知事記者会見記録

(平成17年7月25日 10時32分〜10時45分)


広聴広報課

 ただいまから記者会見を行います。             
 最初に知事からの発表事項があります。
 その後、幹事社さんの進行によりまして、皆様方からのご質問にお答えする形で進めさせていただきますので、よろしくお願いします。
 それでは、知事、お願いします。

知 事

 おはようございます。私の方から、お手元に発表資料があると思いますけれども、電子申請・汎用受付システムについて発表します。
 電子申請などのシステムについては、一部稼働しているものがありますけれども、今回、第1次稼働分として、お手元の資料の裏面に書いてある41項目について8月29日からシステムを稼働する予定です。これまでの窓口に来て申請する、あるいは郵送で申請するというものに加えまして、インターネットを通じてオンラインでも各種申請が行えるようになるということです。これによって、申請者側からしますと24時間365 日行政手続き等の申請が可能になるなどのメリットがありますし、それから我々としてもそのペーパーの中に書いてありますようなメリットが発生をするということです。
 今回は、第1次稼働分ということで41項目としてありますけれども、来年度中に第2次稼働分として利用可能手続きを拡大することによって、手続き件数のカバー率95%を目指したいと考えています。年間の届出件数が極めて少ないものなどについては、逆にそこの中からも除かれる可能性がありますので、第2次稼働分でも95%ぐらいということになると思いますけれども、できるだけ多くのものをこのシステムにのせて、利便性を向上させたいということです。
 それから、このシステム自体を御理解いただくために8月4日から公開テストを実施をします。詳細は岩手県の電子申請ボータルでお知らせするということですので、よろしくお願いします。
 私の方からの発表事項は以上です。

広聴広報課

 以上で知事からの発表を終わります。
 以降の進行につきましては幹事社さんにお願いします。
 それでは、よろしくお願いします。

幹事社

 本日は記者クラブを代表しての幹事社質問の用意がありませんので、各社から質問があればお願いいたします。 

記 者

 先日、地震情報が誤送信されたのですが、電子申請についても一部配信されたというようなお話を聞いたのですが、今回こういうミスを防ぐためにどういうことをやるのかということと、今回の誤送信についてのお考えをお聞かせください。

知 事

 誤送信はお詫びをするしかないので、大変申し訳なく思っています。それから、電子申請についてそういうことがないように事前に十分テストをしておきたいということと、それから、個人情報の関係も気になります。県の情報セキュリティーポリシーに基づいて運用するということになっていますが、個人情報の保護については万全の対策をとりたいと考えています。今、私が発表した、電子申請・汎用受付システムについては、金曜日に一部情報が流れたという話を今聞いたのですが、詳細は把握していません。地震情報について誤送信になったのは、二つに分けたうちの後半部分について、訓練だということを書いていなかったからでした。この点について対策をとりましたけれども、こちらの送信についても担当課でよく原因を突きとめさせて対策をとりたいと考えています。

記 者

 昨日、投票が行われました県議選の盛岡選挙区補選の結果についてどう受け止めていらっしゃるか、まずその勝敗のことと、それから投票率が極めて低かったということについてお伺いします。

知 事

 県議選ですけれども、結果として2大勢力により傾斜をするような形になったということで、公認あるいは支援している政党の勢いがそのまま出たような受け止め方をしています。社民党あるいは連合などの皆さん方にとっては、候補者はしっかりした候補者でしたけれども、今までの議席が得られなかったということでしたから、社民党の皆さん方にとってはショックだったでしょうけれども、やはり支援している政党の勢いの差がそのまま出たような気がします。
 それから、投票率は35.65%でということで著しく低い訳ですが、補選だからということもあまり言い訳にならないでしょうが、ただこれをどう考えるかというのはなかなか難しいですね。岩手県の過去の県議選補選の投票率は、2、3年前に岩手選挙区であった時から極端に低くなっていますが、それまではかなり高い投票率だったと記憶しています。これはやはり選ぶサイドの有権者の問題でもありますが、選管、それから候補者を出しているサイドの政党など関係者がみんなで考えなければいけない問題と思います。とにかくこういった補選であれ、やはり30%台の投票率というのをもっと深刻に受け止めなければいけないと思います。

記 者

 知事は、ローカル・マニフェストの推進とおっしゃっていますけれども、そういうものがこの選挙には馴染むかどうか難しいと思いますが、そういう政策論争がほとんどなかったように見受けられたのですが、そのあたりどういう方策があるとお考えでしょうか。

知 事

 県議会議員選挙よりも首長選挙の方がどうしても政策の明確な違いがわかりやすいので、マニフェストについては、首長選挙の方が一般的には馴染みやすいのでしょうけれども、各会派も政策立案に力を入れている訳なので、政策の違いを明確にするような努力があって良かったと思いますし、やはりそれが求められているのだろうと思います。

記 者

 今ちょうど選挙とマニフェストという話が出ましたので、お尋ねしておきます。
 21世紀臨調の今月初めの記者会見が東京でありましたけれども、知事はその中で地方分権について、これは具体的には三位一体についてだと思いますが、国政選挙、衆議院選挙の場合に現状では早急にマニフェストを点検して評価をしなければならないというお話をなさっていたかと思います。解散含みで政局が推移している中で、この三位一体に対する政党の取組み、評価を具体的に始める時期なのかなというふうにも思うのですけれども、いつ頃までにやるおつもりなのかというのをちょっとお聞かせいただければと思います。

知 事

 10月20日に政権与党のマニフェスト検証の大会があります。一昨年の総選挙の時に提示したマニフェストが基本線だと思います。全国知事会として評価をまとめるということで、今、内部で作業を進めています。それから、政党との意見交換会もできるだけ早い時期に実施する予定です。これは担当している委員会がありますので、そちらの方で今準備を進めていると思います。

記 者

 ただ、10月20日というお話ですけれども、政局によってはその1月ぐらい前に投票というパターンが想定されている訳なのですけれども、全国知事会として「闘う知事会」を標榜している知事あるいは21世紀臨調の立場で前倒しして国民の前にジャッジメントする必要があるのではないかと思いますが、やはり作業的にちょっと難しいということでしょうか。

知 事

 もし仮に総選挙になった時に次期マニフェストにどういうことを入れてもらわなければいけないのかということをはっきり政党に伝える必要があるので、政党との意見交換会は10月の検証大会よりももっと前倒しでやるべきであるということを麻生会長にも話していますし、会長もその意向です。担当する委員会もその意向なのでもっと早くやることがあると思います。
 それから、あと公式に発表する場は、今の予定ですと10月20日と聞いていますが、そこが一つ場だと思いますので、政局の方がどうなるか急な展開だと間に合わないことがあると思いますが、それ以前には政党と意見交換会でしっかりと意思は伝えることになると思います。

記 者

 全国的にアスベストの被害がかなり問題になっていますけれども、今後岩手県としてどういった対応を考えておられるのかということをお聞かせください。

知 事

 今週中にまた第2回目の会議を開いて、もう一回実態を把握し、その対策を協議することにしています。以前、岩手県や他の自治体でも、学校なり公共施設についてのアスベストの使用状況などを把握して、問題になった時点で当面の対策をとったのですが、基本的に当時の科学的な知見でやっていますから、どちらかというと一種の封じ込めのような形で措置をしているところが多いと思うので、今回、法律で完全に禁止されたということもあるので、もう一度今後とるべき対策をそこで協議したいと思っています。

広聴広報課

 他になければ、以上で記者会見を終わらせていただきます。  




次の定例記者会見は8月1日(月)の予定です。


  
                  (作成:広聴広報課)