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年度始めにおける知事訓示

ID番号 N44411 更新日 平成28年4月1日

とき:平成28年4月1日(金曜日)
ところ:県庁 12階特別会議室
対象者:全職員

 
 今日から平成28年度、西暦で2016年度がスタートします。
 
 今年2月、復興計画と軌を一にし、ふるさと振興総合戦略を包含する「いわて県民計画第3期アクションプラン」を策定しました。今年度は、これらの計画を一体的に推進し、「希望郷いわて」の実現を目指す施策を展開する実質的な初年度となります。
 
 
 東日本大震災津波の発災から5年が経過しました。
 
 本格復興をやり遂げるという強い意志を込めて、本格復興期間の最終年度となる今年度を「本格復興完遂年」と位置付けています。
 
 災害公営住宅は平成28年度中に約9割を完成、県立大槌病院、山田病院の開院、震災津波伝承施設の整備に向けた調査・設計などを進めます。
 被災地=復興地の安全、暮らし、なりわいを支える復興事業を着実に進め、また、心と体のケアやコミュニティ支援など、被災者=復興者1人ひとりが抱える課題に寄り添い、市町村や国と一体となって目に見える復興を実現し、そして、復興を更なる展開へと導く第3期復興実施計画を策定します。
 
 今年度中に、この本格復興期間にやるべき事業を完遂するということが、その後の、来年度、再来年度がどういう感じになっていくかということを左右していきますので、今年度は非常に大事な年度となります。
 5年前の4月11日に、『「がんばろう!岩手」宣言』をしたのですけれども、今度の4月11日に、『新「がんばろう!岩手」宣言』をして、今年度、本格復興を完遂させよう、そして、復興のゴール、その先の岩手づくりにつなげていこうということを県民の皆さんと共有したいと思います。
 
 
 復興というテーマに、「ふるさと振興」が重なってきます。
 
 「岩手で働く」、「岩手で育てる」、「岩手で暮らす」という3つを柱に、必要な施策を重点的かつ着実に推進し、人口の社会減ゼロや出生率向上、岩手に住みたい、働きたい、帰りたいという人たちの願いに応えて、あらゆる世代が生き生きと暮らす岩手の実現を目指します。
 「ふるさと振興総合戦略」の実質初年度となる今年度が特に大事で、人口減少の要因となっている「東京一極集中」や「若者・女性の生きにくさ」という課題にしっかり向き合って、解決に向けて取り組んでいきましょう。
 
 登録者数が順調に増えている「“いきいき岩手”結婚サポートセンター・1-サポ」、関係機関と連携し若者の地元定着を図る「いわてで働こう推進協議会」といった取組を強力に進めます。
 また、地域の魅力や資源を発掘し、磨き上げ、定住交流を促進する取組、競争力の高いものづくり産業の振興、農林水産業の高付加価値化を図る「6次産業化」、食産業やアパレル産業の振興、岩手オリジナル水稲新品種「銀河のしずく」や、それに続く「岩手118号」のブランド化、台湾からいわて花巻空港への定期便就航を目指す取組などを進め、地域資源を生かし、一人当たりの労働生産性も高めて、所得の向上や人手不足への対応につなげていきます。
 
 「地方が主役になる構造改革」を目指し、地方が豊かになることで、日本全体が豊かになっていく、そのような経済・社会の構造改革としての「ふるさと振興」を進めていきましょう。
 
 今年は、「希望郷いわて国体・希望郷いわて大会」を開催する岩手にとって特別な年です。
 
 冬季国体では、岩手県勢が躍動し、冬季大会終了時の天皇杯順位が4位と大躍進をしました。こうした活躍を岩手の力にし、本大会につなげ、目標とする天皇杯順位8位以内を目指します。
 
 さらに、様々な文化プログラム、そして、「国体・大会プラス」といった取組を展開します。将来に引き継ぐべき様々なレガシーを残す大会にして、国体・大会後のスポーツ、また、文化の振興、そして、地域振興につなげていきましょう。
 「広げよう感動。伝えよう感謝。」。開催県として、天皇皇后両陛下をはじめとする皇室の方々、全国の選手団や観客の皆様を温かくお迎えしましょう。安全な輸送・交通の確保などにも万全を期していきます。
 希望郷いわて国体・希望郷いわて大会の成功に向け、オール岩手の力と様々なつながりの力を結集し、両大会を成功させましょう。
 
 
 以上のような取組を進める上で、若者・女性の活躍が重要です。
 
 一般に、震災前の人口減少が一層悪化して、震災後もそのまま減り続けるというようなことが言われていますけれども、ここ5年間で、岩手においても人口減少は進んでいますが、人口減少率は、その前の5年間よりも縮小しており、人口の減り方は改善をしています。
 また、陸前高田市では、ここ3年、20代前半の人口が回復しているというデータがありますし、大槌町では、出生率が2.0を超えて、震災前より高くなっているということもあります。高校卒業生の地元就職率が高まり、若者の地元志向も強まっています。
 
 若者・女性が復興のカギであり、また、ふるさと振興のカギを握っていると改めて実感しています。
 今年の「いわて若者文化祭」は、希望郷いわて国体・大会のプレイベントとして開催し、若者の力をさらに引き出します。
 生活、仕事、文化などでの若者・女性の活躍を県全体で支援していきましょう。
 
 そして、ILC国際リニアコライダーの実現、復興後を見据えた三陸地域の総合的な振興、海洋エネルギー関連産業の創出、釜石でのラグビーワールドカップの開催など、岩手の将来にとって非常に大きなカギとなる取組にさらに力を入れます。
 
 また、平泉の文化遺産が世界遺産登録5周年を迎えるという節目に、「世界遺産サミット」を本県で開催します。
 登録1周年を迎える釜石の橋野鉄鉱山と併せて、2つの世界遺産を核として交流拡大を目指す取組を進めていきます。
 
 JR山田線宮古-釜石間の運行再開、復興道路の整備など、鉄道や復興道路で岩手・沿岸が1つにつながる歴史的な出来事を見据えて、先月26日の北海道新幹線開業や、2018年の宮古-室蘭間のフェリー就航など、交通や物流にもたらす大きな変化をチャンスと捉え、さらに飛躍する岩手を目指します。
 
 
 第3期アクションプランは、いわて県民計画の最後の4年間を計画期間としており、次の長期計画を見据えて、計画を推進していくことが必要です。
 岩手ならではの生き方や豊かさを重視して、個人の幸福と集団の幸福の関係性にも着目し、「幸福度」や「幸福量」といった考え方を導入して、施策に生かしていきます。
 
 岩手県職員憲章に定める5つの信条、「県民本位」、「能力向上」、「明朗快活」、「法令順守」、そして「地域意識」。これらに常に立ち返りながら、自立と共生の共同体「岩手コモンウェルス」の意識を持って、本格復興をやり遂げて、岩手ならではのふるさと振興を進め、そして、希望郷いわて国体・希望郷いわて大会を成功させるべく、今年度もがんばっていきましょう。

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