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下水汚泥等の放射性物質の測定結果について

ID番号 N21922 更新日 平成29年12月1日

北上川上流流域下水道事務所では、安全管理のため当事務所が管理する各浄化センターの脱水ケーキや焼却灰に含まれる放射性物質及び敷地内の主要場所の空間線量を測定しています。これらの結果についてお知らせします。

データの更新(平成29年12月1日)

  • ばいじん(焼却灰)の結果を更新しました。
  • 空間線量率の結果を更新しました。

1. 下水汚泥等の放射性物質濃度

 (1) 汚泥(脱水ケーキ)

採取年月日: 平成29年9月27日

測定年月日: 平成29年10月5日 

        核種

I-131

Cs-134

Cs-137

放射性Csとして

都南浄化センター

19

ND

1.8

1.8

北上浄化センター

-

-

-

-

水沢浄化センター

32

0.4

3.5

3.9

一関浄化センター

410

ND

6.4

6.4

 単位: Bq/Kg(有効数字2桁)
ND:  不検出
測定頻度: 3月毎

 ※放射性ヨウ素I-131は、がん治療等の医療行為に使用されることがあり、人体等から排出されたI-131が下水道に流入し、下水汚泥中に検出される場合があります。

 (2) ばいじん(焼却灰)

採取年月日: 平成29年11月13日

測定年月日: 平成29年11月13日

 

       施設

I-131

Cs-134

Cs-137

放射性Csとして

都南浄化センター

ND

ND

40

40

北上浄化センター

-

-

-

-

単位: Bq/Kg(有効数字2桁)
ND:  不検出
測定頻度: 1月毎

 ※測定は、Ge半導体検出器による分析を民間計量機関に依頼して実施。
なお、これまでのデータはエクセルファイル(汚泥・ばいじん放射性セシウム濃度)として下の「関連ファイルダウンロード」からダウンロードできます。
また、参考までに、「放射性Csの濃度推移」を図1に示しています。

 

放射性セシウムの推移

 図1 脱水ケーキ・ばいじんの放射性セシウム濃度推移(Bq/kg)

アスピディスカ

 「アスピくん」です。下水を浄化する微生物「アスピディスカ」をイメージしています。

2. 空間線量率

 

施設

線量率

測定年月

都南浄化センター

0.040

平成ヘイセイ29ネン11ガツ
北上浄化センター

0.068

平成ヘイセイ29ネン11ガツ
水沢浄化センター

0.062

平成ヘイセイ29ネン11ガツ
一関浄化センター

0.050

平成ヘイセイ29ネン11ガツ
巣子ポンプ場

0.042

平成ヘイセイ29ネン11ガツ
柴沢ポンプ場

0.040

平成ヘイセイ29ネン11ガツ
舟田ポンプ場

0.040

平成ヘイセイ29ネン11ガツ
佐倉河ポンプ場

0.060

平成ヘイセイ29ネン11ガツ
江刺ポンプ場

0.092

平成ヘイセイ29ネン11ガツ
平泉ポンプ場

0.084

平成ヘイセイ29ネン11ガツ
繋ポンプ場

0.038

平成ヘイセイ29ネン11ガツ
花巻高田ポンプ場

0.052

平成ヘイセイ29ネン11ガツ
石鳥谷ポンプ場

0.050

平成ヘイセイ29ネン11ガツ

 

単位: μSv/時(有効数字2桁)
測定頻度: 6月毎

 

※測定は次により、職員が実施。
測定機器 : TCS-172B NaI(Tl) シンチレーションサーベイメータ
測定高さ : 地上 1m
測定レンジ: 0.3μSv/時
測定結果 : 30秒ごとに5回以上測定した値の平均値

 

 

空間線量のグラフ

 図2 空間線量率測定結果

ツリガネムシ

「ツリガネくん」です。下水を浄化する微生物「ツリガネムシ(ボルティセラ)」をイメージしています。 

3. 刈草

浄化センター及び管渠施設(マンホール周辺)などの草刈をした際には、放射線量を測定し、適正に処理しています。 

 

施設名称

採取日

Cs-134

Cs-137

放射性Csとして

北上浄化センター 平成27年9月2日

ND

ND

ND

花巻高田ポンプ場 平成27年9月2日

ND

ND

ND

石鳥谷ポンプ場 平成27年9月2日

ND

ND

ND

花北幹線 M7 平成27年8月17日

ND

ND

ND

花北幹線 M8 平成27年8月18日

ND

ND

ND

花北幹線 M50、51 平成27年8月17日

ND

ND

ND

石鳥谷幹線 M17~25 平成27年8月17日

ND

ND

ND

石鳥谷幹線 M45 平成27年8月17日

ND

ND

ND

石鳥谷幹線 M46 平成27年8月17日

ND

ND

ND

石鳥谷幹線 M62 平成27年8月17日

ND

ND

ND

水沢浄化センター 平成28年11月1日

ND

ND

ND

江刺ポンプ場 平成28年11月1日

ND

26

26

佐倉河ポンプ場 平成28年11月1日

ND

ND

ND

水沢幹線 M5 (天神川ゲート) 平成28年8月31日

ND

ND

ND

水沢幹線 M6 (天神川ゲート) 平成28年8月31日

ND

45

45

金ヶ崎幹線 M2(胆沢川ゲート) 平成28年8月31日

ND

8.7

8.7

一関浄化センター

平成28年10月19日

ND

ND

ND

 平泉ポンプ場

平成28年10月19日

ND

10

10

一関幹線 M48

平成28年10月19日

ND

ND

ND

一関幹線 M49

平成28年10月19日

ND

ND

ND

一関幹線 M1

平成28年10月19日

ND

ND

ND

 単位: Bq/Kg(有効数字2桁)
ND:  不検出

※ M*はマンホール番号。

※ 測定は、シンチレーション検出器による分析を民間計量機関に依頼して実施。

 また、草刈は概ね年2回実施しています。 

ロタリア

 「ワムちゃん」です。下水を浄化する微生物「ワムシ(ロタリア)」をイメージしています。

4. 解析

 (1)放射性セシウム(134と137)の比

 これまで測定した脱水ケーキ・ばいじんの放射線量(平成23年6月から平成25年11月)を原発事故発生時に減衰補正をした結果を次の図3に示します。

 この図から、事故発生時に放出された放射性セシウム(Cs134とCs137)の比は、ほぼ1:1であることがわかります。

 

放射性セシウムの比

 図3 放射セシウム134と137の比率

 (2) 浄化センター的半減期

  図1のグラフに見られるように、各浄化センターの放射線量は減少していますが、その減少量は放射セシウム(134及び137)の自然崩壊の半減期を大きく超えて減少しています。

 そこで、これまで測定した放射線量から「浄化センター的半減期」を求めてみることにします。対象は都南浄化センターのばいじん(焼却灰)とします。

 放射線量の減少が連続し続けているわけではなく、増加に転じている時期も見受けられます。増加は、春先の雪解け時期及び平成25年7月の記録的な大雨の時期と重なっており、地表面などに付着していた放射性汚染物質が洗い出されたものが原因と思われます。

 そこで、Cs-134及びCs-137ごとに、極大から極小までの区分けを行い、それぞれに近似式を当てはめ、半減期求めます。平成23年6月からを第1期、平成24年5月の雪解け後を第2期、平成25年5月の雪解けを第3期そして平成25年8月の大雨後を第4期としました。 近似式を当てはめた結果を、下のグラフに示しています。

 

放射性セシウム134

 図4 都南浄化センター 放射性セシウム134の減衰曲線

放射性セシウム137

 図5 都南浄化センター 放射性セシウム137減衰曲線

<結果>

 「都南浄化センター的半減期は、概ね100から130日」

 近似計算による式の結果から、都南浄化センターにおけるCS-134の半減期は概ね100日、Cs-137の半減期は100~130日でした。この数値は、成人における放射性セシウムの生物的半減期(概ね70から100日)とほぼ同じ値です。浄化センターの流入水は地区住民の生活排水であることを考慮すると、妥当な数値といえます。

 

 (3) 1Bqは何グラム? 

 放射線量(ベクレルの値)から放射性核種の質量(グラム)を求めてみます。

  放射能の強さは次の式でもとめられます。

     放射能の強さ(Bq) = 放射性核種の原子の数 × 崩壊定数

       ここで、崩壊定数 = 0.693 ÷ 半減期 です。

                表:放射性セシウムの崩壊定数

 

原子量

崩壊定数(1/秒)

Cs-134

134

1.07E-08

 Cs-137

137

 7.28E-10

 注:崩壊定数の1.07E-08は、0.0000000107で小数点以下8桁からの数値であることをあらわしています。E+の場合は1位の数値からの桁をあらわしています。5.07E+6は、507000になります。


 さらに原子の数は
   放射性核種の原子の数 = 核種の重さ(g) ÷ 放射性核種の原子量 × (6.022×10E+23)
   であらわされます。 

   ※(6.022×10E+23) はアボガドロ数といいます。
 

  この式から、放射性核種の質量は、

  核種の質量(g) = 放射能の強さ(Bq) × 放射性核種の原子数 ÷ 崩壊定数 ÷ (6.022×10E+23)
  になります。
  

  <結果>

  1Bqの放射能を放出するCs-134 の質量は、
  核種の質量(g)=1(Bq)×134÷(1.07E-08)÷(6.022×10E+23)  から 

   2.09E-14  グラム、100兆分の2 グラムほどになります。

  同様に計算して、Cs-137は3.11E-13 グラム、約10兆分の3 グラムになります。

  
 

添付ファイル

このページに関するお問い合わせ

北上川上流流域下水道事務所 管理課
〒020-0832 岩手県盛岡市東見前3-10-2
電話番号:019-638-2629 ファクス番号:019-638-2622
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