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いわてグラフ10月号(第734号)テキスト版

ID番号 N8833 更新日 平成29年9月8日

表紙

いっしょに育む 希望郷いわて マガジン いわてグラフ
2012年10月号 第734号
平成24年10月1日発行(年5回発行)
心をひとつに、力をひとつに。
[写真キャプション]山田高等学校ボート部(山田町)
特集1 いわての復興教育 未来を担う子どもたちを育てよう
特集2 2016いわて国体 広げよう 感動。伝えよう 感謝。希望郷いわて国体

2ページ

今号の表紙 絆(きずな) 

ボートに乗る喜びと感謝を胸にもっともっと、上を目指したい 

県立山田高等学校ボート部(山田町)

全国大会で何度も上位入賞してきた強豪、山田高校ボート部。東日本大震災津波で、山田湾内にあった艇庫や部室、ボート、そして水上練習の場を失いました。
しかし、「震災に負けてはいられない」と、震災から1か月後の昨年4月、御所湖漕艇場でボートを借りて練習を再開。同6月からは花巻市が、田瀬湖ボート場のボートや練習場、合宿所を無償で提供してくれることになりました。平日は陸上でトレーニング、週末は往復6時間をかけ田瀬湖に遠征し、限られた環境の中で合宿練習を続けています。
「田瀬湖に行くと、施設の皆さんがいつも『がんばれよ』と声をかけてくれます」と、部長の菅原剛さん。オールを握る喜びを胸に、今年行われた全国高等学校総合体育大会(インターハイ)では、男子舵手つきクォドルプルで見事、6位入賞を果たしました。「支えてくれるすべての人たちに、私たちの活躍で感謝の気持ちを届けたい」と、今日も練習に励みます。
クォドルプル:
こぎ手4人と舵を取る選手1人が乗る。1人で2本のオールを持つ。
[写真キャプション]山田高校ボート部と、田瀬湖ボート場を管理する「東和B&G海洋センター」の皆さん。
[写真キャプション]今シーズンは、全国からの支援でだいぶ道具もそろいました。練習後は丁寧にボートの掃除。用具を大切にする気持ちが一段と強くなったと言います。
[写真キャプション]女子ダブルスカルも全国大会に出場。決勝進出はなりませんでしたが、健闘を見せました。 

目次 

第734号
平成24年10月1日発行(年5回発行)
03 特集1 いわての復興教育 未来を担う子どもたちを育てよう
08 特集2 2016いわて国体 広げよう 感動。伝えよう 感謝。
希望郷いわて国体
10 岩手にキラリ いま、輝く人
12 復興に向けてできることをひとつずつ!
13 県施設のイベント情報、アンケート・プレゼント
14・15 岩手県からのお知らせ、災害関連インフォメーション
16 いわての魅力 世界遺産・平泉

3ページから7ページ

特集1 いわての復興教育 未来を担う子どもたちを育てよう 

東日本大震災津波を乗り越え、郷土を愛し、その復興・発展を支える人材を育成するために、県では「いわての復興教育」を推進しています。子どもたちのまなざしに、希望の未来を創造する輝きが宿ります。
[写真キャプション]防災林の植樹をする普代小学校の児童たち 

復興を次世代へつなぐために 岩手の「人材」を育てる学び

悲しみを力に変えて、未来へ輝く子どもたちを育てる 

今、県内各学校では、「いわての復興教育」に取り組んでいます。「いわての復興教育」とは、震災を乗り越えて、10年後、20年後の岩手の復興・発展を担う「ひとづくり」。防災教育、健康教育、ボランティア教育やキャリア教育、心のサポートなど、さまざまな切り口で学びの機会を形成しています。
命の尊さ、仲間や地域との絆、自然と向き合う知恵など、震災は大きな悲しみと同時に、私たちの心に大切なものを深く刻み込みました。
このつらい経験を貴重な体験と受け止め、大きな糧として、全ての県民が心をひとつに、共に歩むことが必要です。そして、これからの社会を担う子どもたちもその一員です。少しずつではあっても、一歩ずつ前へ進み、新たな可能性へと変えていくことが、今を生きる私たちの大きな使命と言えます。
地域に愛着を持ち、誇りに思う心を育む復興教育。学校・家庭・地域の人々が連携し、沿岸部のみならず県全体で、未来を担う子どもたちを育てていきましょう。
[写真キャプション]野田中学校の生徒たち。「誰もが楽しめ、野田が活性化する公園」をテーマに、メモリアルパークの構想を練り、模造紙にまとめました。復興教育各学校のアプローチ 県内の各学校で行われている復興教育。その具体例をご紹介します。 

復興まちづくり計画に参画 都市公園の設計アイデアを発信 

野田村立野田中学校
野田中学校では、「私たちが野田村の太陽になろう」という合言葉のもと、さまざまな活動を行っています。そのひとつが、津波被害にあった土地に建設するメモリアルパークの設計アイデアを発信すること。
8月23日には、岩手大学の教授・学生の協力のもと、ワークショップが行われました。安全、安心、活力といった視点から、公園の機能などを話し合い、津波到達を遅らせる工夫、スポーツ施設の設置など、ビジョンを具体化。子どもたちの目線で公園のアイデアを模造紙にまとめました。
最後にそれぞれの公園案を発表。生徒からは「最初は分からないことばかりだったけど、話し合いと発表を通じて公園のイメージがわきました」といった感想も述べられ、自らが復興の担い手であるという意識を一層強めていました。
[写真キャプション]生徒たちは班ごとに分かれて意見交換。それぞれの主張を1枚の模造紙にまとめていきます。

県内の各学校で、特色ある復興教育が進められています。 

「いわての復興教育」学校支援事業推進校

推進校は、小学校26校、中学校20校の計46校。このほか、全県立学校が「県立学校復興交流推進事業」の対象校となっています。
[図]
小学校 向中野小学校、大更小学校、橋場小学校、一本木小学校、徳田小学校、宮野目小学校、二子小学校、小友小学校、室根西小学校、湯田小学校、平泉小学校、宮古小学校、越喜来小学校、米崎小学校、小佐野小学校、吉里吉里小学校、山田北小学校、小本小学校、田野畑小学校、久喜小学校、福岡小学校、普代小学校、野田小学校、長興寺小学校、宿戸小学校、一戸小学校
中学校 江刈中学校、沼宮内中学校、紫波第一中学校、東水沢中学校、金ヶ崎中学校、津軽石中学校、末崎中学校、小友中学校、甲子中学校、有住中学校、吉里吉里中学校、山田中学校、小本中学校、田野畑中学校、久慈中学校、長内中学校、御返地中学校、軽米中学校、野田中学校、宿戸中学校

減災、そして海との共存を考え 普代村に多い樹木を植えて防災林をつくる
普代村立普代小学校 

普代浜からわずか数百メートルのところにある普代小学校。8月7日、津波から学校を守る防災林を作るための植樹を行いました。植樹地は校門から海へ通じる道路の法面で、この地域に多く生息するミズナラやケヤキなど18種類1880本の苗木が植えられました。大きくなれば、津波などの自然災害から校舎を守る「命の森」となります。
植樹に参加した森田樹くん(5年)は、「防災林は自分たちの家と暮らしを守ってくれる。早く成長してほしい」と言い、外舘洋文先生は、「命を守る森から海との共存を考え、普代村のなりわいである漁業へと、地域を支える学びを広げていきたい」と、未来を見据えた話をしてくれました。
[写真キャプション]植樹には児童のほか普代中学校や地元の人など約300名が参加。土地本来の木は、自然災害にも耐えられる力を持っているといわれます。 

県外との交流 宮城・気仙沼をバス見学
一関市立室根西小学校 

県境に位置する室根西小学校にとって、宮城県気仙沼市は非常に身近な生活圏。気仙沼の小・中学生や被災者の方を招いて、合同で運動会を開催したり、仮設住宅のお年寄りを元気づけようと、子どもたちが演歌を覚えて披露するなど、さまざまな支援や交流を行ってきました。
また今年5月には、被害を自分の目で見て、被災者のかたの生の声を聞くため、気仙沼をバス見学。「被災地でお金を使うこともひとつの支援」と、ひとり300円のお小遣いを持参し、復興商店街を利用しました。
震災を風化させることなく、自ら進んで復興のために行動することを学んでいます。
[写真キャプション]今年5月、バス見学で宮城県気仙沼市を訪れた室根西小の児童たち。 

はがき新聞につづる 「心の復興」
滝沢村立一本木小学校 

新聞を教材として活用する「NIE」実践指定校の一本木小学校。震災の記事を読み、感想や激励のメッセージをはがきサイズにまとめる「はがき新聞」作りに取り組んでいます。今年は5、6年生の授業で、陸前高田市を取材した新聞記者を指導者として招き、震災から1年経った被災地の「心の復興」をテーマに、はがき新聞をつづりました。
新聞作りを通じて考える岩手の復興。これからの岩手を支えていく主人公として、震災を学び、自分の意見を積極的に発信しています。
NIE:Newspaper in Educationの略。学校などで新聞を教材にして勉強すること。日本新聞協会が指定校の認定を行っています。
[写真キャプション]一本木小の「はがき新聞」。復興への願いや激励がつづられています。 

津波の教訓を広めよう 「プロジェクトそでなし」
県立宮古北高等学校 

自作の紙芝居で、「地震が来たら一刻も早く高台へ」と津波の教訓を伝えてきた、宮古市田老の田畑ヨシさん。宮古北高校では、地元の語り部が伝えるこの教えを、若者の力で広めようという活動に取り組んでいます。
「プロジェクトそでなし」と名付けられたこの活動は、田畑さんの紙芝居を想起させる物のひとつとして、物語に登場する「そでなし(はんてん)」を製作し、震災の教訓を後世に語り継ごうという企画。慣れない和裁に戸惑いながらも地元のお母さん方から作り方を教わることで、地域との新たな交流も生まれています。
[写真キャプション]田老地区の被災した主婦による手仕事グループ「ゆいとりの会」の方々に教わり、真剣に作業する生徒たち。

8ページから9ページ

特集2 2016いわて国体
第71回国民体育大会 スローガン 広げよう 感動。伝えよう 感謝。大会愛称 希望郷いわて国体 

東日本大震災津波からの復興のシンボルとして 2016年に岩手県で開催される 希望郷いわて国体を みんなで盛り上げていきましょう。

復興の力となる国体を目指して 

第71回国民体育大会は、大会愛称を「希望郷いわて国体」と決定し、「広げよう 感動。伝えよう 感謝。」をスローガンに開催します。
復興への本格的な取り組みが進む2016年に開催されるこの国体は、岩手の復興のシンボル。国体の開催を通じて、県内外とのさらなる絆を深め、復興の力となる国体を目指します。
この国体は、震災に際してご支援をいただいた全国の皆さんに感謝を伝え、復興に向けた着実な歩みを見ていただく絶好の機会です。県民の皆さん、企業、団体などさまざまな分野のかたがたの総力を結集した「新しい岩手型国体」の開催を目指しています。

「希望郷いわて」の実現につなげたい 

全国から集まる選手の皆さんの熱い戦いは、県内各地で復興に取り組んでいる皆さんに、夢と希望、そして感動を届けてくれます。
また、国体の後には、第16回全国障害者スポーツ大会が開催される予定です。両大会開催に向けた取り組みを通じて、地域の一体感や活力も生み出していきたいと考えます。これらを、震災からの復興のみならず、新たな展開へ向けて取り組む力に変え、「希望郷いわて」の実現につなげていきましょう。

岩手の若きアスリートたちを応援しよう 

藤根俊貴(ふじね としき)
インターハイ自転車競技 ケイリン優勝 紫波総合高校3年

地元の国体で活躍したい!
今年のインターハイ自転車競技(ケイリン)で見事優勝した藤根俊貴選手。昨年の国体で5位、3月の全国選抜では4位。着実に力をつけ「実戦経験を積み駆け引きがうまくなった」と齊藤謙監督。競技のおもしろさを「ハイスピードで競い合い、追い越すときの爽快感」と答えた藤根選手は、今後も競技を続ける予定。「さらに高いレベルで努力し続けたい。地元開催の国体に参加できたら、いい結果を残したい」と笑顔で抱負を語ります。 

山岸顕志朗(やまぎし けんしろう)
インターハイ フェンシング 男子サーブル準優勝 一関第二高校3年 
片ケ瀬有香(かたがせ ゆうか)
インターハイ フェンシング 女子サーブル7位 一関第二高校 2年 

岩手からフェンシングの魅力発信
高校からフェンシングを始めた山岸顕志朗選手は8月のインターハイで、フェンシング男子サーブルで準優勝。「岩手国体に胸を張って出場できるように努力したい」と言う山岸選手。鈴木千晶監督は「冷静な動きと間合いの取り方が上手。まだ伸びしろのある選手」と話します。女子サーブルで7位に入賞した片ケ瀬有香選手は、「上位入賞し、岩手からフェンシングの魅力を発信したい」と笑顔で抱負を語ってくれました。 

みんなの応援を力に代えて、活躍中! 

田中泉樹(たなか いずき)
ロンドンオリンピック女子ホッケー代表 山梨学院大学2年(岩手町出身)

岩手県民としての誇りを胸にプレー
この夏のロンドンオリンピックに、女子ホッケー代表として出場を果たした田中泉樹選手。岩手町の一方井中学校から不来方高校に進み、168センチの体格とスピードを生かし日本を代表する選手として活躍しています。「オリンピックはいい経験になったけど、まだまだ世界との差を感じた。2016年のいわて国体のときには岩手に戻って、応援してくれた方に感謝の気持ちをプレーで見せたい」と、その秘めたる思いを話します。 

菊池崇人(きくち たかと)
インターハイ 重量挙げ105キログラム級 スナッチ3位(115キログラム)岩谷堂高校 3年 

仲間との絆を力に躍進
際立つスピードと爆発力が持ち味の菊池崇人選手。右手首の痛みをこらえてのインターハイでしたが、スナッチで見事3位入賞を果たしました。中学の頃から入部を決めていたという菊池選手。入部後は成功した瞬間の達成感に魅了され、みるみる成長していきました。「いい先輩に巡り合えて目標になりました。同級生も切磋琢磨できるいい仲間です」。重量挙げは個人競技ですが、菊池選手の成長には素晴らしい仲間の存在も大きかったようです。 

第71回国民体育大会・第16回全国障害者スポーツ大会募金 

より多くの皆さんに両大会を支えていただく取り組みとして募金を実施します。成功に導くためには、皆さんの一層のご支援とご協力がぜひとも必要です。
すべての県民にとって復興の力となる大会、そして県民、企業、団体などとの協働を基本とする開かれた大会とするため、募金にご協力ください。 

募金の種類 

個人、職場、募金箱、イベント、企業・団体募金などを行う予定です。

募集期間 

平成28年10月31日まで

募金の対象者 

県内外の個人及び企業・団体 

募金の使途 

両大会の運営経費として活用します。 

募金の開始時期、募金方法 

平成24年10月下旬以降、ホームページでお知らせします。

募金のお問い合わせ 

県庁国体室 電話:019-629-6294
希望郷いわて国体の詳細はホームページで
いわて国体 検索

10ページから11ページ

岩手にキラリ いま、輝く人

今、キラリと輝く人にスポットを当て、いわての「これから」を明るく照らすふるさとの底力をシリーズで紹介します。 

一緒に歌って、踊って たくさんの親子を笑顔にしたい 

「子育ての楽しさ」伝道師 高嶋純さん

「ひとくちに男性保育士といっても、キャラクターも保育のスタイルもいろいろ。それぞれ得意なことを持ち寄ったら、もっと新しい、おもしろいことができるんじゃないかと思いました」
今年で7年目となる「男性保育士連 チーム・ファンタジスタ」結成のきっかけを振り返る、高嶋純さん。盛岡市、紫波町、滝沢村の保育園に勤務している男性保育士有志で結成されているこのチームは、歌やダンス、ポエム、クラシックピアノ、パネルシアター、体操、ブラジルの伝統武術などバラエティ豊かな内容で、保育ステージショーを行っています。県内外の保育園や地域のイベントに引っ張りだこで、現在10人のメンバーが、休日を利用しながらボランティアで出演しています。
チームの活動開始当初から公演していた沿岸地域が被災し、震災後、復興支援や保育支援で何度も被災地を訪れたことから沿岸地域との交流がさらに深まったとか。
「震災後、避難所だった場所で公演をする時は、やはり感慨深いです。子どもたちを楽しませるのはもちろん、子どもたちを守ろうと頑張っている保育士や保護者の皆さんに、『明日も子育てがんばろう!』という気持ちになってほしい」と、チーム全員が全力でステージを盛り上げています。
「保育士=母親役のイメージですが、僕たちは『父親役』。お父さんも保育園に足を運びやすくなり、男同士、育児の相談もしやすいのでは」と、男性保育士の役割を語る高嶋さん。子どもと遊ぶ時間の少ないお父さんが、自分たちのショーを観て、親子の触れ合いを増やすきっかけになればうれしい、と笑顔を見せました。
[写真キャプション]高嶋純さん[川目保育園 保育士] 鹿角市出身。保育士。「男性保育士連 チーム・ファンタジスタ」のリーダー。主に週末を利用し、県内外で公演を行っています。
[写真キャプション]「男性保育士連 チーム・ファンタジスタ」のメンバー。休日を利用し、県内外で保育ステージショーを行っています。 

ラジオのリスナーと一緒に 地元の元気を伝えていきたい 

エフエムラジオパーソナリティ 木村彩子さん

「雨も小降りになり、西日も射してきました。もしかしたら虹が見えるかもしれませんね」
手元の原稿と窓から見える空模様とに目を配りながら、穏やかなトーンでマイクに語りかけるのは「みやこさいがいエフエム・みやこたろうさいがいエフエム」のパーソナリティ・木村彩子さん。宮古市のビルの一角で小さなFM局が放送を開始したのは2011年3月22日。震災後の被災地で最も早く設立した臨時災害放送局でした。
「ラジオ放送をスタートしたとき、スタッフに放送の経験者は一人もいませんでした。当初は、行政からのお知らせ、どこどこに携帯電話のアンテナが立ちました、どこどこに給水所ができましたといったインフラ情報や安否確認など、時々刻々と更新されていく情報を追うので精一杯でした。そんな時、町のきめ細かい情報収集に力を貸してくれたのが、地域の高校生や地元の短大の学生さんだったんですよ」 被災直後、途方に暮れる人々にとって、「みやこさいがいエフエム」という新規事業の立ち上がりとそれを手伝う地元の若い人たちの姿は、ひとつの希望として映ったようです。
「町の方々とお会いして『いつも聴いているよ』と声をかけてもらえることが何よりうれしい。ラジオの向こうにいるのは、宮古に暮らす一人ひとり。一対一のコミュニケーションであることを心に留めながら、毎日マイクに向かっています。この先、震災に関する情報が少なくなって、町のすてきなニュースをたくさんお伝えできるようになることを願っています」
地域の人たちと一緒に、町の復興を一人の市民として見守りながら放送を続けていきたいと語る木村さん。ラジオから聞こえる丁寧な言葉と語りかけが、今日も宮古の人々の耳と心に優しく寄り添います。
[写真キャプション]木村彩子さん [みやこさいがいエフエム・みやこたろうさいがいエフエム パーソナリティ] 宮古市出身。三陸鉄道の広報担当を経て、2011年3月、宮古地域で放送を開始した「みやこさいがいエフエム」のスタッフとして番組制作に携わる。同6月からは、田老地域で「みやこたろうさいがいエフエム」の放送を開始。ラジオリスナーに、地域情報と元気を送り届けています。
[写真キャプション]「みやこさいがいエフエム」は、甚大な災害下、ラジオの力を示す模範であるとして、ドイツの民放ラジオ局・レーゲンボーゲンから2012年名誉賞を授与されました。この名誉賞は、ゴルバチョフ元ソ連大統領やコール元ドイツ首相が受賞しています。

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復興に向けてできることをひとつずつ!

前を向き歩き出した沿岸部の人たちがいます。そのかたがたを支援する内陸部の人たちがいます。自分のため、地域のため、そして岩手の未来のために。各地で始まっている復興に向けての一歩をご紹介します。
 

一般社団法人 おらが大槌夢広場 大槌町

町民の希望に応える「何でも屋」大槌の新たな魅力をつくっていこう 

昨年11月に復興食堂をオープンし、活動を始めた「おらが大槌夢広場」。各種イベントの運営や語り部ツアーガイドなど、取り組みは多岐にわたります。現在は、小学生が町の将来を語り合う「子ども議会」の開催や、地元での起業を目指す若者の支援など、次世代の育成にも力を注いでいます。「意識が変われば何でもできます。無いものはつくりだせばいい。ここは夢をかなえる場所です。できないことはないと思っています」と代表理事の阿部敬一さん。この力強い言葉に刺激を受けた若者たちは今、大槌の新たな魅力探し・魅力づくりを積極的に進めています。
[写真キャプション]プレハブの食堂と、町民の憩いの場として建設されたドームには町内外からたくさんの人が訪れ、いつもおらが大槌のメンバーが元気いっぱいにもてなしてくれます。 

おはなしころりん 大船渡市

楽しい話と笑いがころりんころりん 読み聞かせを通して、地域を明るく 

大船渡市で読書を推進する活動を行っている「読書ボランティアおはなしころりん」。7月から大船渡市内の仮設住宅を巡回して、地域のかたなどを対象に絵本の読み聞かせ講座「やってみっぺし読み聞かせ」を行っています。本講座は、3回にわたっての講習を受け、その後、子どもに対しての読み聞かせを実践するというもの。
「読み聞かせは、被災者や子どもの心の癒すだけにとどまらず、人と人とのつながりを深くします。それがボランティア活動のきっかけや生きがいになってくれれば」と代表の江刺由紀子さん。子ども達と話す機会が増えたという参加者の感想もあり、地域コミュニティーの活性化にもつながっています。
[写真キャプション]9月1日、大船渡北小学校内にある「山馬越仮設団地」にて。受講者が子どもたちを前に絵本の読み聞かせを実践。その後は、スタッフも紙芝居を披露し、子どもたちの笑いで包まれました。 

ホープラザ奥州 奥州市

情報発信、心を結ぶ交流の場として 避難者のニーズに応える 

7月1日にオープンした「ホープラザ奥州」。震災によって内陸へ避難しているかたに対する支援情報の提供、生活相談への対応、交流会の開催などの被災者支援のほか、被災地へのボランティアの取り次ぎなど、被災地と支援をつなぐ活動も行っています。
避難しているかたの出身エリア別の交流会も開催。すでに4回開催されている陸前高田周辺出身者のお茶会をとりまとめる佐藤久也さんは、「新しい共通点などでつながりが増えた。今後も続けたい」と話します。今後、沿岸でのイベントなども予定されており、地元を離れて暮らすかたとふるさとをつなぐ活動は、さらに広がりを見せています。
[写真キャプション]常駐するスタッフが生活支援やさまざまな悩みの相談に応じています。内陸での避難生活に心細さや不安を感じている方々の心の寄りどころとしても大きな役割を果たしています。

13ページ

県施設のイベント情報

県立美術館[盛岡市] 

ユーモアのすすめ 福田繁雄大回顧展
11月11日(日曜日)まで開催 午前9時30分から午後6時(入館は午後5時まで)
内容 世界的グラフィックデザイナー福田繁雄の大回顧展。ポスター210点とトリックアートの立体作品約100点に加え、アイデアスケッチなど貴重な資料を紹介。
料金 一般1,000円、高校生・学生600円、小学生・中学生400円
所在地:岩手県盛岡市本宮字松幅12-3
電話:019-658-1711
ホームページ:http://www.ima.or.jp 

いわて子どもの森[一戸町]

2012 グッド・トイ展
11月3日(土曜日)・4日(日曜日)午前10時から午後4時
内容 グッド・トイとは、NPO法人日本グッド・トイ委員会が、「優良なおもちゃ」として認定しているもの。子どもはもちろん大人も楽しめる、100点以上のおもちゃに触れて遊ぼう。
料金 無料
所在地:岩手県二戸郡一戸町奥中山字西田子1468-2
電話:0195-35-3888
ホームページ:http://www.iwatekodomonomori.jp/ 

県営スケート場[盛岡市] 

県営スケート場オープニングイベント
内容 オープニングセレモニー、スケート場無料開放、滑走指導などを行います。
11月3日(土曜日) 午前10時から午後6時
料金 無料
所在地:岩手県盛岡市みたけ5-9-1
電話:019-641-1129
ホームページ:http://sposhin.echna.ne.jp/
[公益財団法人スポーツ振興事業団]

アイーナ(国際交流センター)[盛岡市] 

2012ワン・ワールド・フェスタinいわて 世界はともだち!
11月18日(日曜日) 午前10時から午後4時
内容 見て・聞いて・話して・味わって・体験して、各国の文化を楽しむ国際交流のお祭りです。
参加費 無料
所在地:岩手県盛岡市盛岡駅西通1-7-1 アイーナ5階
電話:019-654-8900
ホームページ:http://iwate-ia.or.jp/

ふれあいランド岩手[盛岡市] 

ふれあいスポーツフォーラム2012
10月30日(火曜日) 午前10時から午後4時
内容 ロンドンパラリンピック日本代表の大井利江氏を招いての講演および外部講師の指導による運動を行います。
受講料 資料代:100円、プール使用料:一般420円、学生220円、障がい者・65歳以上は無料
申込期間 9月30日(日曜日)から 定員(120名)に達するまで
所在地:岩手県盛岡市三本柳8地割1番3
電話:019-637-4469
ホームページ:http://www.fureailand.jp/

網張ビジターセンター[雫石町] 

宮沢賢治足跡体験バスツアー
10月28日(日曜日) 午前10時10分から午後3時20分
内容 宮沢賢治がどんな思いで、どんな風景を見て詩や童話を作るきっかけとしたのかなど、足跡をたどり、その魅力を再発見します。
料金 大人2,000円、小学生1,000円(バス代込)
申込締切 10月26日(金曜日)
定員 20名(定員になり次第締切)
集合場所 JR雫石駅北口または雫石町役場前駐車場
所在地:岩手県岩手郡雫石町長山小松倉1-2
電話:019-693-3377
ホームページ:http://www17.ocn.ne.jp/~amihari

アンケートプレゼント 

被災地応援! 沿岸地域からうれしいギフトをお届けします。アンケートにお答えいただいた皆さまの中から抽選で合計8名様(A3名・B5名)にプレゼント。お好きな商品をひとつ選んでご応募ください。下記の(1)から(4)に対する回答と、住所・氏名・年齢・職業・電話番号・ご希望商品のアルファベット記号(AまたはB)をお書き添えの上、はがき、ファクス、電子メールでお送りください。
送り先
 

  • はがき 郵便番号020-8570(住所不要) 岩手県広聴広報課 「いわてグラフ10月号・読者アンケート」係
  • ファクス:019-651-4865
  • 電子メール:kouhou@pref.iwate.jp

応募締切 平成24年11月9日(金曜日)当日消印有効
当選発表 商品の発送(12月上旬頃)をもって代えさせていただきます。

A 山田せんべいロール(2本セット) 3名様
山田町名物「山田せんべい」をロールケーキで再現しました。岩手産の米粉を100%使用。生地とクリームには黒ゴマを練りこんだ、風味豊かなスイーツです。
お問い合わせ:
洋菓子のかわさい
電話:0193-82-4127
B 大船渡名物おひとつ(15個入り) 5名様
もちもち食感の生地でやわらかなこし餡を包んだ、黒糖蒸し饅頭。じっくり時間をかけて蒸しあげ、飽きのこないやさしい味わいに仕上げました。
お問い合わせ:株式会社 高瀬
電話:0192-27-1170

いわてグラフについてアンケートにご協力ください。 

(1)記事は分かりやすかったですか?(番号で回答)(1)非常に分かりやすい (2)分かりやすい (3)普通(4)分かりにくい (5)非常にわかりにくい 
(4)または(5)のかたは、どのような点が分かりにくかったか、参考までにお教えください。
(2)今回の企画で興味をもったものは何ですか?
(3)県政で興味のあるものは何ですか?(番号で回答)(1)地域防災 (2)医療・福祉 (3)雇用 (4)産業振興 (5)その他() 
(5)その他のかたは、興味のあるものをお書きください。
(4)本誌へのご意見・ご要望がありましたら、ご自由にお書きください。
ご記入いただいた個人情報やアンケートの内容につきましては、厳正な管理のもとで取り扱い、アンケート集計、プレゼントの発送にのみ利用させていただきます。

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岩手県からのお知らせ 

うちエコ診断を受診してみませんか?

岩手県地球温暖化防止活動推進センターでは、各家庭ごとの省エネ対策を提案する「うちエコ診断」の申し込みを受け付けています。
【うちエコ診断ってなに?】事前にお答えいただいたアンケートをもとに、うちエコ診断員が専門ソフトを用いて各家庭のエネルギー消費量を分析し、その結果から具体的な省エネ対策を提案するものです。
【診断料は?】無料ですので、お気軽にお申し込みください。
お問い合わせ:岩手県地球温暖化防止活動推進センター(盛岡駅西口アイーナ5階) 電話:019-681-1904 

第65回岩手芸術祭開催のお知らせ 

県民の芸術文化活動の祭典、第65回岩手芸術祭が10月6日(土曜日)に開幕します。今年度のテーマは「立ち上がれ 文化の力 岩手の心」です。岩手芸術復興支援フェスティバルを皮切りに、美術展や文芸祭のほか、演劇・伝統芸能・音楽・舞踊・演芸の舞台発表など盛りだくさんの催しが、来年の2月まで県内各地で行われます。
お問い合わせ:実行委員会事務局[公益財団岩手県文化振興事業団] 電話:019-654-2235
岩手県精神保健福祉大会を開催します。 

第38回岩手県精神保健福祉大会を開催します。 

期日 10月26日(金曜日)
場所 二戸市民文化会館
大会スローガン 「地域で支える 手と手をつないで」
内容・岩手県精神保健福祉協会長表彰・精神障がい者の活動発表およびチャイルドスクール園児の合唱・精神障がい者の作品展示、販売 参加費は無料。どなたでも参加できます。
お問い合わせ:岩手県精神保健福祉協会(県精神保健福祉センター内) 電話:019-629-9617 

消費生活サポーターを募集しています。 

県では、消費者被害のない地域づくりを進めるため「消費生活サポーター」を広く募集しています。
活動内容
 

  • 県民生活センターから消費者トラブルなどに関する情報をサポーターの皆さんに送付します。
  • それらの情報をできる範囲で周囲の方々にも広めていただきますようお願いします。
  • 不審な勧誘や不当な表示などを見聞きした場合は県民生活センターに情報提供してくださるようお願いします。

登録期間 申し出を受理した日から平成25年3月31日まで 詳しくは県公式ホームページをご覧いただくか、県民生活センターまで。
県公式ホームページ 消費生活サポーター サイト内検索
お問い合わせ:県民生活センター 電話:019-624-2586

無料労働相談会のお知らせ 

職場のことで悩んでいませんか。解雇や賃金の未払い、労働条件について折り合いがつかないなど、労働者と事業主との間のさまざまな問題について、岩手県労働委員会の委員(弁護士、労働団体役員、経営者など)が無料で相談に応じます。電話での予約を受け付けておりますので、どうぞお気軽にご利用ください。
開催日および場所

  • 10月14日(日曜日)県奥州地区合同庁舎、県久慈地区合同庁舎
  • 10月21日(日曜日)県花巻地区合同庁舎、県釜石地区合同庁舎
  • 10月28日(日曜日)県北上地区合同庁舎、県大船渡地区合同庁舎

時間 午前1時から午後4時
対象 岩手県内の労働者、事業主の方
お問い合わせ:県労働委員会事務局 電話:019-629-6276

岩手県U・Iターンシステムのご案内 

県では、U・Iターン就職などを希望するかたへ、県内の求人情報を提供する「U・Iターンシステム」による就職支援を行っています。無料で求人情報を検索することができますので、U・Iターン就職などをお考えになっている県外在住のご家族やご友人へ、登録をぜひお勧めください。また、県内に就業場所のある企業の皆さんについても、無料で求人情報の登録ができます。詳しくはホームページから。岩手県U・Iターンシステム
お問い合わせ:岩手県Uターンセンター 電話:03-3524-8284 県庁雇用対策・労働室 電話:019-629-5592 

災害関連インフォメーション 

復興まちづくりフォーラムを開催します。

県民一人ひとりが、復興の主役として三陸のあり方を考える機会とするため、県では「三陸に住み続ける」をテーマに、災害に強く、快適で魅力ある復興まちづくりを考えるフォーラムを開催します。
日時 10月31日(水曜日) 午前1時30分から午後4時20分
場所 アイーナホール
定員 先着350名:入場無料 事前の申し込みをお願いします。
お問い合わせ:県庁復興局まちづくり再生課  電話:019-629-6935 

被災者相談支援センターからのお知らせ 

各地区の被災者相談支援センターでは、通話料無料(フリー)の専用ダイヤルを設置しています。ぜひご利用ください。
久慈地区 電話:0120-934-755
宮古地区 電話:0120-935-750
釜石地区 電話:0120-836-730
大船渡地区 電話:0120-937-700
釜石地区被災者相談支援センターが、9月3日(月曜日)に下記のとおり移転しました。
釜石市只越町3-9-13 釜石市役所第4庁舎1階(旧所在地:釜石市鈴子町22-1 シープラザ釜石)
被災者相談支援センターでは、被災者の皆さんの生活再建に向けて、関係機関と連携しながらさまざまな相談・問い合わせに一元的かつ柔軟に対応しています。お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ:県庁復興局生活再建課 電話:019-629-6926 

平成23年度の県の取り組みの成果を公表します。

県では、平成23年度の取り組みやその成果について県民の皆さんにお伝えするため、「平成23年度主要施策の成果に関する説明書」を作成しました。説明書には、県が進めている「いわて県民計画第2期アクションプラン[政策編]」の7つの政策について、目標の達成状況や県の取り組み状況などを掲載しています。また、今後、課題の分析などを行い、これからの取り組みの方向などを検討することとしています。説明書は、県公式ホームページで10月5日(金曜日)から公表するほか、県庁行政情報センターや各市町村、図書館などでもご覧いただくことができます。お気付きの点などございましたら、ご意見をお寄せください。詳しくは県公式ホームページから。主要施策の成果に関する説明書 サイト内検索
お問い合わせ:県庁政策推進室 電話:019-629-5181 

一人で悩まないで!いじめ相談電話 

電話:019-623-7830
メール相談アドレス
電子メール:fureai@pref.iwate.jp
お問い合わせ:県庁学校教育室

お詫びと訂正いわてグラフ8月号「特集2(9ページ)」大船渡乳業株式会社の写真説明文に誤りがありました。お詫びして訂正します。
[誤]常務取締役専務 [正]常務取締役

震災からの歩み(主なもの)

〈平成24年7月中旬から〉
[被害状況]
死者4,671人、行方不明者1,205人(うち死亡届の受理件数1,132人)、家屋倒壊数24,212棟(9月12日現在)
7月
21日 宮古市浄土ヶ浜海水浴場が2年ぶりに海開き
26日 災害応急対策支援の自衛隊が県から撤収して1年 自衛隊派遣感謝式を開催
27日 山田町なかよし公園商店街が解散 仮設テントにお別れ
下旬から 沿岸各地で多くの夏祭りが2年ぶりに復活
8月
5日 「釜石はまゆりオープン・ウォーター・スイム」開催
6日 大槌町が旧大槌小校舎を改修した新庁舎での業務開始
28日 大船渡・細浦郵便局が本設店舗で営業再開
9月
2日 大船渡市立赤崎中学校、越喜来小学校で校舎とのお別れ会開催
11日 陸前高田市気仙小学校で校舎とのお別れ会開催
15日 県立高田高校災害復旧事業着工式

広聴広報のご案内 

県公式ホームページ http://www.pref.iwate.jp/
岩手県広聴広報課Twitter(ツイッター) http://twitter.com/pref_iwate
岩手県広聴広報課Facebook(フェイスブック) http://www.facebook.com/pref.iwate
ご意見・ご提言

  • 手紙・はがき 郵便番号020-8570(住所不要) 岩手県広聴広報課
  • 電子メール:koucho@pref.iwate.jp
  • 電話:019-629-5110 受付時間 午前8時30分から午後5時(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
  • ファクス:019-651-4865[24時間受付]

ポスターやインターネットで全国に感謝と復興への想いを発信! 

復興支援をいただいたかたがたに出演いただき、岩手と国内外の「つながり」を表現したポスターを作成しました。このポスターでは、支援への感謝と復興への想いなどを発信し、震災を風化させず継続的な支援を呼びかけることをねらいとしています。ポスターは全部で10種類作成。東京都の都営地下鉄の全車両のほか、全国各地で開催される復興応援イベントなどで掲出しています。
インターネットでは、ポスターに出演いただいたかたがたの復興支援のストーリーや、それらを通じて抱いた岩手に対する想いなども詳しく紹介中。ぜひご覧ください。
 

ポスター出演者 

  1. (1)ルース駐日米国大使【米国】
  2. (2)歌手 八神純子氏【米国】
  3. (3)酪農学園大学【北海道】
  4. (4)GINZA Kansei 坂田幹靖シェフ【東京都】
  5. (5)旅行ガイド地球の歩き方【東京都】
  6. (6)NPO愛知ネット【愛知県】
  7. (7)関西広域連合【大阪府、和歌山県】
  8. (8)ミスさんさ
  9. (9)鹿島アントラーズ 小笠原満男選手
  10. (10)県立大学復興girls*

インターネット 「いわてとあなたがつながるページ:http://www.iwatekara.jp」
[写真キャプション]鹿島アントラーズ 小笠原満男 選手 震災直後から被災地を訪れ、子どもから大人まで大勢を励ましたほか、Jリーグの東北出身者で構成する「東北人魂」を設立し、定期的に被災地でサッカー教室を実施。

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いわての魅力 世界遺産平泉

復興へ、祈りを込めて― 秘佛「一字金輪佛頂尊」御開帳 

世界遺産登録記念および東日本大震災復興祈念として、12年ぶりに御開帳されている中尊寺の秘佛「一字金輪佛頂尊」。諸仏の徳を一身に集めた最勝・最尊の仏さまで、天変地異や紛争などに際し、強い力で世の中を救済してくださると伝えられています。
平泉の文化遺産が世界遺産に登録されたのは、震災からわずか3か月後。中尊寺の山田俊和貫首は、「待望の知らせではあるものの、被災地の方々のことを思うと、諸手を挙げて喜べる心境ではなかった」と、当時を振り返ります。
「ところが被災地の方々から、『平泉の世界遺産登録は、復興のシンボルになる』と言っていただいたのです。我々にとっては、非常にありがたいことでした。今回の御開帳で多くの皆さまとご縁を結び、登録の喜びを分かち合いつつ、復興への足音が高まることを祈念したい」と語ります。
長い戦乱の末、焦土となった東北の地に、平和都市を築いた奥州藤原氏。800年以上にわたり、この地を見守ってこられた尊像は、震災を乗り越えて復興に進む私たちを、今も静かに見守っています。
[写真キャプション]奥州藤原氏三代秀衡公の念持仏と伝わる、中尊寺の秘佛「一字金輪佛頂尊 坐像」。白肌の彩色、細い眉、朱の紅をひいた優美な姿は「人肌の大日」と親しみ称される重要文化財。秘佛御開帳は11月11日(日曜日)まで、中尊寺讃衡蔵特別収蔵室にて開催。
[写真キャプション]「震災で亡くなられた多くの方の菩提を弔うと共に、復興へ向かう私たちに強い力を授けてくださるよう、朝に晩にと金輪さまにお勤めし、世の中の平和と幸福をお祈りしています」と語る、中尊寺の山田俊和貫首。

世界遺産 平泉 

無量光院跡 むりょうこういんあと 

藤原秀衡公が、宇治平等院の鳳凰堂にならい建立した寺院跡です。東西に延びる伽藍の中心線は金鶏山と直線で結ばれ、春と秋の年2回、その稜線上に日輪が下がり、荘厳な落日の一瞬が現れるよう計算され、極楽浄土を体感できるよう設計された空間です。現在も史跡の発掘調査および周辺の整備などが行われるとともに、一帯の景観保全が進められています。
[写真キャプション]水を張った無量光院跡
いわてグラフ 第734号 平成24年10月1日発行
企画・発行 岩手県秘書広報室広聴広報課 岩手県盛岡市内丸10番1号 電話:019-629-5283 編集・印刷 山口北州印刷株式会社
いわてグラフは516,000部作成し、県内全世帯に配布しています。1部当たりの単価は、約18円です。

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秘書広報室 広聴広報課 広聴広報担当(広報)
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5283 ファクス番号:019-651-4865
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。




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