高規格幹線道路について
ID番号 N4484 更新日 平成29年7月5日
高規格幹線道路とは
自動車の高速交通の確保を図るため必要な道路で、全国的な自動車交通網を構成する自動車専用道路です。
四全総(第4次全国総合開発計画)において、21世紀に向け多極分散型の国土を形成するため、交通・情報・通信体系の整備と交流の機会づくりの拡大を目指す”交流ネットワーク構想”を推進するため、全国に14,000キロメートルの高規格幹線道路網の整備が必要とされています。
高規格幹線道路の整備体系
国土開発幹線自動車道:約11,520キロメートル(全国)
地域の連携と交流を促進し、地域の発展を支える基本的な施設として、多軸型国土構造を形成する上で欠くことのできないもの。
岩手県内では、東北縦貫自動車道弘前線・八戸線、東北横断自動車道釜石秋田線です。
一般国道の自動車専用道路:約2,480キロメートル(全国)
高速自動車国道と同じ機能を持ち、これらと一体となってネットワークを構成するもの。
岩手県内では、三陸縦貫自動車道(国道45号)と八戸・久慈自動車道(国道45号)です。
高規格幹線道路の主な整備効果
所要時間の短縮
地域間の時間距離の短縮により、市場圏域の拡大・行動圏域の拡大、地域間交流の促進、地域産業の活性化が期待されます。
混雑緩和・安全性の向上
通過交通が高規格幹線道路を通行することにより、市街地の混雑が解消されます。
また、交通事故も減少することが期待されます。
代替ルートの確保
一般国道等の災害時に代替ルートとなり、防災機能が向上します。
このページに関するお問い合わせ
県土整備部 道路建設課 計画調査担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5868 ファクス番号:019-629-9124
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。