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いわてグラフ8月号(第733号)テキスト版

ID番号 N8834 更新日 平成29年9月8日

表紙

いっしょに育む 希望郷いわて マガジン
いわてグラフ
2012 8月号
第733号
平成24年8月1日発行(年5回発行)
応援を力に変えて、全力プレー!
[写真キャプション]末崎野球スポーツ少年団(大船渡市)
特集1
岩手の水産業の「今」
力強く、浜の活気を取り戻そう!
特集2
産業再生特区とは?
一定の要件を満たす事業者が税制の優遇を受けられます。

2ページ

今号の表紙 感謝(かんしゃ) 

たくさんのエールが支えてくれた、2年ぶりの全国大会出場 

末崎野球スポーツ少年団(大船渡市)

6月に行われた「高円宮賜杯第32回全日本学童軟式野球大会 マクドナルドトーナメント県予選大会」で優勝した「末崎野球スポーツ少年団」。震災により一度は練習場所を失った子どもたちが、多くの支援に支えられ、2年ぶりの「岩手ナンバーワン」と全国大会出場の切符を手に入れました。
練習場所だった校庭に仮設住宅が建ち、「野球をしたい気持ち」を持て余していた少年団の子どもたち。その姿を見た地域の人が「思い切り野球をしてほしい」と震災で使用できなくなった林を提供。世界各国から寄せられた支援で整備を進め、昨年秋、末崎中学校と共用の仮設野球場が完成しました。「グラウンドができて一番うれしかったのは、守備練習ができること。たくさん練習して、全国大会で思いっきりプレーしたい」と、真っ直ぐな眼差しで話してくれた主将の鈴木佳祐くん(6年)。野球ができる喜びをかみしめながら、チーム一丸、練習に励んでいます。
[写真キャプション]2年ぶり5度目の栄冠を手にした団員たち。右肩には優勝チームにのみ許される赤色のワッペンが誇らしげに輝きます。
[写真キャプション]選手たちは支援してくれた地元の方々への感謝を胸に、全国大会へ向け、のびのび、そして明るく練習に励みます。
[写真キャプション]野球場は、日本を含めた6か国と、地元ロータリークラブなどの支援で完成しました。 

目次 

第733号
平成24年8月1日発行(年5回発行)
03 特集1
岩手の水産業の「今」 力強く、浜の活気を取り戻そう!
08 特集2 産業再生特区とは?
一定の要件を満たす事業者が税制の優遇を受けられます。
10 岩手にキラリ いま、輝く人
12 復興に向けてできることをひとつずつ!
13 県施設のイベント情報、アンケート・プレゼント
14・15 岩手県からのお知らせ、災害関連インフォメーション
16 いわての魅力 世界遺産・平泉

3ページから7ページ

特集1 岩手の水産業の「今」 

力強く、浜の活気を取り戻そう! 

岩手の水産業は、被災関係者のたゆまぬ努力や県などの取り組みにより、三陸全体が力を合わせて復興に取り組んでいます。東日本大震災津波から約1年5か月、三陸の「今」を現地からレポートします。
[写真キャプション]大船渡魚市場の水揚げ風景 

「よみがえれ、三陸の海の幸!」水産業の現場をリポート 

水産業全体が一丸となって復興へ向かって進んでいます。 

必ず水産業を復活させる!心ひとつに取り組む復興 

「津波なんかに、負けるものか」
東日本大震災津波から1年5か月。岩手の水産業は、心をひとつに、全速前進で復興に取り組んできました。
定置網船などの大型漁船は、半数程度が津波の難を逃れました。各漁協は震災直後から定置網漁場の復旧に尽力し、昨年の秋、サケの漁期までに全体の6割が操業を再開。昨年のサケ漁の漁獲高は例年の3割程度でしたが、これは震災の影響よりも資源の減少が大きな原因とみられています。
一方、アワビ漁などに使われる小型漁船は、9割程度が流失。現在は、県などの補助事業で整備した船を共同利用し、操業にあたっています。
養殖施設は、今年5月末までに震災前の5割が復旧。この春、養殖ワカメの出荷量は例年の6割まで回復しました。早ければ、カキ・ホタテは今年の夏、ホヤは再来年から出荷が始まる見込みです。
三陸の水揚げを支え、全国の消費者に信頼される三陸ブランドを届けるために、魚市場や水産加工場も復旧しつつあります。
県は、水産業を全力で応援。浜には少しずつ、活気が戻りつつあります。 

水産業はチームプレー 各分野の連携が復興のカギ 

水産業は、各分野が密接に関わっています。漁や養殖で揚がった水産物は、いったん魚市場や集荷場などへ運ばれてから出荷されます。ウニ漁やサケ漁も、稚ウニやサケの稚魚の放流があってこそ、一定の漁獲高を確保できるものです。
三陸の新鮮な海の幸を消費者へ届けるためには、冷蔵庫や製氷施設も欠かせません。また水産加工も、三陸の魚介の付加価値を高め、消費を支える大切な存在です。
水産業はまさにチームプレー。どれが欠けても、水産業全体の復興は成り立たないのです。岩手の水産業の現状と、現場を支える人々の思いをレポートします。 

漁業 

[写真キャプション]大船渡 大浜重根定置 大和田勝博さん
「震災の被害に遭った船員もいますが、支え合う仲間がいることが財産。相手を思いやりながら、作業に励んでいます」 

今秋のサケ漁に向けて新しい漁場を整備 

現在、大船渡・大浜重根漁場で操業している定置網船は2隻。被災した船体を修理し、機器類をすべて新装してよみがえった「第一大浜丸」と、昨年9月、震災後に初めて新造された「第八大浜丸」です。
「年間漁獲高のなかで大きな割合を占める秋サケ漁に何とか間に合わせよう」と、震災直後から、大船渡市漁協が船と漁場を整備。定置網は現在1か所ですが、これから秋に向け、網を2か所に増やす準備も進んでいます。
今秋は、昨年以上のサケの水揚げを期待する漁師たち。三陸の秋の味覚とともに、浜には再び活気が戻ってきそうです。
[写真キャプション]修理してよみがえった「第一大浜丸」(19トン)[写真キャプション]大浜重根定置網の水揚げ。この時期は、マグロやサバ、ブリなどが網にかかり、船上に躍ります。 

「ウニのまち」再生へ向けて漁業再開 

ウニ漁で有名な洋野町の種市南漁協は、津波により小型漁船の9割、浜小屋や荷さばき小屋も流失。海中で育ったウニは浜に打ち上げられ、壊滅的な被害を受けました。
「ウニ漁の復活には、種苗供給の早期再開が不可欠」と、種市南漁協の馬場等さん。今年から徐々にウニ種苗の放流がスタートし、4年から5年後の復活を目指します。
[写真キャプション]種市南漁協宿戸実行部会 馬場等さん
「漁業の高齢化が進む中、震災後『ウニ漁を一緒に支えていきたい』という若手が増えたことは頼もしい限りです」
[写真キャプション]ウニ漁をするダイバーたち。今年のウニの水揚げは例年の3割程度の見込み。 

トピックス 

稚ウニ放流が支える「つくり育てる漁業」
ウニの資源増大を図るために、卵から稚ウニを育てて放流。ウニ漁復活のためには、こうした「つくり育てる漁業」の再生が欠かせません。
県内のウニ種苗を生産する洋野町の「県栽培漁業協会種市事業所」は、震災で壊滅状態に陥ったものの、職員一丸となっての取り組みと関係機関の支援により仮復旧しています。この5月には、震災後初となる稚ウニを出荷。今年は例年の約4割にあたる100万個のウニ種苗を出荷する予定です。
箱石和廣所長は、「再来年には、震災前と同じ250万個の放流を実現させたい」と、復活を誓います。
[写真キャプション]稚ウニは、9月頃採卵し、翌年5月から10月頃に放流。種苗放流から漁獲できるまでに4年を費やします。 

養殖 
イカダ作りから、カキ養殖を再スタート

[写真キャプション]大船渡赤崎漁港 カキ養殖 東義彦さん
「赤崎のカキは、築地などに出荷されると、セリに出る前に売買が決まる特級品。その信用を裏切らないことが自分の使命です」
[写真キャプション]カキ養殖には、大きなイカダが必要です。(震災前のカキ養殖・育成所の様子)
震災で、海上の養殖施設や作業に使う小型漁船などを一度に失い、養殖業は大きな被害を受けました。それでも、「手塩にかけたカキやホタテなどを、もう一度出荷したい」と、誇りを持って復旧に臨む人も少なくありません。
カキ養殖がさかんな大船渡・赤崎漁港では、養殖設備の復旧が震災前の6割まで進んでいます。今年中に8割までの復旧を目標にしており、現在、100台のイカダ作りの作業中。カキ養殖のための大きなイカダ作りは、組合員の共同作業です。養殖の仕事が一段落すると、小型漁船を繰って、湾内の海底の清掃作業に取り掛かります。来年の冬頃には、高品質な赤崎カキが出荷される予定です。
[写真キャプション]赤崎の浜では、地元のスギ間伐材を使い、組合員が協力してカキ養殖のイカダを作ります。 

魚市場 
豊富な海の幸を受け入れ三陸の水揚げを支える

[写真キャプション]大船渡魚市場株式会社 佐藤光男さん
「より高度な衛生管理ができるシステムの魚市場が完成すれば、一度に大量の受け入れが可能となり、県外に籍を置く大型漁船の入港も増え、取引量や種類が大幅に増えます。買受人も各分野で販路を拡大でき、まち全体の復興につながります」
[写真キャプション]定置網にかかったマグロ。魚市場でせりにかけられ、築地などへ運ばれます。
三陸の豊富な海の幸を、全国の消費者に届ける窓口となるのが、魚市場の役割です。
大船渡魚市場では、津波が天井まで達した建物を応急復旧し、漁の再開に対応。他県から氷を買い集めて、三陸の漁を支えてきました。夏場は水揚げの量も種類も少ないものの、今年は例年に比べ、定置網にかかるマグロの数が多く、高値取引に市場の値付けが沸き立ちます。
これから秋にかけて、魚市場が最も賑わう季節。魚市場周辺の製氷施設の整備や水産加工業者の受け入れ態勢も進み、サバ・サンマ・サケ漁の豊漁が期待されます。
魚市場は今、新たな衛生管理体制に取り組もうとしています。震災前から計画を進めていた、より高度な衛生管理ができるシステムを備えた魚市場が完成すれば、いっそう鮮度の高い流通が可能になり、三陸の水産業に大きく貢献できるでしょう。震災を乗り越えて、魚市場は次世代型システムへ進化しようとしています。
[写真キャプション]揚がったばかりの魚に値付けする買受人たち。
[写真キャプション]大船渡魚市場は、現在、応急復旧で運営しています。 

トピックス 

氷は水産業の命
新しい製氷工場がまもなく完成
水揚げされた水産物の鮮度とおいしさをそのまま消費者のもとへ届けるために、氷は欠かせない資材です。しかし震災で、大船渡市漁協の製氷工場は全壊。昨年、民間の製氷工場1社が復旧したものの、水産物の保管用には当然足りませんでした。
現在、大船渡市漁協では、大船渡魚市場のそばに新しい製氷工場の建設を進めています。この施設では、震災前の工場の3倍以上の氷を作ることができ、3,000トンを蓄える倉庫も完備されます。この施設の完成が、大船渡の水産業をさらに元気付け、後押しするに違いありません。
[写真キャプション]大船渡漁港に水揚げされた魚。すぐ氷漬けにすることで鮮度が保たれます。 

水産加工 
おいしくて安全な加工品を届けたい 

[写真キャプション]大船渡市 森下水産株式会社 森下幹生さん
「ヘルシーな魚を手軽に食べたいというかたがたや、小さいお子様にも、加工品は喜ばれています」
[写真キャプション]カ生産ラインの機器をすべて新規導入した森下水産の工場内。
水産業の復活のためには、獲った魚を加工して消費者に届け、三陸の魚をおいしく手軽に食べてもらうことも大切です。
三陸産の魚を使った加工品を製造していた大船渡市の森下水産は、工場が被災し全壊。しかし、秋のサンマ漁に間に合うようにと、決死の覚悟で復旧に取り組み、昨年7月に工場を再建しました。
現在、製造ラインの主原料となっているのは、昨年秋に獲れたサンマ。人気商品「さんまの蒲焼」は1日2万パック作られ、工場全体の生産量は震災前の8割程度復旧しています。
今秋に獲れる魚の受け入れのための冷蔵保管施設も整いました。安心して食べられる三陸の幸を、全国に届けようと努力が続きます。
[写真キャプション]全国の量販店に出荷されている、三陸産秋サンマを使った「さんまの蒲焼」

8ページから9ページ

特集2 産業再生特区とは? 

一定の要件を満たす事業者が税制の優遇を受けられます。
ぜひ活用してみませんか 

産業再生特区とは? 

東日本大震災津波からの復興と産業再生の推進を図ることを目的として、震災により被害を受けた事業者や、復興推進に取り組む事業者を支援するため、県では東日本大震災復興特別区域法に基づき「岩手県産業再生復興推進計画」(産業再生特区)を策定しました。
これにより、新規投資や被災者雇用など一定の要件を満たす場合に、税制上の特例を受けることができます。

対象となる事業者は? 

(1)復興産業集積区域内で、(2)県が指定した産業を営む事業者が対象です。 

(1)復興産業集積区域

産業の集積の形成および活性化を目指す区域として市町村ごとに設定した区域

(2)県が指定した産業

セメント、鉄鋼、電子機械製造、輸送用機械器具、医薬品、情報サービス、木材、環境負荷低減エネルギー、観光、食品、水、農業に関連する産業
内陸の市町村については設定した産業がそれぞれ異なります。

特例を受けるためには? 

県による指定事業者の指定・認定を受け、交付を受けた認定書を添えて確定申告をします。 

産業再生特区の主な特例内容 

(1)工場などを取得した場合の特別償却または法人税額などの特別控除

平成28年3月31日までの間に、「建物・建物附属設備」「機械・装置」「構築物」の取得などをして事業の用に供した場合、一定の割合で特別償却または法人税額などを特別控除 

(2)被災雇用者などを雇用した場合の法人税額などの特別控除 

被災雇用者などに対して給与などを支給する場合、指定日以後5年間、支給する給与などの額の10%相当額について法人税額などを特別控除
被災雇用者など:平成23年3月11日において県内の事業所に雇用されていた方、または県内に居住していた方 

(3)新規立地促進税制(新規立地新設企業を5年間無税とする措置) 

沿岸市町村に立地する場合に限る
平成24年3月30日以後に新設された一定の要件を満たす法人に限り、指定後5年間、課税が生じないようにする特例
(1)、(2)、(3)は、いずれかひとつの選択適用となります。 

(4)開発研究用資産の特別償却など 

平成28年3月31日までの間に、開発研究用資産の取得などをして開発研究の用に供した場合、全額償却に加え、その償却費の12%相当額について法人税額などを特別控除 

(5)地方税の特例 

上記の国税の特例のうち、(1)、(3)、(4)の指定を受けた場合には、県および市町村で定めるところにより地方税(事業税、不動産取得税、固定資産税)を減免
お問い合わせ:県庁復興局産業再生課 電話:019-629-6931

大船渡乳業株式会社 

地元企業が被災者雇用で適用

学校給食や地元ブランドの牛乳として、40年以上もの間、地域の人々に愛飲されてきた大船渡牛乳。湾から離れた場所にある工場は津波の被害を免れましたが、顧客の4割を失いました。
「気仙の牛による気仙の人のための牛乳を目指して製品づくりをしてきましたが、長年の固定客の呼び戻しは一朝一夕ではできません。どうしたらいいか悩んでいたとき、たまたま知ったのが産業再生特区でした」
常務取締役の新沼健悦さんは、事業再生の相談で訪れていた市役所の職員から、制定されたばかりの産業再生特区についての説明を受け、「自社も適用されるかもしれない」と早速申請の手続きを始めます。
「市も県も担当者がとても丁寧にアドバイスしてくれて、スムーズに手続きが済みました。5年間控除が受けられれば、その間に体制を立て直すこともできます。さまざまなケースに適応する制度ですから、ほかの事業者のかたがたも活用できると思います」
新沼さんは、この制度で受けた税金の控除分を、顧客の呼び戻しや設備投資、後進の育成などに充てたいと考えています。
[写真キャプション]大船渡乳業株式会社 常務取締役専務の新沼健悦さん。
[写真キャプション]衛生・安全管理が第一の生産ライン。熟練者の経験を新規雇用者に伝えることも、食品会社の大切な仕事のひとつです。

有限会社グランパファーム 

企業誘致で雇用増

神奈川県で、ハイテク農法のレタス生産施設を手掛ける「グランパファーム」。陸前高田市に新規工場を設立し、産業再生特区による法人税の減免が受けられる制度を利用しました。
グランパファームでは、「経済復興の一助になれば」と、管理職から軽作業労働者まで、震災で職を失った人などを積極的に雇用。直接的な経済効果が現れています。
[写真キャプション]自社開発のエアドーム内でレタスの苗を植えるスタッフ。「地域経済のために」と、被災者を積極的に採用しています。 

株式会社ケイ・エム アクト 

内陸でも活用できる

自動車オプションパーツなどの成形技術開発、生産をしている「ケイ・エム アクト」では、震災で破損した機械を新しく購入するため、この制度を利用しました。「機械がないからできない、では、需要がほかのところに流れてしまう。設備の拡充で市場のニーズに応えることは、地域のものづくりを守ることにもつながる」と、工場長の木村寿範さん。制度を利用することは、その企業の可能性を広げるチャンスでもあると話します。
[写真キャプション]「企業の前向きな姿勢は、従業員のモチベーションを高めることにもつながりました」と、木村工場長。

10ページから11ページ

岩手にキラリ いま、輝く人

今、キラリと輝く人にスポットを当て、いわての「これから」を明るく照らすふるさとの底力をシリーズで紹介します。 

明るい笑顔と似顔絵で被災地に元気をチャージ 

似顔絵レンジャー 三浦のろこさん  

[写真キャプション]
三浦のろこさん[楽描き人]
陸前高田市出身。結婚を機に大船渡へ。県内のイラストレーターや漫画家と「似顔絵レンジャー」を結成。ボランティア活動にも積極的に参加。
「小さい頃から絵を描くことが好きで、趣味レベルの絵を描いていました。以前勤めていた印刷会社の催しで、初めてお客さんの似顔絵描きをやらせてもらったら、もう楽しくて! それが似顔絵の魅力を知ったきっかけです」
三浦のろこさんのハリのある声が、周囲に元気のエネルギーをふりまきながら響きます。明るく朗らかな三浦さんの周りには、おのずと多くの仲間が集うようになり、震災後「似顔絵レンジャー」というグループに発展していきました。
「3人の絵描き仲間で小学校や地域行事に出向き、似顔絵を描く活動を続けています。一人で描くのとは違って、相手を目の前に直接会話しながら描くのは本当に楽しいです」
三浦さんの出身は陸前高田市。結婚を機に大船渡に住まいを移しましたが、震災の日は、陸前高田の職場で仕事をしていました。
「震災後の5月、碁石海岸で開催されたイベントに参加しました。そこに来ていた、津波ですべての写真が流されたというかたに、被災後初めて『自分の記録』を手にできてありがたい、と言われたときは、私のほうが感謝でいっぱいになりました」
今、三浦さんは市の社会福祉協議会の臨時職員として、被災したかたがたの写真を洗浄して持ち主に戻すという仕事にも携わっています。
「似顔絵や写真のような記録が、人にとっていかに大切なものか改めて考えています。自分の描く絵もそうした記憶のひとつとなれば。そしてそれが人に元気を届けるものとなれば、こんなにうれしいことはありません」
のろこさんのパワーがチャージされた自分の似顔絵を受け取ったら、きっと誰もが笑顔になることでしょう。
[写真キャプション]親子づれの場合は、1枚の色紙に一緒に描いてほしいと頼まれるケースが多いとか。1枚の絵のなかには、笑いと温かい交流の時間もしっかり刻まれているようです。 

NPO法人を立ち上げ、全国の学生ボランティアを受け入れ 

学生と被災地の橋渡し 八重樫綾子さん

[写真キャプション]
八重樫綾子さん[NPO法人いわてGINGA-NET代表]
盛岡市出身。岩手県立大学1年時から積極的にボランティア活動に参加。今夏の活動に向け、申し込み受付、被災地との調整、研修会の開催などを実施しています。
「これだけ大きな流れができたプロジェクトを一過性で終わらせたくなかった」と、岩手県立大学在学中の今年2月にNP法人「いわてGINGA-NET(ギンガネット)」を設立した八重樫綾子さん。「学生による沿岸部への継続的な支援をつなぎたい」という活動理念は、学生時代も、卒業後の今も変わりません。
震災後、「岩手でこんな大きな災害が起きて、何かしたいけど、どう動いたらいいのか分かりませんでした」と、八重樫さん。
そんな思いを抱く学生たちは全国にも大勢いました。被災地のニーズと学生ボランティアを結びつけるのがプロジェクトの活動内容。昨年8月には、千人を超える学生が被災地で活動し、その後も長期休みを利用して冬、春と行われました。この夏も、学生ボランティア700人による支援活動を実施します。
県外のNPOと協働しながら、ボランティアの受付、食事や生活支援のコーディネートなど、活動は多岐にわたっています。学生たちは被災地に滞在し、仮設住宅でお茶会を開いたり、子どもたちに勉強を教えたり。「沿岸は大学も少ないので、若い大学生が行くことで地域に元気を与えたい」と、八重樫さんは話します。
「私たちの活動の仕組みが岩手モデルとなって、他地域でも展開できるようにしていきたいし、地元の大学として担っていく役割も大きいと思うので、県内の大学同士のネットワークづくりも進めていきたい」と、今後の目標を話す八重樫さん。これからの活躍が期待される若きリーダーです。
[写真キャプション]仮設住宅でのお茶会「お茶っこサロン」の様子。被災地のかたがたとお話したり、ご近所付き合いを広げるお手伝いをしています。

12ページ

復興に向けてできることをひとつずつ!

前を向き歩き出した沿岸部の人たちがいます。そのかたがたを支援する内陸部の人たちがいます。自分のため、地域のため、そして岩手の未来のために。各地で始まっている復興に向けての一歩をご紹介します。 

県立宮古水産高等学校 宮古市 

新食感スイーツで、三陸の魅力を発信「いわて宮古の海プリン」

豊かなミルク風味、モチモチとした独特の食感のなかに、まろやかな宮古の塩が溶け込んだ「いわて宮古の海プリン」。今話題の三陸スイーツを手掛けたのは、県立宮古水産高校 食品家政科 食品管理系『水産物有効利用研究班』の皆さんです。
「一番難しかったのは塩加減です」と、班長の東舘真菜さん。その日の気温によっても塩味の感じ方が変わるため、試作品を毎日食べ続け、納得の味わいを探ったのだとか。「三陸の元気を届けたい」との思いから生まれたオリジナル新商品はじわじわとファンを増やし続け、売れ行きは絶好調です。
[写真キャプション]イベントで販売実習を行う生徒たち。東京での販売会も予定され、全国に三陸の魅力を発信しています。 

洋野町サーフィン友の会 洋野町 

「サーフィンのまち」の海を取り戻そう 地元サーファーたちが清掃活動

震災で荒れた浜辺をきれいにして、「サーフィンのまち」の活気を取り戻そう―。洋野町のサーファーを中心とする「洋野町サーフィン友の会」が、定期的な海岸の清掃に取り組んでいます。
慣れ親しんだ海岸の変わり果てた姿に茫然としながらも「前に進むために、少しずつでも行動していこう」と、以前から行っていた海岸清掃を震災後1か月で再開。「今ではだいぶきれいな浜辺に戻り、サーファーの姿も増えてきた」と会長の澤山喜一さん。「この活動を続けることで、洋野の海の魅力を知り、サーフィンに興味を持つきっかけになればうれしい」と、日焼けした笑顔を見せ話してくれました。
[写真キャプション]「海をきれいにするのは、サーファーの最低限のマナー」と、会長の澤山さん。「モラルとマナーを守って楽しくサーフィンする」のが会のモットー。朝7時ごろから行う清掃活動には、内陸部や県外在住のメンバーも積極的に参加しました。 

発達障がい沿岸センター 釜石市 

発達障がいのこと「ちょっと気になる」を、何でも気軽に相談できる

症状がわかりにくいため、障がいの発見が遅れたり、家庭内で悩みを抱えてしまいがちな「発達障がい」。特に被災地域では、震災体験や環境の変化による不安から症状が顕著になる、仮設住宅での近所づきあいに悩むなどのケースが見られ、常駐の相談員がいる窓口の設置が求められていました。
そうしたニーズを受け、県では今年4月、宮古から陸前高田の沿岸エリアの相談を受け付ける「発達障がい沿岸センター」を釜石市に開所しました。「悩みや不安があれば、気軽に相談してほしい」と、相談支援員の釜ヶ澤尚さん。学校や関係機関とも連携しながら、それぞれの悩みや不安に応える適切なサポートをしていきます。
[写真キャプション]障がいを持つ子どもへのサポートはもちろん、「発達障がいかもしれない」といった悩みにも専門の相談支援員が対応。来所での相談、匿名での電話相談も受け付けます。希望があれば訪問もしています。
所在地:岩手県釜石市大渡町2-6-23 電話:0193-55-5590

13ページ

県施設のイベント情報

県立図書館[盛岡市] 

企画展「新渡戸稲造と『武士道』 生誕150年記念」
8月3日(金曜日)から9月23日(日曜日)
8月31日(金曜日)は休館日
内容 新渡戸稲造生誕150年を記念し開催。「太平洋の架け橋」になることを念願した新渡戸稲造の代表的著書『武士道』の執筆背景を中心に、生い立ちや業績を当館所蔵資料とともに紹介します。
料金 無料
所在地:岩手県盛岡市盛岡駅西通1-7-1 アイーナ4階
電話:019-606-1730

ふれあいランド岩手[盛岡市]

ふれあいランド祭2012
9月2日(日曜日)午前10時から午後3時
内容 さまざまな催し物や屋台村、ステージイベントなど、年に1度の全館を挙げてのお祭りです。
料金 無料
所在地:岩手県盛岡市三本柳8-1-3
電話:019-637-7444
ホームページ:http://www.fureailand.jp/ 

県立緑化センター[奥州市]

秋の緑化まつり
9月22日(土曜日)、23日(日曜日)午前10時から午後4時
内容 「苗木の無料配布」をはじめ、「鳥の餌台づくり」、「チェンソーアート」、「園内散策」、「地元小学校児童による鹿(しし)踊り」など緑と自然に関するいろいろな催しが行われます。
料金 無料
所在地:岩手県奥州市江刺区稲瀬字瀬谷子195-2
電話:0197-35-4529
ホームページ:http://www.iwategreen.jp/

滝沢森林公園[滝沢村] 

シェアリングネイチャーゲーム
8月25日(土曜日)午前10時から午後12時
内容 感覚を研ぎ澄まし、森の生き物になってみよう!
動きやすい服装でご参加ください。
対象 一般・児童(先着20名)
料金 無料
申し込み締切 できれば前日までに(当日も可)
滝沢村字砂込1533-1
電話:019-688-5522
ホームページ:http://www.koiwai.co.jp/shiteikanri/takizawa_fp/

北山崎ビジターセンター[田野畑村] 

たのはた辞職坂ウォーキング
9月8日(土曜日)午前10時から午後12時30分
内容 昔、田野畑の役人が、辞職を決意したと言われるほどの渓谷を歩きます。「思惟大橋」からの眺めは一見の価値あり。
対象 小学生以上の健康な方(小学生以下は保護者同伴)
料金 無料
集合場所 道の駅たのはた
申込期間 8月1日(水曜日)から9月7日(金曜日)
その他 動きやすい服装、運動靴、水筒、帽子、雨具などをご準備ください。
所在地:岩手県下閉伊郡田野畑村北山129-10
電話:0194-37-1211
ホームページ:http://www.tanohata-taiken.jp/ 

子育てサポートセンター[盛岡市]

お月見団子づくり
9月27日(木曜日)午前10時30分から午後11時
内容 十五夜にちなんでみんなでお月見だんごを食べませんか?
対象 未就学のお子さんを持つご家族
料金 無料
所在地:岩手県盛岡市盛岡駅西通1-7-1 アイーナ6階
電話:019-606-1764
ホームページ:http://www5.pref.iwate.jp/~hp0359/childcare 

アンケートプレゼント 

被災地応援! 沿岸地域からうれしいギフトをお届けします。アンケートにお答えいただいた皆さまの中から抽選で合計8名様(A5名・B3名)にプレゼント。お好きな商品をひとつ選んでご応募ください。下記の(1)から(4)に対する回答と、住所・氏名・年齢・職業・電話番号・ご希望商品のアルファベット記号(AまたはB)をお書き添えの上、はがき、ファクス、電子メールでお送りください。
送り先
 

  • はがき 郵便番号020-8570(住所不要) 岩手県広聴広報課「いわてグラフ8月号・読者アンケート」係
  • ファクス:019-651-4865
  • 電子メール:kouhou@pref.iwate.jp

応募締切 平成24年9月7日(金曜日)当日消印有効
当選発表 商品の発送(10月上旬頃)をもって代えさせていただきます。

A たのはたアイスクリーム
(バニラ、江刺りんご、ごま、抹茶、大吟醸の5種類12個入り) 5名様
田野畑村の良質な生乳をふんだんに使用したアイスクリーム。口触りなめらかでバランスの良い風味が好評です。カップのデザインは銀河鉄道をモチーフにしています。
お問い合わせ:田野畑村産業開発公社 電話:0194-34-2080
B 龍泉洞地サイダー
(340ミリリットル入り20本セット) 3名様
世界有数の透明度を誇る龍泉洞の湧水を使用した「龍泉洞地サイダー」。天然ミネラルたっぷり、炭酸と甘さ控えめで、爽やかな風味と喉越しを楽しめます。
お問い合わせ:岩泉乳業株式会社 電話:0194-22-3800
いわてグラフについてアンケートにご協力ください。
(1)記事は分かりやすかったですか?(番号で回答)(1)非常に分かりやすい (2)分かりやすい (3)普通
(4)分かりにくい (5)非常にわかりにくい
(4)または(5)のかたは、どのような点が分かりにくかったか、参考までにお教えください。(2)今回の企画で興味をもったものは何ですか?(3)県政で興味のあるものは何ですか?(番号で回答)
(1)地域防災 (2)医療・福祉 (3)雇用 (4)産業振興 (5)その他()
(5)その他のかたは、興味のあるものをお書きください。(4)本誌へのご意見・ご要望がありましたら、ご自由にお書きください。
ご記入いただいた個人情報やアンケートの内容につきましては、厳正な管理のもとで取り扱い、アンケート集計、プレゼントの発送にのみ利用させていただきます。

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岩手県からのお知らせ

児童扶養手当の現況届および特別児童扶養手当の所得状況届の提出について 

ひとり親家庭などのお父さん、お母さんなどに支給される児童扶養手当や、精神や身体に障がいを有する児童を養育する方に支給される特別児童扶養手当を受給しているかたは、年に1回、所得の状況などをお住まいの市町村役場に提出する必要があります。提出に必要な用紙は市町村役場から送付されますが、提出がない場合、手当の支給が停止され、提出しないまま2年が経過すると受給資格がなくなりますので忘れずに提出してください。
提出期間 児童扶養手当:8月1日(水曜日)から8月31日(金曜日)
特別児童扶養手当:8月13日(月曜日)から9月10日(月曜日)
お問い合わせ:お住まいの市町村窓口、または最寄りの広域振興局保健福祉環境部

青少年の非行・被害防止県民運動 

県は、7月と8月を「青少年の非行・被害防止県民運動」と定め、関係団体や地域のかたがたと協力してさまざまな活動を展開しています。
夏休みやお盆を迎える8月は、少年非行や少年を狙った犯罪などが、特に増加する時期です。
青少年を非行や被害から守るために、地域や家庭では「児童の見守り活動」や「青少年が使う携帯電話のフィルタリング」など身近なところから運動を進めましょう。
お問い合わせ:県庁青少年・男女共同参画課 電話:019-629-5348

「第2回いわてマンガ大賞」作品を募集中! 

県と盛岡情報ビジネス専門学校では、現在、「第2回いわてマンガ大賞」コンテストの参加作品を募集中です。
岩手県を題材とした未発表のオリジナル作品であれば、ジャンルを問いません。
応募資格 プロ、アマ、年齢、居住地不問。共作可。
募集締切 9月10日(月曜日)必着
賞金・特典 大賞10万円、Webマンガサイト掲載(1名)。優秀賞5万円(2名)。その他、特別賞、20歳以下を対象とした部門賞あり。
お問い合わせ
(1)盛岡情報ビジネス専門学校
電話019-622-1500
(2)県庁政策推進室
電話019-629-5509 

平成24年度狩猟免許試験を実施します。 

狩猟や有害鳥獣捕獲を行うためには、狩猟免許が必要です。
狩猟免許には、網猟、わな猟、第一種銃猟、第二種銃猟の4種類があり、受験案内と申請書などは、広域振興局の保健福祉環境部および保健福祉環境センターで配布しています。
試験日 第2回 9月9日(日曜日) 第3回 12月16日(日曜日)
会場 第2回 県消防学校(矢巾町) 第3回 新里福祉センター(宮古市)
申込期限 第2回 8月27日(月曜日) 第3回 12月3日(月曜日)
第1回は終了しています。
受験手数料 一種類につき5,200円、他種免許所持者3,900円
お問い合わせ:最寄りの広域振興局保健福祉環境部、保健福祉環境センターまたは県庁自然保護課 電話:019-629-5371 

県職員採用II種・III種試験を実施します。 

III種試験は9年ぶりに総合土木職を採用します。
受験資格  

  • II種:昭和61年4月2日から平成5年4月1日までに生まれた者。
  • III種:平成3年4月2日から平成7年4月1日までに生まれた者。ただし、大学卒業または卒業見込みの者を除く。

受験案内配布場所 県庁県民室、各広域振興局など
申込受付期間
8月1日(水曜日)から8月31日(金曜日)
(電子申請は8月24日(金曜日)まで)
試験日 9月23日(日曜日)
試験会場 II種:岩手県立大学
III種:岩手県立大学ほか5会場
お問い合わせ:人事委員会事務局職員課 電話:019-629-6241 

警察官B、警察事務職員採用試験を実施します。 

受験資格 警察官B:昭和58年4月2日から平成7年4月1日までに生まれた者。ただし、大学卒業または卒業見込みの者を除く。
警察事務II種:昭和61年4月2日から平成5年4月1日までに生まれた者。
警察事務III種:平成3年4月2日から平成7年4月1日までに生まれた者。ただし、大学卒業または卒業見込みの者を除く。
受験案内配布場所 県警察本部、県内の各警察署および交番・駐在所、県庁県民室、各広域振興局など
申込受付期間 8月1日(水曜日)から8月31日(金曜日)(電子申請は8月24日(金曜日)まで)
試験日 9月23日(日曜日)
試験会場 警察官B、III種:岩手県立大学ほか5会場、II種:岩手県立大学
お問い合わせ:県警察本部警務課
電話:019-653-0110
または最寄りの警察署

災害関連インフォメーション 

岩手県産業復興相談センターのご案内 

東日本大震災津波によって被災した事業者の早期の事業再生を支援するため、資金繰りや事業計画の策定などの幅広い相談に応じています。また、「二重債務問題」を解消するため、金融機関からの債権買取などを通じて財務改善を支援しています。
相談は無料ですので、お気軽にご相談ください。
お問い合わせ:岩手県産業復興相談センター
電話:019-681-0812
または沿岸地域の商工会議所・商工会内の相談事務所 

震災特例旅券の申請 

東日本大震災津波により、居住していた住宅が全壊、半壊、浸水などしたため、有効期間が残っているパスポートを無くしてしまったかたを対象に、無くしたパスポートの有効期間までを限度とする震災特例旅券を発行しています。
この震災特例旅券の発行を受けるためには、平成25年3月31日までに、パスポートの紛失届および申請を行っていただくことが必要です。なお、発行手数料は無料です。
お問い合わせ:県パスポートセンター
電話:019-606-1720

住宅ローンなどお借入れの返済にお困りの被災者のかたへ 

被災者の皆さまへ大切なお知らせです。
東日本大震災津波の影響により、住宅ローンなどのお借入れの返済が困難となったかたは、「個人版私的整理ガイドライン」を利用することにより、一定の要件の下、債務の免除を受けることができます。
「個人版私的整理ガイドライン」のご利用を検討されるかたは、まずはコールセンターまたは個人版私的整理ガイドライン運営委員会岩手支部へご相談ください。
また、沿岸の各市町村で個別相談会も開催しています。
個別相談会開催地(8から10月)
宮古市、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市
詳しくは次の連絡先または運営委員会ホームページでご確認ください。
お問い合わせ
(1)コールセンター(フリーダイヤル)
電話:0120-380-883
(2)運営委員会岩手支部
電話:019-606-3622
受付時間(いずれも)
午前9時から午後5時(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
運営委員会ホームページ
ホームページ:http://www.kgl.or.jp/

震災からの歩み(主なもの)

〈平成24年5月中旬から〉
[被害状況] 死者4,671人、行方不明者1,211人(うち死亡届の受理件数1,133人)、家屋倒壊数24,881棟(7月11日現在)
5月
中旬から下旬 沿岸各地の小・中学校で、春の運動会が多数開催
22日 県栽培漁業協会種市事業所でウニ種苗出荷開始
26~27日 東北六魂祭2012開催(盛岡市内)
30日 三陸鉄道南リアス線盛~吉浜間復旧工事安全祈願祭
6月
4日 NHK連続テレビ小説「あまちゃん」制作発表(ロケ地:久慈市ほか)
13日 三陸鉄道北リアス線小本から田野畑間復旧工事安全祈願祭
14日 災害復興公営住宅着工式(釜石市平田地区)
26日 三陸鉄道南リアス線吉浜から釜石間復旧工事安全祈願祭
29日 平泉の文化遺産、世界遺産登録から1年7月
9日 大船渡市立赤崎中学校仮設校舎入校式 

広聴広報のご案内 

県公式ホームページ
http://www.pref.iwate.jp/
岩手県広聴広報課Twitter(ツイッター)
http://twitter.com/pref_iwate
岩手県広聴広報課Facebook(フェイスブック)
http://www.facebook.com/pref.iwate
ご意見・ご提言

  • 手紙・はがき 郵便番号020-8570(住所不要) 岩手県広聴広報課
  • 電子メール:koucho@pref.iwate.jp
  • 電話:019-629-5110 受付時間8時30分から17時00分(土曜日・日・曜日祝日・年末年始を除く)
  • ファクス:019-651-4865[24時間受付] 

2016いわて国体 大会愛称・スローガンが決定! 

大会愛称

希望郷いわて国体(大槌町 蛇口禎治さん作品) 

スローガン 

広げよう 感動。伝えよう 感謝。(花巻市 小原幸果さん作品)
2016年に岩手県で開催される第71回国民体育大会の大会愛称、スローガンを募集したところ、大会愛称3,074件、スローガン2,642件のご応募をいただきました。たくさんのご応募ありがとうございました。
第71回国民体育大会岩手県準備委員会による選考の結果、これらの作品に決定しました。震災からの復興と大会成功への願い、岩手らしさ、そしてスポーツにかける熱い思いが込められています。
震災からの復興のシンボルとなるような、そして、岩手の魅力を全国に発信するような大会とするため、みんなで盛り上げていきましょう。 

優秀賞作品 

大会愛称

「イーハトーブいわて国体」(雫石町 小松悠平さん)
「いわて希望国体」(滝沢村 菊地綾佳さん)
「岩手黄金ゆめ国体」(奥州市 千葉信さん) 

スローガン 

「つながる心 広がる未来」(東京都 保岡直樹さん)
「熱いエールを力にかえて」(東京都 保岡直樹さん)
「この力 この感動が ひらく明日」(大阪府 原理恵子さん)

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いわての魅力 世界遺産平泉 

奥州藤原氏の願いとともに受け継がれる「中尊寺ハス」

金色堂に納められていた四代泰衡公の首桶の中で見つかった、約800年前のハスの種子。平成5年、恵泉女子短大長島時子教授(当時)がこのハスの栽培に着手し、平成10年に一輪の花を咲かせました。これが「中尊寺ハス」です。このハスを、鎮魂と復興の象徴として県内各地に広めようと、県商工会議所連合会が中心となり「復興の花『中尊寺ハス』を広める会」を発足。今年4月以降、宮古市、大船渡市、陸前高田市、盛岡市に計21株が贈られました。
宮古市田老の株分け先「常運寺」の総代(檀家の代表)、影田久保隆さんは、「震災で亡くなった人の魂をなぐさめ、地域の人たちの心を癒してくれる存在になれば」と話します。
幾多の戦により多くの命が失われた東北の地が、争いのない平和な理想郷となることを願った藤原氏。「中尊寺ハス」と共に現代に受け継がれたその願いは、復興に向けて取り組む私たちに最も伝えたかったことかもしれません。
縄文時代のハスを咲かせたことで知られる故・大賀一郎教授の門下生
[写真キャプション]1950年に行われた藤原四代のご遺体の学術調査の際、藤原氏四代泰衡公の首桶から発見されたハスの種子が開花し、復活を遂げた「中尊寺ハス」。藤原氏の願いとともに各地に託され、美しい花を咲かせてくれるでしょう。
[写真キャプション]株分け先のひとつ、常運寺(宮古市田老)の総代、影田久保隆さん。「中尊寺ハスが花開き、復興がかなうその日が待ち遠しいですね」 

世界遺産 平泉 

中尊寺 ちゅうそんじ

嘉祥3年(850)、慈覚大師が開山したと伝わる中尊寺。そのおよそ250年後、平泉に本拠を移した奥州藤原氏初代清衡によって多くの堂塔が造営されました。国宝建造物第一号の金色堂をはじめ、建築や絵画などさまざまな分野にわたる3,000以上の国宝、重要文化財が現存する平安美術の宝庫であり、境内全域が特別史跡に指定されています。
いわてグラフ 第733号 平成24年8月1日発行
企画・発行 岩手県秘書広報室広聴広報課
岩手県盛岡市内丸10番1号 電話:019-629-5283
編集・印刷 山口北州印刷株式会社
いわてグラフは516,000部作成し、県内全世帯に配布しています。1部当たりの単価は、約18円です。

このページに関するお問い合わせ

秘書広報室 広聴広報課 広聴広報担当(広報)
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5283 ファクス番号:019-651-4865
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。




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