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いわてグラフ12月号(第735号)テキスト版

ID番号 N8832 更新日 平成29年9月8日

表紙

いっしょに育む 希望郷いわて マガジン
いわてグラフ
2012年12月号
第735号
平成24年12月1日発行(年5回発行)
絆を力に 未来へジャンプ。
[写真キャプション]見前南中学校 田代優仁さん(盛岡市)
特集1
未来をひらく復興道路
みんなでつなぐ復興への道
特集2
こころの健康づくり
つながる・ささえる こころの健康づくり

2ページ

今号の表紙 飛躍 ひやく 

震災を乗り越えつかんだ「全国4位」仲間の存在が大きな支えに

田代優仁(まさひと)さん(盛岡市立見前南中学校3年生) 

津波で山田町の自宅を失い、家族とともに盛岡市に転居した田代優仁さん。山田中学校から見前南中学校に転校し、慣れない環境に戸惑いながらも、ひたむきに陸上に打ち込んできました。今年8月に出場した全日本中学校陸上競技選手権大会では、男子110メートルハードルで、4位入賞という快挙を達成。
「『見前南で頑張ってこい』と送り出してくれた山田中の仲間、自分を温かく迎えてくれた見前南中の仲間の存在があったからこそ」と、喜びを語る田代さん。全国大会の前には、山田中の仲間たちが動画でエールを送ってくれました。「離れていても心はつながっていることを実感でき、本当に心強かったです」と振り返ります。
陸上競技の魅力を「努力した分だけ成長できるところ」と話す田代さんは、現在、勉学にまい進する受験生。
「震災後も陸上に打ち込める環境をつくってくれた家族や先生、仲間への感謝の気持ちを忘れずに、これからも競技を続けたい。高校でも、全国の舞台に立てるよう頑張ります」
いくつものハードルを飛び越えていく彼の姿は、震災を乗り越え、復興を目指して走り続ける私たちに、大きな勇気を与えてくれます。
[写真キャプション]田代くんは部長としても陸上部を引っ張ってきました。後輩からも慕われ、彼の周りには自然と人の輪が生まれます。
[写真キャプション]転校の際、山田中学校の仲間から贈られた寄せ書きと思い出の写真。故郷を離れても、仲間との絆が田代さんの心の支えとなっています。
 

目次 

第735号 平成24年12月1日発行(年5回発行)
03 特集1 未来をひらく復興道路
みんなでつなぐ復興への道
08 特集2 こころの健康づくり
つながる・ささえる こころの健康づくり
10 岩手にキラリ いま、輝く人
12 復興に向けてできることをひとつずつ!
13 県施設のイベント情報、アンケート・プレゼント
14・15 岩手県からのお知らせ、災害関連インフォメーション
16 いわての魅力 世界遺産・平泉

3ページから7ページ

特集1 未来をひらく復興道路 

みんなでつなぐ復興への道 

東日本大震災津波からの1日も早い復興を目指して、大規模な道路整備が進められています。
事業者、施工業者、関係機関、そして地元の皆さんの協力がひとつになって、三陸沿岸の復興を加速させる道路がダイナミックにつながっていきます。
[写真キャプション]尾肝要(おかんよう)道路見学会に参加した田野畑小学校の児童の皆さん 

復興道路の整備が沿岸の復興を加速させます。

復興道路の開通により地域の活性化など大きな効果が期待されます!

三陸沿岸地域の復興を目指し、かつてない規模の道路整備が行われています。仙台から八戸までを結ぶ「三陸沿岸道路」、内陸と沿岸を結ぶ「宮古盛岡横断道路」、「東北横断自動車道釜石秋田線」の3つの道路は、県の復興実施計画において「復興道路」と位置づけられた一大事業。事業者である国・県と、工事関係者や関係機関が総力を結集し、地元の皆さんのたくさんのご協力をいただきながら、過去に類を見ないスピードで取り組んでいます。
「復興道路」は、道幅が広く、カーブも少ない規格の高い道路として計画され、大部分が自動車専用道路となることから、速い速度での快適な走行が実現されます。
「復興道路」が完成すると、都市間の所要時間が大幅に短縮され、物流や観光などの産業振興において大きな効果を発揮し、地域の活性化が図られます。また、救急医療や災害時の緊急輸送など、安全で安心な生活を支える基盤の強化が図られます。
内陸と沿岸部、そして三陸全体の絆をつなぐ「復興道路」は、岩手の豊かな未来を開いていきます。 

岩手県の復興道路の概要 
三陸沿岸道路

三陸沿岸地域を南北につなぐ縦貫道。 

宮古盛岡横断道路 

盛岡から宮古までを東西につなぐ横断道。 

東北横断自動車道釜石秋田線 

花巻から釜石までを東西につなぐ横断道。11月25日、宮守~東和(24キロメートル)が開通。 

三陸沿岸道路とは3路線の総称 

八戸・久慈自動車道
三陸北縦貫道路
三陸縦貫自動車道 

「復興」を合言葉に関係者一丸でつくり上げた復興道路 

11月25日に東北横断自動車道釜石秋田線の宮守・東和間が開通しました。復興道路として初めての開通であり、工事の監督官として指揮を執った才川厚生さんは「今年度、普通なら1年かかる規模の工事を、年内に完成できたのは、関係者全員に復興への思いがあったからこそ。全国からも多くの人が駆けつけ、施工業者、資材・機材の業者はもとより、地域の皆さんも含め、みんなが復興のための重要な道路と認識して協力・尽力してくれました」と現場の様子を語ってくれました。
今年4月から現場の監督官を務めた、国土交通省東北地方整備局岩手河川国道事務所の才川厚生(こうせい)さん。「県土の広い岩手県が抱える交通問題の解消につなげたい」と話します。 

関係機関が一致団結して、復興道路の早期完成を目指しています! 

県土整備部 道路建設課
計画調査担当 安原譲二さん
今年4月、応援職員として埼玉県から派遣され、関係機関との調整などを担当しています。
道路をつくる際には、埋蔵文化財の調査や保安林の解除手続きなど、さまざまな段取りを素早くスムーズに進めることも肝心なポイントです。こうした調査や手続きを行う関係機関にも他県から応援職員が駆けつけています。また、復興道路をより使いやすくするために、インターチェンジへのアクセス道路を県が新たに整備している所もあります。このように、復興道路の1日も早い開通に向けて、県と関係機関が一丸となって取り組んでいます。
地域の悲願である道路が完成することで、地域間のつながりが飛躍的に向上し、県全体の発展に大きく貢献するものと思っています。これからも、復興に携わる関係者の皆さんと強い使命感を共有して頑張ります。
[写真キャプション]埋蔵文化財調査の様子。
[写真キャプション]遠野インターチェンジへのアクセス道路の工事現場。 

インターチェンジへのアクセス道路の整備でもっと便利に!

県南広域振興局土木部
遠野土木センター工務課 道路都市チーム
菊池正樹さん
これまで道路事業に携わってきた経験を生かし、早期完成に向けて取り組んでいます。
東北横断自動車道釜石秋田線を利用する方々が、よりスムーズに行き来できるよう、国と足並みを合わせて遠野インターチェンジへのアクセス道路の工事を進めています。現場には常に3~6社の工事業者が出入りするので、工事の進ちょく状況をきめ細かく確認して連携を図り、安全・確実な工事を進めています。 

埋蔵文化財調査と復興道路事業の両立のために!

県教育委員会事務局
生涯学習文化課
平(ひら)美典さん
応援職員として鹿児島県から派遣され、県内各地を回って調査しています。
全国から10名の専門職員が派遣され、復興道路予定地などで遺跡の有無や発掘調査の必要性について、事前の調査を行っています。事業者と地権者のご協力があって、調査の早期実施が可能となっています。埋蔵文化財調査と復興道路事業と両立が図られるよう、しっかりと、迅速に調査を進めていきたいと考えています。

復興道路に高まる期待の声 

復興道路が開通すると、物流や観光などの産業復興、救急医療体制や防災力の強化などさまざまな効果が期待できます。復興道路に寄せる皆さんの思いをご紹介します。 

復興道路のメリット 
渋滞解消

交通量が分散し、渋滞の解消が期待できます。 

災害に強い道路の確保 

災害時でも安全で安心な交通が可能となります。 

時間短縮 

沿岸各都市間、内陸と沿岸の所要時間が短縮されます。 

快適な走行など 

走行快適性、交通事故の減少、走行経費の削減などが期待されます。

盛岡市 佐藤誠さん

営業で県内各地を回りますが、岩手は広いとつくづく感じます。走りやすい道路ができれば、冬場の運転がラクになりそう。特に沿岸部との行き来がスムーズになれば、仕事の効率がグンとアップします。 

岩泉町 八重樫みき子さん、拓人くん
 

小児科は宮古市の病院が一番近いので、行きやすくなるとうれしいです。 

田野畑小学校5年 佐藤弥翔(ひろと)くん

トンネルの中はライトとかの工夫がいっぱい!新しくてカッコよかった! 

大船渡市 刈谷みつ江さん
 

新しい道路ができたら、内陸の病院にも通いやすくなるし、遠方へのお出かけも便利!災害時にも頼りになる、安全な道路が待ち遠しいです。 

田老運送 山本博昭さん

三陸沿岸道路の全線開通は、沿岸の被災地みんなの悲願です。輸送の「時間と距離の壁」が解消されれば、三陸のとれたて新鮮な海の幸を、今よりもっと多くの人にお届けできます。 

宮古市 金沢道子さん
 

「ひとにやさしい復興道路」実現のために、部分的に追い越し車線を設けることで、渋滞も解消され、緊急車両の走行もスムーズになることを望みます。 

久慈市産業振興部商工観光課 中村有賀(ゆか)さん

復興道路が開通すれば、内陸から沿岸部へのお出かけもラクラク。道の駅くじ「やませ土風館」では、「久慈秋まつり」の巨大な山車がお待ちしています。ぜひ遊びに来てください! 

宮古消防署 佐々木智昭さん
 

消防・救急の機動力は車です。復興道路が完成すれば、搬送時間の短縮が期待でき、救急搬送にとって大きな味方となります。揺れが少ない快適な道路となることで、搬送中の患者さんの負担軽減にもつながります。 

田野畑小学校5年 坂下あゆみさん

久慈に買い物に行くことが多いから、着くのが早くなってうれしい!

もっと知りたい! 復興道路のこと。

交通がスムーズになって、経済効果も期待できます。 
国土交通省東北地方整備局三陸国道事務所 岩渕賢一さん

三陸沿岸道路の一部を形成する「尾肝要(おかんよう)道路」は、平成25年度内の開通を目指し、工事を進めています。現在の国道45号「閉伊坂(へいざか)峠」は、勾配もカーブも急な所が連続していますが、尾肝要道路の開通により、走行性・安全性の向上が図られるとともに、三陸沿岸地域全体の復興支援に寄与するものとして期待しています。
 

難工事のトンネルも、大型機械を駆使してチームワークで早期開通を目指します。 
国道45号尾肝要トンネル(南工区)工事担当  株式会社間組 佐々木照夫さん

「尾肝要(おかんよう)道路」の尾肝要トンネルは、全長2,736メートルで北側と南側の両側から掘削をしています。トンネル入り口が崩れそうになったり、途中の岩質がとても軟らかくなったりと自然の脅威にさらされていますが、大型機械を導入し高度な技術を駆使して、チームワークと不屈の精神で早期貫通・開通を目指し、工事を進めています。 

「命の道」で地域に安全と安心を!
 
国土交通省東北地方整備局南三陸国道事務所 香木(こうのき)和義さん

被災直後、国道45号の釜石市鵜住居から両石地区は、がれきや道路流失により通行不能でした。しかし震災の6日前に開通していた釜石山田道路は被災をまぬがれ、避難や救助活動を支援する「命の道」として大きな役割を果たしました。三陸沿岸道路は災害発生時の救助活動や支援物資輸送、さらには緊急避難などに活用される道路として、地域の皆さんの安全・安心を確保します。
 

1日も早い開通のため、全国から精鋭部隊が集結しています。 
国道45号釜石山田道路工事担当 株式会社熊谷組 堂藤和雄さん・オリエンタル白石株式会社 望月了介さん

釜石山田道路はトンネルや橋などの構造物が非常に多い区間で、火薬や重機を扱うため、特殊作業員の技術が工事の安全と効率を左右します。三陸復興のために、全国から経験豊富なスタッフが集結し、迅速でていねいな工事を安全に進めています。

8ページから9ページ

特集2 こころの健康づくり

つながる・ささえる こころの健康づくり 

大きな災害を経験した後には、震災ストレスなどにより、困難を抱えたり、こころや体に不調をきたす場合があります。
私たち一人ひとりが自分にできることを考え、地域の絆や、人と人とのつながりを大切にすることが、こころの健康づくりの大きな力になります。

県民一人ひとりの「こころの健康」をみんなで支えていきましょう。 

東日本大震災津波から1年9か月が経過します。被災されたかたがたの中には、仮設住宅での生活の長期化や失業などによるさまざまなストレスから心身の不調などが生じているかたもいらっしゃるかもしれません。
県では、被災されたかたがたのこころのケアを総合的・中長期的に進めるため、昨年度末に岩手医科大学への委託事業として「岩手県こころのケアセンター」を大学内に設置し、あわせて大船渡・釜石・宮古・久慈の沿岸4地域に「地域こころのケアセンター」を開設しました。これらのセンターには、臨床心理士や保健師などの専門職が常駐し、地域の関係機関と連携しながら、こころの健康に関する相談や訪問、住民への健康教育などを行っています。
こころの健康づくりは、専門家による支援とあわせて、住民同士の支え合いが、とても大切です。温かい交流の中で、安心して暮らせるようになることが、岩手の本当の復興につながります。 

誰にでもできる「こころの支援」。
悩んでいる人に気づいたら、気負わずに声をかけてみましょう。 

[写真キャプション]「岩手県こころのケアセンター」 センター長 酒井明夫さん(岩手医科大学・神経精神科学講座教授)
人のこころと体が受けたダメージが癒されていくには、時間がかかる場合もあります。震災から時間がたって、周囲の環境が落ち着いてくるにつれて、悲しみや喪失感が押し寄せてくるかたもいるかもしれません。
眠れない・食欲がないといった症状は、心身が不調のときに表れやすいサインですが、不安や恐怖感、うつ状態、引きこもりといった症状が続く場合は、ひとりで抱え込まず周囲に相談することも大切です。
もし家族や周りにいる人にそのような症状が見られたら、まずは相手の話にじっくり耳を傾けてあげてください。側にいてていねいに聴くことは悩む人の安心につながります。
抱えている問題は一人ひとり異なります。一人ひとりの心に寄り添っていくことが大切になります。温かな関わりがそのきっかけになることがあります。あなたも身の回りのかたに、勇気を出して声をかけてみてください。 

あなたにもできる「こころの支援」ゲートキーパー 
気づき

家族や仲間の変化に気づいたら声をかけましょう。相手を心配していることをわかりやすく伝えましょう。 

傾聴 

本人の気持ちを尊重し、耳を傾けましょう。相手の意見や考えを否定せず、しっかりと耳を傾けることがポイント。 

つなぎ 

医療機関や相談窓口の情報を教えてあげましょう。適切な支援を受ければ改善することを伝えましょう。 

見守り 

温かく寄り添いながら、時間をかけて見守っていきましょう。いつでも相談にのることを伝えましょう。 

あなたも“ゲートキーパー”になりませんか?

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地域全体でこころの健康づくり 
宮古市
お互いの優しさや気づかいが、何よりの薬です。

[写真キャプション]宮古地域こころのケアセンター 橋場俊夫さん。人びとに交流のきっかけを届けたいと、日々宮古地域を駆け巡っています。
私たちは、人と人とのつながりを大切にしながら、地域のこころの健康づくりに協力しています。活動を通して感じる私たちの役割は、宮古で暮らす人びとが、かつてと同じように、ご近所同士集まっておしゃべりしたり笑顔を交わしたりできるまでのつなぎ役、きっかけづくりだと考えています。
毎日、仮設住宅や個別宅の訪問で、あいさつや会話を重ねていくうちに、元気を取り戻していくかたをたくさん見てきました。
お互いの優しさや気づかいが、相手のこころを癒し、やがて日々の活力につながっていくのではと思います。 

野田村
住民同士の交流が、地域とこころの健康を支えています。 

[写真キャプション]野田村住民福祉課 大上有子さん。保健師として17年間、村民の健康を見守ってきました。
野田村では、地域全体の健康力を高めるため、住民が相互に支え合う取り組みが続けられています。震災後、住民から「自分たちも地域のためにできることを始めよう」と声が上がり、できたのが「たんぽぽの会」です。たんぽぽは、津波を受けても流れず強く根を張り、花を咲かせています。やがて綿毛になり、住民の思いを乗せて飛んで行き、花を咲かせ、その思いが地域へ広がることを願って名付けました。
仮設住宅の集会所で行う健康相談などに併せて、「たんぽぽの会」の皆さんがお茶飲みサロンを開催。被災者のかたがたがホッとひと息ついて、安心して話せる雰囲気をつくり、話に耳を傾けます。行政や支援団体とつながり、支え合いの輪を広げ、地域で悩みを抱えるかたに寄り添っています。
[写真キャプション]野田中学校の仮設住宅内で行われている交流サロンの様子。

10ページから11ページ

岩手にキラリ いま、輝く人 

今、キラリと輝く人にスポットを当て、いわての「これから」を明るく照らすふるさとの底力をシリーズで紹介します。 

ユニークな視点とアイデアで釜石の魅力と可能性を掘り起こす 

「新・釜石名物」仕掛人 宮崎洋之さん

釜石の新鮮な小魚が、南フランスのスープに変身。採れたての魚のうま味を凝縮した「三陸ブイヤベーススープ」が、新しい釜石名物として注目を集めています。
開発したのは、釜石市の水産加工会社「三陸いりや水産」代表取締役・宮崎洋之さん。震災前は外食チェーンの欧州統括担当として、釜石市出身の奥さまとフランス・パリに駐在していました。
震災発生から1か月後、「お見舞いのつもりで」釜石を訪れた宮崎さん。被災した義家族とともに避難所で1週間を過ごすうち「自分だけが元通りの暮らしを続けるなんてできない」と、釜石への移住を決意します。「まちの復興には水産業の復活が不可欠」と考えた宮崎さんは、その年の7月に水産加工会社を設立。11月には操業を開始しました。
ある日、「定置網にかかった小魚を活用したい」と漁師から相談され、ひらめいたのが、フランスで味わったブイヤベース。種類やサイズがそろわず市場に出せない小魚を使い、コストがかかる白ワインの代わりに花巻市のワイン工場から出る「ぶどうの搾りかす」を使用。フランス料理のシェフの協力を得ながら試作を重ね、本場の味にも負けない「三陸ブイヤベーススープ」を完成させました。
ほかにも地元酒造会社の酒粕を使った塩辛など、新商品を次々に開発。「三陸を支えたい」という従業員とともに、あふれるアイデアを商品化していきます。
「釜石には、地元の人が気づいていない財産がたくさんある。そのすばらしさを引き出し、発信していきたい」と話す宮崎さん。その瞳は、新しい魅力にあふれた釜石の未来を見据えています。
[写真キャプション]
宮崎洋之さん
[三陸いりや水産 代表取締役]
北海道出身。震災後、フランスから釜石市へ移住し「三陸いりや水産」を設立。地元食材を生かしたアイデア商品を次々考案し、新しい釜石の魅力を発信しています。
[写真キャプション]三陸いりや水産従業員の井上祥範(よしのり)さん。学び舎だった北里大学三陸キャンパス(大船渡市)が被災し一度は岩手を離れたものの、「三陸を支える力になりたい」と、岩手に戻る決意をしたといいます。 

岩手のおいしい食材と作り手の思いを食卓へ 

商品開発コーディネーター 五日市知香さん 

以前は、広告代理店や印刷会社で商品開発やパッケージの仕事をしていた五日市知香さん。商品開発コーディネーターとして独立したきっかけは、「生産から加工、パッケージ、宣伝までトータルにコーディネートすることで、生産者の方が本当に納得できるいい商品を作ることができる」と感じたからだとか。これまで、山田町の漁師が育てたカキを薫製にしオイル漬けにした「山田の牡蠣くん」、三陸鉄道応援商品「きっと芽が出るせんべい」、一戸町の生産者が作る「畑のごちそう いちのへピクルス」など、さまざまなヒット商品を手掛けてきました。
五日市さんが商品開発する上で心掛けているのは、商品の個性や地域の特性、生産者が見える商品作り。
「私の仕事は生産者や商品の魅力を引き出すこと。その商品が話題になることで、それを作っている地域が注目されます。でも、最も重要なのは、生産者の思いを大切にし、収入を上げることです」
震災後は、これまで以上に三陸沿岸部での商品開発に力を入れているという五日市さん。現在取り組んでいるのは、宮古市の水産加工会社「山根商店」が12月に発売する新商品・アンチョビ。商品開発も佳境にさしかかり、取材したこの日は、塩漬けしたカタクチイワシの味を引き立てるオリーブオイル選びの最中。5種類のオリーブオイルから最良の1本を選ぶとあって、生産者である山根商店社長の山根智恵子さんも、五日市さんも真剣です。
「三陸復興のために私ができることは、商品開発。商品をきっかけに三陸や岩手に注目していただけるようにしていきたい」
生産者の思いをカタチにするコーディネーターとして、今日も岩手県内を回り続けています。
[写真キャプション]
五日市知香さん
[株式会社パイロットフィッシュ代表]
盛岡市出身。フリーペーパーの営業・編集、広告代理店や印刷会社の営業を経て、2009年9月に独立。県産品の魅力を生かした商品開発のコーディネートやプロデュースに携わっています。
[写真キャプション]これまで携わってきた商品の数々。素材の見極めからパッケージデザイン、宣伝までトータルにコーディネート。おいしさだけでなく、商品名のユニークさも注目されています。

12ページ

復興に向けてできることをひとつずつ!

前を向き歩き出した沿岸部の人たちがいます。そのかたがたを支援する内陸部の人たちがいます。自分のため、地域のため、そして岩手の未来のために。各地で始まっている復興に向けての一歩をご紹介します。 

petersburg[ピーターズバーグ] 普代村 

列車の待ち時間やドライブの途中に立ち寄りたいカフェがオープン! 

10月5日、三陸鉄道普代駅に、カフェ「petersburg(ピーターズバーグ)」がオープン。明るく広々とした店内で、気軽に焼きたてのパンと入れたてのコーヒーを味わうことができると好評です。運営しているのは、障がい者の就労支援などを行う「NPO法人ハックの家」。店内では、障がい者がいきいきと働き、ハックの家で制作した裂織の小物類も販売しています。「地域の方々や観光客に気軽に立ち寄ってもらえる、交流の場にしたい」と話すのは、ハックの家施設長の竹下敦子さん。カフェの2階に、障がいを持つ小学生を預かる放課後デイサービス施設を開くなど、新しい試みも行っています。
[写真キャプション]白を基調としたアメリカンテイストの店内。オープン前の改装を支援した、盛岡情報ビジネス専門学校建築コースの学生たちとは、今でも交流が続いています。 

子どもまちづくりクラブ「絆 save the hope TAKATA」 陸前高田市 

陸前高田市を明るく照らすモニュメント ミニ「あかりの木」誕生

「生きるだけの町ではなく豊かに暮らせる町」を目指して、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンがサポートし活動する「子どもまちづくりクラブ 絆 save the hope TAKATA(陸前高田市)」。子どもたちは、町を照らし、みんなが集える場所を作ろうと、地域の大人たちと意見交換しながら、仮設商店街「高田大隈つどいの丘商店街」に、モニュメント ミニ「あかりの木」を制作。高田の四季をカラフルに表現し「復興・団らん・安全」の願いを込めました。「このあかりの木が、陸前高田の復興のシンボルになってほしい」と語るのは、メンバーの河野理生(りう)さん(竹駒小学校6年)。ミニ「あかりの木」でのイベントなど、故郷のためにできることを自分たちで考え、実現しています。
[写真キャプション]ミニ「あかりの木」完成お披露目会の様子。子どもたちの復興への思いが込められたさまざまな形の葉は、子どもたち、地域の方など、みんなの手で作られました。 

足沢(たるさわ)大豆生産振興組合研究部 二戸市

農家の女性たちの新たな挑戦
野田村を応援する味を熟成中です。 

農家のお母さんたちが大豆の生産・加工に取り組む「足沢大豆生産振興組合研究部」。組合では震災直後から、野田村に味噌を送るなどの支援を行ってきました。今年7月には、復活した「のだ塩」を使って味噌の仕込みを開始。「ミネラルも豊富で、上質な味噌に仕上がると思います。ほかにも、のだ塩を使った加工品を開発中です。小さいことだけど、自分たちのできる支援を続けていきたいですね」と、部長の小笠原栄子さん。野田村を応援したいという思いの詰まった味噌が完成するのは、来年春の予定です。
[写真キャプション]農家の女性たちの絆づくりを目的に、昭和61年に発足した同組合。震災後、人と人とのつながりの大切さを再確認したという皆さんが、畑仕事と加工品作りに励んでいます。

13ページ

県施設のイベント情報

県立博物館[盛岡市] 

テーマ展「20平成11年3月11日平成の大津波被害と博物館 被災資料の再生をめざして」
1月5日(土曜日)から3月17日(日曜日)午前9時30分から午後4時30分(入館は午後4時まで)
内容 東日本大震災津波によって被災した資料の救出状況と再生を目指した取り組みを紹介。
料金 一般300円、学生140円
所在地:岩手県盛岡市上田字松屋敷34
電話:019-661-2831
ホームページ:http://www.pref.iwate.jp/~hp0910 

県立図書館[盛岡市]

南部藩の諸芸 能楽を中心に
12月7日(金曜日)から1月27日(日曜日)午前9時から午後8時
内容 南部藩の歴代藩主は能楽・茶道などの諸芸をたしなみ、藩内の文化も高水準だったと言われています。南部藩における諸芸の成り立ちや関連人物を所蔵資料で紹介。
料金 無料
所在地:岩手県盛岡市盛岡駅西通1-7-1 アイーナ4階
電話:019-606-1730
ホームページ:http://www.library.pref.iwate.jp/ 

県立美術館[盛岡市] 

アントワープ王立美術館所蔵 ジェームズ・アンソールー写実と幻想の系譜
1月14日(月曜日)まで開催 午前9時30分から午後6時(入館は午後5時30分まで)
内容 ベルギー近代絵画を代表する画家ジェームズ・アンソール。40年ぶりの来日となる傑作
陰謀をはじめ、約50点を展示。彼に影響を与えた過去の巨匠たちなどの作品約50点も併せて紹介。
料金 一般1,000円(800円)、高校生・学生600円(500円)、小学生・中学生400円(300円)
()内は20名以上の団体料金
企画展の観覧券で常設展もご覧になれます。
所在地:岩手県盛岡市本宮松幅12-3
電話:019-658-1711
ホームページ:http://www.ima.or.jp/

滝沢森林公園 [滝沢村] 

森の観察会
1月20日(日曜日)午前10時から12時
内容 森の生き物たちは、どんなふうに冬越ししているのかを観察。リスなどにも会えます。
料金 無料
集合場所 岩手県岩手郡滝沢村砂込1533-1
防寒対策を万全にして、当日9時50分にネイチャーセンターに集合
電話:019-688-5522
ホームページ:http://www.koiwai.co.jp/shiteikanri/takizawa_fp/index.html 

浄土ヶ浜ビジターセンター[宮古市] 

冬の工作
1月12日(土曜日)午前10時から12時
内容 家族や仲間と、竹細工でエコ箸をつくろう。
料金 100円(保険料込み)
申込 電話受付にて参加申し込み
定員 20名(定員になり次第締切)
所在地:岩手県宮古市日立浜町32-69
電話:0193-65-1690
ホームページ:http://www.jodogahama-vc.bz-office.net/

子育てサポートセンター  [盛岡市]

冬の運動会
1月20日(日曜日)午前10時30分から11時30分
内容 冬はちょっと運動不足になりがちです。家族みんなで広い場所で体を動かして運動会を楽しみましょう。
料金 無料 申込 要事前予約
定員 0から1.5歳、1.5から2歳、3歳 各15名、4・5・6歳 合わせて20名(就学前)
所在地:盛岡駅西通1-7-1 アイーナ6階
電話:019-606-1764
ホームページ:http://www5.pref.iwate.jp/~hp0359/childcare/

アンケートプレゼント 

被災地応援! 沿岸地域からうれしいギフトをお届けします。アンケートにお答えいただいた皆さまの中から抽選で合計6名様(A3名・B3名)にプレゼント。お好きな商品をひとつ選んでご応募ください。下記の(1)から(4)に対する回答と、住所・氏名・年齢・職業・電話番号・ご希望商品のアルファベット記号(AまたはB)をお書き添えの上、はがき、ファクス:、電子メールでお送りください。
送り先

  • はがき 郵便番号020-8570(住所不要) 岩手県広聴広報課「いわてグラフ12月号・読者アンケート」係
  • ファクス:019-651-4865
  • 電子メール:kouhou@pref.iwate.jp

応募締切 平成25年1月10日(木曜日)当日消印有効
当選発表 商品の発送(2月中旬頃)をもって代えさせていただきます。

A のだ塩さばめしの素(2袋セット) 3名様
平成24年度いわて特産品コンクール知事賞に輝いた炊き込みごはんの素。ほんのり甘く上品な味わいの三陸のだ塩と、北三陸で水揚げされたさばをぜいたくに使った商品です。
電話:株式会社 長根商店 電話0194-67-3660
B チーズブッセ(10個入り) 3名様
久慈駅近くにある洋菓子店「ローゼット」の人気スイーツ。さくっと歯切れの良い生地と濃厚なチーズの風味が特徴のチーズブッセは、製法にこだわり軽い口当たりも魅力です。
電話:洋菓子のローゼット 電話0194-52-3933 

いわてグラフについてアンケートにご協力ください。 

(1)記事は分かりやすかったですか?(番号で回答)
(1)非常に分かりやすい (2)分かりやすい (3)普通 (4)分かりにくい (5)非常にわかりにくい
(4)または(5)のかたは、どのような点が分かりにくかったか、参考までにお教えください。
(2)今回の企画で興味をもったものは何ですか?
(3)県政で興味のあるものは何ですか?(番号で回答)
(1)地域防災 (2)医療・福祉 (3)雇用 (4)産業振興 (5)その他()
(5)その他のかたは、興味のあるものをお書きください。
(4)本誌へのご意見・ご要望がありましたら、ご自由にお書きください。
ご記入いただいた個人情報やアンケートの内容につきましては、厳正な管理のもとで取り扱い、アンケート集計、プレゼントの発送にのみ利用させていただきます。

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岩手県からのお知らせ

住宅の耐震診断を受けてみませんか? 

昭和56年5月31日以前に建てられた木造住宅は、地震に弱い可能性があります。これまでの地震で被害がなかったから安心と思わずに、耐震診断を受けてみませんか。県と市町村では木造住宅の耐震診断を受けられる方への支援を行っています。まずは、お住まいの市町村にお問い合わせください。
【診断費用は?】県や市町村が費用を補助しますので、自己負担はおおむね3,000円です。
【診断の結果、補強が必要なときは?】耐震改修工事費の補助制度もありますので、ご利用ください。
お問い合わせ:お住まいの市町村又は県庁建築住宅課
電話:019-629-5936

高速道路での冬の装備を万全に 

冬期間の高速道路は、天候により路面状況が急激に変化します。出発地点では穏やかな天候でも、切り通しやトンネル、橋などでは、部分的に凍結していたり、局地的に地吹雪になっているところも予想されます。高速道路を利用する際は、あらかじめ気象情報や交通情報を確認し、スタッドレスタイヤなど冬の装備を万全にして、心の準備とゆとりを持って安全走行をお願いします。
お問い合わせ:県警察本部高速道路交通警察隊
電話:019-638-8758

多重債務弁護士無料相談のお知らせ 

県では借金の問題を抱えているかたのために、弁護士による無料相談会を、県内10か所で年間150回開催しています。この相談会をこれまで多くのかたが利用し、債務の圧縮や免除、過払い金の返還請求など借金問題の解決につながっています。相談会では、県内の弁護士が親身になって対応し、個人の秘密は必ず守られますので、安心してご相談ください。
お問い合わせ:県民生活センター
電話:019-624-2209

労使トラブル解決制度のお知らせ 

県労働委員会では、突然の解雇や賃金の未払い、労働条件について折り合いがつかないなど、労働者と事業主との間のさまざまな問題について、労働問題に詳しい労働委員会の委員(弁護士、労働団体役員、経営者など)が解決に向けたお手伝いをしています。労働者個人のほか、労働組合などの団体や事業主のかたなど、どなたでもご利用できます。詳しくは、労働委員会のホームページをご覧いただくか、労働委員会事務局までお問い合わせください。
お問い合わせ:県労働委員会事務局
電話:019-629-6276

すべての拉致被害者救出を! 

2002年に北朝鮮が拉致を認めて、10年が経過しましたが、いまだに帰国できない多くの拉致被害者がいます。北朝鮮当局による拉致は、国民に対する人権侵害であり、わが国の主権や国民の生命と安全に関わる重大な問題です。
12月10日から16日までの一週間は、「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」です。拉致問題の解決に向けて、私たち県民も、この問題についての関心と認識を深めていきましょう。
お問い合わせ:県庁地域福祉課
電話:019-629-5481

農林漁業体験受け入れに係る研修会のお知らせ 

県では農林漁業体験の受け入れに係る安全対策の充実と、受け入れ農林漁家の資質向上を図るため、「農林漁業体験受入安全対策研修会」を開催します。
日時 平成25年2月4日(月曜日)午後1時から5時
場所 アイーナいわて県民情報交流センター 8階 812号会議室
対象 県内で農林漁業体験の受け入れを行っている農林漁業者、受入地域協議会、市町村、NPO団体など
定員 150名程度
内容
第1部安全対策研修会(午後1時から3時)
第2部情報交換会(午後3時から5時)
申し込み お住まいの市町村の受入地域協議会を通してお申し込みください。
受入地域協議会の連絡先や研修内容の詳細については、ウェブサイト「グリーン・ツーリズムいわて」(ホームページ:http://www.pref.iwate.jp/~hp051101/)でご確認ください。
お問い合わせ:県庁農業振興課
電話:019-629-5647 

「第2回いわてマンガ大賞」の受賞者が決定しました! 

県と盛岡情報ビジネス専門学校が共同で開催したマンガ大賞コンテストの受賞者が決定しました。受賞者の皆さん、おめでとうございます。
 

大賞(1名)
 

「CHANGE面」 路真行方(ろまゆくえ)
 

優秀賞(3名)
  • 「アレゴリカル・キャット 宮沢賢治『猫の事務所』より」 omi(おみ)
  • 「今昔『ホッ』とライン」 じっく
  • 「イーハトーヴな人々」 空木由子(そらきゆうこ)
U-20部門金賞(2名)
  • 「いわて妖怪奮闘記」 こまつまりも
  • 「内間木モグラーズ」 小室このみ

その他、U-20部門銀賞(3名)、特別賞(5名)の受賞が決定しました。
お問い合わせ:県庁政策推進室
電話:019-629-5509 

平成23年度一般会計歳入歳出決算の概要をお知らせします。 

歳入

県に入ったお金を示す「歳入」の決算額は1兆3,488億円で平成22年度より6,119億円、83.0%増加しました。増加額が大きかったのは、国庫支出金(+3,137億円)、地方交付税(+1,621億円)です。一方、減少額が大きかったのは県債(-248億円)、県税(-32億円)です。 

歳出 

県が使ったお金を示す「歳出」の決算額は1兆2,540億円で平成22年度より5,569億円、79.9%増加しました。増加額が大きかったのは、総務費(+1,666億円)、民生費(+1,300億円)です。一方、減少したものは諸支出金(-26億円)です。
歳入と歳出の差額948億円のうち、翌年度に繰り越すべき財源は809億円であり、これを差引いた実質収支は139億円の黒字となっています。
詳しい内容は、出納局ホームページでご覧いただけます。
お問い合わせ:県庁出納局 電話019-629-5995

災害関連インフォメーション 

復興支援・住宅エコポイント発行申請受付中 

復興支援・住宅エコポイントは、エコ住宅の新築、エコリフォームによりポイントが発行され、被災地産品などと交換できる制度です。対象となる工事の着工・着手期間は、平成24年10月31日で終了しましたが、被災地(岩手県は全域)に限り、ポイント発行申請前に必要な予約申込の受け付けをしています。対象期間内に工事をしたかたは忘れずに手続きをしましょう。
申請期限 エコリフォーム:平成25年1月31日(木曜日)、エコ住宅の新築:平成25年4月30日(火曜日)
共同住宅などは申請期限が異なります。詳しくは、住宅エコポイント事務局へ。
予約申込 上記申請期限の1か月前までに予約申込をしてください。
お問い合わせ:住宅エコポイント事務局
電話:0570-200-121(有料)

被災者相談支援センターからのお知らせ 

各地区の被災者相談支援センターでは、さまざまな専門家が日替わりで皆さんからのご相談に対応します。
仮設を出た後の暮らしのほか、住宅ローン、相続・登記、法律トラブルなど、どのようなことでも結構ですので、お気軽にご相談ください。
対応している専門家 ファイナンシャル・プランナー 弁護士 司法書士 建築士 土地家屋調査士
地区ごとに専門家が対応する曜日が異なりますので、まずはお電話(無料)でお問い合わせください。
お問い合わせ
久慈地区 電話0120-943-755
宮古地区 電話0120-935-750
釜石地区 電話0120-836-730
大船渡地区 電話0120-937-700

ローンの返済にお困りの被災者のかたへ 

東日本大震災津波の影響により、住宅ローンなどの返済が困難となったかたは、一定の要件の下で、債務の免除を受けることができます。
既にローンの返済を停止してもらっていたり、利息や返済期間を変更しているかたも利用できる場合がありますので、まずはご相談ください。
お問い合わせ:個人版私的整理ガイドライン
コールセンター(フリーダイヤル)
電話0120-380-883
運営委員会岩手支部
電話019-606-3622
受付時間(いずれも)午前9時から午後5時(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
運営委員会ホームページ:http://www.kgl.or.jp/ 

震災からの歩み(主なもの) 

〈平成24年9月中旬から〉
[被害状況]死者4,671人 行方不明者1,192人(うち死亡届の受理件数1,130人)家屋倒壊数24,242棟(11月9日現在)
9月
15日 いわてDCありがとうキャンペーンスタート(平成25年3月31日まで)
25日 高田海岸地区災害復旧工事着工式
26日 陸前高田市2地区(高田、今泉地区)の復興土地区画整理事業認可
10月
1日 沿岸、県北で被災地の復興・活性化に取り組む「いわて復興応援隊」に辞令交付
1日 旧高田病院の解体工事開始
18日 NHK連続テレビ小説「あまちゃん」久慈市内で撮影がスタート
21日 全国太鼓フェスティバル開催(陸前高田市)
31日 岩手県東日本大震災津波復興本部に「岩手県まちづくり・住宅再建推進本部」を設置
11月
4日 釜石花巻道路・釜石・釜石西「即年着工」起工式
7日 陸中海岸グランドホテル本館リニューアルオープン(釜石市)
13日 農用地災害復旧関連区画整理工事起工式(宮古市摂待地区) 

『岩手県学生会館』入寮生募集 

首都圏に進学する岩手県出身学生のための寮が、豊島区池袋にあります。25年4月からの入寮生を募集します。詳細は公益財団法人岩手県学生援護会(電話:03-3972-4783)まで。 

広聴広報のご案内 

ご意見・ご提言

  • 手紙・はがき 郵便番号020-8570(住所不要) 岩手県広聴広報課
  • 電子メール:koucho@pref.iwate.jp
  • 電話:019-629-5110 受付時間 午前8時30分から午後5時(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
  • ファクス:019-651-4865[24時間受付]

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いわての魅力 世界遺産平泉

精密なアート レゴブロックで作る世界遺産 

世界遺産条約採択40周年を記念して、東京・パルコミュージアム(渋谷パルコ・パート13階)で『PIECE OF PEACE 「レゴ ブロック」で作った世界遺産展 PART3』が12月3日まで開催されています。今回の展覧会では、スペインの「サグラダファミリア」やエジプトの「ピラミッド」など、40点にも及ぶモデルの中に、平泉の「中尊寺金色堂」と「毛越寺浄土庭園」の2点が新たに加わりました。
これを作ったのが、レゴ社公認のレゴモデルビルダー直江和由さん。制作に当たり、平泉まで何度も足を運び、金色堂の改修時の図面を確認したり、スケッチをしたりしたとか。また、今回初展示となるのが、「毛越寺浄土庭園」。大泉が池の立石や池の底にある橋の遺構、曲水の宴が催される遣水なども忠実に再現されています。
「浄土庭園は、天気や時間によって池の色合いが異なるのですね。その美しさをブロックで表現してみました」と直江さん。「レゴブロックの金色堂や浄土庭園を見た人が、実際に平泉へ足を運んでくれたらうれしい。岩手が注目されることで、復興のお役に立てばと思う」と話します。
今回の「世界遺産展」は、東京を皮切りに全国を回り、その後、香港など海外でも展示される予定です。
1 レゴブロック デンマークのプラスチック製ブロック玩具のことで、「LEGO」はデンマーク語の「LEg Godt(よく遊べ)」から生まれた言葉。
2 レゴモデルビルダー レゴブロックを使って、イベントで展示する作品を設計・制作・監修するレゴ社の社員。世界に十数人のみ。
[写真キャプション]屋根の傾斜具合や内陣の螺鈿(らでん)の柱など、細部まで特徴をとらえた「中尊寺金色堂」。使用したレゴブロック数は12,000ピース。
[写真キャプション]中尊寺金色堂、毛越寺浄土庭園を制作した直江和由さん。「レゴブロックは子ども達にとっても、なじみ深いもの。これをきっかけに金色堂や浄土庭園に興味を持ってもらえたら。そして、遺産を守り、未来へ残してほしいと願います」

世界遺産平泉 

観自在王院跡 かんじざいおういんあと

藤原基衡公の妻が建立したと伝えられる寺院跡。「舞鶴が池」を中心に、北側に大阿弥陀堂と小阿弥陀堂が建てられ、背後の金鶏山とともに、阿弥陀如来の極楽浄土を表現した庭園となっています。池の平面形状は、平安時代に書かれた日本最古の庭園書『作庭記』の作法とも一致し、日本庭園史上でも非常に価値が高いものです。現在は史跡公園として整備・公開されています。
いわてグラフ 第735号 平成24年12月1日発行
企画・発行 岩手県秘書広報室広聴広報課
岩手県盛岡市内丸10番1号 電話:019-629-5283
編集・印刷 山口北州印刷株式会社
いわてグラフは516,000部作成し、県内全世帯に配布しています。1部当たりの単価は、約18円です。

このページに関するお問い合わせ

秘書広報室 広聴広報課 広聴広報担当(広報)
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5283 ファクス番号:019-651-4865
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。




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