元の仕事がどんなものかということを。

菊池晃弘
 はい。

保室長
 若い人たちがもっと地元で楽しめたり、盛り上がったりしたらいいなというとき、岩手というのはまだこれいまいちだよねというのは何かお感じになることはないですか。

山尾美雅
 先ほど話した岩手ADCというアートデザインズクラブというイベントがあったのですが、岩手で活躍されているデザイナーの方がすごくたくさんいらっしゃるのですが、若者の中でデザインをしたいという人が最近余りいない気がしておりまして、それは多分私も最近ADCのイベントに参加したのですが、そのほかにデザイナーの方が主催しているようなイベントが余りなくて、デザインをしたいという若者の興味がそういうところで湧かないのかなというふうに思っておりまして、もう少し若者に興味を持たせられるようなデザインだったり、アートだったり、そういうイベントが増えていけばいいのかなと思っていました。

浅沼局長
 芸術科だと、盛岡だと今一番大きないしがきミュージックフェスティバルとか、ああいうのがもう少しいろいろ広がりが出てくればいいのかなという感じもしますよね。デザインとなると、私もちょっと疎いので、詳しくはないのですけれども。

保室長
 いわてデザインデイとか、それこそ千葉校長先生も関わっていらっしゃるのですけれども。

達増知事
 最近になってからですからね、そういうのは。

浅沼局長
 以前よりは動きは出てきていると思うのですが、まだまだかなという感じは確かにありますね、もうちょっと頑張っていかないといけないという感じですね。

千葉校長
 ひとつよろしいですか。デザインということについては、やはりパッケージデザインなどを通じて、地域に貢献していきたいという、そういう若者が多いと思うのです。そういうデザイナーの気持ちはあると思うのですけれども、デザインはただだという文化がまだあるのですよ。だから、ほとんどただで済まされる。ただだと産業にならないので。いいデザイン企業さんが出てこない、そういう悪循環があるので、そこを何とか直せないかなと。

保室長
 そういったことも課題としてはあるということかもしれないですね。

保室長
 これからどうしても人口が減っていく局面にあるのですが、なかなかこれは長期的に見てもトレンドとすればそれをぐっと上に向けるというのはこの近いこと10年とかというスパンではなかなか難しいかもしれませんけれども、私たちも若い人たちができればたくさん地元に戻ってくるなり、住んでもらって地元でいろんなことをやって生き生きと暮らしてもらうのは非常に私たちも自分たちの夢としても描いているわけなのですけれども、そういうことについて、例えば今県外とか、東京とかに就職した人も将来戻ってきてほしいなということもありますし、皆様方もこれから県内にいても自分たちの沿岸地のことをよく覚えていながらやっていこうみたいなのもあるのですけれども、こういうふうなことに取り組んでもらうと若い人たちがもっと戻ってきたりしてくれるのではないかなとか、残ってくれるのではないかなというようなことで思っていることというのは何かないですかね。さっきアートで盛り上げたら、どんどん来るのではないかということも一つ関連性としてはあるのですけれども、例えば暮らしの問題だとか、お仕事の問題はもちろん大きいと思いますけれども、そういうことも踏まえてどうでしょうか。

高橋拓人
 今自分が住んでいるのは紫波町なのですが、家では農家をやっていまして、米づくりをしているのですが、現在米をつくっているのは主に私の父なのですが、父親は普通に会社員としても勤めていて、兼業農家という形でやっていまして、実際にやってみると兼業農家だと仕事との兼ね合いもあって難しいというか、つらい部分もありまして、できれば農業をやる上での補助というか、そういった補助の制度がもう少しあるとやりやすいかなと身近に感じていました。

保室長
 それはいわば収入面ですか、その働く量が大変だという面もあるのでしょうか、主に収入の面ですか。

高橋拓人
 収入面ですね、その管理とか維持で結構かかってしまって。

保室長
 なるほど。他にはどうでしょうか。

熊谷朋哉
 自分の考えは皆さんと方向性というか、ちょっと違うのですけれども、自分の中では地元の企業が少ないとか感じたことがなくて、地元の市とか地域ごとに地域の柄を生かした職種というか、そういう企業とか昔から根づいているものだったりとかがあるので、その新しいとか、どんどん企業をふやして人を集めるのももちろん大事だとは思うのですけれども、そうではなくて地元に根づいている企業とか、その地域にしかない企業を生かして、そういった企業をもっと生かしていくほうが大事だと自分の中では思いますし、あとは若者をもちろん県外から呼び込むとか、地元に引きとめるというか、そういう考えも大事だとは思うのですけれども、逆に自分から地元のために働きたいとか、地元で働きたいと思っている人をもっとサポートするような感じがあればそれがいい方向に、また地元に戻ってきたいという若者が増えてきたりとかという方向にもつながってくると自分は考えています。

保室長
 ありがとうございます。

浅沼局長
 すごく大事だと思います。各市町村の首長さん方も最近そういうことをよくおっしゃいます。地元にいらっしゃる企業の雇用の受け皿、雇用口を広げていくというのを少し注力というか、力を注ぎたいなということをおっしゃる方が非常に多いと私は感じています。単なる企業誘致だけではなかなかうまくいかないと、今根差している企業を広げていくというのを少しプッシュしたいということをおっしゃる方が多くなってきたなと感じています。
 

知事所感

保室長
 今後半のいろいろな話を聞いたことも踏まえまして、知事から最後にまとめをお願いしたいと思います。

達増知事
 今日が最後というわけではないのですが、このメンバーでまた集まるかというと、そういうのは全然白紙ですけれども、仕事上、また個別に出会う機会があるのではないかという感じもします。あとはいろいろ何か地域での活動とか、岩手の将来に関することなどで提案があればいつでも県のほうにも言ってきてもらえばその話を伺いたいと思いますので、それぞれ皆さんが今まで経験したこと、身につけてきたことをしっかり自分のものにしながら、まず目の前の一歩をしっかり踏み出していけているなという感じがするので、ぜひその調子で2歩、3歩、4歩と、そしてどんどんと自分の道を切り拓いていってほしいと思います。そうやって皆さんが自分の道を切り拓いていくことが岩手が発展していくことにもつながります。また東京に行く人もいるのですけれども、私は東京ぐらいまでは岩手のうちだと思っていて、結構岩手ゆかりの人が東京にも多くいますし、また東京の人たちが岩手に観光で来る人もいれば、いろいろ仕事で来る人もいて、また東京にいて岩手のものを買ってくれたりとか、そういうつながりもあり、特に最近東日本大震災からの復興の流れの中で岩手とつながる人というのは日本中にどんどん増えているし、海外にも増えているくらいなので、これは岩手にいながらにして全国の人や外国の人とつながれるということでもあるし、またいつでも岩手から出て全国的に、あるいは外国に行ったりしてもまたそこで岩手との関係というのはキープしていくこともできるので、広い空間を自由に使って伸び伸びとやってほしいと思います。
 広い空間といえば、岩手というのは県の中で一番広い県で、人口密度は北海道の次に低いゆったりとしたところなので、これから少子化で人が少なくなり、人口減少で人が少なくなると1人当たりの分け前はどんどん増えていくので、自由に使えるスペースとか、自由に使えるものは増えていくし、あと1人当たりの発言力も高まっていくので、岩手で充実した人生を過ごすというのはどんどんできるようになると、またそうしていきますので、自分の将来というもの、岩手の将来というものに大いに期待して頑張ってください。ありがとうございました。
 

閉会

保室長
 皆さん、今日は大変どうもありがとうございました。これをもちまして、本日の県政懇談会を終了とさせていただきます。
 

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