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いわてグラフ3月号(第736号)テキスト版

ID番号 N8831 更新日 平成29年8月30日

表紙

いっしょに育む 希望郷いわて マガジン
いわてグラフ
2013年3月号
第736号
平成25年3月1日発行(年5回発行)
心をつないで、明日へトライ
[写真キャプション]岩手県ラグビースクール選抜の選手たち
特集
震災から2年 復興実施計画の進捗状況
希望あふれる復興へ、全力疾走!

2ページ

今号の表紙 団結 だんけつ 

心をひとつにみんなでつかんだ悲願の全国大会

中学生ラグビー 岩手県ラグビースクール選抜 

昨年12月、大阪府・近鉄花園ラグビー場で行われた「第18回全国ジュニア・ラグビーフットボール大会」。県内から選抜された中学生で構成する「岩手県ラグビースクール選抜」が、悲願の初出場を果たしました。
全国大会に出場する4チームを決める東日本大会では、「プレートトーナメント」と呼ばれる敗者復活戦を勝ち上がり、最後のいすを賭けた代表決定戦で劇的な逆転勝利。全国大会への切符を手にしました。「けがで出場できなかった先輩のためにも、この試合を最後にしたくない。絶対に全国大会に行こうとみんなで誓いました」と柏木那月(なつき)さん(釜石中学校2年)。佐藤魁人(かいと)さん(釜石中学校2年)も「チームがひとつになっているのを感じて、負ける気がしなかった」と振り返ります。
チームで決めたスローガンは「ワンハート」。普段は離ればなれでも、いつも心はひとつという思いが込められています。最後まで諦めずに挑み、全国大会への切符を手にしたチームの戦いぶりは「心をひとつにすること」の強さを、私たちに教えてくれます。
[写真キャプション]県内各地から選ばれた男女22人の選抜チーム。沿岸の釜石市から5人、宮古市からも1人の選手が参加。合同練習は月に1回から2回ですが、選手たちは「普段は離れていても、練習に合流すると自然に溶け込める」と話します。
[写真キャプション]「練習中、積極的に声を出すことでコミュニケーションを図ってきました」と、柏木さん。

目次

第736号 平成25年3月1日発行(年5回発行)
03 岩手県知事からのメッセージ
04 特集
震災から2年 復興実施計画の進捗状況
希望あふれる復興へ、全力疾走!
10 岩手にキラリ いま、輝く人
12 復興に向けてできることをひとつずつ!
13 県施設のイベント情報、アンケート・プレゼント
14・15 岩手県からのお知らせ、災害関連インフォメーション
16 いわての魅力 世界遺産・平泉

3ページ

今年は「復興加速年」みんなで力を合わせ、大きく前進していきましょう

3月11日、あの東日本大震災津波から、2年が経ちます。
犠牲になられた方々のご冥福を、お祈りいたします。
今なお、仮設住宅などで不自由な生活を余儀なくされているかたがたをはじめ、被災された皆さまに、お見舞いを申し上げます。
そして、被災地・被災者支援や復興に尽力されているかたがた、心を寄せて下さっている皆さん、ありがとうございます。
県では、市町村や国、企業・団体、個人など、様々な主体と力を合わせ、昨年は「復興元年」として基盤復興に取り組みました。防災まちづくり事業の着手や災害公営住宅の用地確保が進み、水産業の水揚げも平年の約6割まで回復したほか、産業の各分野が、それぞれ立ち上がってきました。
全県的な観光の「いわてデスティネーション・キャンペーン」は、復興を応援する全国からの思いを、オール岩手でしっかり受け止め、沿岸被災地に送り届ける、象徴的なイベントになりました。地元の底力と様々なつながりの力が、復興の力です。
被災地から全国や海外にはばたく若い県民の活躍も、私たちの胸を打ち、勇気を与えてくれます。国際リニアコライダー(ILC)誘致のような、とても大きな夢に向かう取り組みも進んでいます。
県は、今年を「復興加速年」として、基盤復興を加速し、未来につながる事業を展開していきます。みんなで力を合わせ、県の復興計画の目指す姿、「いのちを守り 海と大地と共に生きる ふるさと岩手・三陸の創造」を実現しましょう。
岩手県知事 達増拓也

4ページから9ページ

特集 震災から2年 復興実施計画の進捗状況 

希望あふれる復興へ、全力疾走!

安全・暮らし・なりわい
「復興元年」と位置付けた平成24年。県では、沿岸地域の大規模復旧工事、経済建て直しの支援、暮らしに寄り添うきめ細かいサービスなど、本格的な復興に向けた取り組みを展開してきました。ふるさと復興の基盤づくりを、一歩一歩着実に進めています。 

安全の確保 

ライフライン、社会基盤などの整備を急ピッチで進めています。

災害廃棄物の処理 

仮置場に運んだ災害廃棄物は素材ごとに選別して、最終的な処理・処分に進みます。24年度末で約半分の処理が終了。25年度末には、すべての災害廃棄物処理が終了する見込みです。
[写真キャプション]宮古運動公園球場の災害廃棄物処理の様子
平成24年6月撮影
平成25年1月撮影

海岸の整備 

防潮堤や水門などの大規模施設の復旧工事が各地で進められています。昨年は3月に宮古市金浜で、9月には陸前高田市高田松原で防潮堤の復旧工事に着手。自然環境や景観に配慮しながら、着工からおおむね4年での復旧完了を目指します。

海岸の整備 

自然豊かな海岸線の復元を目指して防潮堤の工事が始まっています。
[写真キャプション]沿岸広域振興局土木部大船渡土木センター復興まちづくり課 笹本 陽介さん 応援職員として大阪府から派遣され、防潮堤などの計画・設計、工事発注および関係機関との調整などに携わっています。
陸前高田市・高田地区海岸の防潮堤は、昨年9月に着工式が行われ仮設道路の整備がスタート。防潮堤本体は、緩い勾配で土を盛りコンクリートで覆う緩傾斜型で、津波に対し「粘り強い構造」となります。防潮堤から海側には松を植え、高田松原の景観を復元することも計画されています。
全長約2キロ、高さT.P.+12・5メートルで整備される防潮堤を前提に、復興に向けたまちづくりが進められています。人命を守るために必要な高さを備え、海岸線の景観にも配慮して設計された防潮堤は、27年度の完成を目指しています。
[写真キャプション]波をさえぎるための仮設道路を作る作業が進む現場。本格的な防潮堤工事は6月頃から始まります。
T.P. 全国の標高の基準となる海水面の高さ

交通ネットワークの整備 

東北横断自動車道釜石秋田線は、昨年11月25日に宮守―東和間(約24キロメートル)が開通。宮古盛岡横断道路「簗川道路」は、3月10日に開通予定です。
[写真キャプション]かつてないスピードで事業が展開されている「三陸沿岸道路」の工事の様子。釜石市水海地区では橋梁やトンネルなど大型構造物の工事が進められています。
三陸鉄道は、26年4月までに、北リアス線、南リアス線の全線が復旧する予定です。 

交通ネットワークの整備 

4月3日、三陸鉄道南リアス線盛―吉浜間が運行再開
[写真キャプション]三陸鉄道南リアス線運行部運行部長 吉田哲さん 「開通当時のような盛り上がりを期待したい」と話す吉田さん。
昨年の三陸鉄道北リアス線の一部運行再開に続き、今年4月には南リアス線の盛―吉浜間が、さらに来年4月には南北全線で運行再開が予定されています。南リアス線2年ぶりの復活を目前にし、三陸鉄道南リアス線運行部長の吉田哲さんは、「作業に当たっているかたがたからの、復旧・復興への熱意を非常に強く感じます。我々も万端の準備をし、南三陸の足となり、支援に対する恩返しができたらと思います」と話します。三陸鉄道ではさまざまなイベントも企画。再開によって以前のような活発な地域間の交流が期待されます。
[写真キャプション]重点的に復旧が進められている大船渡市越喜来の泊(とまり)地区。トンネル内や路線の整備など、急ピッチで進められています。 

まちづくり計画の状況 

市街地再生のための区画整理、防災のための集団移転、津波復興拠点の整備や、漁業集落の防災機能強化など、沿岸のまちづくり計画の策定が進んでいます。野田村では、県内で初めて集団移転のための高台住宅団地の造成に着手しました。

放射線に関する対策 

生活空間の放射線量を、県内10か所のモニタリングポストで24時間体制で常時監視しているほか、県内の公園など55地点の放射線量を毎月測定しています。また、雨水や空気中のちり、水道水の放射性物質濃度も定期的に測定しています。
県内産の農林水産物や、学校給食の食材などについて、計画的に放射性物質濃度の検査を行っています。国の基準値を超える値が検出された地域の品目については、当該市町村や出荷団体に対し、出荷の自粛を要請しています。 

暮らしの再建 

災害公営住宅、医療施設、学校など、暮らしを支える施設の建設が始まっています。

災害公営住宅 

災害公営住宅の工事が沿岸各地で始まりました。今年3月には、野田村に県営で最初の災害公営住宅が完成。夏から秋にかけて、釜石市、大槌町などにも完成する予定です。 

災害公営住宅 

釜石市の災害公営住宅が、今年夏完成予定!
沿岸11市町村で、着々と進行中
[写真キャプション]県土整備部建築住宅課 高橋竜太さん 応援職員として神奈川県川崎市から派遣され、災害公営住宅建設のための設計や工事監理などを担当しています。
人びとの暮らしの基盤となる災害公営住宅。県内では26年度までに、県事業2,821戸、市町村事業2,818戸、合計5,639戸の災害公営住宅の建設が計画されています。現在、沿岸11市町村において、地域や被災者のニーズを取り入れた住宅の建設工事や準備を急ピッチで進めています。
釜石市野田地区に建設中の災害公営住宅は、32戸5階建て、2DKと3DKの間取りを中心としたファミリー向けの集合住宅で、地域のかたも利用できる集会所が組み込まれています。被災地のニーズを取り入れた災害公営住宅となっており、今年夏の完成を目指しています。
[写真キャプション]釜石市野田地区に建設中の災害公営住宅。県内で調達できる資材を活用し、県内業者が施工しています。 

医療・社会福祉施設などの整備 

被災した医療施設の修繕や移転新築、医療機器の再取得など、診療再開を支援しています。対象施設の約8割が、自院で診療を再開・継続しています。
被災した高齢者福祉施設などの約9割が、修繕や移転新築を済ませ、運営を再開しています。
[写真キャプション]陸前高田市で診療を再開した医療施設。 

雇用の場の確保 

震災などで仕事を失ったかたが、次の職を見つけるまでの短期的な就労を支援する「緊急雇用創出事業」では、約19,000人の新規雇用を創出。また、「事業復興型雇用創出事業」では、県内の事業所による、被災者の長期・安定的な雇用を支援しています。 

被災者の支援 

各地に被災者相談支援センターを設置し、生活再建のシミュレーションや法律問題など、さまざまな相談に応じています。
各地に生活支援相談員を配置し、生活福祉資金などの各種相談の受付のほか、民生委員などと連携しながら被災者の見守り活動をしています。
[写真キャプション]大船渡地区被災者相談支援センターでの、被災者を対象とした無料相談の様子。ファイナンシャルプランナー、弁護士、司法書士など、各専門家が個別の相談に応じています。 

被災者の支援 

内陸に避難した被災者を支える行政・NPOなどと連携した支援拠点
[写真キャプション]もりおか復興支援センター副センター長 細田玲さん 「避難者のかたがたが参加しやすいイベントを毎週開催しています。気軽に活用してほしい」と話す細田さん。
沿岸地域や他県から避難してきたかたの生活再建を支援する拠点が、盛岡、北上、奥州など各地にオープンしています。そのひとつ、「もりおか復興支援センター」は、23年7月の開館以来、延べ3万人以上が来館。各種相談や物資の支援、情報提供などを行ってきました。
震災から日が経つにつれ、被災者のニーズが変化し、センターの活動も多様化しています。毎週土曜日に開催される「お茶っこ飲み会」もそのひとつ。避難者同士が思いを伝え合う集会所としてだけではなく、健康相談所として、また異世代交流の場として、新しいコミュニティが生まれる空間に進化しています。
[写真キャプション]毎週土曜日に開催される「お茶っこ飲み会」の様子。親子で参加する人、知人を連れて参加する人などさまざま。 

学校の整備 

昨年9月、被災した県立高田高校の復旧工事がスタートしました。被災した市町村立学校についても、順次整備が行われる予定です。
県内各学校で「いわての復興教育」に取り組み、岩手の未来を担う人材を育成しています。
[写真キャプション]敷地造成工事が進む県立高田高校。

こころのケア 

「こころのケアセンター」を設置し、専門職が相談や健康教育などを行っています。
「子どものこころのケアセンター」を設置し、ケアや巡回相談などを行っています。

なりわいの再生 

水産業・農業、商工業、観光など、地域再生に向けた産業基盤の復旧・復興に全力で取り組んでいます。

水産業・農業の復旧・復興 

[写真キャプション]漁船が並ぶ大船渡漁港の様子。より高度な衛生管理ができるシステムを採用する新・大船渡魚市場の建設も進んでいます。 

漁船・養殖施設 

漁協による共同利用漁船などの整備を支援しています。昨年12月末の時点で、約5,300隻が整備されました。25年度までに6,800隻の整備を目指します。
被災した養殖施設の復旧・整備を支援しています。昨年12月末の時点で、約14,000台が整備されました。25年度までに約20,000台の整備を目指します。 

サケふ化場、アワビ等種苗生産施設など 

サケふ化場を応急復旧し、昨年春に、約2.9億尾(被災前の約7割)のサケ稚魚を放流。今年春には、約3.6億尾を放流する予定です。
ウニやアワビの種苗放流を再開するため、洋野町と大船渡市にある県有の種苗生産施設の復旧・整備を進めています。洋野町の種市施設では、応急復旧により、昨年8月までに100万個のウニ種苗を生産・出荷。種市施設は24年度末、大船渡施設は今年8月末までに復旧が完了する見込みです。 

魚市場や製氷施設、水産加工場などの支援 

県内の13魚市場すべてが業務を再開しました。昨年4月から12月までの水揚量は、平成20年から平成22年の同期平均の約6割まで回復しました。
製氷・貯氷施設、冷凍冷蔵施設、加工処理施設などの復旧・整備を支援し、漁業と流通・加工業の一体的な再生を進めます。
[写真キャプション]県内の13魚市場は、すべて営業を再開。最後の再開となった宮古市の田老魚市場。 

漁港の復旧 

被災した108漁港のうち、7割の漁港で、潮位にかかわらず陸揚げが可能となりました。 

農地の復旧 

被災した農地717ヘクタールの復旧を進めています。当面、着工可能な311ヘクタールのうち、148ヘクタールの復旧が完了。158ヘクタールを施工中です。(25年1月末時点) 

商工業の復旧・復興 

中小企業等グループ施設等復旧整備補助事業(グループ補助金)については、今年1月末までに63グループ882事業所に、646億円の補助を決定。また中小企業基盤整備機構による仮設施設の整備が行われており、これらの制度を活用し、店舗や事業所、工場などさまざまな分野で事業が再開されています。
昨年8月に行った[第2回]被災事業所復興状況調査によると、回答のあった2,519事業所のうち、約8割が事業を再開、または一部再開しています。 

二重債務について 

岩手県産業振興相談センター、および国設置の東日本大震災事業者再生支援機構では、二重債務問題の解決を図るため、121事業者に対して債権買取、長期返済猶予などの支援を決定しています。(24年12月末時点) 

水産業・商工業の復旧 

新工場を再建し、生産性アップと品質の向上に取り組んでいます。
[写真キャプション]株式会社津田商店代表取締役 津田保之さん 「賃金体系も含め、製造業で働く環境の向上を進めていきたい」と話す津田さん。
缶詰や調理冷凍食品、レトルト食品を製造する「津田商店」は、先の津波で釜石市の本社と大槌町の食品工場が被災。昨年4月、グループ補助金の支援を受けて、釜石市に新工場を再建しました。
「地元で働いて、地元で生活できることが、復興につながります。震災の影響による人材不足も大きな問題ですが、生産性をより高めていくことでカバーしていきたい。と同時に、若い世代に水産業の魅力を伝える必要もあると考えています」と津田社長。工場のオートメーション化による効率化、品質の向上で、地域の水産業復興の牽引役を担っています。
[写真キャプション]津田商店の主力商品は缶詰と冷凍食品。クリーンな施設で効率的な生産が行われています。 

観光の振興 

被災した宿泊施設や田野畑村のサッパ船、大船渡市・山田町のカキ小屋などが営業を再開したほか、震災学習など被災経験を踏まえた新たな取り組みが進んでいます。 

観光の推進 

震災語り部ガイドなど、独自の観光メニューを展開
[写真キャプション]宮古市観光協会が主催する「学ぶ防災」ガイドの皆さん。昨年4月から、約17,000人の参加がありました。
沿岸の各地域で、震災語り部などによるガイドが開催されています。
宮古市観光協会では、津波被害の大きかった田老地区で「学ぶ防災」ガイドを開催。地域ぐるみの津波防災の取り組みや、実際の津波の状況、避難のポイントなどを、現地で説明します。「このガイドの目的は、震災を風化させず、教訓として後世に語り継ぐことです」と話すのは、防災ガイドの佐々木純子さん。防災意識を高める研修プログラムは、全国の自治体や企業などの研修にも活用され、独自の観光メニューとして発展しています。
[写真キャプション]被災した「たろう観光ホテル」を案内する防災ガイド。(この施設は「学ぶ防災」ガイド参加者以外は見学できません)

10ページから11ページ

岩手にキラリ いま、輝く人

今、キラリと輝く人にスポットを当て、いわての「これから」を明るく照らす
ふるさとの底力をシリーズで紹介します。 

微生物の研究を通して岩手の生活を豊かにしたい 

バイオ技師 猪又幸江さん

北里大学海洋バイオテクノロジー釜石研究所で、「岩手県の名花名木から酵母を取りだし、地域ブランド食品を作ろう」いう研究プロジェクトが始まったのは、平成21年のこと。その技師のひとりが、微生物の研究にいそしむ猪又幸江さんです。
大岩の割れ目からたくましい幹を伸ばし、花を咲かせる石割桜。その花びらを集めて取り出した酵母たちは「いわて花咲酵母」と命名されました。この酵母を使った商品開発がスタートした矢先に、震災による津波で研究所が被災。しかし酵母を保管していた冷凍庫は奇跡的に流失を免れ、がれきの中から救出されたのです。困難に打ち勝つ石割桜のパワーを受け継いだかのように、津波を乗り越えて復活した酵母。十分な設備がそろわない中、岩手大学をはじめとした関係機関の協力の下、猪又さんは「関わってくれたかたがたのためにも、この研究は絶対にやめるわけにはいかない」という強い使命感を胸に研究を継続しました。
その努力が実を結び、この酵母を使った商品第一号として、「世嬉の一(せきのいち)酒造」(一関市)と共同で開発したビール「福香」(ふくこう)が誕生。そしてもうひとつ商品化されたのが、製パン用の天然乾燥酵母です。
「石割桜の酵母で作ったパンが、県内のパン屋さんに並ぶ日が待ち遠しくて仕方がない。まるで我が子を見守るような思いです」と猪又さん。これまで20年以上にわたり研究を続けてきた猪又さんにとって、食用の商品開発は初めての経験。安全性を強く求められる点など難しい面が多かったと言いますが、それゆえに感慨もひとしおです。
桜の酵母のプロジェクト自体は一段落し、現在は乳酸菌の活用に関する研究に奮闘中。「人と人のつながりの大切さを胸に、地元の人々の実生活に還元できるような研究で、岩手を豊かにしていくお手伝いができたらうれしいです」と話す猪又さん。飽くなき探究心と仲間への感謝の気持ちが、今日も彼女を突き動かします。
[写真キャプション]猪又幸江さん[北里大学海洋バイオテクノロジー釜石研究所 技師]
釜石市出身。高校卒業後、釜石市の民間の研究所に就職し、研究の道へ。現在は大船渡市越喜来にある北里大学内の研究所で、仲間とともに微生物に関係するさまざまな研究に携っています。
[写真キャプション]北里大学海洋バイオテクノロジー釜石研究所の皆さん。微生物を遺伝子レベルで解析し、津波堆積物の浄化などに役立てる研究も進められています。 

「あまちゃん」放映を通じて、北三陸を盛り上げていこう! 

地域づくりコーディネーター 川代明寛さん 

「NPO法人やませデザイン会議」は、久慈広域圏(洋野町、久慈市、野田村、普代村)の事業者を中心とする会員で構成され、地域づくり団体や各商工団体と連携し、産業振興、観光による地域活性化を実践しています。市町村の枠を飛び越え、民間と行政が協働し、地域づくりを継続してきました。「例会」と呼ばれるまちづくり勉強会や、「ふだいまるごと元気市」など、地元のつながりを大切にしたイベントを多数企画し、沿岸北部の元気創造に貢献しています。
このNPOの屋台骨として奮闘しているのが、事務局長の川代明寛さん。ジョブカフェ久慈、久慈市勤労青少年ホームの事務局長も兼任し、雇用創出の観点も視野に入れた産業振興を支えています。
昨年久慈市で、NHK連続ドラマ小説「あまちゃん」のロケが行われた際には、市民エキストラの連絡・調整など、ロケ支援に尽力。
「誘致しようにもできないような大チャンスが、降って沸いたという感じです。岩手の被災地を応援してくれた全国の皆さんに、北三陸の魅力を伝えることで恩返ししたい」と話す川代さん。エキストラの申し込みは500人を超え、地域の関心の高さにも驚かされたとか。現在は、地元企業と共同で「北限の海女」をイメージしたお土産品などの企画開発に取り組んでいます。
「海女のまちとして、久慈が注目される時。観光で久慈を訪れたかたへのおもてなしも含め、住民みんながあまちゃんの応援団になることで、地域を盛り上げていきたい」と、今年の抱負を語ります。4月からは、待望の放送スタート。北三陸の人々の活気と美しい景色が、日本の朝を彩ります。
[写真キャプション]川代明寛さん[NPO法人やませデザイン会議事務局長]
ジョブカフェ久慈事務局長兼産業支援コーディネーター、久慈市勤労青少年ホーム事務局長も勤める。これらの業務から生まれる民間や行政とのネットワークを生かし、同会議の活動を支えています。
[写真キャプション]普代駅前ににぎわいをもたらす「ふだいまるごと元気市」の様子。

12ページ

復興に向けてできることをひとつずつ!

前を向き歩き出した沿岸部の人たちがいます。そのかたがたを支援する内陸部の人たちがいます。自分のため、地域のため、そして岩手の未来のために。各地で始まっている復興に向けての一歩をご紹介します。 

浜守人(はんもうど)クリエイション 宮古市

環境保護と復興につながるこだわりの手作りせっけん 

震災後「地元にひとつでも多く雇用の場を生み出したい」と、手作りせっけんの製造・販売を事業化した「浜守人クリエイション」。震災前から趣味でせっけんを作っていた、宮古市のフリーアナウンサー 藤原美以子さんが中心となり、被災した仲間に声をかけて会社をスタートさせました。「私たちは、このまちで海と生きていく『浜守人』。このせっけんで環境を守り、宮古の魅力を発信することで地域に貢献したい」と話す藤原さん。ミネラル豊富な三陸ワカメのエキスを配合した「EM入 三陸わかめ石鹸」は、お肌にも、環境にもやさしいと評判を呼び、全国から注文が寄せられています。
[写真キャプション]製造から包装まで、すべて手作業で行うせっけん作り。いわて生協各店、産直などで取り扱っています。 

ホテル羅賀荘(らがそう) 田野畑村

復興のシンボルとして田野畑村の観光産業をリードしていきたい 

年間6万人が利用していた「ホテル羅賀荘」が、改修工事を終え昨年11月に営業を再開しました。
復活オープンの日には、震災当日に宿泊予定だったかたや、スタッフと一緒に避難したお客さまもお祝いに訪れてくれたとか。「復活というより、新しい気持ちで頑張っていきたい。北山崎の美しい景色と、新鮮な海の幸で、最高のサービスを提供したい」と話す、三浦力支配人。NPO法人体験村・たのはたネットワークと協力し、田野畑村を満喫できるツアーを考案するなど、本格的な観光シーズンに向けて力強く歩き出しています。
[写真キャプション]「より多くの皆さまにご利用いただけるよう、心尽くしのおもてなしを提供したい」と話すスタッフの皆さん。 

三陸きずな商店 北上市

沿岸の海産物の魅力をPR 三陸と全国をつなぐアンテナショップ 

三陸の海産物や支援グッズなどを販売するアンテナショップ「三陸きずな商店」。取り扱うのは主に、資金力や宣伝力が小さい小規模事業者が手掛ける商品。店舗運営費をスポンサー企業の支援でまかなう事で、事業者に利益をすべて還元しつつ、沿岸の商品をPRしています。
県内はじめ、東京、名古屋など、全国各地で出張販売を頻繁に開催。「どこへ行っても、品質の高さが喜ばれます。三陸でこんなにいい商品が作られているということを、全国の皆さんに知ってほしい」と話すのは、代表の熊谷守さん。三陸の多彩な魅力を、広く発信し続けています。
[写真キャプション]取材の日は、北上駅前「おでんせプラザぐろーぶ」で出張販売を開催。全国の消費者の生の声をすくいあげ、沿岸の生産者の商品開発に生かしてもらう取り組みも行っています。

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県施設のイベント情報

県立図書館 [盛岡市] 

企画展「いわての歴史シリーズ5 いわてに生きる(2)山とともに」
4月14日(日曜日)まで開催 午前9時から午後8時
2月28日(木曜日)、3月25日(月曜日)から31日(日曜日)は休館
内容 所蔵資料の中から、「山」に関する資料を展示。豊かな自然の恩恵を受け、山に寄り添い生きてきた岩手の人々の姿を紹介します。
料金 無料
盛岡市盛岡駅西通1-7-1
電話:019-606-1730
ホームページ:http://www.library.pref.iwate.jp/ 

県立児童館 いわて子どもの森 [一戸町] 

「とり+かえっこ」
3月23日(土曜日)から24日(日曜日)午前10時から午後3時(オークションは午後2時から)
内容 家でねむっているおもちゃをポイントに変えて、そのポイントで、好きなおもちゃと「かえっこ」。おしごとゲームコーナーでも、おもちゃと交換するためのポイントがもらえます。
料金 無料
一戸町奥中山字西田子1468-2
電話:0195-35-3888
ホームページ:http://www.iwatekodomonomori.jp/

ふれあいランド岩手[盛岡市] 

ストレッチハイドロ教室
3月26日(火曜日)午前10時15分から10時45分
内容 ハイドロトーンという水中抵抗具を使用して、プールでストレッチや軽い筋力運動を中心に行います。
料金 一般420円、学生220円
(プール使用料)
障がい者・65歳以上のかたは無料
盛岡市三本柳8-1-3
電話:019-637-7444
ホームページ:http://www.fureailand.jp/

県立博物館[盛岡市] 

テーマ展「いわての昭和モノ語り」
3月30日(土曜日)から5月26日(日曜日)午前9時30分から午後4時30分(入館は午後4時まで)
毎週月曜日休館(4月29日、5月6日は開館。5月7日休館)
内容 戦後の人々の歩みをその時代に生みだされたモノからたどります。
料金 一般300円、学生140円、高校生以下無料
盛岡市上田字松屋敷34
電話:019-661-2831
ホームページ:http://www.pref.iwate.jp/~hp0910/ 

しらかばの湯 [久慈市] 

しらかばの湯5周年記念
「第32回平庭高原の夕べ」
4月27日(土曜日)予定 午後6時30分から 
平庭山荘 白樺ホール
内容 おいしい料理とくずまきワイン、そして大盛況のお楽しみ抽選会を開催。宿泊券、お食事券、しらかばの湯入浴券などが当たるチャンス。
料金 前売 大人4,000円、高校生以下2,000円 当日券は500円増し
久慈市山県町平庭高原 しらかばの湯
電話:0194-72-2700
ホームページ:http://hiraniwa.com/

県立緑化センター[奥州市] 

春の緑化まつり
4月27日(土曜日)から28日(日曜日)午前10時から午後4時
内容 「苗木の無料配布」をはじめ、「巣箱づくり体験」、「チェンソーアート」、「園内散策」、「スタンプラリー」、「お茶会」など緑と自然に関するいろいろな催しが行われます。
料金 無料
奥州市江刺区稲瀬字瀬谷子195-2
電話:0197-35-4529
ホームページ:http://www.iwategreen.jp/ 

アンケートプレゼント 

被災地応援! 沿岸地域からうれしいギフトをお届けします。アンケートにお答えいただいた皆さまの中から抽選で合計8名様(A3名・B5名)にプレゼント。お好きな商品をひとつ選んでご応募ください。下記の(1)から(4)に対する回答と、住所・氏名・年齢・職業・電話番号・ご希望商品のアルファベット記号(AまたはB)をお書き添えの上、はがき、ファクス:、電子メールでお送りください。
送り先

  • はがき 郵便番号020-8570(住所不要) 岩手県広聴広報課 「いわてグラフ3月号・読者アンケート」係
  • ファクス:019-651-4865
  • 電子メール:kouhou@pref.iwate.jp

応募締切 平成25年4月5日(金曜日)当日消印有効
当選発表 商品の発送(5月中旬頃)をもって代えさせていただきます。
A復興の環(ロール) 釜石浜千鳥大吟醸ロール 3名様
釜石市の酒造「浜千鳥」。その吟醸酒「浜千鳥」を使ったスイーツが登場。「大吟醸ロール」は、まろやかでフルーティーな味わいが特徴の吟醸酒をたっぷりと使ったロールケーキです。
電話:かまいし特産店 電話0193-31-1180
B興福まんじゅう(10個入り) 5名様
被災地復興の願いを込めた饅頭。復活したのだ塩と三陸沿岸で採れた和ぐるみを使っています。商品名も福がたくさん興きますように、という願いを込めて名付けられています。
電話:まるきん大沢菓子店 電話0194-78-2538

いわてグラフについてアンケートにご協力ください。 

(1)記事は分かりやすかったですか?(番号で回答)
(1)非常に分かりやすい (2)分かりやすい (3)普通
(4)分かりにくい (5)非常にわかりにくい
(4)または(5)のかたは、どのような点が分かりにくかったか、参考までにお教えください。
(2)今回の企画で興味をもったものは何ですか?
(3)県政で興味のあるものは何ですか?(番号で回答)
(1)地域防災 (2)医療・福祉 (3)雇用 (4)産業振興 (5)その他()
(5)その他のかたは、興味のあるものをお書きください。
(4)本誌へのご意見・ご要望がありましたら、ご自由にお書きください。
ご記入いただいた個人情報やアンケートの内容につきましては、厳正な管理のもとで取り扱い、アンケート集計、プレゼントの発送にのみ利用させていただきます。

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岩手県からのお知らせ

住宅用火災警報器を設置していますか? 

住宅用火災警報器は、全ての住宅に設置が義務づけられています。住宅火災における死者数は、平成18年に義務化がスタートしてから減少を続け、いまや住宅防火対策の「切り札」といえます。あなたや家族の大切な命を守るため、住宅用火災警報器を設置しましょう。なお、消防署では直接販売をしておりませんので、悪質な訪問販売には注意してください。
お問い合わせ 県庁総合防災室
電話:019-629-5151

「必ずもうかる」詐欺にご注意を! 

パンフレットや電話で投資を勧誘し、「必ずもうかる」、「高値で買い取る」、「謝礼金を支払う」など、必ず利益の出るもうけ話と信じさせ、出資金などの名目で多額の現金をだまし取る“特殊詐欺”の被害が後を絶ちません。リスクもなく「必ずもうかる」うまい話はありません。「必ずもうかる」と持ちかけられたら、詐欺を疑い、警察に相談しましょう。
お問い合わせ 県警察本部生活安全企画課
電話:019-653-0110

いわて認知症電話相談 

家族が認知症ではないか、介護の仕方がわからない、介護で疲れるなど知りたいこと、悩んでいることはありませんか。認知症介護の経験のある相談員が相談に応じます。
電話:0192-25-1616(相談無料)
受付時間 午前9時から午後5時(月曜日から金曜日)
お問い合わせ 岩手県高齢者総合支援センター
電話:0120-84-8584または019-625-0110

IGRいわて銀河鉄道が運賃を値下げします。 

IGRいわて銀河鉄道株式会社は、4月1日から通勤定期を中心に運賃を値下げします。
通勤定期運賃 近・中距離区間を最大21.5%値下げ
通学定期運賃 上限を1か月19,900円に設定
普通運賃 51キロメートルから80キロメートルの一部を値下げ
詳しくは同社ホームページをご覧いただくか、IGRインフォメーションにお問い合わせください。
お問い合わせ IGRインフォメーション
電話:019-626-9151

グリーンボランティアを募集 

自然公園、自然環境保全地域において、利用者へのマナー指導などの自然保護活動にご協力いただけるボランティアを募集しています。
活動地域 国定公園(早池峰、栗駒)、県立自然公園(花巻温泉郷など計7か所)、自然環境保全地域(春子谷地など計12か所)
応募資格 県内在住の18歳以上で、自然保護や利用指導のために意欲を持って活動に従事できるかた
応募期間 随時受付
応募方法 はがき、ファクスまたは電子メールにより次の事項を記入のうえ応募してください。(1)郵便番号(2)住所(3)氏名(ふりがな)(4)生年月日(5)電話番号(6)職業(7)活動地域(複数選択可)
応募先 郵便番号020-8570(住所不要)岩手県環境生活部自然保護課自然公園担当あて、ファクス:019-629-5379 電子メール:AC0004@pref.iwate.jp
詳しくは県公式ホームページをご覧いただくか、県庁自然保護課まで。
県公式ホームページ
グリーンボランティア サイト内検索
お問い合わせ 県庁自然保護課
電話:019-629-5374

平成25年度県民協働型評価推進事業の参加団体募集 

県民の皆さんのご意見を県政に反映させるため「平成25年度県民協働型評価推進事業」の参加団体を募集しています。この事業は、県の施策に対する評価方法などの提案を募集し、審査により選ばれた団体に、政策の評価と改善に向けた政策提言をお願いするものです。皆さんが日頃感じている「こうすればもっと良くなる!」という思いや、知識・経験・活動を通じた視点を直接県の政策に生かし、「希望郷いわて」を一緒に実現しませんか。皆さんの積極的な参加をお待ちしております。
応募方法など、詳しくは県公式ホームページから。
県民協働型評価 サイト内検索
お問い合わせ 県庁政策推進室
電話:019-629-5181

災害関連インフォメーション 

被災者住宅再建支援事業のお知らせ

東日本大震災津波の被災世帯の「持ち家」による住宅再建を支援するため、県と市町村が共同で本県独自の補助事業を実施しています。
対象世帯 次のいずれも満たす被災世帯主
(1)県内で自宅が全壊または解体して「被災者生活再建支援金の基礎支援金」を受給したこと
(2)県内に自宅を建設または購入して「被災者生活再建支援金の加算支援金」を受給したこと
補助額 最大100万円(複数世帯)
申請窓口 建設または購入した住宅が所在する市町村
事業の実施期間 平成28年度まで
既に「被災者生活再建支援金の加算支援金」を受給されたかたも対象
補助の要件や支給方法に独自の条件がある市町村もありますので、お問い合わせください。
お問い合わせ 自宅として建設・購入する建物が所在する県内各市町村または県庁生活再建課
電話:019-629-6917

震災により転居した被災者のかたへ 

「全国避難者情報システム」への登録をお願いします。
現在お住まいの市町村による支援情報や訪問支援などの提供、震災時にお住まいの市町村からの復興まちづくり情報などの提供を受けることが可能となります。
登録方法 現在お住まいの市町村にご連絡ください。一度登録したかたでも、引越しなどで住所を変更される場合は、移動先で再登録をお願いします。
各沿岸被災市町村では、移動された皆さんの居所の把握が課題となっています。登録にご協力ください。
詳しくは県公式ホームページから。
全国避難者情報システム サイト内検索

県職員の給与等のあらまし 

県職員の給与については、県議会における予算や給与条例の審議、県人事委員会の給与勧告等を通じて明らかにされておりますが、県民の皆さんに、より一層のご理解をいただくため、そのあらましをお知らせします。
 

(1)給与費の状況(平成24年度普通会計予算)

職員数A 20,553人
給与費 給料 88,649,526千円
給与費 職員手当 48,145,985千円
給与費 計B 136,795,511千円
一人当たり給与費B A 6,656千円
1 知事・議員等の特別職の職員や非常勤の職員に支払われる給与、共済組合、公務災害補償の負担金等は給与費には含まれていません。
2  職員手当には、退職手当は含まれていません。 

(2)給与(平成24年4月1日現在) 

一般行政職の初任給、平均給料月額及び平均年齢の状況

大卒初任給172,200円
高卒初任給140,100円
平均給料月額338,205円
平均年齢43歳6月 

特別職の給料等の状況 

給料月額 知事1,240,000円(1,054,000円) 副知事960,000円(864,000円)
期末手当 知事・副知事 6月期1.375月分 12月期1.525月分 計2.90月分
1 平成24年4月1日現在、給料について、知事は15%、副知事は10%の減額を行っています。()内の額は減額後の額です。
2 期末手当は、平成24年度の改定後の支給割合です。

(3)職員定数 

部門別職員数の状況と主な増減理由(各年4月1日)

一般行政部門 平成24年4,039人 平成23年3,969人 増減数+70人 主な増減理由 復旧・復興業務の増等
特別行政部門 平成24年15,289人 平成23年15,300人 増減数 -11人 主な増減理由 児童、生徒数の減少等
公営企業等部門 平成24年4,888人 平成23年4,874人 増減数+14人 主な増減理由 看護体制の維持等による増等
合計 平成24年24,216人 平成23年24,143人 増減数+73人
詳細は県公式ホームページの「人事課」のページをご覧ください。
お問い合わせ 県庁人事課
電話:019-629-5079

震災からの歩み(主なもの) 

〈平成24年11月中旬から〉 
[被害状況]死者4,672人 行方不明者1,169人(うち死亡届の受理件数1,127人)家屋倒壊数24,872棟(1月31日現在)
11月
18日 三陸沿岸道路・宮古中央 田老「即年着工」起工式
21日 ホテル羅賀荘リニューアルオープン(田野畑村)
25日 東北横断自動車道釜石秋田線・宮守 東和間開通
12月
23日 陸前高田市災害ボランティアセンター閉所
1月
29日 田野村で防災集団移転促進事業による高台住宅団地造成工事着手
29日 釜石市両石町水海地区海岸防潮堤復旧工事安全祈願祭
2月
10日 三陸沿岸道路 尾肝要トンネル貫通式
3月
2日 JR大船渡線・気仙沼 盛間 バス高速輸送システム(BRT)運行開始
10日 宮古盛岡横断道路・簗川道路開通
11日 県と大槌町が合同で追悼式を開催
4月
上旬 三陸鉄道・盛 吉浜間運行再開予定 

広聴広報のご案内

ご意見・ご提言

  • 手紙・はがき 郵便番号020-8570(住所不要) 岩手県広聴広報課
  • 電子メール:koucho@pref.iwate.jp
  • 電話:019-629-5110 受付時間 午前8時30分から午後5時(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
  • ファクス:019-651-4865[24時間受付]

県に寄せられた義援金、寄付金額と使いみち 

県に寄せられた義援金・寄付金額(1月31日現在)

義援金175億3,963万円
寄付金214億4,262万円
(うち、いわての学び希望基金への寄付金 50億600万円)

義援金 

住宅が全壊・半壊したかた、ご家族が亡くなった、行方不明であるかたに支給しています。 

寄付金 

次のような事業に活用しています。

被災者生活支援や住宅の対策 

被災者の心身の健康の維持、医療・福祉サービスの充実、地域コミュニティなどの被災者生活の支援、こうしたサービスを提供するための施設整備 

被災者雇用確保・産業の復興 

三陸の水産業をはじめとする地域産業の復旧・復興の支援、中小企業などの再生、地域産業の基礎となる公共インフラ整備 

教育の再生・充実 

被災地での学校教育・社会教育施設の整備や、実習、部活動に必要な用具の購入を含めた子どもたちへの教育の確保・充実、通学手段の確保など

震災で親を亡くすなどした子どもたちへの支援 

震災で親を亡くしたり経済的に厳しい状況におかれた子どもたちの生活や教育を長期にわたり支援する返還不要の奨学金などを給付

多くの皆さんにご協力いただき感謝申し上げます。引き続き、皆さんのご支援をよろしくお願いします。

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いわての魅力 世界遺産平泉

平泉の理念を発信し、三陸の復興を応援する祈り鶴 

平泉の世界遺産登録を機にスタートした「世界遺産平泉 復興応援『祈り鶴』プロジェクト」。奥州藤原氏の初代清衡公は、戦乱で焦土と化した国土を復興し、戦のない平和な「平泉」を築きました。この平和への願い、万物との共生を願う平泉の理念は、東日本大震災からの復興を目指す私たちに勇気を与えてくれます。祈り鶴プロジェクトは、このような平泉の思いを復興応援につなげることを目的としています。
平泉エリアを中心とした飲食店・宿泊施設などに、平泉の理念を紹介したオリジナル折り紙と募金箱を設置し、お店を訪れたお客さまに復興への祈りを込めて鶴を折っていただきます。募金は、被災した子どもたちの生活や教育を長期にわたり支援する「いわての学び希望基金」へ全額寄付されます。
現在、約80施設がこのプロジェクトに参加しているほか、国内外で開催される平泉のPRイベントでもプロジェクトを展開し、多くの皆さまにご協力いただいています。一羽一羽願いを込めて折りあげる鶴は、被災地の子どもたちをはぐくむ希望の翼となっています。
[写真キャプション]「祈り鶴プロジェクト」に参加している平泉中学校(平泉町)の生徒たち。修学旅行先の東京都で協力を呼びかけたり、米崎中学校(陸前高田市)とプロジェクトを通して交流を行うなど、自主的に活動しています。
[写真キャプション]今年1月、インドネシアのジャカルタで開催された「日・ASEAN友好協力40周年キックオフ・レセプション」でも多くの善意が寄せられました。
参加施設やイベントの情報はホームページをご覧ください。
祈り鶴プロジェクト 検索

世界遺産平泉

金鶏山 きんけいさん 

中尊寺と毛越寺のほぼ中間に位置する円すい形の山。奥州藤原氏が山頂に経塚を営んだ信仰の山で、平泉のまちづくりの基準となりました。「平泉を守るために黄金の雌雄一対の鶏を埋めた」とか、「北上川まで人夫を並べ一晩で築いた」などの伝説が残っています。登り口付近には、義経妻子の墓と伝えられる五輪塔があります。
いわてグラフ 第736号 平成25年3月1日発行(年5回発行)
企画・発行 岩手県秘書広報室広聴広報課
岩手県盛岡市内丸10番1号 電話:019-629-5283
編集・印刷 山口北州印刷株式会社
いわてグラフは516,000部作成し、県内全世帯に配布しています。1部当たりの単価は、約18円です。

このページに関するお問い合わせ

秘書広報室 広聴広報課 広聴広報担当(広報)
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5283 ファクス番号:019-651-4865
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。




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