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いわてグラフ3月号(第731号)テキスト版

ID番号 N8836 更新日 平成26年1月17日

表紙

いっしょに育む希望郷いわてマガジン
いわてグラフ2012年3月号 第731号
平成24年3月1日発行(年5回発行)
がんばろう!岩手 つながろう!岩手

表紙の子どもたち
野田村立野田小学校の1年生の児童たち。震災直後は地域の避難所になった野田小学校ですが、児童たちはみんな元気いっぱい。冬でも外に飛び出して、鬼ごっこをして遊びます。

コンテンツ

2 特集1 復興実施計画の進捗状況
皆さんの安心のために
基盤づくりを全力で!!
4 復興に向けて
できることをひとつずつ!
6 災害関連インフォメーション
7 岩手県からのお知らせ
8 特集2 内陸からの復興支援
内陸のチカラを合わせて
被災地の復興をサポート!
平泉の世界遺産ヒストリー

広聴広報のご案内

  • 県公式ホームページ:http://www.pref.iwate.jp/
  • 岩手県広聴広報課Twitter(ツイッター):http://twitter.com/pref_iwate
  • いわてモバイルメール・メールマガジン配信中!
  • 県政テレビ「いわて希望のちから」
    IBC岩手放送・テレビ岩手・岩手朝日テレビ・岩手めんこいテレビで放映中!

ご意見・ご提言はこちら!
ハガキ:〒020-8570(住所不要)岩手県広聴広報課
電子メール:koucho@pref.iwate.jp
電話:019-629-5110(平日 午前8時30分から午後5時)
ファクス:019-651-4865
企画・発行 岩手県秘書広報室広聴広報課
岩手県盛岡市内丸10番1号
電話:019-629-5283
編集・印刷 株式会社 盛岡博報堂

岩手全体の復興に向け県民みんなで進んでいきましょう

あの大震災津波から1年。犠牲になられたかたがたに、心から哀悼の誠を捧げます。思い出すのはつらい、思い出したくない、というかたも多いでしょう。しかし、3月11日は、県民にとって、忘れることのできない、忘れてはならない日となりました。
極限状況の中で、力を振り絞り、手をつなぎ、暖め合い、それぞれの安全を確保された皆さん。
避難誘導、人命救助、救援活動に奔走された皆さん。電気のない暗闇の中、連絡も取れず、家族、親族、仲間の安否を気遣われた皆さん。岩手は深く傷つき、大きな苦しみに耐えました。
その日から1年、津波被災地には更地が広がり、復興への歩みはまだ初期の段階です。しかし、この1年、県民はかつてないような底力を発揮し、かつてないような「つながり」の力を得て、被災者支援、復旧、復興を力強く進めてきました。県も、被災者一人ひとりが復興の主役となり、生活の再建を果たすことができるような支援体制をつくり、津波被災地が前よりも安全・安心、前よりも豊かになれるような、まちづくりと産業再生の仕組みをつくってきました。
岩手の復興は、沿岸と内陸がひとつになった、岩手全体の復興です。犠牲になられた方々のふるさとへの思いをしっかり受け継いで、「いのちを守り 海と大地と共に生きる ふるさと岩手・三陸の創造」そして「希望郷いわて」に向かって、県民みんなで進んでいきましょう。
岩手県知事 達増拓也

震災からの歩み(平成23年12月中旬から)

東日本大震災津波の概要

発生日時:平成23年3月11日(金曜日)午後2時46分
震源地:三陸沖(北緯38度06.2分、東経142度51.6分)
地震規模:マグニチュード9.0
被害状況:死者4,670人、行方不明者1,314人(うち死亡届の受理件数1,197人)、家屋倒壊数24,746棟(2月14日現在)

  • 12月17日 仮設商店街「福幸きらり商店街(大槌町)」オープン
  • 12月20日 仮設商店街「大船渡屋台村」オープン
  • 12月22日 大型商業施設「シーサイドタウンマスト(大槌町)」オープン
  • 12月23日 仮設商店街「平田パーク商店街(釜石市)」オープン
  • 12月26日 沿岸12市町村の復興計画が出そろう
  • 12月26日 県復興特区プロジェクト・チームの設置
  • 12月27日 災害復興公営住宅(釜石地区2団地)の整備を決定し、設計業務委託の入札公告を実施
  • 1月16日 釜石市立唐丹小学校が、仮設校舎で授業再開
  • 1月17日 釜石市立唐丹中学校が、仮設校舎で授業再開
  • 1月19日 岩泉町立小本小学校、小本中学校が、仮設校舎で授業再開
  • 1月27日 仮設商店街「釜石はまゆり飲食店街」オープン
  • 1月31日 復興交付金事業計画書を国へ提出
  • 1月31日 災害復興公営住宅(大槌地区1団地)の整備を決定し、設計業務委託の入札公告を実施
  • 2月1日 県立高田病院が入院患者の受け入れ開始
  • 2月6日から20日 「岩手県の東日本大震災津波からの復興に関する意識調査」を実施
  • 2月7日 秋田県と災害廃棄物(がれき)処理に関する協定を締結
  • 3月11日 東日本大震災一周年岩手県・陸前高田市合同追悼式
  • 4月 三陸鉄道 陸中野田から田野畑間運転再開(予定)

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特集1 復興実施計画の進捗状況

皆さんの安心のために基盤づくりを全力で!!

3月11日の東日本大震災津波から、1年が経とうとしています。甚大な被害を被った沿岸部の暮らしや仕事、まちづくりは、現在どのように進んでいるのでしょうか。県では昨年8月に策定した復興計画に基づいて復旧・復興を進めてきました。県民の皆さんと現状を共有し、一緒に進んでいくために、1年の節目に主な事業の取り組み状況をお知らせします。引き続き復興に向けて全力で取り組んでいきます。

「安全」の確保
安全で安心な多重防災型まちづくりに向けて道路や鉄道の整備などを進めています。

がれきの撤去

生活に支障が出るがれきの撤去は、ほぼ完了。県内内陸部や他の都道府県などと協力して処理を進めており、平成26年3月末までの完了を目指しています。

放射能対策

子どもの健康と食の安全・安心を中心に、学校や通学路の放射線量の測定、県南地域の子どもを対象とした健康調査などを行っています。

復興道路の整備

県が要望した14区間すべてが新規事業化され、田野畑村・尾肝要トンネル工事などが開始。「三陸沿岸道路」「東北横断自動車道釜石秋田線」「宮古盛岡横断道路」の早期完成に向けて整備を進めています。

三陸鉄道の復旧工事

4月の[陸中野田から田野畑]間の運転再開を目指し、工事を進めています。

街灯や信号の整備

壊れた街灯や信号の整備を進めています。停電した時でも安全を確保できるように、発電機をつけた災害対応型の信号機を整備しています。

海岸堤防の復旧・整備

沿岸市町村のまちづくりの基礎となる24地域海岸の堤防の高さを設定。新しい海岸堤防は、自然環境との共生や地域の特性を生かした良好な景観に配慮しながら、概ね5年以内の復旧・整備を目指します。

「暮らし」の再建
一日も早い暮らしの再建に向けて仕事や住まいのサポートを行っています。

雇用対策

平成23年度は震災対応として10,000人の雇用創出を予定。被災地域での就職面接会を50回以上開催。この他、企業誘致により500人以上の雇用を生み出しています。
仮設診療所の整備被災地の医療環境の回復を図るため、高田病院などの県立病院を含む医科18か所、歯科13か所の仮設診療所を整備。3月末までに、さらに医科1か所、歯科1か所の整備を行います。

高齢者への支援

高齢者の生活不活発病予防や孤立化防止のため、沿岸市町村で介護予防教室とふれあい運動教室を開催しています。

心のケア
  1. 大人へのサポート
    特に被害の大きかった7市町村に「震災こころの相談室」を設置し、相談や診察、訪問活動を行っています。継続的・長期的なケアを行うため、3月末までに内陸部に「県こころのケアセンター」、沿岸部4地区に「地域こころのケアセンター」を設置します。
  2. 子どもへのサポート
    臨床心理士を学校などに派遣して心のサポートを実施しているほか、沿岸3地区に「子どものこころのケアセンター」を設置し、診察や巡回相談を行っています。
いわての学び希望基金

震災によって親を失い、経済的に学校に通うことが厳しい子どもたちのために、生活費や修学資金を支援する「いわての学び希望基金」を設置。社会人として独り立ちするまで息の長い支援をしていきます。

  • 小学生から大学などの学生までの奨学金
    県庁教育企画室 電話:019-629-6108
  • 未就学児童への給付金
    県庁児童家庭課 電話:019-629-5461
  • いわての学び希望基金への寄附
    [個人の方]県庁税務課 電話:019-629-5144
    [法人の方]県庁復興局総務課
    電話:019-629-6922
住宅の支援
  1. 災害復興公営住宅の整備
    市町村と連携して建設用地を選定中。現在、釜石市2団地(約160戸分)と大槌町1団地(約35戸分)の建設が決定。被災者の皆さんの恒久的な住宅確保に向けて、早期の完成を目指します。
  2. 住宅再建などの支援
    住宅ローンの負担を軽減するため、金融機関からの借り入れに対する5年間分の利子補給や、被災住宅の補修・改修、被災宅地の復旧に対する補助などの支援を行っています。

「なりわい」の再生
水産業や企業の事業再開に向けて支援を行っています。

漁船、共同利用施設の復旧・整備

漁船2,624隻、養殖施設7,880台の復旧・整備を完了。漁業協同組合による共同利用漁船、養殖施設の整備により、ワカメなどの収穫を再開しています。また、定置網などの漁具の整備に対する支援も行っています。

サケふ化場の整備

沿岸部28ふ化場のうち18ふ化場で採卵を実施。春の稚魚放流に向け、飼育施設などの整備も概ね完了しています。

製氷・貯氷施設の整備

14か所ある施設のうち11か所において、製氷・貯氷施設の修繕などを進めており、うち5か所が再稼働しています。

魚市場の復旧・整備

13産地魚市場のうち12か所は再開、3月末までにすべての魚市場の復旧・整備を完了します。

企業への支援
  1. 被災企業への金融支援
    中小企業東日本大震災復興資金により、事業再生に必要な資金を支援しています。
  2. 中小企業などの復旧・復興支援
    中小企業等グループ補助金や仮設工場の整備をはじめ、二重債務の解消など、各種制度により支援。平成23年11月現在で、沿岸部のものづくり企業の7割が操業を開始しています。
  3. 仮設店舗や事業所の整備
    中小企業基盤整備機構の支援によって、店舗や事業所などの仮設施設を整備。2月現在で113の企業などが事業を再開しています。

[写真キャプション]
活気を取り戻した宮古魚市場

被災者相談支援センターのご案内

被災者の皆さんの生活再建に向けて、関係機関と連携しながら、さまざまな相談・お問い合わせに柔軟に対応しています。出張相談会も行っておりますので、詳しくは各地区の相談支援センターにお尋ねください。
相談時間午前9時から午後5時(平日)

久慈地区被災者相談支援センター

所在地:県久慈地区合同庁舎1階 久慈市八日町1-1
電話:0194-53-4981

宮古地区被災者相談支援センター

所在地:県宮古地区合同庁舎1階 宮古市五月町1-20
電話:0193-64-2211
下記のセンターでも対応しています。

  • 岩泉サブセンター(岩泉町小本支所)
  • 豊間根サブセンター(豊間根生活改善センター)
  • 山田サブセンター(山田町役場本庁3階)
  • 船越サブセンター(船越防災センター)
釜石地区被災者相談支援センター

所在地:シープラザ釜石2階 釜石市鈴子町22-1
電話:080-5734-5494または080-5734-5495
下記の窓口でも対応しています。

  • 大槌町被災者支援相談窓口(大槌町役場仮庁舎)
大船渡地区被災者相談支援センター

所在地:県大船渡地区合同庁舎1階 大船渡市猪川町字前田6-1
電話:0192-27-9911

4ページから5ページ

復興に向けてできることをひとつずつ!

震災から1年がたち、県内に少しずつ希望の兆しが見え始めています。前を向き、動き出した沿岸部の人たちがいます。沿岸部の復興を支える内陸部の人たちがいます。
各地で始まっている、復興への一歩をご紹介します。

アグリランド高田陸前高田市
真っ赤に実ったイチゴに復興への思いを込めて、再び沿岸の農業を担う

陸前高田市横田町のハウスでは、今、イチゴの収穫期を迎えています。真っ赤に実ったイチゴの名前は、『復興いちご』。被災した農業生産法人アグリランド高田が、この秋から栽培を始めています。震災以前、米崎町にあった同法人は、津波によって1.3ヘクタールの農地も施設もすべて流出。被害の少なかった横田町の休耕地を借り、いち早く営農を再開しました。
「従業員を守るためにも、やめるわけにはいかなかった。ゼロからのスタートでしたが、少しずつでも農業をやっていこうと決めたんです」と、畠山修一社長は振り返ります。昨年4月、横田町に4棟のハウスを再建し、まず夏場の主力となる契約栽培のトマトに着手。その後9月から、県農業研究センターの技術協力を得て、塩害の心配がなく被災地でも営農を再開しやすい高設栽培システムによるイチゴの栽培を行っています。
「アグリのトマト、アグリのイチゴはウマい!と言われるのが、何よりも励みになります。すべてを失いましたが、夢はちゃんと自分の中に生きている。どこまでできるかわかりませんが頑張るだけですね」と、畠山社長。現在、新たなハウスを建設し、次の一歩に向けて動き出しています。

[写真キャプション]
高設栽培システムによる「復興いちご」は好評で、引き合いが殺到。被災した農家の中でもこのシステムを導入する動きが出ている。
高設栽培システム:地面より高く作業しやすい高さの台で育てる方法。

仮設工場 久慈市
仮設工場の完成で地元企業が事業再開!

昨年12月、久慈市に2つの仮設工場が完成。年明けにその工場の一つ剣道防具工房「武道具一心」が操業を開始しました。これは、中小企業基盤整備機構の補助事業を活用したものです。同様に補助事業を活用する施設設備は市内に20か所ありますが、事業所としての再開は初めてのケースです。
久慈港そばの工業地帯が大きな被害を受けた久慈市。そこには地元経済の中心となる縫製業、漁業関係の工場や施設など約100社が集まっており、ほとんどが浸水による全壊または半壊の被害を受けました。市では震災直後から、大規模な被害を受けた事業所を中心に聞きとり調査を開始。「困っていること、事業用地の希望、補助金のニーズなどを聞いた上で、土地の確保や資金調整に動きました」と、久慈市商工観光課の藤原幸治さん。
浸水地域でないこと、道路や水道などの整備状況や土地の権利問題など、要件を満たす所は少ないのですが、市は事業主に情報提供をし、支援をうまく活用してもらうためのつなぎ役。地元経済を盛り上げ、安定した地元雇用につながる事業所の再開支援を継続中です。

みやこ食品加工・販売研究会 宮古・山田地区
再び立ち上がるために、みんなで力を合わせて三陸の味と技を全国へ!

「みやこ食品加工・販売研究会」は、宮古地区の水産加工業者が連携し、商品開発や地域のPRに取り組んできた団体です。震災によってメンバーの半数が、店舗や工場が流出するなどの甚大な被害を受けました。
「被災した3社を新メンバーに加え、9社で再スタートを切りました。とにかく少しでも早く、生産を再開しなければならない。手探りの状態でしたが、みんなで協力してやってみようと話し合ったんです」と、木村トシ会長は話します。研究会では、県の支援により[食品加工販売業者の相互連携を通じた共同復興事業]を立ち上げ、活動を開始。加工場の復旧と販売の再開に取りかかる一方で、共同で販売促進チラシを作ったり、新たな販路を開拓するなど、連携して復興に取り組んできました。
「これまで研究会のつながりがあったから、何とかやってこれました。今は補助金などを受けていますが、今後はそれぞれが自立し、研究会自体も補助金に頼らず自力でやっていくことが大事。連携も大切にしながら前に進んで行きたい」と、三陸の味と技の復興を目指し、心をひとつに頑張っています。

アドボートジャパン 盛岡市
漁船に企業ロゴを掲示、新たな支援の仕組みで漁業者をサポート!

その漁船には、横文字のおしゃれな企業ロゴが張られ、まるで海外の漁船のよう。一風変わったこの漁船は、盛岡市のアドボートジャパン合同会社が手がける「復興支援船」のひとつです。アドボートジャパンは、支援が行き届かない個人漁業者をサポートするために、プロジェクトを発足。[企業から支援金を募り、漁船・漁具の購入資金に充てる] [漁師は企業のロゴを貼り、感謝の気持ちを表す]という、支援者と漁業者をつなぐ新たな仕組みを作りました。
「いただいた支援金を見えるカタチにすれば支援者も納得しますし、顔の見える支援ができると思ったんです」と話すのは、菅原誠代表。靴店を営む菅原代表がファッション業界を中心に呼びかけたところ、東京、千葉、静岡、兵庫、岡山などの企業が賛同。この仕組みによって、現在4隻が漁を再開しています。
「レストランウェディングを展開する企業が、ホタテ養殖の漁師さんを支援したことがきっかけで漁師さんからホタテを買うことを決定。新たな結び付きが生まれています」と、菅原代表。顔の見える支援で復興を支える、新たな取り組みが始まっています。

6ページ

県外職員(注)からの応援メッセージ

(注)県外の地方自治体から岩手に派遣された職員

大阪府から派遣。
沿岸広域振興局土木部 大船渡土木センター 勝本浩之さん

昨年6月1日から岩手県大船渡土木センターに配属され、公共土木施設の災害復旧業務などを担当。大阪府からは25名の職員が派遣され『復幸』に奮闘中です。
昨年の災害査定で気仙地区の県管理道路・河川・港湾・海岸の復旧費用(180・潤E総額912億円)が認められました。今後、本格復旧への長い取り組みが始まります。私が岩手生活で実感したのは、「岩手の人沈深(ちん しん)牛の如し」と言われるような素晴らしい道徳観に根ざした動じない心と、必ず成し遂げる強い意思。
そんな岩手の皆さん、「早い!上手い!安居!(安心して居られる)」復旧・復興を目指して共に力を合わせて頑張りましょう。

東京都から派遣。
復興局復興特区プロジェクト・チーム 前田瑞穂さん

昨年7月11日から岩手県で勤務。復興局生活再建課を経て、復興特区プロジェクト・チームに配属。現在、24名の都職員などが岩手で頑張っています。
赴任してすぐ生活再建課に配属になり、被災者の皆さんの暮らしの立て直しのお手伝いをしてきました。お金のこと、住まいのことなど、生活に密着した仕事でしたので、一歩ずつ前に進む様子を肌で実感しました。現在は復興特区の申請に携わり、国と県、市町村などとの間で調整役を担っています。本当の復興とは、一人ひとりの復興が実現できて初めて言えること。それまで私たちも支援を続けていきます。一緒に頑張っていきましょう。

災害関連インフォメーション

「生活不活発病」に注意しましょう

「生活不活発病」とは、「動かない状態」が続くことにより、心身の機能が低下して「動けなくなる」ことをいいます。住まいや生活のリズムが変わり、外出や運動が減っていませんか。積極的に体を動かすことで病気を予防しましょう。

「生活を活発に」するポイント
  • 日常生活の中で、自然に体や頭を動かす機会を多く持ちましょう。
  • 震災後だからと遠慮せず、人生を楽しみながら過ごしましょう。散歩やスポーツは、気分転換を含めて効果的です。できるだけ外出の機会を増やしましょう。
  • 身の回りのことや家事などが少しやりづらいな、動きにくいな、と感じるようになったら、「年のせい」「気のせい」「仕方ない」と思わずに、早めに身近なボランティアや保健師、医師に相談しましょう。

沿岸市町村の地価動向について

被災した沿岸地域において地価上昇や投機目的の買占めなどが懸念されています。そこで、沿岸12市町村25地点の地価の鑑定評価や買占めなどの情報を収集する短期地価動向調査を実施しています。
第1回短期地価動向調査(平成23年10月1日基準日)では、継続的な地価上昇のおそれや復興の妨げとなる土地の買占めなどは認められませんでしたが、復興計画の推進に伴い、今後も地価上昇などの可能性があるため、引き続き調査を実施します。調査結果は、県公式ホームページで公表しておりますので、土地取引の価格指標としてご活用ください。また、引き続き、悪質な高値取引などの情報提供を受け付けておりますので、情報をお持ちのかたや上記内容に関するお問い合わせは、県庁環境保全課までご連絡ください。
お問い合わせ:県庁環境保全課 電話:019-629-5269
詳しくは県ホームページ 「地価動向」でサイト内検索

岩手県産業復興相談センターのご案内

被災した事業者の早期の再生を支援するため、資金繰りや事業計画の策定などの幅広い相談に対応するほか、「二重債務問題」を解消するため、岩手産業復興機構が行う金融機関からの債権買取などを通じて財務改善を支援しています。相談は無料ですので、お気軽にご相談ください。
お問い合わせ:岩手県産業復興相談センター
電話:019-681-0812
または沿岸地域の商工会議所・商工会内の相談事務所
 

中小企業東日本大震災復興資金のお知らせ 

東日本大震災により被害を受けた中小企業者のかたに、経営の安定化に必要な資金を融資する制度です。
[融資限度額]8千万円以内
[融資利率]10年以内 年1.5%以内
10年から15年以内 年1.7%以内
[保証料率]年0.8%
り災証明書の発行を受けた場合の保証料は県が全額補助
[返済期間]15年以内(据置3年以内)
[申込先]県内の銀行・信用金庫の本支店
[問]県庁経営支援課 019-629-5542

県に寄せられた義援金・寄附金の使いみち

  • 県に寄せられた義援金・寄附金額(1月31日現在)
    【義援金】16,706,740,160円 【寄附金】18,393,207,263円(うち、いわての学び希望基金への寄附金3,211,132,403円)
  • 義援金:住宅が全壊・半壊した方、ご家族が亡くなった、行方不明である方に支給しています。
  • 寄附金:被災者の生活支援や住宅の再建、中小企業が資金貸付を受ける際の保証料補助、ワカメ・ホタテなどの種苗の生産や購入を支援、学校施設などの復旧、児童・生徒の修学支援、教育の充実、いわての学び希望基金積立金 などに使われています。

多くの皆さんにご協力いただき感謝申し上げます。引き続き、皆さんのご支援をよろしくお願いします。

イーハトーブいわて物語
そういう旅に私はしたい。
いわてデスティネーションキャンペーン開催2012年4月1日から6月30日
デスティネーション(目的地・行き先)とキャンペーン(宣伝)の造語
県やJRなどが協力して、日本最大規模の観光キャンペーンを行います。たくさんのお客様に喜んでいただくために、笑顔とまごころでお迎えしましょう!

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岩手県からのお知らせ

ご協力ください

野生動物への安易な餌付け防止

【なぜエサをやってはいけないの?】

  • 人間に依存するようになり、本来の生存力が低下します。
  • 人間への警戒心がまひします。農作物を食べるなど人とトラブルを起こすようになると、害獣として駆除されてしまうこともあります。
  • 鳥インフルエンザなどの病原体が靴底に付着し、別の群れや家畜に拡がるおそれがあります。
  • 越冬地や繁殖地の集中化や渡り時期の遅延など、生態に影響を及ぼすおそれがあります。

野生動物が、人間と一定の距離を保つことは、自然界で生きていくうえで重要なことです。野生動物を観察する時は、正しい知識を持ち、干渉せず、自然のままの姿を静かに見守っていただくよう、ご理解とご協力をお願いします。
お問い合わせ:県庁自然保護課 電話:019-629-5371

ご注意ください

「ATMに行け」と言われたら詐欺

公的機関の職員を名乗る人から、「医療費(医療保険)の還付金があるので、ATMで受取手続きをしてください。」と電話を受け、指示されるままにATMを操作し、知らないうちに犯人の口座へお金を振り替えてしまう「還付金等詐欺」が発生しています。
ATMで“お金を受け取る”操作はできません。「ATMに行け」と言われたら、それは詐欺です。
「おかしい」と思ったときには、すぐに警察に相談しましょう。
お問い合わせ:県警察本部生活安全企画課
電話:019-653-0110

ご利用ください

岩手県労働者等生活安定支援資金

東北労働金庫と連携して、以下の生活資金融資制度を実施しています。

離職者対策資金貸付金(原則1名の連帯保証人が必要)
  • 対象 倒産や雇い止めなど事業主都合により離職したかた
  • 限度額 100万円
  • 融資利率 年0.75%(別途保証料年1.2%必要)
  • 返済期間 10年以内
育児・介護休業者生活資金貸付金
  • 対象 育児・介護休業期間中または復職後6ヶ月以内のかた
  • 限度額 100万円
  • 貸付利率 年1.0%(別途保証料年0.7から1.2%必要)
  • 返済期間 7年以内

お問い合わせ:県庁雇用対策・労働室
電話:019-629-5586
東北労働金庫岩手県本部
電話:0120-1919-62(フリーダイヤル)
または東北労働金庫県内各支店

労使トラブル解決制度

解雇や賃金未払い、パワハラなど労働者と事業主との間に起こったトラブルについて、労働問題に詳しい労働委員会委員が、解決に向けたお手伝いをしています。労働者個人のほか、労働組合や事業主など、どなたでもご利用できます。相談は、随時事務局で受け付けていますので、当事者だけで解決が難しいときは、労働委員会をぜひご利用ください。
お問い合わせ:県労働委員会事務局 電話:019-629-6276

肝炎医療費助成制度

B型肝炎やC型肝炎の治療に係る医療費の一部を助成しています。
これから治療を受けようと考えているかたは、まず、お近くの保健所にお問い合わせください。

  • 対象医療 ウイルス除去を目的としたインターフェロン治療、B型肝炎に対する核酸アナログ製剤治療、テラプレビルを含む3剤併用療法
  • 助成期間 原則、治療期間に応じて最大1年間

お問い合わせ:県庁医療推進課 電話:019-629-5472

県職員の給与等のあらまし

県職員の給与については、県議会における予算や給与条例の審議、県人事委員会の給与勧告等を通じて明らかにされていますが、県民の皆さんに、より一層のご理解をいただくため、そのあらましをお知らせします。

1 給与費の状況(平成23年度普通会計予算)

職員数(A)20,117人
給与費(給料87,604,010千円、職員手当46,840,138千円)計(B)134,444,148千円
一人当たり給与費(B)/(A)6,683千円
1 知事・議員等の特別職の職員や非常勤の職員に支払われる給与、共済組合、公務災害補償の負担金等は給与費には含まれていません。
2 職員手当には、退職手当は含まれていません。

2 給与(平成23年4月1日現在)

一般行政職の初任給、平均給料月額および平均年齢の状況
大卒初任給 172,200円、高卒初任給140,100円
平均給料月額 342,045円
平均年齢 43歳3月
特別職の給料等の状況
知事 給料月額1,240,000円(1,054,000円)
副知事 給料月額960,000円(864,000円)
期末手当6月期 1.40月分 12月期 1.55月分 計2.95月分
平成23年4月1日現在、給料について、知事は15%、副知事は10%の減額を行っています。()内の額は減額後の額です。

3 職員定数

部門別職員数の状況と主な増減理由(各年4月1日)
一般行政 平成23年3,969、平成22年4,046、増減数-77(主な増減理由)組織体制の見直し等
特別行政 平成23年15,300、平成22年15,492、増減数-192(主な増減理由)児童、生徒数の減少
公営企業等 平成23年4,874、平成22年4,801、増減数73(主な増減理由)診療報酬改定対応による看護師配置の見直し
合計 平成23年24,143、平成22年24,339、増減数-196

詳細は県公式ホームページの「人事課」のページをご覧ください。
お問い合わせ:県庁人事課 電話:019-629-5079

アンケートプレゼント

岩手の豊かな自然や人が育んだ県産品は安全・安心で高品質!! アンケートにお答えいただいた皆様の中から抽選で合計7名様にプレゼント。お好きな商品を1つ選んでご応募ください。下記の1から4に対する回答に、住所・氏名・年齢・職業・電話番号・ご希望商品のアルファベット記号(AまたはB)をお書き添えのうえ、はがき、ファクス、電子メールでお送りください。

送り先

  • はがき
    郵便番号020-8570(住所不要)岩手県広聴広報課「いわてグラフ3月号・読者アンケート」係
  • ファクス:019-651-4865
  • 電子メール:kouhou@pref.iwate.jp

応募締切
平成24年4月6日(金曜日)当日消印有効

当選発表
商品の発送(平成24年5月中旬頃)をもって代えさせていただきます。
A蔵ロール(1個入) 3名様
米粉のしっとりした生地で濃厚な練乳クリームをふんわり巻きました。竹炭とカカオパウダー入りの黒いスポンジと練乳の白いクリームで、日本の蔵をイメージしたロールケーキです。
お問い合わせ:菓匠 松栄堂 電話:0191-23-5009(一関市)
Bちーず豆腐(3個入) 4名様
まろやかでクリーミィな食感、濃厚なのに後味はすっきり。岩手の大豆「南部白目大豆」で作ったお豆腐屋さんの絶品スイーツです。フルーツソースなどをかけてもおいしく召し上がれます。
お問い合わせ:黒川食品 電話:0198-22-2220(花巻市)

いわてグラフについてアンケートにご協力ください。

  1. 記事は分かりやすかったですか?(番号で回答)
    (1)非常に分かりやすい (2)分かりやすい (3)普通 (4)分かりにくい (5)非常に分かりにくい
    (4)または(5)のかたは、どのような点が分かりにくかったか、参考までにお教えください。
  2. 今回の企画で面白かったもの、興味をもったものは何ですか?
  3. 県政で興味のあるものは何ですか?(番号で回答)
    (1)医療 (2)福祉 (3)雇用 (4)子育て (5)その他()
    (5)その他のかたは、興味のあるものをお書きください。
  4. 本誌へのご意見・ご要望がありましたらご自由にお書きください。

1から3については必ずご記入ください。

ご記入いただいた個人情報やアンケート内容につきましては、厳正な管理のもとで取り扱い、アンケート集計、プレゼントの発送にのみ利用させていただきます。

いわてグラフについて
震災の影響により、広報誌の規格などを変更しております。24年度の発行は年5回とし次号は6月の予定です。

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特集2 内陸からの復興支援
内陸のチカラを合わせて被災地の復興をサポート!

復興に向けて長期的な支援が求められる中、意欲的に活動している内陸の人たちがいます。少しでも力になろうと活動している学生たちがいます。2団体の取り組みを通して、今後ますます重要になる内陸の支援を一緒に考えていきましょう。

きたかみ震災復興ステーション

北上市に避難している被災者と支援者の活動をバックアップ

北上市には現在、県内沿岸地域、宮城県、福島県から約580名の被災者が避難しています。この避難者への生活支援や復興の手助け、沿岸地域への後方支援体制をつくるために、北上市、市社会福祉協議会、いわてNPO―NETサポートなど6団体が連携し、「きたかみ復興支援協働体」を設立。この活動拠点として、「きたかみ震災復興ステーション(以下ステーション)」を設置しました。
ここで担っているのは、「避難者」と「支援者」へのサポートです。避難者に対しては、生活や被災地に関する情報発信や雇用・暮らしの相談対応、コミュニティづくりの支援、交流サロンの開催などを展開。また、都市計画や建築などの研究機関、支援団体などに対しては、研究者の交流や情報交換の場をつくったり、オフィスの設置、視察のコーディネートなどの支援を行っています。
「ステーションは、避難者と支援者をつなぐ場。そしてその情報やノウハウを集約し、共有する場なんです。ここに蓄積された情報をもとに、復興活動をより効率的に促進させる効果もあります」と、菊池広人事務局長。ステーションを「集まる場」「つなぐ場」として、新たな結び付きや可能性を広げ、復興につなごうと考えています。

[写真キャプション]
1枚目 北上駅前にあるきたかみ震災復興ステーション。
2枚目 同じ町の出身者同士が集まっておしゃべりを楽しむ「ふるさとカフェ」。避難者の心のより所だ

県立二戸高等看護学院

学生の笑顔とマッサージで被災者の心と体を解きほぐす

野田村の仮設住宅に暮らす人々のもとへ、元気や癒しを届ける学生たちがいます。二戸高等看護学院の学生たちです。同学院では「少しでも被災地の力になりたい」と、昨年から学生によるボランティアを開始。6月には2年生32人、7月には3年生35人、そして12月には1年生33人が、被災者の心と身体の癒し、健康管理を目的に、仮設住宅や保育所などを訪れました。
学生たちは被災者にハンドマッサージやフットマッサージを行ったり、歌や演奏を披露。最初は表情が固かった人もマッサージで心をほぐし、津波のことや生活のことなどを学生に語ってくれたといいます。また、支援する側の役場職員や保健師、保育所の先生にもマッサージを行い、日頃の苦労をねぎらいました。
「実際に現地を見て、被災者の方とお話しできたことはとても良かった。私たちにできることは小さいことかもしれませんが、学生にしかできないことをやっていきたい」と話すのは、3年生の若松恵利香さん。被災者の心の痛みに寄り添い、できることを精一杯頑張る学生たち。やがて看護師として、岩手の復興と医療を担う力になっていくはずです。

[写真キャプション]
1枚目 保育所で踊りを披露する学生たち。
2枚目 野田村の仮設住宅を訪問して、被災者と交流。ハンドマッサージなどを行った。

平泉の世界遺産ヒストリー

源義経は北へ逃げて生きていた!?
県内各地に伝えられる『義経北行伝説』

兄・源頼朝のために数々のてがらを立てながら、その優れた才を疎まれ、1189年に平泉において妻子と共に自害したと伝えられる源義経。しかしこの歴史上の事実に対し、「平泉で自害したのは家臣で、義経は北へ逃げ延びたのではないか」という説が、今も根強く残っていることをご存知でしょうか。俗にいう『義経北行伝説』です。
この言い伝えの根拠となっているのが、東北各地に残っている数々の伝説や、義経が立ち寄ったとされる社寺・屋敷。県内では大槌町から久慈市までのすべての沿岸市町村に遺跡などが残されており、その足跡は青森県八戸市、海を超えて北海道までたどることができるといいます。中でも宮古市には、義経と弁慶主従が安全祈願の山ごもりをしたとされる黒森神社、宿泊したとされる横山八幡宮、長沢判官堂など、ゆかりの場所が多く伝えられ、人々のロマンをかきたてています。
このように北海道に渡ったとされる義経は、その後、樺太、モンゴルへと移り、成吉思汗(チンギス・ハーン)になったとも言われているとか。今となっては事実を確かめることはできませんが、東北の人々が義経を尊敬し、思いを寄せていたからこそ、このような伝説が生まれ、伝えられているのかもしれません。


いわてグラフは516,000部作成し、県内全世帯に配布しています。1部当たりの単価は、約13円です。

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秘書広報室 広聴広報課 広聴広報担当(広報)
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5283 ファクス番号:019-651-4865
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