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知事記者会見記録 (平成17年12月12日 10時31分〜10時59分) |
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広聴広報課 |
ただいまから記者会見を行います。 |
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知 事 |
おはようございます。お手元に資料が配付されていると思いますが、岩手県の農林水産物について台湾への輸出促進のために今月17日から台湾の台北市内にある三越百貨店で岩手県食品フェアを開催します。 |
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広聴広報課 |
以上で、知事からの発表を終わります。 |
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幹事社 |
ただいまの発表事項について、各社質問があればお願いします。 |
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記 者 |
国の動きに関して2点伺いたいです。まず一つが、アメリカ産牛肉の輸入再開が近々政府の方でなされるということですが、畜産県である岩手、そして、消費者の気持ちとか考えますと知事としてどのように受け止めているかということをまず伺いたいです。 |
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知 事 |
まず、BSEに伴い、米国産牛肉の輸入をストップしていたわけですが、今回それが解除されるということですけれども、米国側でそうした輸出証明のプログラムをしっかりと遵守していただきたい。これは国と国との関係ですから、我が国政府がそういうことをしっかりと米国政府に申入れをしているはずですが、さらにその点について遵守をしっかりと米国政府に伝えておいていただきたいということ、それから、全国アンケート調査などで米国産について、不安を感じる人たちの割合が確か8割ぐらいになっていたのではないかと思います。そういうような不安を感じる人たちが非常に多いというようなことですので、輸入されても国内産に対しての信頼感の方がずっと高いですから、今すぐに国内又は県内の牛肉価格に大きな影響が出てくると見ていませんけれども、前提として食品表示がしっかりされていて、消費者がどちらのものかということを適切に選択できるような仕組みになっていなければいけないので、正しい食品表示を展開されるような推進の努力が、我々としても必要ではないかと思っています。そこをしっかりやっていれば、あとは消費者の皆さん方の方でしっかりとした選択をしていただけるのではないかと思います。それから、こういった安全性に関わる問題については、特に国内外との関係でいえば、鳥インフルエンザもそうですけれども、国がこういう問題についてしっかりと担保を取っていく必要があるだろうと思っています。 |
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記 者 |
先日、「わたり」の廃止を明らかにされましたけれども、「わたり」の存在自体を明らかにして廃止を決めたことは評価されることだとは思いますけれども、改めてこれまで公務員特有の慣例をずっと続けてきたことを知事としてどう捉えていらっしゃるのか。 |
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知 事 |
これまで続けてきたのはやはり処遇の問題です。長年、同じような業務についている人たちの処遇の問題があり、そういう措置をとってきました。随分昔に遡ってですけれども、そういう処遇をとってきた制度が根底にあると思うのですが、その後こうした職員の処遇について組合とも大きな議論をしてきませんでした。やはり内部の処遇の問題について、お互いに甘えがあったということは否めないと思います。 |
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記 者 |
先週の常任委員会で地方振興局の再編と森林税の両方とも全員一致で可決されて、今日、成立する見込みかとは思うのですけれども、常任委員の議論の中でかなり説明不足とか、時期尚早とか、そういった話があって、それがかなり影響して議論が紛糾した部分があろうかと思うのですけれども、こういった新たな施策をつくる際の知事の説明の仕方、議会あるいは住民に対する説明の手法というところをもう一度どういう手法でやっていらっしゃるかというのを説明していただいて、今後どうするのか、あるいは今回について説明は足りていたかどうかという部分について見解をお願いしたいと思います。 |
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知 事 |
私として、県として……。 |
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記 者 |
知事として。 |
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知 事 |
知事としてということであれば、直接地元に出て行っての説明、それからこういう場で発表するということの2つだと思います。これは基本的な方針を発表するということで、あとはそれを受けた形で職員が具体的に発表して、地元での説明会に臨むということです。それから、議会の中で随分議論が出てきますので、それについてしっかりと答えるという手法が原則だと思います。今言ったように、地元での説明、市町村長などへの説明、それから、議会への説明という3本の組合せをこれからも続けていくということになると思います。それから、職員がより具体性のある説明をそれぞれの場でしていくと同時に、パブリックコメントなどを実施するということで、手法自体はそういう今とっている手法に則ったというか、手法を駆使したやり方を今後もしていけばいいと思います。あとはその具体性とか、背景の説明をどこまで踏み込んで深く理解してもらうかだと思いますが、それは物事の案件によっていろいろだと思います。それから、特に増税につながるようなものについては、より丁寧な説明が必要ですが、それにしてもいろいろとご意見が出てくると思います。内容によりけりだと思いますが、今言ったような手法でできるだけ理解がいただけるようにしていく必要があると思います。 |
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記 者 |
それで、今回の地方振興局の再編と森林税について、県としてあるいは知事としての説明の部分は、足りていたかどうかという部分についてはどういうふうにお考えでしょうか。 |
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知 事 |
一応やりましたので、それで足りていたかどうかはいろいろ議論があるところだと思いますけれども、従来よりは大分回数は増やしてやりましたから、むしろそういうものよりも中身の問題、中身の重さの方がこういう問題について理解を得る上で、また、背景を理解させる上でどこまで広くやっていくかという問題だったのではないかと思います。ですから、かなりそういった問題についての説明の工夫というのは当然これからも必要になるだろうと思います。すなわち、地方振興局の再編などについても前提が権限移譲とか、それから市町村の合併になっていますから、むしろ地方振興局ということよりも今まで取り組んできた合併の問題とか、それから平成11、12年頃からずっと取り組んできている権限移譲の問題とか、そういう違う形で取り組んできたことまでも含めて全体をしっかりと今回の地方振興局の再編の問題に連動させた動きというのが必要になってくるのではないかというか、今後はより一層そういうことが求められるのではないかと今回見ていて思いました。 |
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記 者 |
その点で、例えば、議会対策というところで、以前は根回しをしていたとか、そういった頃もあったと聞いているのですけれども、その辺については今後は何か手法を変えるとか、そういったことはありますか。 |
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知 事 |
今回も随分それぞれの部局長も個別に説明したようですから、そういう意味では手法という意味では同じようなことだと思いますけれども、しっかりと説明するということだと思います。 |
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記 者 |
例えば、事前の根回しとか、そういったところについてはどのように。 |
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知 事 |
どのようにといっても…… |
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記 者 |
するのかしないのかという部分ですけれども |
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知 事 |
今回も議会の事前の説明会で説明したりとか、そういうことをやっていけばいいのではないでしょうか。全員協議会の場とか随分設けてやっていますから、そういう場で理解してもらうようにすればいいのだと思います。 |
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記 者 |
今の森林税の対策、それから、地方振興局の再編が可決という見通しになったわけなのですけれども、紆余曲折があって議会中も相当突っ込んだ議論というのもあったと思うのですけれども、議論の中ではいろいろな懸念材料が示されたかと思うのですけれども、こういったことを示されながら可決になったという経緯も含めて、議論を振り返って知事としてどのように思っているのかというのを一つお聞きしたいと思います。 |
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知 事 |
午後ですからちょっと早いかもしれませんが、今回、可決してもらえれば中身が大変重要な問題を含んでいるので、議論は当然多方面に及ぶと思うのですが、そこでいろいろ出てきた懸念も含めてこちらでよく受け止めて、狙っている効果が産業振興なり、森林の整備なりできちんと出せるようにしていくのが、我々の仕事になりますので、それをしっかりとやっていきたいということです。 |
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記 者 |
実際に今回の広域生活圏の再編、それから産業振興という論点の出発点は人口減少という部分があると思いますし、そういう意味では、人口減少率の県内格差をどうしていくかという部分が出発点にあるのかと思うのですが、現実の問題としては産業振興対策よりもそういった格差が出ている、特に沿岸とか県北部でのいわゆる社会保障的なセーフティーネットの整備というのが先に来るような気もするのですけれども、併せてどのようなお考えをお持ちかお教えいただけますでしょうか。 |
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知 事 |
格差ばかりに目つけていると逆に広がっていくので、やはり産業振興のようなところにもっと力を入れて、それで今言ったような格差是正の問題も併せて取り組むということで、成長させる部分をもっと伸ばしていく必要があるのではないかという問題の捉え方ですけれども、人口減少の問題については、産業振興によりもう一回組み立てが可能ではないかということなので、格差是正にいい効果を出したいということです。 |
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記 者 |
地方振興局の議案が通りますと、今度、具体の人事作業が本格化すると思うのですが、そのあたり内部的にはどの程度詰めていかれるのか、今後のスケジュールが例年と違ってくるとは思うのですが、どのように考えていらっしゃるのか。 |
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知 事 |
人事作業は、特に、幹部についてはやはりそれなりの人を充てなくてはいけないと思いますので、少しそこを意識してやっていきたいと思いますけれども、いずれにしても年明けになります。今お話にあったように、本局、支局、それからセンターの間の定数をどうするかの問題、それから、近いうちに行革関係の計画を国に提出しますが、平成19年度以降の行革も睨んだ人事作業になりますので、少しそういうことを念頭に置いた作業をしていきたいと思います。スケジュールは、最終的には毎年と同じようなスケジュールで進めていくと思いますけれども、人事について言えば、ポイントになるところは少し早目にやっていかなければいけないだろうと思います。 |
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記 者 |
地方振興局の再編の問題なのですけれども、産業振興という面は非常に今回説明が丁寧にあったと思うのですけれども、反面行革の視点というのは、非常に私から見るとちょっと乏しいかと思いました。加えて300 人削減という具体的な数字が出てきたのですけれども、コストがどれぐらい振興局再編に伴って削減されるのかという部分がいまいち見えないかなという気がするのですけれども、今後、地方振興局が総合支局とか、あるいはセンターに移ることによって何億円ぐらいコストが減るかというふうな試算というのはもう出ているのでしょうか。 |
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知 事 |
外部に発表するようなしっかりとしたものはまだつくっていません。今後、発表するかどうかははっきりしませんけれども、人が減れば当然そこの部分でコストが減ってきます。それ以外にも様々な業務を現地で動かすということで、例えば、本庁と振興局の間の仕事を変えることによって、例えば、旅費等についても大きく変わってくると思いますけれども、通常それに伴って別の設備投資等も必要になってくるところもあります。というのは、一般的なIT化を進めて、吸収できるところは吸収していくのですが、振興局ごとに個別にやるというのはまた膨大な作業になるので、全体のIT化の中でそういう今言ったようなメリットを享受することになります。 |
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広聴広報課 |
他になければ、以上で記者会見を終わらせていただきます。 |
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次の定例記者会見は12月28日(水)の予定です。 |
(作成:広聴広報課)