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「がんばろう!岩手」意見交換会(平成26年8月1日 二戸地区)

ID番号 N28164 更新日 平成27年1月23日

日時
平成26年8月1日(金曜日) 10時30分から11時45分

場所
二戸地区合同庁舎

出席者(敬称略)

 ・参加者(敬称略)
  柴田 恵理子(ヨガ教室 インストラクター)
  浪岡 友恵(二戸市商工会青年部 部員)
  神久保 知香(県立軽米病院 看護師)
  橋場 早苗(二戸職業訓練協会 講師)
  久保 みどり(一戸町立奥中山中学校 学力向上支援員)

 ・県側
  達増知事、藤川県北広域振興局副局長、東大野秘書広報室長
 

開会

東大野室長

 本日は大変ありがとうございます。ただいまから県政懇談会「がんばろう!岩手」意見交換会を開催させていただきます。
 本日は、「若い女性が住みたい地域づくり」、これをテーマとさせていただいて、二戸地域の各市町村から仕事や地域活動で頑張っている方々にお集まり、ご出席いただいております。皆様、お忙しいところをご出席いただいき誠にありがとうございます。
 私、本日の司会進行役を務めさせていただきます県の秘書広報室の東大野と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 

知事あいさつ

懇談会の様子1

東大野室長

 それでは、開会に当たりまして、知事からご挨拶申し上げます。

達増知事

 皆さん、おはようございます。県政懇談会「がんばろう!岩手」意見交換会といいますのは、岩手県内それぞれの地域、またそれぞれの分野で活躍している皆さんのお話を知事が直接伺いまして、県政に役立てていこうという企画です。
 そして、岩手県は昨年度から女性、若者の活躍支援ということに力を入れていまして、今年度は特にさまざま事業とか、体制とかも整備をして本格的に取り組んでいます。東日本大震災からの復興の現場で女性、若者が活躍していることが大変多いということがあります。また、人口減少問題が今年春から非常に全国的に議論になっているのですけれども、この人口減少問題というのも突き詰めると東京一極集中、地方から東京への人口の流れの問題と、あとは女性、若者の生きにくさですね、仕事と子育ての両立とか、そういったことを初めさまざまやりにくい状況がある、こういったことを改善していかなければならないということで、復興や地域振興、ひいてはふるさとを消滅させないということのためにも女性、若者の活躍支援というのが大事だと思っております。そういったことも背景に今日はいろいろお話を聞かせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
 それから、お忙しいところを県議会議員のお二人御出席いただきどうもありがとうございます。
よろしくお願いします。

東大野室長

 それでは、懇談会の進め方について説明させていただきます。この後、私から出席していただいている方々の所属とお名前を紹介させていただきます。その後、今配ってもらいましたけれども、二戸地域振興センターでお菓子を用意しておりますので、一旦それを口にしていただくということで、時間を設けないと最後までそのままの状態になるのがままありましたので、そういう時間を一旦設けます。その後で皆さんから自己紹介を1分程度でお願いいたします。その後で、意見交換ということで、今皆さんが取り組まれていることや、こうあってほしいというお話をいただいて、2人ごとに区切り、知事からさらにお尋ねしたいこととか、感想とかそういうものをお話し申し上げます。皆さんからのお話しが終わったら、その後はフリーディスカッションの時間も設けたいと思っています。次の予定もあるので、時間を見ながら進めさせていただきます。そういったような進め方をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
 では、最初に私から今日ご出席の皆さんを紹介させていただきます。
 最初に、二戸市のヨガ教室でインストラクターをなさっている柴田恵理子さんです。

柴田恵理子

 よろしくお願いします。

東大野室長

 次に、二戸市商工会青年部の浪岡友恵さんです。

浪岡友恵

 よろしくお願いします。

東大野室長

 次に、軽米町の軽米病院の看護師として勤務なさっている神久保知香さんです。

神久保知香

 よろしくお願いします。

東大野室長

 次に、九戸村在住で職業訓練法人二戸職業訓練協会に勤務なさっている橋場早苗さんです。

橋場早苗

 本日はよろしくお願いします。

東大野室長

 最後になりましたが、一戸町教育委員会の学力向上支援員として、奥中山中学校で英語講師をなさっている久保みどりさんです。

久保みどり

 よろしくお願いいたします。

東大野室長

 続いて、県側の紹介をいたしますけれども、先ほどご挨拶させていただきました達増知事です。

達増知事

 改めまして、よろしくお願いいたします。

東大野室長

 県北広域振興局の藤川副局長です。

藤川副局長

 先日はどうも。お世話になっています。よろしくお願いいたします。

東大野室長

 先ほど知事の話しにありましたけれども、本日こちらの選挙区の五日市王議員と、それから九戸選挙区の工藤大輔議員にお越しいただいてございますので、ご紹介させていただきます。
 では、ここで若干時間をとりますので、どうぞお菓子をお召し上がりください。

藤川副局長

 これは地元の相馬屋さんにご厚意でつくってもらった洋菓子になっています。どうぞお召し上がりになりながらお聞きください。3層になっていて、上はブルーベリーのムースです。これ、うちのほうでブランド果物ということで5種類今推奨していろいろイベントを仕組んだりしておりますけれども、そのうちのブルーベリームース、あと真ん中がマスカルポーネチーズというチーズを使って、中にスポンジケーキ、ココアのスポンジケーキが入っておるようでございます。下はゼリーで、ブルーベリーのゼリーということです。

達増知事

 ブルーベリーそのものですね。

藤川副局長

 そのものですかね。

浪岡友恵

 これ売っているのですか。

藤川副局長

 これから売るかどうか、皆さんがおいしいと言ってくれればそのまま伝えて、ぜひつくってもらうように。

浪岡友恵

 販売してもらいましょう。おいしいです。

藤川副局長

 この下のブルーベリーは、カシオペアブルーということで私たちがやっているのですけれども、大きい500円玉クラスはないですけれどもという話で今やっておるところでございます。

東大野室長

 皆さんお話ししながら食べるというのは非常に食べにくいのですけれども、間合いを見て全部食べてお帰りいただきたいと思います。
 

懇談

懇談会の様子2

東大野室長

 それでは、会議を進めさせていただきます。自己紹介をお願いしますけれども、先ほど申し上げましたが、1分程度で自己紹介をお願いいたします。
 それでは、柴田様から順にお願いいたします。

柴田恵理子

 二戸市に住んでいる柴田恵理子です。現在アクセスサリーの製作、販売とヨガ教室を行っています。アクセサリーのほうは、今日も身につけているのですが、浴衣の生地を使って日本の昔からの柄がとても大好きで、それを今の生活に気軽に取り入れられないかと思って、アクセサリーを製作しています。最近金属アレルギーとか、お肌が弱い方が多いので、そういう方でも気兼ねなくつけられるアクセサリーがあったらいいなと思って、金属をできるだけ使わないアクセサリーも製作しています。
 ヨガのほうは、二戸市と九戸のヨガサークルでヨガ教室を行っています。あとは9月には盛岡のハピママコープといって、ママたちのイベントに呼ばれて、そこでロディヨガを行う予定です。そのほかの活動は、被災地にてロディヨガという、ロディというバランスボールの馬の形したみたいなものがあるのですが、それを使って子供たちと一緒に運動不足を解消しようと、子供たちと一緒に行っていて、今までは宮古と釜石と陸前高田に行ってきました。地元での活動は、地元の仲間とともに二戸のよさをもっと知ってもらいたいとか、楽しんでもらえたらいいなと思って、そういうよさを伝えるためのイベントを行っていて、ことしで6回目になります。
 以上になります。よろしくお願いします。

東大野室長

 ありがとうございました。よろしくお願いします。
 では、浪岡様お願いします。

浪岡友恵

 二戸市の石切所に住んでいる浪岡友恵と申します。今日はよろしくお願いします。
 こちらのネームのほうには二戸市の商工会青年部に入っているように書かれていますが、まちのほうでの取り組みとしては、今、街コンの「ガンバンNIGHT」ということで活躍させていただいています。
 仕事のほうは有限会社カネキ・パンダホーム。パンダホームという工務店名なのですけれども、父親が経営している会社で建築業をやっています。20歳から30歳まで現場に出て大工をやっており、今はお客さんと打ち合わせをして見積もりをしたり、楽しく家づくりができるよう努めています。住宅としては健康住宅ということに着目をしており、今国でもゼロエミ住宅ということで、先日165万円の補助金の採択も受けさせてもらうことができました。ことし初めてゼロエミの住宅を建てることに挑戦しようと思っています。健康住宅ということで、健康に関する商材ですね、化学物質とかを分解するような商材を使って住宅を建てています。この辺でとりあえず終了させていただきます。ありがとうございます。今日はよろしくお願いします。

東大野室長

 よろしくお願いします。ありがとうございます。
 では、神久保さんお願いいたします。

神久保知香

 軽米町に住んでいる神久保知香です。岩手県立軽米病院で看護師として働いています。軽米病院は一般病床と療養病床の2床から成っていて、私は一般病床にことしで4年目になりました。また、糖尿病を初めとした生活習慣病の予防にも力を入れておりまして、糖尿病の教育入院の受け入れなども行っております。日本糖尿病学会認定教育施設の指定というものを受けておって、糖尿病療養指導士の育成も行われており、今年はその資格を取って地域の皆さんの役に立てるように勉強していきたいなと考えています。
 その他の活動としては、病院対抗の球技大会や軽米町のお祭りの流し踊りなどに毎年参加させていただいています。
 以上になります。きょうはよろしくお願いします。

東大野室長

 よろしくお願いいたします。ありがとうございます。
 続いて、橋場様お願いします。

橋場早苗

 九戸村出身の橋場早苗と申します。本日はよろしくお願いします。
 現在は二戸市にあります職業訓練法人二戸職業訓練協会という職場で勤務しておりまして、当協会では在職者とか、求職者向けの職業訓練や企業向けの人材育成のセミナーなど教育機関として活用されている施設となります。その中で、私は主に求職者向けのパソコンの技術指導をしておりまして、再就職に向けての資格取得とか、履歴書作成などの就職支援のカリキュラムの部分に当たっております。
 あと地元のほうでは、地元九戸村のほうでは舞踊とか民謡のサークルに所属しておりまして、踊りとか三味線を趣味で楽しんでおります。芸は身を助けるというような言葉がありますけれども、私たちの団体では、芸は地域を変えられるということをモットーに活動しておりまして、地元での発表会の開催や介護施設の慰問とか、あとほかの地域にもお邪魔しまして各種イベントにも出演をさせていただいております。郷土での民謡とかの活性化とか、継承にも力を入れて取り組んでおります。本日も地元の介護施設の折爪荘の夏祭りのほうにこれから、夕方からですけれども、出演する予定がございます。これからも地域の皆さんに喜んでいただけるような活動を続けていきたいと思っています。
 以上です。

東大野室長

 ありがとうございます。
 引き続いて、久保様お願いいたします。
久保みどり
一戸町奥中山から参りました久保みどりです。本日はよろしくお願いいたします。
 短大卒業後、航空会社勤務を経て青年会外協力隊の日系社会青年ボランティアという制度でブラジルで2年間活動してきました。その中で、同じ協力隊でパラグアイで活動していた夫と知り合い、10年前に奥中山の酪農を営んでいる夫のもとに嫁いでまいりました。
 現在は、幼少のころ、父の仕事の関係でアメリカに住んでいましたので、その経験を生かして一戸町教育委員会の英語学力向上支援員として奥中山中学校で3年前より勤務しております。勤務している中で、やはり自分も教壇に立ってみたいという強い気持ちや、やはり英語力の底上げを目指したい、力添えをしたいという思いで、ことしより母校の短大に週2回ほど通って教職課程をとりながら奥中山中学校での勤務をしております。
 家庭のほうでは、小学校3年生から1歳までの4人の子供がおります。本日はよろしくお願いいたします。

東大野室長

 どうもありがとうございます。よろしくお願いいたします。
 それでは、本番のほうに移っていきたいと思いますけれども、今日は「若い女性が住みたい地域づくり」というテーマですが、それに関連してどのようなことをふだん考えていらっしゃるかとか、こうあってほしいとか、そういったことがあると思います。そのあたりを、お一人3分ぐらいをめどにお話をお伺いしたいと思います。先ほど申し上げましたが、2人区切りぐらいで知事がコメントさせていただきたいと思います。あと、疑問な点とか、具体的な取り組み状況とかということで説明が必要な場合は、私ですとか副局長が説明させていただくこともございますので、あらかじめご了承ください。
 それでは、柴田様、浪岡様お願いいたします。
 柴田様、お願いいたします。

柴田恵理子

 私は、ヨガやイベントを通してたくさんの同世代の女性たちと会う機会があるのですが。

達増知事

 座ったままで。

東大野室長

 座ったままでいいです、ごめんなさい。

柴田恵理子

 はい。たくさんの女性たちと会う機会がとてもたくさんあるのですけれども、そんな中、いろんな話をしていると、二戸というのは住みやすいよねとか、こういうところがいいよねという話よりは、むしろ家賃が高くて住みにくいとか、収入に比べて家賃が占める割合が多いから少し生活が苦しいとか、仕事の数が少ないので、東京や仙台に出て行ってしまった生徒さんたちも実際にいて、その人たちは二戸には居たいけれども、二戸にやりたい仕事が見つからなかったとか、家賃分を稼ぐのが大変だから都会へ出て働くのだといっていなくなってしまって、結局そのまま多分東京とか仙台に住まわれていると思うのですが、お母さん方と会う機会も結構多くて、その方々は保育料が、実際私はまだ子供を産んでいないのでわからないのですが、保育料が隣のまちに比べて高いとか、出産への補助が少ないとか、まちとしては近所のおばあちゃんたちはすごい優しくて、スーパーで会うと大きくなったねとか声をかけてくれるし、治安もすごくいいので、まちとしては住みやすいのですが、経済的には少し苦しいという意見を耳にすることが多かったです。
 高校生の子たちと会うこともあるのですが、その子たちと話を実際にすると周りの大人たちから地元に残るなら介護職ぐらいしかないよと言われて、実際にまちへ出ていってしまったりとか、現実はどうかわからないのですけれども、多分そういうイメージがもうあるみたいで、やりたいことがあったりする子は、介護職もすごいすばらしい仕事ではあると思うのですが、若い世代にとって仕事を選べないというのは少しせつないような気持ちがしました。
 あとイベントとかをやるに当たって、盛岡や二戸でイベントを何回かやったことがあるのですが、盛岡の岩手県公会堂というところで3回ほどイベントをやらせていただいたのですが、とてもいい施設でどんどんこの施設を使ってくださいということを言ってくださって、施設の方もすごい歓迎ムードがあって、頑張ろうと思えるのですけれども、二戸市でイベントをやるときに何に使うのだとか、書類を書けとか、いろいろ事務的な手続が多くて、最初は拒否されているのかなとか、余り応援されてないのではないかという思いがあったりして、仲間と一緒にはやっているのですが、やる場所ないねと言って、何回も悩んでいろんな場所を探し歩いて、岩手県公会堂にやれたらいいのにねという話もしながら、それでは意味がないよねと言っていて、なので二戸だと多分そういうイベントをやる人の数が少ないから、施設の方も「えっ」という顔をされたりとか、まだなれてないとかということもあるのだと思うのですが、もっと営利とか非営利とかいろいろ公的建物だったりすると規約がとても厳しいとは思うのですが、そういう基準がもう少し緩やかであればもっといろんな活動が若い世代もできるのではないかなと思います。
実際に資金力とかが若い世代はないので、自分で何か建物を買うとか、施設をつくるというのがやはり難しいので、大きく成長するまでの最初の一歩のときだけでも力を貸してもらえたら、もっとたくさんのイベントだったり、教室とか……。八戸で教室をやっている方が二戸で頑張りたいといって戻ってこられてはいるのですが、いい物件を探すのにすごい苦労をなさっていて、実際にいい物件はあるのですが、修繕に1,000万円以上かかってしまうとなると、やはり二戸でやるのは難しいかなといって、また八戸とか、違う場所で物件を探したりもしているようなので、そういう初めの一歩ができる施設が、以前にテレビで廃校を市や事業者が買い取って、若者のチャレンジ事業に安く貸してあげるみたいなのを見たことがあるのですが、もしそういう施設が二戸にもあったら私はとてもうれしいなと思っています。
 私が今後まちづくりにどういうふうに携わっていきたいかというか、どんなまちにしていきたいか。今まで全部要求ばかりだったので、私がどうしていきたいかというのは、アクセサリーをつくっているので、二戸や岩手の色をモチーフにしたアクセサリーを今後つくれたらいいなと思っていて、二戸の色だったり、岩手の空の色だったりをイメージしたアクセサリーをつくって、その色を探しに実際にアクセサリーを手にとった人が行く行くは二戸市に来てみたいなと思ってもらえたらうれしいなと思います。
 そして、ヨガ教室は仙台とか、東京ではヨガのインストラクターとして生計を立てることができたのですが、二戸市では、皆さん高いといけないとか、健康はすごい大事だけれども、なかなかそこにお金をかけるゆとりがないということで、ヨガのほうで仕事をやっていくのは少し厳しいなとは思うのですが、自分の健康のためにも私の周りの家族や友達のためにもヨガの活動はこのままし続けていきたいので、そうなるとアクセサリーのほうで頑張っていこうかなと思っているのですが、皆さんにアクセサリーとヨガをやっているというと、まず第一声が「食べていけるの」と聞かれるのです。実際は、父と母の理解があって今頑張れているのですが、これが何年も続けばもういいかげんあきらめて就職しなさいとか、ほかの企業に勤めなさいと言われるであろうと、実際にたまに言われることはあるのですが。なので、若い世代が介護職とか、仕事を選べないと思っていても、この土地で仕事をつくることができるのだということが実際に目に見えていれば若い世代も二戸でやっていくのも無理じゃないんじゃないかと思うのではないかと思って、私は今後続けていけるかどうかはわからないのですが、この2つで自活していくことが若い世代にとっても、二戸でもいろんな可能性があるのだなという考えにつながるのではないかと思うので、今できることを精いっぱい頑張っていこうかなと思っています。

東大野室長

 どうもありがとうございます。
 浪岡様お願いします。

浪岡友恵

 今健康の話が出たので、健康の話から話をしていきたいと思いますが、健康住宅ということに今着目して活動しているのですけれども、健康住宅をつくるに当たって人の体というのは温度差があると不健康になりやすい、がんになりやすい、病気を呼びやすいという、そういう研究をしている先生とも一緒に活動しているのですが、建物を温める、気密をとるということによって健康になるということは、結局医療費のほうも削減できるということにもつながるので、まちにもとてもいいのではないかなということもあるので、そのつながりで市のほうで、例えば断熱改修の工事をするときとかリフォーム……、リフォームはリフォームでも健康につながるような断熱改修のサッシの交換とか、断熱材を入れるとか、そういうような補助金とかがあるといいなと思っております。
その考えの根底には、去年まで二戸市のほうでも商品券を発行してくれる補助金の制度があったのですが、なぜかことしからなくなってしまったのですけれども、どのように進めていったらいいのかもちょっとわからないし、そういう会議に行ったとしても言葉が見つかりませんが、おじ様方しかいないので、さすがに私もぐいぐい言えないような状況なのです。なので、そういう声とかをもうちょっと酌んでくれるような周りの体制づくりというか、そういう状況をつくっていただけたらいいなというふうに思っています。
あとは中小企業のことなのですけれども、中小企業で働いていて、女性が産前産後もちゃんと休みをもらって生活もできるくらい、ちょっとぜいたくな話かもしれませんけれども、都会で稼いでいる友達の話を聞くとやっぱり産前産後ちゃんと補助をしてもらっている話を聞いているので、そういう補助があると若い女性が二戸市のまちでもちゃんと残って生活していけるのではないかなというふうに思っていますけれども、それもどこにどのようにぶつけたらいいかもちょっとわからないので、その辺とかも教えてもらえるとうれしいなと思っております。
女性の働きやすい場所、さっき恵理子ちゃんも言っていたのですけれども、仕事を選ぶ場所がないということで、つまり人口が少ないじゃないですか、二戸市は。人口が少ないところには家が建たないということで、私たちも日々悩んでいます。それで、いろんな人と知り合うために、小さい工務店ですけれども、いろんなイベントを行ったり、会社にモデルルームがあるので、月に1回モデルルームでいろんな建築以外のことのイベントもやって活動をしております。あとは年に1回、駅の近くの「なにゃーと」というイベントホールを使ってイベント、住宅祭みたいな感じでOBのお客さんを招いて住まいのふれあい祭りというのも行っています。毎年毎年、来場者数が減ってきているなと、ここ二、三年思っていたのですけれども、その辺の集客のほうも私たちも考えなければいけないのですけれども、そもそも二戸に人がいないということで、もっともっと楽しい、楽しいまちづくりができたらいいなということを日々考えています。何をやるにも笑顔で楽しく暮らしています。これからもそういう心がけて暮らしていきたいと思いますので、若い皆さんの意見を取り入れる場をどのように設けてくれるか教えていただけたらいいなと思っております。
以上です。

東大野室長

 ありがとうございます。
 知事お願いいたします。

達増知事

 家賃が高いとか、保育料が高いとか、ほかにもいろんな子育て支援をやったほうがいいということについては、県と市町村とで人口減少対策をもっとしっかりやっていこうという会議を開いて、市町村で工夫しなければならないところは市町村で工夫していくし、県でやるべきところは県でやるということを進めていきますので、そういう中で地域の住みやすさとか、子育てのしやすさというのが高まるようにしていきたいと思います。
 それから、にぎわいをつくっていくのが大事なので、施設を活用していろんなイベントをするということはすごくいいことだと思うので、二戸市の施設については二戸市に頑張ってもらわなければならないのですけれども、県の施設、例えばこの部屋とか、いろいろ活用してもらえる県の施設はあるし、あと県は複数市町村にまたがるようなイベントとか、複数市町村にまたがる広域の地域振興については県の責任でやるという基本方針がありますので、広域的なイベントについてはどんどん相談してもらえばと思います。

藤川副局長

 ここを開放していますので、無料で開放していますので、あとそこのフロアもいろいろ今イベントを月に1回設けてやっていますけれども、あいていればいろんな作品の展示とか、そういったことでもよろしいかと思います。

柴田恵理子

 非営利のもののみへの……

藤川副局長

 その辺は審査させていただきます。審査といいますか、申込書を見て、やっぱり営利というのはまずいなと。

伊藤所長

 営利であっても地域の活性化につながるものは大丈夫です。

藤川副局長

 責任者が大丈夫と言っていますから。ここは本当にフリーで無料ですから、いろんなサークルのイベント等、あいていれば。案外知られていないですね。

柴田恵理子

 知りませんでした。

藤川副局長

 ぜひお使いください。

東大野室長

 それでは、引き続いて神久保さんと橋場さんにお願いします。
 最初に、神久保さんお願いいたします。

神久保知香

 私は、軽米町で生まれ育ちました。岩手県は県立病院がたくさんありますし、近くに二戸に県立の看護学校もあったりして、ずっと地元で私は就職までできたのですけれども、自然も多くていい観光地、フォリストパークなど好きなところもあって、私にとってはすごく愛着もあるのですけれども、軽米町から離れていってしまった友達だったりとか、自分自身も暮らしていて不便さを感じることが幾つかありました。
 まず、研修などの出張で公共交通機関を使って盛岡だったりに行かなければならないときに鉄道と連携したバスの本数が非常に少ないこと。結局車を使って駅までは行かなければならないことがあるのですけれども、現状としてバスを見ていても乗る人が少ないので、本数をふやすというのは経営とかもあるので、難しいところではあると思うのですけれども、本数が少なくて不便で、乗る人もまたさらに少なくなっていくというようなことが感じますし、病院に入院している患者さんに面会に来てくださる方からもバスの本数が少なくて不便だなんていう話も聞かれているので、もし本数がふえれば、乗る人ももしかして増えて便利になっていくのではないかなというのも感じています。
 また、夜の生活のしづらさということで、夜遅く仕事が終わったり、夜に出勤する際にほとんど街灯がなかったりして、真っ暗な中、ちょっと怖いなと感じることもありました。病院の周りなどは特にもう少し街灯がふえればいいのかなと思います。冬とかはすぐ暗くなってしまうので、そういった面でもちょっと危ないな、怖いなと思うところがありました。
 また、仕事が終わるのが9時を過ぎたりしますと立ち寄れるお店というのがほとんどないような状況です。都会から帰ってきた友人と集まるにも八戸だったり、盛岡だったりに出ていって集まったり、遊んだり、食事をしたりすることがすごく多くて、この県北の軽米町と言わず、県北にも若い人に人気のスターバックスだったりとかというお店ができればいいのになという声がよく聞かれるので、そういうのはどうなのかなと感じています。
 また、軽米町にはコンビニエンスストアが晴山の地区に1つしかありません。二戸病院や一戸病院の近くにコンビニエンスストアがあるように、軽米病院の近くにもあると夜間緊急で来院する方であったり、職員であったり、住む人の便利さにもつながっていくのかなと感じていました。
 以上になります。

東大野室長

 ありがとうございます。
 では、橋場さんお願いします。

橋場早苗

 私は、今職業訓練協会というところに勤務しているというお話をしましたが、職業柄求職中の方とかかわる機会というのが多くございまして、その中でも女性の方から多く聞かれることとしては、結婚を機に退職したとか、子育てと仕事の両立が難しく退職したというような声が多く聞かれます。それから、再就職を希望するとなっても時間とか、休日などの制限というのが出てくる中で、なかなか職業の選択の幅というのが限定されてくるというのが現状があります。
 あと実際に訓練を受けている間でも子供さんのぐあいが悪くなると行かなければいけない、自分が対応しなければいけないというようなことで、実際の仕事もそうなのですけれども、その前の教育というか、そういった勉強する時間の中でも制限というのが出てきているという部分が日々、毎日のお仕事の中でも感じる部分ではあります。
私自身がまだ結婚とか、子育ての経験がないので、これから経験していく身としてはちょっと不安に感じる部分があります。これから、そういった女性が働きやすい環境づくりというのを何かしら考えていかなければいけないなとは思うのですけれども、きのうニュースで拝見したのですけれども、被災地の釜石のほうでは従業員用の託児所のついたホテルがオープンしたというようなニュースをきのう拝見したのですが、そのような託児所のようなものがこの地域でも託児所つきの職場とか、あとはうちの訓練校でもそういった託児所あればいいななんていう話はよく出るのですけれども、例えばこの辺の地域だと人材不足である介護の施設とか、あとは地元の産業であるブロイラー産業とか、そういった産業の民間の企業の中でそういった託児所なりの施設がもし可能であれば、できるようであれば雇用の拡大にもつなげることができるのかなと思いました。きのうの釜石のホテルのお話を聞いて、とてもいい取り組みだなと感じましたので、地元でもぜひできればいいなという思いがありました。
 今回の懇談会の場もそうですけれども、最近だと女性とか、子育てを支援する、応援してくれるような事業の取り組みもふえてきている、すごく集まってきているところなので、これから徐々に働きやすい環境づくりが整備されていくことを期待しております。
 また、仕事柄の部分なのですけれども、そういう環境ができたときに対応できる技術とか能力というのも女性側も身につけていく必要があって、そういった教育の場というのも必要かなと思います。例えば実現が難しいのかもしれないのですけれども、例えば現在主婦の世代、主婦をやっているような方を対象にベビーシッターみたいな、保育業務のような補助的なことができるような方を養成して、仕事として子育てできるような環境とか、あとは介護員などを養成して子育てから手が離れてからも仕事につなげられるような可能性ということで勉強をしていく場所だけではなく、それ以外の部分でも勉強できる教育の場というのもあればその先につながるかなと思います。そういった女性に対しての支援的なフォロー研修みたいなものがあれば、いざ仕事復帰するときにも安心して出ていけるかなと思います。できれば子供を連れていけるような研修とかだと参加もしやすいのかなと思います。
 最後になりますが、そういった地域全体での子育て支援の体制とか、あと教育だとか、そういったものがあれば結婚しても魅力とかにもつながると思いますし、少子化の問題にもつながっていくと思います。その先に若い世代の住みやすい地域づくりというのも見えてくるかなと思います。私自身もまだ独身なので、私自身の婚期も少し早まればまたうれしいなと思います。
 以上です。

東大野室長

 ありがとうございます。
 知事お願いします。

達増知事

 鉄道と連携したバスの本数が少ないというお話がありました。バスについては、県のほうから機会あるごとにより利便性を高めるようにと、住民の皆さんにいいようにということをバス会社に言っていきましょう。
 夜暗いということについては、県で明るくできるところは明るくしなければならないところはちゃんと明るくするようにしていきましょうね。
 そしてコンビニは、セブンイレブンの幹部の人と最近会う機会があって、というのは北上にセブンイレブン向きの弁当とか総菜とかつくる工場が今度建つことになり、かなり岩手県北部にもセブンイレブンの店をどんどん建てていこうとしているようですから、増えるのではないかと思います。そういう外から入っていくというのもあるのですけれども、地域の中からも販売、サービス、交流、そういう活性化をやっぱり工夫していかなければならない局面なのではないかなというふうに思っています。
 そして、橋場さんからは女性が働きやすい環境づくりということで子育てのこととか、あと結婚退職の問題とかお話ありましたけれども、今年度、県で音頭をとりまして、女性関係団体プラス各種産業団体ですね、商工会議所ですとか、あとは農協ですとか、そういったところ、特に産業関係でも人を雇って働いてもらっているような会社の経済団体に参加してもらって、職場の環境を女性が働きやすいようにしていきましょう、子育てと仕事が両立しやすいようにしていきましょうということを初めてそういう経済界と女性団体と、あと県も一緒になって推進していこうという団体を立ち上げて活動を始めていますので、そこを通じてもどんどんよくしていきたいというふうに思います。

東大野室長

 最後に、お待たせしました。久保さんよろしくお願いいたします。

久保みどり

 私は現在中学校で英語のサポートをしているという立場から、これから国際化というのはどんどん進むと思うので、子供たちの英語力の向上の底上げをしたいなというのを思っています。英語というのは、すぐ1年とか2年で身につくものではないので、長いスパンで見て少しでも子供たちが英語に触れる機会がふえる何かきっかけがあればいいなと思っています。
 小学校3年生から英語教育が義務化されるということは大変いいことだと思っています。3年生よりも独自に、例えば県では1年生から触れ合う機会をもっとふやすとか、保育園、幼稚園などにもっと海外から来ている先生、ALTの先生方を派遣するとか、小さいうちに英語に触れていくことで、私自身もそうなのですけれども、英語への抵抗というのがなくなってきますし、コミュニケーション能力もつくと思うので、そういったことを少しでもしていけたらなと思っています。県でILC誘致というすばらしい事業を考えていらっしゃるということで、それに伴ってもやはり英語力とか、国際化というのは必ず必要になってくると思うので、私自身も今何をしたらいいのかと言われるとちょっとわからないのですけれども、子供たちがもっともっと英語に触れ合う機会があればなと。それは、私自身東京に通っていて、東京の公立学校との違いというのも感じますし、東京は習うところがいっぱいあるので、そういう触れ合う場というのも地域とか、県でも提供できたらなと思っています。
 あと雇用の問題も先ほど皆さんおっしゃったのですけれども、奥中山地区だけに限っては割と農業をしに戻ってくる若者というのが多いのです。なので、第1次産業をもっと大事にして、例えば牛乳、奥中山ですと乳製品とか、レタスとかが有名なのですけれども、乳製品とかを子供の牛乳離れに歯どめをかけるという意味でも、例えばキャラクターとタイアップして、それで子供たちを引きつけるですとか、何かきっかけがあれば雇用もそこで生めると思いますし、子供たちの牛乳嫌いの歯どめにもなるのではないかなというのは日々考えていました。
 あとは、一戸町自体は子育て支援住宅ですとか、保育料が隣の町とか市よりも子ども手当の中で賄えるので、本当に安くて、私のように子供が4人いると大変助かっていて住みやすい地区ではあるのですけれども、やはり雇用がないということで、安く住めるし、安く子供も育てられるけれども、働く場所がないというのがやっぱり問題で、あとは医療です。それは県全体の問題だとは思うのですけれども、県北で、例えば一戸町だけ見ても小児科は1つしかない。あと産婦人科がない。だから、産む環境がないので、どうしても盛岡とか、二戸に行かなければいけないのですけれども、二戸も産婦人科は二戸病院とあと個人病院があるかないかぐらいの感じなので集中してしまって、働いているお母さんとかが検診とかに行っても一日がかりで行くというのが実情ですので、医師不足ですとか、それが県北全体的な問題なのかなと、私自身も子供がいて、眼科に行きたくても結局盛岡とかに行っていて半日休んだりとか、下手したら一日休んで行っている状態なので、そういったことが気になっておりました。
 以上です。

東大野室長

 ありがとうございました。
 知事お願いいたします。

達増知事

 英語は、一戸町においても御所野を世界遺産にとかやっているわけですし、それから奥中山の豊かな自然もどんどん外国の人にも来てもらいたいところで、基本的な英語が自然にできるというふうにしたいと私も思います。これは岩手全体そうなのですけれども、ますますそういう異文化交流も盛んにしていかなければならないと思いますし、ILC、リニアコライダーも施設そのものは、県南のほうにあったとしても、そこで働く人たちは休暇を利用して岩手県内を旅行したりするでしょうし、そういう人たちと一緒にいろいろやっていけるような、英語の力というのは岩手全体としてつけていかなければならないと思います。
 それから雇用ですね、これはほかの皆さんも雇用が足りない、増やしたほうがいいという話があって、これは久保さんも言っていたように農業も含めてありとあらゆる分野で増やす努力をしなければならないと思っていまして、県としてもそういう取り組みをしています。農業、林業、水産業、それから工場もこの二戸エリアは高速道路網が発達しているとか、実は企業誘致に有利な材料もありますし、ここはブロイラー、そこからの加工、焼き鳥の日本一さんみたいな、そういう農林水産業をベースにした加工場とか、そういうのにも向いたところです。自然エネルギーを生かした産業というところにも向いたところですし、工業というところも頑張っていかなければならないところですね。そして、サービス業、これは観光とかもそうですし、観光もいろいろ御所野遺跡があったりとか、天台寺が浄法寺にあったりとか、そういう歴史文化、あと豊かな自然。豊かな自然については、教育旅行ですよね、山で遊んでもらうとか、農業体験をしてもらうとか、そういうような観光を、既にかなりの実績がありますし、それをどんどんまた伸ばしていきたいと思います。ありとあらゆる第1次産業、第2次産業、第3次産業、フル回転させて一人分でも多く雇用を確保していくということを進めていきたいと思います。
 医療は、六、七年前から岩手医大の医学部定数を増やし、増やす分は県からも奨学金を出して、卒業後は県に残ってもらうというようなことを進めてきて、医大の医学部の定数は50人ほど増えているのです。80人だったのが130人になって50人ふえていて、今、宮城県で新しい医学部つくりたいと挑戦しているのですけれども、そこでつくろうとしている新しい医学部というのは定員60人の医学部をつくろうとしていて、実はそれに近い定員50人の医学部を新しく1つ既に岩手ではもうつくってあるような状況です。ただ、その中から卒業した人たちがお医者さんとして活躍できるのは再来年のいわて国体スポーツ大会の年あたりからようやく県立病院とかの現場でばりばり活躍できるようになるので、その頃からは今よりはお医者さんの手配の余裕が出てくるのですけれども、あと2年ぐらいが一番きついところなので、そこをとにかく県立病院ネットワークの中で応援を回したりとか、あとは一人でも多く外から緊急医師雇用ということで途中参加でもどんどん県外から来てもらうということをやっていくというところです。

東大野室長

 これで皆さん一度はいろいろご意見いただいたわけですけれども、最初に申し上げたとおり、皆さんそれぞれお話を伺い、この際、私は言い忘れたとか、皆さんのお話を聞いて、さらにこういうお話をしたいといったことがあると思いますので、そういったことも自由に意見交換ということでしたいと思います。
 先陣を切っていただける方がいたならそのまま発言いただきたいと思いますし、言いにくいということであれば藤川副局長がお話ししますけれども、どなたかこの際。
 浪岡さんどうぞ。

浪岡友恵

 今知事さんが豊かな自然で、自然エネルギーのほうもということをお話ししたのですけれども、自然エネルギーのことでこの辺で何か考えていることは今後ありますか。

達増知事

 一戸町に近々、大きいものができるような話がありましたが。

藤川副局長

 一戸町で企業局で風力発電の計画あります。あと一戸町の工業団地のところで来今月地鎮祭やりますけれども、木材オンリーのバイオマス発電の計画ございます。たくさん森林ありますので、問題はどのぐらい森林が出せるかということ、何せ燃やす量が膨大ですので、そういった問題がありますけれども、せっかくチャンスですので、うまく回ればいいのかなと思っていました。そんなことで大分産業のほうも1次産業の活性化になるのかなと思っています。

達増知事

 バイオマスというのは、木のチップとか余ったところを燃やしてエネルギーにするということについては、むしろやりたい、やりたいという人たちが多くて、木が足りなくてちょっと困っているという現状ですよね。

東大野室長

 そうですね、藤川副局長はプロですけれども、資源を維持しながらやっていかないと、燃やしたはいいけれども、はげ山だけが残ったのではどうしようもないので。

達増知事

 燃やす木の材料のコストがちょっと高いのは、木を建材、建築材料とかに使うのがいま一つ少ないから、そっちのほうがどんどん増えれば、端材、余った木というのが安く手に入るのです。今は材料として使われる木が足りないから、生えている木を切って、それをエネルギーのほうの燃やす材料にしようとすると高くついてしまうので、二の足を踏んでいるところが幾つかあるのですけれども、一方、世界の木材需要で日本の木材が大分有利になってきて、結構、日本の木材がそれなりの値段で建築材料として売れるようになっているし、あと、木でもうまく張り合わせたり加工をして、かなり大型の建物の材料にも安全性で問題なく使えるようになってきているから、岩手の森林の資材としての活用を増やすということをやりながら、バイオマスエネルギーとしての材料も確保していくというのを進めなければならないと思います。

東大野室長

 柴田さんも何か言いたげですが。

柴田恵理子

 東京とか都心であったら女性に住みやすいまちとすればもうずっと女性はそこにいると思うのですけれども、二戸市の場合、私の周りも結構そうなのですが、他県の方と結婚していなくなってしまう人がこの2年ぐらいで三、四人はいるのです。結婚した割合のほぼ8割ぐらいの感じで他県や他の市にいなくなってしまうので、女性がすごい住みやすくて、ここにずっといたいといっても、他県や他の市の人と結婚なさると、女性はどうしても男性側について移動してしまうので、女性の住みやすいまちになるのと同時に、二戸市の男の人たちが生き生きと仕事も生活もできるようになって、二戸市やその土地で結婚がたくさん生まれたらいいなと思うので、女性をポイントとして見てくださるのはすごくうれしいのですが、同時に男性陣を元気にしていくような活動も必要なのではないかなと思いました。

達増知事

 そうですね、女性活躍支援、女性を元気にというのは男たちもそういうことができるようにという意味でもあるので、裏腹だと思います。農業では結構男性が頑張って、女性がこっちに来るというケースもあるみたいですし、そういうのを農業以外のいろんな分野でもこの二戸地域で活発にしていくことは大事ですね。

東大野室長

 各種団体でも、実は商工会でも農協でもそうですね、漁協でも女性部のほうがよほど元気ですので、女性たちが元気だときっと地域を活性化してくれると思います。
 ほかによろしいですか、久保さんいかがですか。

久保みどり

 私も奥中山高原スキー場に冬に行っていますと三沢の基地の方たちが本当に多くて、4分の1とか3分の1ぐらいは外国人のお客様なので。

達増知事

 実はそうなのですか。

久保みどり

 なので、やっぱり交通の利便がいいというのもあって、これは夢物語みたいな感じなのですけれども、例えば大型アウトレット施設をつくれば三沢からの基地のお客様が、外国の方ですとか、雇用も一気に生めたり、若い人も安くていいものが買えるとか、ちょっとおしゃれでおいしいものが買えるとかだと県内外から来るのではないかなというのはちょっと思ったりもしていました。

達増知事

 実は交通の便はいいですからね。

久保みどり

 いいですね、高速道路もありますし、新幹線もとまりますし、なので青森方面からも、盛岡方面からもいいかなとは思っていました。

東大野室長

 橋場さんいかがですか、この際。

橋場早苗

 この辺の雇用の受け皿が少ないとかという話もさっき出たのですけれども、実際に介護職、うちの訓練施設でも介護の養成研修とか、あとパソコンの指導とかもそうなのですけれども、実際にそういった指導、訓練とかやっていて、受け皿も介護施設だと割と求人とかも多かったりするのですけれども、なかなか行く生徒が少ないというのが現状であるのです。雇用が全くないというわけではないと思うのですけれども、仕事を選ぶ側のほうもある程度自分の生活を重視して希望がある。そこは我慢してでも、とにかく就職すればいいというような受講生とかも減ってきているのが現状なので、ある程度とにかく何でも稼げばいいというわけではなく、ある程度自分のやりたいことだったり、生活が充実するというか、安定するような職場というのを求職者の方たちも選んでいく傾向というのがあるので、その辺の魅力ある職場づくりというか、そういった企業側の努力でもないですけれども、イメージももうちょっと上げていくことも必要かなというのは感じます。

達増知事

 おとといだったと記憶していますけれども、厚生労働省岩手労働局が、県と連携してやるのですけれども、人手不足部門の労働環境の向上と正社員化を進める運動をこの夏に展開しますと発表し、介護、あと建設、建築、それから水産加工とか、そういう人手不足部門を、要は給料をもっと高くしましょうということです。そして、あとはできるだけ正社員化して、働きやすく、かつ収入も得られるようにするということで、ということで雇用の場が少ないという一方で、人手不足部門というのも結構あるので、その人手不足部門がもうちょい生産性を高くして、一人一人の給料を高くできるように工夫しようということ、そこはやっぱり地域の中で努力していかなければならないところだと思います。そうやって、それは非常に大事なことで、人手不足部門のところで給料が一定上がって、そこで働く人たちにお金を使う余裕が出てくると、その地域の商業とか、飲食業とか、あとはヨガインストラクターみたいなところにお金を払う余裕も出てきますので、そういったところに仕事の場ができてくるといい循環になるので、今回の労働局と県が連携してやる人手不足部門の労働環境改善、正社員化推進運動というのは地域経済を構造的によくしていくための非常に大事なことだと思っていて、そこはしっかりやっていきたいと思っています。

東大野室長

 神久保さん。

神久保知香

 皆さんのお話を受けて、雇用とかで学校を卒業してから他県、関東のほうに行った方でも、やっぱり都会暮らしが合わなかったりとか、会社ほうのほうと合わなかったり、地元が嫌いという人はいないので、Uターンしてくる方とかも結構だんだんいるなと感じているので、自分のやりたくない仕事だったりとかをやるとかということはないですが、人手不足のところと雇用のところがいいように回っていけば、だんだん高校卒業とかしてすぐは結構いなくなって楽しく遠くで暮らしている人が多いのですけれども、だんだん年数がたつと同時に帰ってくる人も増えているなというのを感じることが最近多いので、その人たちが働いて、また人口もふえていったり、そして子供も育てていければいいのかなと感じます。

達増知事

 岩手県全体の人口流出の統計をグラフにしてみたのですけれども、1980年代は、去年「あまちゃん」でキョンキョンがやっていた若い春子が東京に出て行ったあの時代は、やはり1万人近く岩手から人口流出していたのですが、1990年代には岩手からの人口流出数が1,000人くらいにまでぐぐっと減るのです。1995年には329人しか流出しない年もありました。2000年代に入って、また流出数がどんどん増えて、ちょうど私が知事になるころに6,000とか7,000とかまでまた人口流出がふえ、その後人口流出は4,000、2,000と減って、去年、おととしは2,000人ぐらいの水準になっていて、実は人口流出というのはかなり地域の経済情勢とか、雇用環境によって変わるし、また329人しか流出しなかった年があるということは、働く場があるのであれば、やっぱり出ていきたくない、あるいは戻ってきたいという人がかなりいるということでもあるので、そこはあきらめずに、国のほうでも人口減少にしっかり対応しなければならないということで地方創生本部を立ち上げ、地方担当大臣を設けてということをこれから夏から秋にかけてやると言っているし、国が本気でやる政策と地方の努力をうまく組み合わせれば人口流出をゼロに持っていくということは不可能ではないと思っていまして、そういうふうにしたいと思います。

東大野室長

 予定の時間が迫ってまいりましたけれども、さらに一言とお考えの方いらっしゃれば。よろしいですか。
 またいろいろお考え、発想、提案とかございましたら、藤川副局長がずっとおりますので、こちらのほうにさまざまご提案いただいて。

藤川副局長

 ウイメンズカシオペアのメンバーですので、いろいろお聞きして。

東大野室長

 そうですね、新しい集まりをつくっていろいろご意見いただいているというふうにも聞いていましたので、その席ででも、それ以外ででもご提案いただければ、必要なものは本庁のほうに遠慮なく伝えてくると思いますので、その機会も生かして使っていただきたいと思います。

東大野室長

 それでは、最後に知事から所感をお願いいたします。

達増知事

 大体言いたいことは全部言いましたので、この後、雑談的に何か言い残したことがあると思えば言います。

東大野室長

 それでは、一通り、最初にお話し申し上げた後……

達増知事

 そうですね、今思い出したのですけれども、今日は大変有意義なやりとりができたと思います。これで終わりではないので、これと全く同じ形のこういうものをもう一回やるかというと、それはまだ全然やらないかもしれないのですけれども、さっきのカシオペア……

藤川副局長

 ウイメンズカシオペア。

達増知事

 時々集まる機会はあるのですか。

藤川副局長

 1回目を7月17日にやりまして、それは顔合わせだったのですが、あともう一回集まりを持ってディスカッション、ワークショップみたいなのをやって、最後に発表会をやります。発表会に市長さんにも来ていただいて、そしていろいろ具体的なできることはできるだけ施策にいたしたいと考えておりました。

達増知事

 そういうわけで、どんどんまたいろいろご意見をいただければと思います。私に直接でも構いませんので、よろしくお願いします。

東大野室長

 それでは、本日は朝早い時間から割いていただいて……

達増知事

 あるいは県議会の方に直接でもいいし、この機会に顔を覚えていただいて。

東大野室長

 ありがとうございました。
 

閉会

東大野室長

 これで、県政懇談会「がんばろう!岩手」意見交換会を終了させていただきます。大変ありがとうございました。
 

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