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平成24年夏いわて親善大使 レポート

ID番号 N3390 更新日 平成29年4月3日

平成24年10月末現在、「いわて親善大使」に625名が委嘱されており、それぞれの国で岩手県のPRを行っておられます。
「いわて親善大使」の皆さんから届いたレポートをご紹介します。

山口 達哉さん(JICA 村落開発普及員 パナマ派遣)

仕事(勉強)のことについてお書きください。

焼畑農業中心のパナマにおいて、環境に対する意識改革の講義、代替的な農業の推進を実施しています。また、有機農業のプロジェクトを実施しています。生産・流通市場開拓などです。加えて、私が活動する村に存在する独自の文化Cucua(ククワ)文化に関する活動も行っています。

最近あった出来事は何かありますか。

私が滞在する村の一つサン・ミゲル・セントロ村にはCucuaという鬼文化があります。先日このCucua文化のイベントがあり参加してきました。鬼の衣装はCucuaの木の樹皮でできており、鬼のツノはシカのものです。この鬼たちによる踊りがこの文化を代表するもので、Cucuaの樹皮を使った様々な手工芸品も存在しています。先日のイベントはサン・ミゲル村の守護天使であるキリスト教の大天使ミハエル(ミゲル)が鬼たちを倒すというものでした。鬼文化はパナマ各地に存在していますが、土着文化といえます。この土着文化の上にカトリックが重なったり、ときに混ざったものがパナマの農村部にみられます。単純にカトリックだけが文化を形作っているだけではなく、土着文化との重層性こそ、パナマや、おそらくそれらの国々の文化を魅力的で独自のものにしているのだと実感した日でした。

最近、東日本大震災はじめ岩手について話題になったことは何かありますか。

農村部では日本の認知度自体が低いことから、地震のことも意識されませんが、比較的メディアにアクセスできる地域や、都市部の人々からは質問をうけます。地震の影響、家族、家、津波、福島の原発などについてです。
岩手のどのような事をPRしていただいていますか。

岩手を特別に意識してPRすることはありませんが、日本一般についての説明はします。

震災の被災者はじめ岩手県のみなさんにメッセージをお願いします。

地震から一年半が経過しますが、多くの岩手県の方々が地震の影響に苦しんでいることに心を傷めております。同時に大変な状況の中で被災状況のひどさにも関わらず、頑張られている姿、被災地の復旧活動をされている方々に、私自信励まされております。

山内 宏美さん(JICA 歯科衛生士 サモア派遣)

仕事(勉強)のことについてお書きください。

サモアの国立病院歯科部門で歯科衛生士として、患者さんのお口の健康を守ろうと活動しています。

最近あった出来事は何かありますか。

今年、サモアはJOCVが始めて派遣されてから40年目の節目を迎え、記念式典が行われました。式典では、関係者を招待し、JICAサモア40年の歴史と現在の隊員の活動を紹介しました。また、隊員によるよさこいソーラン節の披露もありました。(私個人としては、ぜひ、さんさを踊りたかった。)

最近、東日本大震災はじめ岩手について話題になったことは何かありますか。

最近では特になし。

岩手のどのような事をPRしていただいていますか。

四季の移り変わりが美しい土地であること。

震災の被災者はじめ岩手県のみなさんにメッセージをお願いします。

サモアでは、平成21年の地震・津波で大きな被害を受けています。今も復興をめざし、新しい建物が建ったりしています。お互いに励ましあいながら歩んでいきましょう。

福山 めぐみさん(JICA 獣医衛生 ルワンダ派遣)

仕事(勉強)のことについてお書きください。

ルワンダの農業省に所属するRwanda Agricultural Boardというところで受精卵移植のトレーニングを行っています。ルワンダでは人工授精もやっと広まってきたばかりという状況で、海外の研修に行った人はいても、実際に行うことのできる人が1人もいません。現在は国の農場で上記組織の職員にトレーニングを行い、彼等だけで実行することが出来るように、ということを目標に活動しています。

最近あった出来事は何かありますか。

トレーニングの最中、自分の番じゃないときは皆おしゃべりに夢中。自分達でも分かっているけどやめられない。しまいには「おしゃべりが過ぎて集中しないから罰金!」なんて自分たちで言ってもやっぱりやめられない。でもあんまり楽しそうなんでなかなか怒る気にもならないし、聞いて!って言えば大人ですから聞いてくれます。基本的には真面目で大人しいルワンダ人も実はおしゃべりも議論も大好きです。

最近、東日本大震災はじめ岩手について話題になったことは何かありますか。

東日本大震災については、テレビやラジオでも当時放送されており、多くの人が知っています。放射能は大丈夫なのか、という質問を時々受けます。今でも広島は汚染されているのか?なんて質問も受けますが。実際は日本の北側に住んでいたというと、家族は大丈夫だったか、と心配してくれる人が多いです。

岩手のどのような事をPRしていただいていますか。

正直なところあまり興味を持ってもらえない(というか知らない)、というのが現状です。やはり研修等で実際に行ったことがあると、地名を覚えてもらえたりするようです。今まで聞いたことのある地名は、東京、大阪、広島、福井、山形、横浜、帯広、福岡。研修で行ってきたんだと話してくれることが多いです。だからというわけではないですが、岩手で行う研修に只今1名申請中です!

震災の被災者はじめ岩手県のみなさんにメッセージをお願いします。

ルワンダはひどい内戦が終わって未だ20年経っておらず、震災については共感・心配してくれていました。四国ほどの小さな国ですが、震災当時日本に対し彼らにとっては大きな金額を援助もしてくれていました。彼らは未だ復興途中、発展途中です。耐えたり、ゆるしたり、もやもやしながらも皆前に進むしかないんだなとここに来て思います。後8か月、ここで皆と一緒にそのお手伝いができるよう頑張ります。皆さんも忙しい日常生活を前向きに頑張ってください。

首都キガリの住宅街の写真
首都キガリの住宅街

住んでいた家の前の風景の写真
住んでいた家の前の風景

現地の農場の牛の写真
現地の農場の牛

竹田 将悠規さん(JICA 家畜飼育 ベトナム派遣)

仕事(勉強)のことについてお書きください。

少数民族の村の中でホームステイし、家畜(主にウシ)の飼育改善方法を普及しています。今年の雨季(5月から10月)は牧草を作っていました。ウシは乳牛でもなければ肉牛でもありません。何か物入りのとき(家を建てたい、バイクを買いたいなど)のために、財産として飼われています。1頭売れば日本円で4万円から6万円です。地域全体で土壌劣化が問題となっている今、ウシの飼育目的は有機肥料生産のための牛糞確保となりつつあります。

最近あった出来事は何かありますか。

家に電気調理器が備えられました。昨日まで薪で火起こししていたのに。時代の流れの速さを痛感するとともに、日本のベトナムへの原発支援について考えさせられました。

最近、東日本大震災はじめ岩手について話題になったことは何かありますか。

初めて会うベトナム人と話をするときは、時々地震のことが話題にあがります。

岩手のどのような事をPRしていただいていますか。

ここの村と同じようにコメがおいしいこと。海の魚がおいしいこと。

震災の被災者はじめ岩手県のみなさんにメッセージをお願いします。

再起・復興に向けて日夜奮闘のことと思います。皆さんの成功をお祈りします。共に頑張りましょう!

モデル農家の調査活動の写真
モデル農家の調査活動の様子

岡田 幸助さん(シニア海外ボランティア 獣医病理学 ウルグアイ派遣)

仕事(勉強)のことについてお書きください。

共和国大学獣医学部でボランティアとして獣医学の発展のために、教員・大学院学生に獣医病理学を指導することが任務です。当研究室の研究課題は剖検、外科病理組織診断、牛の植物中毒、ヘビの腫瘍、カエルのツボカビ症、鶏脳脊髄炎、鶏伝染性ファブリキウス嚢病、クリプトスポリジウム症、ネオスポラ症、トキソプラズマ症、シャーガス病、海獣の病理などです。

最近あった出来事は何かありますか。

へび

ウルグアイには猛毒のへびが4種類程います。かつて抗血清を輸入していたのですが、自国で生産する必要があるというので、20年程前にヘビの研究所が共和国大学に作られました。そこに獣医学部の卒業生が就職したのですが、腫瘍ができていることを発見しました。その卒業生が大学院に入り、研究をしているので、一緒に、その腫瘍がどんな種類の腫瘍か現在、電子顕微鏡を使って、検査しています。その結果が珍しい細胞の腫瘍であることが判りかけて来ています。

カエル

別の大学院生(実は去年修士号をとって現在は理学部の博士課程)の研究生がカエルの研究をしています。ウルグアイのカエルもだんだん数が減ってきて問題になっています。これは世界的な傾向で、貴重な種類のカエルが絶滅して環境保護の点から注目されています。カエルなんていなくなっても構わないと思うのは間違いで、食物連鎖や生態系の破壊で、農業問題、食糧問題に繋がるのです。カエルの減少の一つにツボカビ症という病気があります。そのツボカビ症がウルグアイにもあるということを彼が発見しました。私が着任してツボカビ症の他にまだ別の病気があるというのでその標本を顕微鏡で見せてもらいました。その結果、ある種の藻(クロレラと似ているが葉緑素を持たない藻)が原因であるらしいということが判りました。現在、それを証明するために研究しています。

最近、東日本大震災はじめ岩手について話題になったことは何かありますか。

自己紹介をかねて岩手県の紹介のスライドをパワーポイントで作り、セミナーなどで岩手県を紹介しました。見た人みんな、岩手県は美しいと言ってくれます。モンテビデオの道路にはゴミ箱をあさる人がいて、生ごみが散らかっていますが、岩手の写真に写っている道路にはごみひとつ落ちていないのにはびっくりするようです。また津波の写真にはみんな関心を示します。そして心配してくれています。

岩手のどのような事をPRしていただいていますか。

田園風景、岩手山、北上川、高松の池、雪景色、岩手大学、一の倉邸、武田邸、南昌荘、南昌山、神楽、八幡平、和食

震災の被災者はじめ岩手県のみなさんにメッセージをお願いします。

ウルグアイの方々はみんな被災者の方々のことを心配しています。復興まで時間がかかるでしょうが頑張ってください。

その他何かありましたらご自由にお書きください。

外国にいて、日本や岩手の景色を見ると、特別な建物、特別な行事のみならず、そのままの自然、生活が美しくて魅力的なことに気がつきます。どうか自信を持って郷土を愛し、外国からのお客さんを迎えてください。

モンテビデオ市の写真
モンテビデオ市

白砂の美しい海岸は実はラプラタ川の河畔です。近代的な高層ビルが屏風のように建っています。市民の散歩やジョギングコースです。

獣医学部の建物の写真
獣医学部の建物

100年以上も前に建てられた建物をそのまま使っています。私の居室は、この中にあります。学生はとても熱心に勉強しています。
 

高橋 陽平さん(JICA 理数科教師・物理 タンザニア派遣)

仕事(勉強)のことについてお書きください。

任地はタンザニアの首都より南へ400キロメートル、主要都市ムトワラから西へバスで約1時間の村落部である。現地の中等学校でFORM1から4(日本の中学2年生から高校2年生)の生徒に対して、理数科科目を授業することが任務です。現在FORM1から2の生徒に対し物理を教えております。深刻な教師不足の問題により、今回の案件を頂きました。全校生徒400名に対し、教員数5名というように、授業を受けることができず、自習のクラスが多いです。

最近あった出来事は何かありますか。

最近、JICAの協力で造られた学校の井戸が枯れ、どうにもならない気持ちを体験いたしました。貯えの水が底をつきそうな時に、幸運にも井戸水が勢い良く出始めました。学校の授業は中学から英語に変わり、現時点では英語で教えているのですが、実際はスワヒリ語から抜け出せない生徒が大半であり、スワヒリ語を勉強する必要を感じています。

最近、東日本大震災はじめ岩手について話題になったことは何かありますか。

表敬訪問の時に頂いた岩手県のPR資料を学校へ持っていき、生徒に紹介しております。子供たちはやはりわんこそばや麺類などの食べ物に興味があるようで、また平泉などのお寺(仏教)への関心も強いです。任地では非常に信仰心が厚く、主にイスラム教徒とキリスト教徒が存在します。お祈りの時間やミサなど、小さな子供達に至るまで、習慣化されています。仏教はあまり知られておらず、村では東日本大震災のことも知られていないようです。

岩手のどのような事をPRしていただいていますか。

資料を基に、日本のなかでの岩手県の地理的位置取りから衣食住に関連した、親しみやすい事柄から紹介しています。季節については雪に関心があるようです。また、平泉の世界遺産登録の話や宮沢賢治などの岩手県出身の偉人の紹介もしています。

震災の被災者はじめ岩手県のみなさんにメッセージをお願いします。

震災の被災者の方々におかれましては、心から心中お察し申し上げます。たくさんの亡くなった方々やそのご家族、知り合いにおかれましても、日々いたたまれない思いを背負いながら復興に向けて前を向いていることでしょう。また地元民をはじめ全国からのたくさんの協力者の方々におかれましても、日本人としての礎を感じて止みません。

立花 優美子さん(JICA 知的障害者支援 ヨルダン派遣)

仕事(勉強)のことについてお書きください。

ヨルダンの地方都市、カラクにある国立知的障害者入所施設にて、入所されている方々の支援を行っています。

最近あった出来事は何かありますか。

10月末の4日間、イード(犠牲祭)と呼ばれるイスラム世界の祭りがありました。家族総出で綺麗な格好をし、高級なヒツジ肉を使ったマンサフと呼ばれるヨルダン料理を食べます。養羊場にて、ヒツジが犠牲になる瞬間に立ち会い、命を頂く尊さを感じました。

最近、東日本大震災はじめ岩手について話題になったことは何かありますか。

近所の人に、「フクシマは大丈夫か」と聞かれたことがあります。ヨルダンの皆さんも、震災に関してご存知です。先日、アンマンマラソンがあり、JICA(海外青年協力隊)隊員が「がんばろう岩手」Tシャツを着て走りました。また、8月末には、「PRAY FOR JAPAN」の映画がアンマンで上映されました。その監督さんとお話した際に、「今回は宮城だけの映画になってしまい、ごめんなさい、岩手も撮りたかった」と話されていました。

岩手のどのような事をPRしていただいていますか。

岩手日報社発行の震災DVDを持ってきており、JICA隊員が高校の授業で教材として利用しました。他のヨルダンの方にも見てもらいたいと思っています。

震災の被災者はじめ岩手県のみなさんにメッセージをお願いします。

中東の地からも、より良い形での復興を心よりお祈り申し上げます。

「がんばろう岩手」Tシャツを着てアンマンマラソンに参加した写真
「がんばろう岩手」Tシャツを着て、アンマンマラソンに参加した様子

私が住んでいる街カラクのカラク城から見た街の景色の写真
私が住んでいる街カラクのカラク城から見た街の景色

犠牲祭のヒツジの写真
犠牲祭のヒツジたち

ヨルダンの観光地ペトラを象徴する最も美しい遺跡エル・ハズネの写真
ヨルダンの観光地ペトラを象徴する最も美しい遺跡エル・ハズネ

ダンボールを利用した機織り、ハナーダ機織りをしている様子の写真
現在施設で提供している、ダンボールを利用した機織り、ハナーダ機織りをしている様子

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