知事記者会見記録

(平成17年6月21日 10時30分〜10時45分)


広聴広報課

 ただいまから記者会見を行います。
 本日は知事からの発表事項はございませんので、幹事社さんの進行によりまして皆様方からのご質問にお答えする形で進めさせていただきます。
 それでは、幹事社さん、よろしくお願いいたします。

幹事社

 本日は記者クラブを代表しての幹事社質問の用意がありませんので、各社から質問があればお願いいたします。 

記 者

 公正取引委員会が県発注の建設工事の談合疑惑について調査して、審査結果を今日、通知するということですが、詳しい内容は午後にかけて明らかになるのだろうと思いますけれども、これについて現在どう受け止めているかということと、昨年の会見でも話をされていましたが、県の関与といいますか、いわゆる「官製談合」の可能性はないとの認識でよろしいかということをお伺いします。

知 事

 まず、公正取引委員会の関係ですが、今日、立入検査をした関係会社に通知をするのではないかという話までは聞いています。まだ内容は聞いていないので、午後にでも私どもも内容を聞いた上で、必要であれば、会見で対応したいと思います。今時点では、昨年一斉に立入検査が行われましたので、そういう疑いが多分あったということだと思います。そのことについては、大変残念だと思っていますけれども、公正取引委員会がどういう判断を下すか聞いていないので、内容がわかった上で、必要であれば私自身が対応して構いません。
 それから、「官製談合」ということがあったのかどうかという話ですが、これは県としてはそういった「官製談合」と言われるような事実はないと考えています。

記 者

 もう一つお願いいたします。宮古市長選挙について、お二人の方が出ていらっしゃいます。どちらも知事と関係浅からぬというか、おつき合いある方だと思いますが、支援なり、支持なり、そういった知事のスタンスをお聞かせください。

知 事

 宮古市長選挙が間もなく始まるわけですけれども、この選挙については立候補予定者は2人だと言われていますが、両候補者に期待したいのは、是非、政策を具体的にわかりやすく提示した上で選挙戦を戦ってもらいたいと思います。両者ともそれぞれ経験や実績のある立派な方ですから、4年間という限られた期間で、一体その間に何するのかということを、数値などもはっきり入れたマニフェストをつくって、市民の皆さんに提示をして、そして支持を得るという、言われてみれば当たり前の話だと思いますけれども、そういうことを徹底していただく必要があるのではないかと考えています。今までそういう経験のない新人とは違うわけですから、是非、そういう選挙戦を期待をしたいと思います。公開討論会が近々にあると聞いていますから、是非、そういう場も活用して市民の皆さん方にその上で判断していただくのがいいのではないかと思っていますが、その上で私自身がどうするかということについては、特に県内の市長選挙ですから関与する気持ちは全くありません。そういう姿で市長選挙が行われることを期待しているということです。

記 者

 地方振興局と広域生活圏の再編の関係で市町村長との意見交換を始められて、賛成する意見もある一方で、かなり多くの人が疑問を呈しているのですが、今の段階でそういう市町村のご意見をどうお受け止めになって、今後の計画にどう反映させていくのかということと、あと入札関係で単純なミスが2件連続して相次いだり、精神病の患者の書類が遅れたりとか、結構そういうミスがこのところ出てきているのですが、そのあたりをどう受け止めていますか。

知 事

 まず1点目、広域生活圏と地方振興局の関係ですが、これについては特に市町村に事前にご意見を聞くというより、むしろこうした市町村長との意見交換会の場を通じて市町村長のご意見をいただくというプロセスを考えていましたので、当然大きな話ですし、市町村にとっても関わりがある事柄ですから、さまざまな意見が出てくるのは当然なので、むしろそういうご意見をできるだけいただいた上で、今後取りまとめていきたいという気持ちです。今のところ出されている意見は、ある程度予測していたようなご意見が多いのです。例えば、広域生活圏について圏域が広いのではないかといった意見が出ています。多分これから回る地域でもっとそういう声が出てくると思いますけれども、いろいろお話をお伺った上で、例えば、地方振興局でどういう仕事を市町村と役割分担するのかというような点について、より具体的な考え方をまとめて、次に提示するようなことが必要ではないかと思っています。いろいろお聞きしていて、やはり広域生活圏をどうするかということと、それを前提にした上で地方振興局をどういう形で構成していくのかというのは、事柄の性格が多少違うので、そこをしっかりと分けて次の建設的な議論につなげていくことが大事かと思いますので、そういう作業に移したいと思っています。
 それから、入札事務の関係は続けて起き、大変関係の皆さん方にご迷惑をおかけしましたので、申し訳なく思っています。改めてどうしてそういうミスが起きたのか、それからそういったことがないように職場の中で仕事の流れについて、もう一回見直しを厳しくするように言っています。あと精神病院についてのさまざまな届け出がなされていなかったりといったようなことも病院だけではなくて県の仕事の流れもよく見るようにということを言っています。それぞれ原因がいろいろあると思いますけれども、仕事の単純なミスと片づけないで、流れそのもので改善をしなければいけないところは次に二度とこういうことが起こらないように再発防止に向けての最善の事務の流れをつくり出していきたいと思っています。改めて関係の皆さん方にいろいろご迷惑をおかけしたのでお詫び申し上げたいと思います。

記 者

 ちょっと教育の関係で1点お聞きします。今年度の予算あるいは県政執行の中で、「ものづくり」と「人材育成」というのが大きな柱だったと思います。特に、「人づくり」という面でいいますと、学力向上がプロジェクト予算にも組まれましてお力を入れていた部分だと思います。その中に新規事業で学力向上に向けた懇話会の開催というのが入っていたと思います。新年度になって3カ月が経つわけなのですけれども、他の目玉とされていた事業に比べてどうも姿が見えない。これはどこまで進んでいて、どういうものなのか、今どういう状況なのかというのがもしわかればお聞きしたいです。

知 事

 懇話会を何回か今年やることにしていますけれども、今、準備作業をしているので、間もなく今年の懇話会の内容とかスケジュールが決まると思います。スケジュールをあまり詳しくまだ承知していないので、あとは教育委員会に聞いておいていただけますか。やり方は当然、教育委員とか、教育関係者、それから、懇談会の内容はできるだけ多く学校長とか、教頭とか、そういう教育関係者の皆様方に聞いてもらうように、教育委員会で設定していると思いますが、その上で教育の根幹に関わる部分について造詣深い人たちとの懇談を今人選も含めて考えているところだと思います。

記 者

 事務局の話ですと、夏休み前はちょっと厳しいかなというお話もあるようですし、懇談会の目的自体がどうも当初の考え方とは議論していく中で大分変わってきたのだと思うのですけれども、実際問題としてこの時期まで開かれていないというスピード感、この辺は知事どのようにお考えでしょうか。

知 事

 これが5月、6月に開かれていて、それで7月に開かれないというのはどうかということはありますけれども、1年経って質、中身を問えば良いのではないかと思います。

記 者

 今日から県庁でも始まったクール・ビズなのですが、増田知事のセンスが一番いいという声も既に上がっているのですが、庁議の幹部の皆さん等の反応をどういうふうに感じられますか。

知 事

 お断りしなくてはいけないのですが、今、ラフな格好をしていまして、この服装は9月の初めぐらいまでですかね。関西とか関東の方と大分気候も違うので、向こうとは別にここの気候に合わせてやればいいと思うのですが、ねらいを改めて申し上げますとCO2削減など地球環境対策ということなので、要はクーラー、冷房をできるだけこの庁舎で入れないようにしたいということです。服装については、私は自由でいいと思うのです。あまり見苦しい格好だけはしないようにということだけを心がけてもらえば、あとは職員のセンスでということです。恐縮ですけれども、記者クラブも含めて庁内で働く方々にできるだけ冷房は入れないようにと言っていますので、庁内で働いている職員は暑くなりますので、こういう楽な格好をお許しをいただきたいと思います。
 その上で、服装については、今朝の庁議で幹部が軽装になっていましたけれども、やはり上司の人間がずっとぴしっとネクタイ締めたりしていると、職場の職員はやりづらいだろうということで、強制するものではありませんけれども、幹部の皆さんにはその趣旨の徹底と、それからあとできるだけ服装を自由にしていただけるような環境づくりをお願いしておきましたので、あとはそれぞれ自由にしていただければと思います。ちなみに、私の着ているのはふだん着ているシャツをそのまま着てきたのですけれども、こういうシャツは県庁に今まで着てきたことはないのですが、当面こういう格好でいかせていただきたいと思います。
 今日は、「ミス納豆」が表敬に来るので、その時だけはネクタイは締めませんけれども、上着だけは着た方がいいかなと思い、上着は持ってきました。
 それから、今日は議会があるので、その時にはきちんとネクタイを締めて行くつもりにしています。

広聴広報課

 他になければ、以上で記者会見を終わらせていただきます。  




次の定例記者会見は7月4日(月)の予定です。


  
                  (作成:広聴広報課)